2度目の週末 【よもやま話・長い】
あの日から二度目の週末を迎えようとしています。
物資を送り、救助をし、できることをする…ということは継続していくことが大変だろうに、だんだんそのあたりは遠くにいるわれわれには見えにくくなっていくような気がしますね。
友人の家族や親族や。
仕事先の人々の様子。
安否を気遣っていた相手先。
少しずつ様子がわかってき、中には出張で行っていて災禍に巻き込まれ、孤立した避難所にいたため10日以上も生存が確認されなかった、というような人もいました。
友人のご実家が、津波の被害のもっともひどかった一角にあり、お一人暮らしのご母堂が無事とわかって安堵したものの、いつ現地へ行けるかとなるとなかなか難しいものがあります。行く時は協力できることはしたいと思いますが、何が必要か、というのを慎重に考えつつ、いろいろなことに妨げにならないように思いつつ、できるだけのことはしたいですね。
来月早々に例年のごとくフランクフルトでのムジク・メッセがあるので、あちこちと連絡を取っていると、いろいろ聞かれる。私は今年は(たいへん残念なことに)お留守番になってしまいました。フランクフルトからベルリンかザルツかパリへ回って、いろいろ調べてきたいこともあったのですが。
なかなか会社勤め(って社員じゃないけど)というのは不自由なことがあります。
ドイツとフランス、メキシコで、海外に在住する日本人演奏家たちが、日本のために支援コンサートを立ち上げ始めました。戻りたいと思っても、仕事は待ってくれません。あちらの情報は正確なものもあれば、エキセントリックなものもあり、現在、直接の知己がある人間同士は、ネットで連絡が取れるので、それだけでも世界は進歩したといえるでしょう。
東京でも、次々とキャンセルになったいろいろを建て直すために、動きが見えてきているところです。
「東京の春」も、さすがに『ローエングリン』とフランス音楽アカデミーは中止になったようですが、ほかは実施されます。3月21日までのコンサートはすべて中止にし、23日からスタートしました。
どなたかも書いていましたが、毎日の経済活動は自粛しない方がよいのです。それが将来的に経済基盤を立ち直らせるきっかけになる。
この2週間でツブれたり失職した人がいないわけではありません(<日銭稼ぎなんて、そんなものです)。もちろん北日本の復興は国家規模で、地方自治体や1企業が抱えきれるものではありません。早急に復興庁の設立とかを望みますね。
店が早仕舞いになって困るなと思うのは、食事する場所が減ること。私のように日々の生活をアウトソーシングしている人間は、自宅でものを溜め込む(備蓄する)という習慣そのものがありません。災害の時は、最初にアウトでしょうか。…ただし、保存食料はある程度買ってあって、半年の賞味期限ごとに更新していました。ところが、今回に限って、2月が忙しかったために、更新してなかったんですね(>_<)あかんやん(笑)。
ということで、微妙に消費期限の切れた乾麺とかカップ麺とかあって、どないすんねん、自分。
食事も基本的に朝以外は外食ですので、無理やりそれを続けています(3月11日その日からもずっと、です)。
店が早仕舞いになったので、地元の店で食事できなくなったのが辛いかなぁ。仕事先で食って帰るしかなくて、そうすると電車が不規則なのと疲れてるのでそこからまた移動して家に戻るのはしんどいですねぇ。ううむ。それと、「買って帰る」という選択肢がなくなりました。夕方になれば、お店にはお弁当その他、ありませんもん。
私は実際は料理は嫌いじゃなくて、時々「自分で作った飯が食いたいぃ」と叫びたくなることがあります。なのになぜ、外食を続けているか、というと、これはもう単に効率の問題です。これを「自分ちで料理」に変えたら、おそらくこの5年間の「ヤマトのお話」は10分の1もできなかったと思います。“生活そのものを楽しむ”ことをしていた時代もあったのですが、現在はそうでない時期ってとこでしょうか。
だから一人暮らしのサラリーマン親父のような生活、ですね。近くになじみの定食やさんとか。ローテーション先の食い物や、居酒屋さんとか。そんな感じでした。
もう一つ。
水道の水を飲む、という習慣がないんです、私は。料理をするときはもちろん水道水を使いますが、普段から飲料水はペットボトルです。外国へ行ってももちろんそうだし、家でもそう(地方へ行ったときは別で、地元の旨い水を飲む)。煮物作る時やラーメンのつゆでも煮汁はペットボトル使ってます。だから、定期的に安い水を近くのスーパーで箱で買ってきて備蓄してある。……これも、いま、できないでしょう? どうせいっちゅんじゃ。
幸い、買占め騒ぎが出る前に切れた在庫を買い足しておいたので、まだひと箱ありますが、普通に買うと1本105円ですからねぇ、、、ううむ。
ここのところ考えていたのは、上記のようなことです。
普段、人がどんな生活習慣を持っていようと互いに気にすることはないと思いますが、自分はあんまり一般的ではないよなぁと思います。子どもがいないから、ということと仕事&体力の関係でしょう。
だから町の経済活動=自分の生活 です。吉×家の牛丼しか開いてなければ、そこで食事するしかないです。いまさら米買ってご飯炊こうとは思いません。また、やっちゃいかんよなと思います。…でも実際。作って食べて片付けて、いろいろやると、こういう生活していると、とても高づきます。エンゲル係数上がります。無駄も多い。仕事で出歩くのやめて、家で出来る仕事だけして、ちんまり暮らせばその方が効率よいかもだけどね(^.^)
時々料理をしたくなると、ヒミツノ場所へ行って、思いっきり作ります。自分で喜んで食べます♪ まぁしばらくそこへも行けないわなぁ。
