FC2ブログ
2017_06
02
(Fri)15:04

訃報と10月の演奏会。

 指揮者のイルジー・ビュロフラーベクが亡くなった。71歳。指揮者の没年としては、若い方だと思う。たいへんに残念だ。

 チェコの有名指揮者で、少し前に、NHK交響楽団を振りに来て大変素晴らしい演奏をし、評判で3日間の定期公演中、あとになるほど人が増え、あのNHKホールが当日券がものすごく出た(完売で入れなかった人も)という、近年めずらしい指揮者だった。
 超一流か? といわれると、どっちだかなーという感じだが、私は好きで、まぁ、「上の世代の指揮者」である。
 実際、N響での演奏は、とても「好き」だった。

 そのビュロフラーベクが、長い付き合いの手兵、チェコ・フィルを率いて10月に来日。そして、ドヴォルジャークのチェロ協奏曲とブラームスの交響曲第4番を演奏する、というので。チケット代、高いな高いなーと思いながら、思い切って購入。何故なら、ソリストはジャン=ギアン・ケラスだし。曲もこれだし・・・というので。

 で、そういう人多いと思う。
 まずは、訃報に「残念。冥福を祈ります」。次に、「ええ~! 困った」である。
 もちろん指揮者は代役を立てるのだろうけれども、怖いのは呼びやさんが某・・であること。大手だけに、自分とこの簡単に呼べる人を差し替えて(ご自分たちは「格が高い・人気がある」と信じているところの)くることだ。
 ズェデニク・マーカル(『のだめカンタービレ』の映画版に、ヴィエラ先生役で登場しているので、こっち方面ファンには顔なじみなんだな実は)や、インバル(<っていう可能性はないだろう。いろいろ)ならまだしも・・・某Kや某Yだったら最悪。金返せもんだ。百歩譲って、アシュケナージでも。。。いいか。

 ただ、聴き手のキモチはどうあれ、オーケストラの楽員たちは、マーカルやアシュケナージより某Kとか某Yの方がいいかもしれないんだよ。それはまぁいろいろとね。でも、私しゃヤダぞー。

 ケラス-チェコ・フィル-ビェロフラーベクの三角形を楽しみにしていた身としては、とてもとても残念。
 そして、音楽界はまた、一人。貴重な時代の指揮者を失ったのです。

                     ・・・
 これとは別に、著名な弦楽器製作家であるルカ・プリモンも急逝している。
 この人はもっと若くて、才能があり素晴らしい指導者であり製作家だった。日本の才能ある(現在の)中堅をたくさん育ててもくれた人だ。こちらは、業界に激震走ってます。ご冥福を祈ります。 
2016_12
06
(Tue)17:45

天才という少女

 “天才”といわれる人たちの演奏を聴いていると、それが例えばCDとかだと、演奏者の年齢を忘れてしまう瞬間がある。
 音楽というのは、その人の経験や感性やその他・・・が如実に表れるものなので、例えばベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲などは、差別発言じゃーと言われるのを承知で言うと、「女・子どもの弾くもんじゃねーよ」とある人が言っていたりもするわけだ。
 だからといって、無駄にトシ取ってても仕方ない。それは「馬齢を重ねる」とゆーんだよ、才能ないって気づけよ、とか私が言っちゃいかんか。

 いや、自分が「才能ないし」と気づいて演奏活動からは足を洗った人間なもんで(その分、アマチュアとして楽しくやってるので、それはそっちの方が幸せだったんだろう)、やっぱり、【才能】には弱い。これは、芸術芸事に関わりのある人間はみんな、そうだろう。そうでない人だって、圧倒的な才能には惹かれるんだから、少しでもその世界を知ってる人間には、もう、腰砕けなんてものじゃないに違いない、とも思うんだよね。

 で。
 自分の耳にはある程度自信があったりする(経験値ともいう)ので、作られた才能には興味がないんだけれども(興味はないけど仕事はする。そりゃーだって仕事だもん)、稀に自分が惚れちゃう人もいるわけで。
 ただその極端に反対の人・・・努力することで才能を開花させていくタイプの人・・・これは、年を経るごとに一つずつ扉を開けるように実力を増していくタイプ。著名な日本人でも何人かそのタイプの人がいると思う。
 わかりやすい例でいえば役者さんなんかにもいますねー。で、私は実はこのタイプに弱い。ファンをやっている相手は、ほとんどがこのタイプ。その進化というか変化が面白くてファンをやっていたりもしますので。

