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2017_07
18
(Tue)16:51

三連休はコンサートと映画!

 タイトルどおり。
 久しぶりに仕事しなかったなー。(笑)

 ただ、会社には行きましたともさ。雑務いろいろあったしね。
 で、オーケストラの練習があり、コンサートもあり、で1日に2コマ3コマは普通です。ぼーっと過ごすっつことがないな私。

 コンサート2本とオーケストラの練習は良いとして。
 オケの練習が日曜の朝9時から12時という乱暴な時間帯なのです。お昼食べに入って、もうそこで皆で飲むでしょ? そのままずっと飲むでしょ??? っていうこともあるし、そのまままた練習に行く人もいれば、仕事に行く人もいるわけです。私は映画に行きました。

 面白かったよー、どっちも。

 『忍びの国』

 『銀魂』

 この2本。1本目は、原作者が好きだから見た。『のぼうの城』とかさいっこーでしたからね。
ところが日曜のゆうがたっつのに、妙に若い女の子連れが多い。・・・ん? と思ったらこれ、大野智くんが主演だったのだったです。嵐だよ、そっか。・・・でも上手かったすね。あんまりそれ、意識せずに最後まで見れました。

 ところで『銀魂』。これはアニメは当然、見てたわけなのですが、実写版? まじすか、という感じでいたのですが、小栗くん主演ですから、当然、観る。しかも1週間目、新宿ピカデリーで「スクリーン1」で。見れましたー! 万歳。
 いやぁ、なんというか。
 ヤマトファンなら見た方がいっすよ。アニメネタ4本は確実に(真面目に)入ってます。ど真ん中のもあるし(笑)。
 俳優さんが豪華キャストだってのは、もともと聞いてましたが、それ、すごすぎました。・・・もう1回観るか? というとん???という感じではありますが(でもまぁもう1回くらい見てもよいか)、中身濃かったし、とても楽しめた映画でした。
 皆さん、観るべし!

 ははは。
2016_01
28
(Thu)02:38

悲しみのウルトラマン

 他地域の方々、ごめんなさい、なのですが、現在、関東ではJR東日本による「ウルトラマンスタンプラリー」が行われています。都内23区を中心に山手線と中央線、さらにその延長上の東北線、赤羽・尾久・取手(って埼玉と千葉だよな)までの主な駅(なぜか山手線の中で、鶯谷だけは参加してません)。70駅くらいでしょうかね。
 10駅制覇するとステッカーが貰える。ピンバッチは500円買い物をすれば貰えるはずが、、、(後述)。
 全駅制覇すると、いくつかの特典があり抽選でまたいいこともある。

 最初あんまりやる気はなかったのですが、最寄駅が参加駅だし、ポスターとファイルがなかなか素敵だったので、リフィルをもらって、台帳をもらい、1/17の週からスタートしました。
 決めた「自分ルール」が、「わざわざスタンプを貰いに【だけ】の乗降はしない」ということ。常に仕事に持って歩き、乗り換えや降車駅で外に出てハンコを押していく、ということにしました。駅の改札外なので、反対側の出口に出た時は、えらく歩くことになりますが、これは時間がある限り、対応する。・・・まぁ"ゆるいルール"なので、そのうち「あそこの駅は行ってないから行ってスタンプだけ押してこよう」となるのは目に見えてたんですけどね。

スタンプラリー2
なかなかオシャレだし、触感も良い紙で作られていて傷みにくい。それもやる気になった一つです。

スタンプラリー1
後ろの「何駅」と書いた冊子部分と、「とりあえず10個」の前部分に分かれていて、毎回、2個ずつスタンプを押していきます。

 私の進捗状況では、1週目の「科特隊ピンバッヂ」は諦めて、2週目の「ウルトラ警備隊」狙いです。シリーズ中、ご多分にもれず一番好きなのは「セブン」なので、当然でしょう。
 1個目は中野駅(1/20)。仙台出張用の切符を買いに来た時。それから御茶ノ水駅(1/21)、これは御茶ノ水口からすぐの「楽器店街」のお客さんに用事があったため、夕方出かけてきた時に。続いて、上野の芸大に仕事に行った時に、赤坂の会社から銀座線乗り継ぎで新橋駅(1/22)。そしてその日の帰りに上野駅(1/22)。この「上野」が、いろいろな口があってそれぞれがつながっていないので、習熟していないとわかりにくい駅ですが、公園口を使うのにスタンプラリーは入谷口。ほぼ1週、歩いてしまいました。
 それから新宿。昨日書いた"撮影"用のお洋服を下見に、東口のデパートや路面店へ(1/25)。これは東口中央の出たとこすぐにあったのでOKOK。それから仕事で杉並公会堂へリハーサルを見学して人に会う、というわけで荻窪駅(1/25)。夜はたまたま業界の先輩と飲み会が西荻窪(1/25)。それから今夜の待ち合わせが中央線方面だったので、サントリーホールから南北線・乗り換えが四ツ谷駅(1/27)。
 ここまで来てあと3つ。第2期のエンドが今週末ですが、今週末はオケの練習とコンサートを聴きに行く仕事が2本で、とてもハンコ押しに行けない。今日の夜はたまたま高円寺で待ち合わせで、高円寺は「ゴール駅」の一つなのですね。あと二つで10個だ!
 それで「自分ルール」破りをすることにしました。阿佐ケ谷駅で下車したんです(1/27)。ここで外に出てハンコを押し、再度中央線に乗って、高円寺駅へ降り、スタンプ。無事10個揃いました。中央線外側制覇にはあと「東中野」を残すだけになりました。