物資を送り、救助をし、できることをする…ということは継続していくことが大変だろうに、だんだんそのあたりは遠くにいるわれわれには見えにくくなっていくような気がしますね。
友人の家族や親族や。
仕事先の人々の様子。
安否を気遣っていた相手先。
少しずつ様子がわかってき、中には出張で行っていて災禍に巻き込まれ、孤立した避難所にいたため10日以上も生存が確認されなかった、というような人もいました。
友人のご実家が、津波の被害のもっともひどかった一角にあり、お一人暮らしのご母堂が無事とわかって安堵したものの、いつ現地へ行けるかとなるとなかなか難しいものがあります。行く時は協力できることはしたいと思いますが、何が必要か、というのを慎重に考えつつ、いろいろなことに妨げにならないように思いつつ、できるだけのことはしたいですね。
来月早々に例年のごとくフランクフルトでのムジク・メッセがあるので、あちこちと連絡を取っていると、いろいろ聞かれる。私は今年は(たいへん残念なことに)お留守番になってしまいました。フランクフルトからベルリンかザルツかパリへ回って、いろいろ調べてきたいこともあったのですが。
なかなか会社勤め(って社員じゃないけど)というのは不自由なことがあります。
ドイツとフランス、メキシコで、海外に在住する日本人演奏家たちが、日本のために支援コンサートを立ち上げ始めました。戻りたいと思っても、仕事は待ってくれません。あちらの情報は正確なものもあれば、エキセントリックなものもあり、現在、直接の知己がある人間同士は、ネットで連絡が取れるので、それだけでも世界は進歩したといえるでしょう。
東京でも、次々とキャンセルになったいろいろを建て直すために、動きが見えてきているところです。
「東京の春」も、さすがに『ローエングリン』とフランス音楽アカデミーは中止になったようですが、ほかは実施されます。3月21日までのコンサートはすべて中止にし、23日からスタートしました。
どなたかも書いていましたが、毎日の経済活動は自粛しない方がよいのです。それが将来的に経済基盤を立ち直らせるきっかけになる。
この2週間でツブれたり失職した人がいないわけではありません(<日銭稼ぎなんて、そんなものです)。もちろん北日本の復興は国家規模で、地方自治体や1企業が抱えきれるものではありません。早急に復興庁の設立とかを望みますね。
店が早仕舞いになって困るなと思うのは、食事する場所が減ること。私のように日々の生活をアウトソーシングしている人間は、自宅でものを溜め込む(備蓄する)という習慣そのものがありません。災害の時は、最初にアウトでしょうか。…ただし、保存食料はある程度買ってあって、半年の賞味期限ごとに更新していました。ところが、今回に限って、2月が忙しかったために、更新してなかったんですね(>_<)あかんやん(笑)。
ということで、微妙に消費期限の切れた乾麺とかカップ麺とかあって、どないすんねん、自分。
食事も基本的に朝以外は外食ですので、無理やりそれを続けています(3月11日その日からもずっと、です)。
店が早仕舞いになったので、地元の店で食事できなくなったのが辛いかなぁ。仕事先で食って帰るしかなくて、そうすると電車が不規則なのと疲れてるのでそこからまた移動して家に戻るのはしんどいですねぇ。ううむ。それと、「買って帰る」という選択肢がなくなりました。夕方になれば、お店にはお弁当その他、ありませんもん。
私は実際は料理は嫌いじゃなくて、時々「自分で作った飯が食いたいぃ」と叫びたくなることがあります。なのになぜ、外食を続けているか、というと、これはもう単に効率の問題です。これを「自分ちで料理」に変えたら、おそらくこの5年間の「ヤマトのお話」は10分の1もできなかったと思います。“生活そのものを楽しむ”ことをしていた時代もあったのですが、現在はそうでない時期ってとこでしょうか。
だから一人暮らしのサラリーマン親父のような生活、ですね。近くになじみの定食やさんとか。ローテーション先の食い物や、居酒屋さんとか。そんな感じでした。
もう一つ。
水道の水を飲む、という習慣がないんです、私は。料理をするときはもちろん水道水を使いますが、普段から飲料水はペットボトルです。外国へ行ってももちろんそうだし、家でもそう(地方へ行ったときは別で、地元の旨い水を飲む)。煮物作る時やラーメンのつゆでも煮汁はペットボトル使ってます。だから、定期的に安い水を近くのスーパーで箱で買ってきて備蓄してある。……これも、いま、できないでしょう? どうせいっちゅんじゃ。
幸い、買占め騒ぎが出る前に切れた在庫を買い足しておいたので、まだひと箱ありますが、普通に買うと1本105円ですからねぇ、、、ううむ。
ここのところ考えていたのは、上記のようなことです。
普段、人がどんな生活習慣を持っていようと互いに気にすることはないと思いますが、自分はあんまり一般的ではないよなぁと思います。子どもがいないから、ということと仕事&体力の関係でしょう。
だから町の経済活動=自分の生活 です。吉×家の牛丼しか開いてなければ、そこで食事するしかないです。いまさら米買ってご飯炊こうとは思いません。また、やっちゃいかんよなと思います。…でも実際。作って食べて片付けて、いろいろやると、こういう生活していると、とても高づきます。エンゲル係数上がります。無駄も多い。仕事で出歩くのやめて、家で出来る仕事だけして、ちんまり暮らせばその方が効率よいかもだけどね(^.^)
時々料理をしたくなると、ヒミツノ場所へ行って、思いっきり作ります。自分で喜んで食べます♪ まぁしばらくそこへも行けないわなぁ。