 ただなー。
 こういうCD聴くとなー。
 17歳のムスメとはとても思えない表情がふっと音にあるわけよ。いくつだキミは。と思ってしまうわけよ。某「真田丸」を弾いている彼が18歳で出てきた時も、そう思ったけどね。

 マンガや小説の世界ではないけれども、世界中のコンクールとかで会う彼女たちは、それこそまだ年齢一桁のチビの頃から、自分の意志でヴァイオリンを構えている。環境ももちろん大事だけど、時折、垣間見える輝き、というのに人は魅せられるのだろうかね。
 天才の大量生産には興味がない。だってねー、仕事で会ってる人、ほとんどが才能の塊みたいな人たちなんですからして。その物凄い世界の中から、さらに図抜けていく人/もとからずば抜けている人というのがいるわけで、これが普通の子にも起こるところが、クラシック音楽の世界と異なる、芸能界とかの魅力なのかもしれないすね。

 この彼女は環境の産物ともいえる天才。音楽一家として著名な4代目。曽祖父は歌謡の時代を作った一人、服部良一。祖父が服部克久、そして父は今年の大河ドラマ『真田丸』の作曲家でもある服部隆之、母エリはヴァイオリニストだ。小学生の頃からコンクールの常連、中学生で世界的コンクールのジュニア部門で優勝、また各国を演奏活動で飛び回ってきた。現在、高校生。・・・こう書くと「すごいね」となりそうだけど、個人的な印象では“意志の人”。話をしたことはないけど、小学生の頃から見聴きしてた印象。さてどんな音楽人生を歩むんだろう。先週、リサイタル。2016年10月、CDデビュー。

 服部百音(もね)*ヴァイオリン
  /ワックスマン「カルメン・ファンタジー」 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
  /ブリバエフ指揮、ベルリン・ドイツ交響楽団

 このショスタコーヴィチが凄いよ。
2016_06
12
(Sun)14:04

サンダーバード

 タイトルの件が私の周りで話題になっている。
 まぁ年代的にねー。
 音楽が好きで、オープニングが好きで、あの【基地】にワクワクした身としては、通勤途中にある東×新社の社屋にペイントされているサンダーバードとか、自社の営業車を2号に塗装した成り切り振りとかに、ワクワクしてしまうわけです。

 さて、その新録音のオーケストラ版CDが出まして、いつもの日本フィルハーモニー交響楽団が演奏しています。
 歌も、某方面で人気のIL DAVEが歌っていたりしますサントラ版です。

 で、それのコンサートが8月にあるのだな。「名曲コンサート」の1回ですが、「お父さんたちの夏休み」というサブタイトルが付いていまして、(まだチケット買ってないけど)私は行く予定です。演奏はきっとオケもノリノリで楽しいに違いない♪ と勝手に決めております。
 ご一緒する方、いらっしゃいませんか?

 ご家庭サービスされる方々には微妙な日程ですが、まぁ「親子ご一緒」にもよいのではないかと思います。きっと楽しくて贅沢だと思います。料金は4,000~6,000円とかですし、フルオーケストラです。お子様半額です。
 私は“ヤマトなお友だち”と一緒に行ってる予定ですので、お見かけになったらお声かけてくださいませね(いや、オケの人と遊んでるかもしれませんが)。

 2016年8月21日(日)14時開演 池袋/東京芸術劇場大ホール
 日本フィルハーモニー交響楽団 名曲コンサート

 
20160611_thunderbirds.jpg


 ★ついでに『スター・ウォーズ』も『インディー・ジョーンズ』もやります! スター・ウォーズとか、プロの方は大得意ですね♪
2016_02
23
(Tue)00:12

日曜日のアノ人♪

 このあいだ拍手コメントをいただいたS様。2月前半は、ほぼ死に体くらい時間がなかったのでお返事遅くなってごめんなさい。
 あぁそういえばこの話題をしてなかったなーと思い、ふふふ。

 NHK大河ドラマ好きは世に多いと思いますし、なぁんとなく見ている方もいらっしゃるでしょう。でも、今回、始まった途端に、ヴァイオリンのソロがどどーんと来るって人、結構、多いです。あぁぁ生で聴きたかったなl(って生の演奏会もありますよ、オーケストラは違うけど、宮崎で5月に、指揮者とソリストは同じで、オケは彼の先輩の実力派のおにーさまやおねーさまたちが演奏するというイベントが)。

