spacelib:詠み人知らず(嘘)/復活篇の森雪
お久しぶりでございます(_ _)。
weblogについては日々学んでいる今週ですが、weblog書くことからはすっかり遠ざかっている今日このごろ、そろそろ夏も盛りを過ぎようとしています(?)
タイトルを「よみびとしらず」にしたのは、最近個人的に“日本の中世・マイブーム!”だからですが、もひとつ理由があります(後述・笑)。
さて新作が上がりました。とっくに読みました、という人もおられるかもしれませんが、おそらく、古代進&森雪ファンの方は此処にはあまり立ち寄らないかもしれない、という危惧がありますので、そういう方には是非、お読みいただきたい、と思うお話です。アップされてから少々お時間が過ぎましたが、力入れてご紹介したいわけなのですよ。
短いお話です。
机上に、白い制帽があった。
艦長だけが被ることを許されたそれは、軍艦乗りの夫を持つユキにとって見慣れたものだ。
・・・
内側には名が記されていた。
古代 雪。
雲の行方 (←ここからリンク)
胡蝶の夢~夢の覚書
引用でおわかりのように『復活篇』における雪の物語です。
もちろん作者は「胡蝶の夢」のポトスさんなのですが、「よみびとしらず」、なんて言ってみたのは、ふだんの作品を読まれたり彼女の作品のファンの方には「え?」と思う話かもと思ったからです。つまり、真田さんのファンでもなく、ポトスさんのファンでもない人にも、是非読んでいただきたい。いや作者充てクイズしたらわからないかもしれない。
古代進と森雪の話です。
しかも、雪のモノローグだけなのに、『復活篇』の世界が目の前に広がっていく。ただ彼女は立ち尽くし、二つのシーンで物思うだけなのですが、そこに古代進との深いつながりと彼女の生き様が見えるような心持がし、そうしてあの映画でわれわれが願った何かがそこにあるような気がしたのです。
引用はやめとこーかなと思いましたが、敢えて、無難なところを載せておきました。
とても素敵な科白があります。雪の、古代進の愛情と、恋人同士として&夫婦として&娘の両親として。さらにはそれだけでない深いつながりの森雪の意思が、伝わってくるような気がしたのです。
文章の上手さもそれを助けてるだろうなぁ、としみじみいたしました。
夏の暑い中、涼しげな心持で旅立っていく“ヤマトの森雪”をどうぞご覧ください。
・・・
そういえば、最近また室町~戦国にどっぷりなんですが。日本人が戦国大名好きなのはわかるような気がしますねぇ。自分の生死を客観視するというか、あの心持は、ヤマトの連中に通じるものがあると思うのです。この、森雪にもね。
ではでは。
よろしければ、何か感想でもお送りくださいね(^.^)とても嬉しいと思います。
そういえば、御題のタイトルは「武士の時代」よりNo.27「初陣」でした♪
weblogについては日々学んでいる今週ですが、weblog書くことからはすっかり遠ざかっている今日このごろ、そろそろ夏も盛りを過ぎようとしています(?)
タイトルを「よみびとしらず」にしたのは、最近個人的に“日本の中世・マイブーム!”だからですが、もひとつ理由があります(後述・笑)。
さて新作が上がりました。とっくに読みました、という人もおられるかもしれませんが、おそらく、古代進&森雪ファンの方は此処にはあまり立ち寄らないかもしれない、という危惧がありますので、そういう方には是非、お読みいただきたい、と思うお話です。アップされてから少々お時間が過ぎましたが、力入れてご紹介したいわけなのですよ。
短いお話です。
机上に、白い制帽があった。
艦長だけが被ることを許されたそれは、軍艦乗りの夫を持つユキにとって見慣れたものだ。
・・・
内側には名が記されていた。
古代 雪。
雲の行方 (←ここからリンク)
胡蝶の夢~夢の覚書
引用でおわかりのように『復活篇』における雪の物語です。
もちろん作者は「胡蝶の夢」のポトスさんなのですが、「よみびとしらず」、なんて言ってみたのは、ふだんの作品を読まれたり彼女の作品のファンの方には「え?」と思う話かもと思ったからです。つまり、真田さんのファンでもなく、ポトスさんのファンでもない人にも、是非読んでいただきたい。いや作者充てクイズしたらわからないかもしれない。
古代進と森雪の話です。
しかも、雪のモノローグだけなのに、『復活篇』の世界が目の前に広がっていく。ただ彼女は立ち尽くし、二つのシーンで物思うだけなのですが、そこに古代進との深いつながりと彼女の生き様が見えるような心持がし、そうしてあの映画でわれわれが願った何かがそこにあるような気がしたのです。
引用はやめとこーかなと思いましたが、敢えて、無難なところを載せておきました。
とても素敵な科白があります。雪の、古代進の愛情と、恋人同士として&夫婦として&娘の両親として。さらにはそれだけでない深いつながりの森雪の意思が、伝わってくるような気がしたのです。
文章の上手さもそれを助けてるだろうなぁ、としみじみいたしました。
夏の暑い中、涼しげな心持で旅立っていく“ヤマトの森雪”をどうぞご覧ください。
・・・
そういえば、最近また室町~戦国にどっぷりなんですが。日本人が戦国大名好きなのはわかるような気がしますねぇ。自分の生死を客観視するというか、あの心持は、ヤマトの連中に通じるものがあると思うのです。この、森雪にもね。
ではでは。
よろしければ、何か感想でもお送りくださいね(^.^)とても嬉しいと思います。
そういえば、御題のタイトルは「武士の時代」よりNo.27「初陣」でした♪