 で、ほくほくとゴールを決め、NewDaysへ行こうとしたら。その前にぺたりと無情な張り紙が。。。「特典配布枚数は完売しました」。。駅の係員の方がとても気の毒そうにスタンプの場所を教えてくれたあと、それなら他の駅に朝から突撃だと思って聞いてみたところ、「2日目に全駅完売」とのこと。。。なんだとー。各店舗1,000でトータル10,000用意されていたのが2日目に無くなったって、、すごくない? 売ってるはずのオフィシャル手帳もどこ行っても完売で、ほとんどの店が、「即日完売」だったのはあとで知った。。。うひゃぁ。(しくしく)
 なのでタイトルが「悲しみのウルトラマン」なんすよー。科特隊が無理でもウルトラ警備隊のピンバッチ欲しかったなぁぁ。

 ということでまだ2月26日まで、スタンプラリーは続きます。
 これから外に出ないで詰める時期に入るので、これ以上あんまりスタンプは増えないと思いますが、2月の後半はまた動けるので、コンサートに行く時とか、打ち合わせとかなんとかかんとかの時に、どんどん増やしていこうと思っています。ただ、あとは全駅制覇しないと何も出ないので、それは無理(わざわざ尾久とか取手とか羽田空港第1ビルとか行かないもん)、、、いや、あっちの仕事を受ければ行くか?>羽田空港 あとどのくらい増えるでしょうか。請うご期待¡

 ちなみに「都内乗り降りフリーパス」なるものがあります。地方から来た時に「都内周遊乗車券」でいつも上京してレッスンとか行ってたから、それの都内版。効率よく回りたい人は、それを使ってるケースが多いみたいですね。もちろん中には私のように、勤め途中のサラリーマンもたくさんいらっしゃいます。コート着てスーツケース持って、ささっとスタンプ押して去っていく、、、なんて人も何人も見かけました。
 それを思うに、ファン層が広い、不変のものというのはすごいなぁと思うのでした。子どもも、親子連れも女の子同士もオタクも、お爺さんやおばさんもいます。客層、広っ、と思いますねしみじみ。

 1/27現在、10駅制覇。さてどこまで増えるやら。(あと5つくらいかな?)
2016_01
11
(Mon)19:41

初芝居 2016

 「星の王子さま」を観てきました。
 北千住のシアター1010。わりと好きな劇場なんだな。

 詳しい情報は→ これ です
 
が、東京公演は今日で終わり。あとは1週間空いて、大阪公演かな。埼玉公演、福井公演なども終わってます。

 キャストが素晴らしくってね〜。王子役の昆夏美さんがともかく素晴らしい。レ・ミゼとかに出てらした方です。
伊礼彼方さんは何度か観てたし、廣川三憲さんも味があって上手かった。ともかく歌、すっごーいですね。

 実は作曲が知人で、そういう縁もあり。ピアノ・コントラバス・ギターという生演奏で、シンプルな音、とても素敵でした。現代音楽であり心にしみるメロディーであり。こういうの書かせたらこの方は本当に素晴らしい。
 ということもあってね、高校の同期の仲間と現地で会って、そのまま蕎麦屋でプチ新年会♪ 楽しかったな〜。3時間くらいいろいろ話して、日比谷線でそれぞれ帰りました♪(行きは千代田線だったんだけどね)

・ ・ ・

 しかし実は金曜の夜から熱っぽくて、昼はダルい、朝は動けない。今日も唇がぼろぼろに乾いてしまっているので、薬用リップを塗り塗りしたりし、それでもやっぱりだるいので、夕方からは仕事に行かず、家に帰ってきた次第。三連休でオケの練習が2回あったんだけど、どちらも行けず、、、今年は真面目にヴァイオリンやろうと思ったのに、早くから挫折してますなぁ。それでもねぇ、やっぱり月〜金とキリキリ働くと土曜日になるとほぼ半日寝込む、日曜日は朝、起きられない。夕方からまた翌週の準備で会社に行く、、、というのを繰り返していると。われながらよく働くなぁと思う。。。よっぽど仕事できないみたいじゃない?

