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2011_07
28
(Thu)02:09

『新月読本06/艦載機隊別冊2』納品・出来ました♪

・・・しばらく一番上においておきます(new)。最新記事は、二番目のアーティクルからお読みください・・・


 さて「新月本」の三冊目ですが
 手元に届きました。つまり、紙で“出来上がりました”というわけです(^_^)。
 わ~い。ぱちぱち。

内容は、こちら。
パート1・サイドストーリー/太陽系外~イスカンダル&帰路+番外編

 『新月読本06/艦載機隊別冊2』 
 YAMATO2199~鮮やかな光芒・2

  ▼内容は、「ヤマト・パート1」の後半。オリジナルを含みます。
   基本的には、ネットに現在もアップされている同タイトルのNOVELがメインです。
   これは「艦底からみたヤマト本編のストーリー」で、主人公はうち的オリジナルの
   宮本暁(みやもと・あきら)ですが、当然、加藤三郎とか佐々葉子とか、伊勢佳子とか、山本明も
   けっこうな割合で出てきます(ってほとんど第一艦橋には入りません)。
   島や南部も、格納庫や食堂近辺をウロついている設定です。

   ほかに、りらさんの短編(3本)とか、皆さまのコメントとか。

  ▼太陽系突破~イスカンダル~帰路
   第18話特集:「浮かぶ要塞島、たった2人の決死隊」
   イスカンダル小特集
   艦載機隊下っ端物語・一部
 
     『05』と異なり、短編・中篇がたくさん詰まっています。

  ▼本文152ページ(1色)、表紙カラー
   
かなり分厚いなぁ、と思っていましたら、本当に分厚いです(笑)。
『01』が128ページ、『05』が146ページですから、なんだかだんだん増えている(^_^;)
『07』は減る予定ですが。。。

 表紙はJayさま描き下ろし、ウチ的艦載機隊員たちのオールカラー(!)などという豪華版です。
 マットPP加工にしましたので、ちょいと贅沢。結局、120部刷りました。
 なので、たくさんありますよ~ん。

 ネットからも「購入受付」中です。
 もし「手許に1冊あってもいいな」と思われる方は、メールフォームからでもご連絡ください。拍手からでも、お名前(ハンドル)とメールアドレスを書いていただければOKです。
 1部1,000円としました。(特別な場合を除き)送料込みでお譲りいたします。前回のカンパなどでまかないますので、続刊などお読みになりたいという方は、よろしければカンパしてやってください(_ _)。
 もちろん、120部全部がはければ黒字(つか、トントンってやつですね)(^_^;)

                      ・・・
 表紙のチラ見せはこのまま置いておきます。某古代ファンは悶絶でしたが(笑)。
 お持ち帰り禁止でっせ。…ちなみに、裏表紙は島くんです(^_^)。……こらこらこら。ネットから紹介ページだけでうっとりしてないで、ぜひ、紙の本でもご覧ください。
 中ページ扉に、真田さんのドアップもあります(作品「赤と青」)…って、イラストで釣ってどうすんねん。
いや、でもJayさん&ERIさんに瑞喜ちゃんも加わって、ものすごい豪華執筆陣なことは確かです。
毎回、イラスト上がってくるのがとても楽しみながら作っておりました。

shingetsu06-an2cus.jpg


 もちろん黄色の消しゴムは本にはありません(笑)。
 よろしければ是非、お手にとっていただければ、と思います。

 製本は、たいへんに美しいです。私の力じゃないですけどね~。色が若干、青が濃く、全体にスミが強いのですが、そのあたりは許容範囲、と思っていただければ幸いです。
 本が出来るのって嬉しいですよね♪
 (誰か夏コミで預かってやるよ、とゆーお方、いないかしら(^_^;)<嘘)

                ・・・
 ちなみに本日、がんばって、一部の方々には発送いたしました。
 発送準備は出来ておりますので、ご予約いただいた方には随時ご連絡をいたします。ではでは(^_^)。

2011_07
28
(Thu)01:30

悪巧み!?

 「カラダ張って生きてる人と会ってオーラ浴びないと元気出ないわ」と某友人が言った。
 われわれのいう“カラダ張って”は、たいていの場合、それは舞台上のことを指す。もちろん、道路工事でも寿司職人さんでもいいのだけど、仕事で逢う機会が多いことと、やっぱ人に「見られる職業」ってのがありますね。

 この間たまたま、見に行った芝居の主演男優の知人に翌日会ったなんて話を書いたけど、その人もやっぱ「カラダ張ってる」人で、逢ってもちっとも年を取らない。もちろん、彼自身は舞台に乗らなくなって5~6年経つので、そういう“見かけの美しさ”は無くなったけれど、あとで録音した話のテープを見たり写真を見てみると、やっぱりどこか違う。声もよく通るし、ぼそぼそしゃべっていても言葉に説得力があるのよね。
 それに、いろんな刺激をくれる人である。