 服部隆之さんがおっしゃっているように、原点回帰。確かに、「花の生涯」とか、在りし日の大河ドラマの音楽は本当に素晴らしかったし、またそれを書く人々というのは、ここにこの人あり、というような現代音楽の若手代表のような方々ばかりだった(現在ではほとんど「重鎮」となっておられる、、かまたは亡くなっておられる)。
 戦うように、たしかに。
 低音の鳴り、高音への激しいスピン、って、もうなんてことないように聴こえますが、これ、本当に超絶技巧なのよ。よく弾けるよねーっって感じ。それと、戦国武将の孤独、といいますか、才能のある人っていうのもある意味孤独なんで、ご本人が意識しているかどうかはわからないですが、聴いてるこっちはばんばん伝わってくる、なんか共感めいたもの。いやほんと、すごいです。

 というか、これ、すごいことですね。ましてや天下のNHKですからね。う〜ん、、、

 管理人が以前からこのblogで騒いでいた天才ヴァイオリン奏者氏です。なんかねー、某O栗くんの兄貴分の俳優さんも朝の連ドラで超めじゃーになっちゃったし、私って意外とミーハーなのか? それとも、、、

 三浦文彰のヴァイオリンは本当にいいです。子どものくせに色っぽいです(ってもう22か!)。20歳になったとき、ようやくお酒飲めるね、はい先週から大丈夫です、なんて話をしたのがついこのあいだだったのに! でも相変わらず少年ぽいし、でも年齢超越してるっぽいし。
 ということで、ヤマ友と2人(最近もう1人加わって3人のことが多い)、彼の追っかけを自負しとります。
 今年は大々的にメジャー化予定だそうなので、全国の近所で演奏会がある皆さん、是非、生演奏も聴いてくださいね。CDも買ってね(うう)。

 2月にピアニストの辻井伸行くんとのツアーがあるのですが、これはほぼ発売してすぐに完売! でも春以降、結構、コンサートあります♪ あまり遠いの以外はほぼ全部いく予定♪

ということで、今後も真田丸には注目だ(<って趣旨が一貫しとらんけど)
 
2016_01
26
(Tue)23:13

今日のおシゴト

 日がな演奏会を聴いてばかりいるのがシゴトというわけではない。
 私のおシゴトは「音楽関係」という以外はナイショだけど、以前はたまにはアニメ業界関係のシゴトとかもしていた。「復活編」の頃ですね。

 たま〜に、アーティストさんの「撮影」とかいうことがある。もちろん私が撮るわけではなくて、撮るのはフォトグラファーさんだ。
 話がそれるが、「カメラマン」と「フォトグラファー(写真家、とも言う)」の違いってわかりますか? グラフィックのフォトグラファーも、たいていの場合は「カメラマン」と呼ばれていますが、私の昔の知人で、そう呼ばれるのを物凄く嫌ったヒトがいて、それ以来、違和感はありますが「フォトグラファー」と言ってます。

 カメラマン=映画や動画のカメラを回すヒト
 フォトグラファー=俗に言う《写真》を撮るヒト

です。まぁ英語でいえば「まんま」なんですけど。

 というので、撮影。スタジオに行って、お洋服を選んで、色を決めて、コンセプトを決めて、ポーズを作っていく。始まる前に「メイク」ということもある(女性の場合、この「メイク」が撮影時間の半分以上を占めることもある)。これらすべてを「事前に」やっておく場合もあるけど、音楽業界の場合は、まぁ稀だ。その場合、メイクアップアーティストとかスタイリストとかが選んだり持ってきたりするんだけど、音楽業界だと、お洋服は自前。どんな風に撮ってほしいか、または撮りたいかをフォトグラファーと相談。バックの色とかを決め、はい、撮影。おしまい。

 簡単だけど変化がつかない。なかなか難しい。
 だけど、楽器を弾く、というシーンを中に加える。または楽器を持つ、楽器と戯れる、というのをやると、皆、別人のように表情が変化する。これ、本当にすごい。

 というので、今日は1時間だけ、スタジオじゃなくてホールの中を借りて「撮影」を拝見して、大変楽しうございました♪
 そのあと、新春懇親会があって、200人くらいが集まって、名刺配ったり貰ったり挨拶しまくった。疲れるどころか楽しかった(珍しい)。このギョーカイも知己が多くなったなぁ、と思った今日このごろでした。