 年末年始と休んでいる間、寝室周りの本(主にマンガ)を読み尽くしてしまって、家の中のどこから掘り起こそうかと思っているところ。本もマンガも膨大にある家だけど、繰り返し読みをするので、なかなか捨てられない。ただ、最近は、掘り出しをやっていて、「あまり好きでない」ものは捨てるようにしている。仕分けしていると、いつまでも終わらないですもんね。・・・困るのが、1巻2巻はあるけど、6巻と8巻だけで残りはどっか行っちゃったとか。最終巻だけ見当たらないとか。。。すっごい悔しい、というか読みたいですよねぇ。
 いま、見つからなくてちょと悲しいのが、「幸村殿、艶にて候」。ずいぶん古い文庫だけど、「フジミ」の秋月こおさんの徳間から出てたシリーズの1作で、「要人警護」と並んで大好きなシリーズですね。私の歴女マイブームは、この佐助くんが原点であります。。。が、思いっきりBLです(笑)。ただ、こおさんの作品の特徴は、BL部分を飛ばして読んでも面白い、ということ。それだけ書ける人だということで、濃厚な気分じゃない時は、ストーリーだけ追っかけて楽しんでおりまする。これが、1・3・7しか見当たらない。まぁ最初と最後があるからいっか、ということにし、この間、ようやく見つかった「ライジング!」の最終巻でラッキー。あとは「Asuka1637」をどこにしまったかしらん。

 あるものは、まとめて並べてあるんですが、入りきらないものや、その時完結してないものは、あとのものだけどっかに混ざることになるんで。昨夜は樹なつみさんの「獣王星」一気読みをしたので、次はアレを探そうっと。
2014_06
03
(Tue)21:55

ガテンな兄さんたち。

 数週間前から、住んでいるマンションの「大規模改修工事」が始まっている。
 というか、もうだいぶん以前から、「企画し、プレゼンを聞き、選定し、相談し」して何度も委員会や総会が行われ、ようやくこの4月に着手した。
 バブルの頃に計画された、やたらと凝りまくったマンションなので、やたら費用や手間暇がかかる。例えば壁は、焼きこんだ土の煉瓦を組み合わせてあったりする。レイアウトも、単純な立方体ではなく、部屋によって、ものすごく間取りが違う上、それが入り組んでかみ合わされているのだ。修繕しにくいのである。

 ただ、それが気に入って購入した人も多い&痛み始めると大変なので、かなり気合を入れて行わなければならない……ということで、スタートが遅れた(<意味不明・笑)。

 ともあれ、大規模改修が始まったのだが、住民が住みながら行う内部外部の工事のため、この工夫やノウハウたるや、ものすごい蓄積がある、と毎日感じている。
 まずは事前説明。
 近くに設けられた連絡事務所(まるで、刑事事件の現地指揮所みたい)。責任者の所在、日々の進捗状況の連絡と、日々変化する(天候なんかでね)ことへの伝達。

 入口が二か所あるのと、それがまた地上と地下だったりするものだから、正面玄関を入った中庭の横と、エレベーターの中が主な伝達場所だ。
 「お洗濯もの干してもいいよ情報」の掲示板は、「なぁるほどー」と思う工夫が凝らされていて、非常に親切。かつ楽しい。……これも会社のノウハウだろうから、写真を撮ろうと思ったけど、やめた。いちおう、企業ヒミツよね♪

                         ・・・
 始まって数日経ったところで、櫓(やぐら)が組まれた。トビ職な人々がこの日は、まるで空中浮遊みたいに歩いている。う~ん、人間ってこんなに三次元に仕事できるものなのねー。

 最初に見て思ったのは、「登りたい……」だった。
 だって、ねぇ。当然でしょう。
 渡されたパイプの間から、屋上へ抜けるハシゴあり。ここを伝っていけば、上に出られるのだ。うひひ。いいなー。

 …もちろん、私はオトナなので、そんなバカなことはいたしません。それに、お尻がひっかかって通れなかったり、降りられなくなって、ヒトサマにご迷惑をかけたりしたら、やばいです。夜なら誰もいないから、もぐりこんで登ってもばれないとは思うんだけどね。。。帰りはエレベータ使えばいいしさ。。。うう誘惑誘惑。……私って子ども?