 子どもや育児というのは毎日、刺激や予測できないことの連続で、何より親が一番育てられるのよ、と昔、先輩が言った。子どもの持てない(いまや「いない」という状態がデフォルトであるが)私らにとっては、それじゃぁ何で前に行こうとするかというと、自分より上や前にいる人と、哀れまれないで付き合えなければならない。つまり、対等、っていうことだけど。
 まぁでもやっぱ、劣等感は持つわな。
 それなりに話をすれば対等だと思うし、こちらの背負っているものもあるし、そういう生き方してきたつもりだけれども。やっぱり“いま”ってとこでキラキラしてる人と話すのは楽しいと同時に、「う~」と思うこともある。(まぁめったにないけどね、ミーハーだから)

 そういえば劣等感を持つのの一番の理由って、女の場合、どう取り繕っても「美しくない」ってことじゃないかと思うんだけど、どうだろう。周りを見回すと、皆、(ヤマト友だちも)それなりにキレイだ。これは主婦だとか職業人だとか独身だとか問わない。スタイルもよかったり、うん。女友だちと比べて劣等感を持つことは皆無というくらい無いんだけど(比べても仕方なかろう・笑)、相手がそーいう連中だと、さすがにちょいと引いてしまうときはある。
 だったら手入れしろよとか鍛えろよとかいう説もあるが、そんなヒマはない。健康を保つので精一杯なのだ。最低限、礼儀をはずさない程度で十分で、相手に失礼にならなければそれでよい。だったら「良く見られよう」というのを最初から諦め、別の人間関係を築けばよいだけである(と、言うのは易し、行なうは難しであるが)。

 でもねー。
 やっぱ、キレイな人はそれだけでいいなぁと思うなぁ。(見てても撮ってても楽しいもん♪)

                   ・・・
 話、逸れた。
 最初に登場した友人いわく、「人見知りで出不精なんだが、そうでもしないとバランスが…」。私、“激同”ってやつ? 私もそうだな。
 まぁこれが、若い方へ行く人と年長へ行く人とが極端だ。自他共に認める「おぢさま好き」の某P。私は何故か若い方へ行く。でも実は本当は年配の方もスキなんだよ。けっこう知り合いも御友だちもいるしね、歴史も実績も抱えてるから話も本当に面白いし、お元気でいて欲しいと思うなぁ。

 ともかく、舞台の上下で拝見する、にはじまって、実際に舞台裏や、対面したり、でそういう機会の多かったこの2週間ほど。ようやくそろそろ落ち着いてきました。これから2週間がまた、ぢごくのように忙しい。

                   ・・・
 新月本は本日まだ未着です。
 合間みてDMとご案内を送りますのでよろしくお願いします。

そういえば。
「二十の御題」のご感想など、ありがとうございました。お返事などは[続きを読む…]へ。
 

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2011_07
26
(Tue)22:51

『太陽に灼かれて』

 …思えば此処は、「舞台」とか「パフォーマンス」というカテゴリを作ってないんだなぁ。私自身はものすごく「板の上のヒト」で、いや実際自分が乗る方じゃなくて観るの専門だけど(今は)。

 本日中に片付けなければならんものが絶対にあったので、無理くり仕事場に戻ってきたんだが「やる気にならね~(;_;)」というので、感想でも記録しておこう。このまま忘れっちまうのは勿体無いすからねぇ。てことで、昨日見た舞台の話。

 ここんとこ、自由時間があんまりにもないのと休みというものが存在しないので、ストレス解消と言ってはあっちの友人・こっちの知人と誘い合わせて観劇・映画・コンサート・ダンス等である。もちろんチケットも取れにくいので、仕事を兼ねたコンサートの優先順位は高くなるし、「今日は無いぞ~」と喜んでいたら、「あう、浜離宮行かねば・銀座行かねば」ってことはしょっちゅうだけどもさ。

 昨日のは以前から楽しみに楽しみにしていたお芝居。現在、天王洲アイルの銀河劇場で上演中の『太陽に灼かれて』。人気俳優・成宮寛貴くんvs鹿賀丈史+水野美紀、という。あとは脇も実力派オンパレードの、、、まぁ結果からいうと“大当たり”のお芝居でした。

 成宮くん狙い(笑)だったんですよねー。
 行ってから気付いたんですが、私って“ストレートプレイ”って超久しぶり、、、というよりも、シェークスピア以来、観てねーじゃん。ストレートのつもりで行った『時計じかけのオレンジ』は、パンク・オペラってことで、歌や踊りがけっこう多かったですし(<でもストレートの範囲に入れてもよいかもですけど)。

 ということで、始まる直前は客席で、けっこうドキドキ。
 あぁそういえばこの間、ドイツ演劇祭での来日公演『野鴨(のがも)』を観たなぁ。それ以来か(これも素晴らしいお芝居でしたが)。
                      ・・・
 日本人が外人名前のキャストを演じる……というのは、まずここで一つ壁がある。不自然にならなくするためには。そこで登場人物たちが歌ってる歌や口ずさむなにかが、文化的に違和感があったりするとダメでございます。ところが、演出は栗山民也さん。ふむふむ、私、この方はとても好きなのでした。