0525_工事中21m

 ともあれ、おにーさんたちは、ここを、時々、必要最低限(あんまり、とてとてと歩くとうるさいからです)軽い足取りで飛ぶように歩いて、上と下で声をかわしながら、オシゴトされています。
 それに、この会社、ものすごくしつけがよろしくて(^_^)。道で会っても、車のよこ通り過ぎても、みなさん、明るく元気! それに、楽しそうに仕事なさっているんですよねー。これも業務規程なのかもしれないけど、それにしても、おそらく本気でしょう。会社の雰囲気も良いのじゃなければ、あんな顔できないとおもうな。

 ある日。
 私は普通のサラリーマンより出勤が遅いので、エレベータの中で、雨に濡れないように地下にしまってあった資材を屋上に運んでる3人のガテンな兄さんたちに遭遇。一緒のエレベータで下降しました(現在、階段と地下の通路は通行止めなので、エレベータしか上下の移動手段が無い)♪
 「おはよーございますっ」とニコニコ。
 そのうちの一人は、それでも日本人かっ! ってくらい真っ黒な顔や手足をしていたけど、そうでなくとも皆さん、真っ黒けっけです。一様に手拭いを頭に巻き、笑顔の素敵なおにーさんたち。本当は写真撮らせてもらいたかったけどなー(<どういうミーハーやねん自分)。

 ……ということで、今日も大規模改修工事は続いています。
(雨とか、思わぬ部分の欠損とかで、少々遅れ気味らしいけど、毎日、会えばこちらも元気になる。おにーさんたち、ありがとう)
2014_02
06
(Thu)23:46

ある作家の、有名作品について。

 昨日は音楽業界が震撼した1日だった。
 私のところにも、いくつか問い合わせが来たりもしたが、今は、答える立場にない。生ぬるく見守るしかない、というのが正直なところだろうか。仕事で接する人々の中にも、関わった人は多く、週刊誌に記事を書いたK氏が記者発表で行ったように、「多くの人が加害者で被害者」だという現状だ。

 しかし、このきっかけの一つになった義手の少女を主役にした絵本が発行停止になったり、「交響曲第1番HIROSHIMA」のレンタルが禁止になったり(<つまり公共の場では全く演奏できなくなる)。それは問題が違うのではないか。読者は読む権利を、奏者は演奏する権利を、そして聴衆はそれを受け取る権利がある。……生“図書館戦争”か!? 曲にも、作品にも、罪はない。

                  ・・・
 さて、まったく真逆の話をしよう。
 真逆に見えるだろうが、私は根本は同じだと思っている。

 以前、このblogで、ある作家の作品を面白いと言い、一気読みし、家人にもヤマ友にも勧め、そして皆、ハマって感動の涙を流した。
 その作品から受け取ったメッセージは、戦争というものの嘘と無意味と、命の大切さを包括したものだ、と感じたからだった。
 そして多くの人々に伝播したそれは、同じように感じた多くの読者を得てベストセラーになり、コミカライズされ、そして、映画化されてまたこの動員数もすごかった。

 『永遠の0(ゼロ)』

 しかし私は、あの感動を返せ! と言わざるを得ない。
 感想を書こうと思った矢先の、安倍首相との対談。そして昨日の、東京都知事選挙での、ある候補者への応援演説のセリフ。

 作家のセリフには公共性があると思う。

 これは、「言葉」を商売にする人が気を付けなければならないことだ。影響力がふつうではないのだ。だからそれを利用しようとする人もいれば、マチガウ人もいる。
 皆が皆、自ら考え、汲み取る者ばかりではない。そこまで、人は賢くはなっていないのだ、日本の社会で。だから簡単に、マスコミに操作され、ネットの情報に踊らされ、作家の言葉に踊る。

 私は二度と、百田尚樹を認めない。
 これ以降、彼の作品も読まない。
 私はある作家作品が面白いと思ったら、他の作品もどんどん読んでいく方で、ほとんどの文庫化された彼の作品は読んだが、そこから得た感動は、すべて反転してしまった。

 だから、推薦したことを後悔する。
 中からくみ取ったものは嘘ではないと信じたかったが、それは読み手の心の中にあるものだ。

 作品が優れていれば、何を言っても書いてもよい、とは思わない。
 これは、(私・基準で)音楽と文学の大きな違い。
 その、メディアとしての手法の違い。存在そのものの違い。

 音楽は、抽象的である。具象化・記号化されない。
 言葉は、直接、何かを語る。意図しないうちに、誘導される。

 危険な存在。

とまぁこれは書いておきたかった。
作家は、社会的存在だ。……もっと、自覚してほしいなと思い、いや自覚しているからこそ、妙な自負に足を取られるのかもしれないとも思ったりして。

 反論がある方、どうぞ。お答えするとは限りませんが(忙しいので)。