 ストーリーもスタッフも行ってから知る、という体たらく(笑)。
 ヤマトなお友だち2人と言って、事前のおしゃべりもけっこう楽しかったけど、さすがに予習済みな一人と、アバウトなわたし。性格出てるぜぃ。

 ということで、
 『太陽に灼かれて』(Утомлённые солнцем)

 名匠ニキータ・ミハルコフによる同名の映画の舞台化作品。すでに英国でも2009年に舞台化されていて、それの本邦初だそうでした。
 ストーリー見て、なぁんだ。
 すっごい私向きの芝居じゃん? しかも、主人公ミーチャ=成宮くん は、ピアニスト(?)の設定。幼馴染で三角関係の根っこにいるマルーシャ(水野美紀)は、著名指揮者(=ミーチャの師)の娘という設定。時代の背景と、彼らの社会的地位&その没落を表現するために、同じ時代の音楽が効果的に使われている(さすが!の使い方であります)。
 時代はスターリン時代のソ連。大粛清が行われていたさなか、という時代背景があって、それに翻弄された家族と主人公たち、またその中でのヒトの気持ちとかを描いていて(けっして“歴史もの”ではない)、すっごく個人的には良い台本だと思った。感動~~。

 ところで。
 感想を書こうと思ったら、これってもしかして私たち行ったの、「上演2日目」なんですねぇ。まだまだ続く。それにしては相当に完璧だったような気がするのは気のせい? 芝居はやっているうちに変化していきますし、またそれもある種、楽しみでもあるのですが、私はこのくらい出来上がったものも好きです。

・・・ここからはネタばれが含まれるかもしれませんので、見に行かれる等の方はご注意ください。




 いやぁ、素晴らしかったです。役者さん上手いし。舞台は美しいし。光はキレイだし。
 せりふ回しはときどき気になったけど(<これは好みだろう)、身体の動きや表情やなにかもすばらしいなぁ。ただただ物語に入っていけばいいのって素敵な気分ですねぇ。

 音楽の使い方が秀逸だと思いました。これも好みでしょうか。
 あの時代、プッチーニやヴェルディって最新流行のオペラだったわけでしょ。ヴェルディはソ連時代になってから新劇場に招かれて有名オペラの初演なんかも行っていたわけですし。中産階級にあった時代が忘れられない老人たちが、プッチーニ「蝶々夫人」の中の「ある晴れた日に」の有名な一節を歌う。秘密警察の仲間が、ミーチャのオーケストラの“同僚”と偽る時に口ずさむのが、チャイコフスキーの交響曲第5番。その超有名フレーズで…だけれどもこの曲。実はロシア民謡から取ったメロディなんですね。ロシア人民なら皆、知っている。
 そういった部分にも、労働者諸君とその軍隊であるボリシェビキと、エリート階級であるミーチャの一家の対比が語られる。

 終わりが見え始め、彼の訪問目的を不安の中に感じつつ、ミーチャへの愛情も捨てきれないマルーシャは、彼に本当の今の姿を尋ねようとする。それを示唆する夫・コトフはその時間を2人にわざと与える。
 ミーチャは少しも本当のことは言わない。だけど、ピアノでその時奏でた音楽を聴いて、思わず泣きそうになりました。『トスカ』の中の「星は光りぬ…」。裏切りに遭って政治的な理由で抹殺されようとする恋人・カヴァラドッシが涙の中から恋人を歌う歌。有名なテノールのアリアだったりとか。

 作中で、マルーシャの父はラフマニノフの友人だということにもなっている(同時代ですから、さもありなん)時代と作曲家と、音楽と、文化的背景。彼らの心情を、言葉でなく示すことができる。わからなくともその場面にぴったりした音楽として感じられるんだからそれもいいんじゃないか、とも思った。
 もちろん演じているヒトたちは皆、わかってやっているわけなんですよ。だから、言葉にならない芝居がとても多くて、それがとても雄弁だった。余分で過剰なものがない。いいなぁと思う。

 成宮くんは最初は登場しないから、登場して扮装を取ったときはある種の衝撃。鹿賀さんの存在感や上手さは非凡だと思うけど、彼もある意味、凄いなと。

 実はたまたま今日、仕事で遭ったヒトに、「昨日、成宮くんの芝居を観た。物凄く上手いんだね」と言ったところ、一緒に仕事をしたことのある彼は、「彼は観客の前に出ると、ものすごく変化する」と言った。「いろいろ欠点はあるけど頑張っていたし(<一緒にやってたときのこと)、魅力がある役者だ」と言う。「舞台に上がると良いんだよ、なぜかわからないけどね。個性的だし」と、彼にしてはべた褒め。そ~だよなぁ、と思った次第。
 立ってるだけで美しいです。
 鍛えられた均整の取れた体、というのでしょうか。撮ってみたいなぁ、、、(<をい)、と思わせられました(実は、×栗くんを撮りたい、とはあまり思わないんだよね。一級のフォトグラファさんで撮られた写真、見せていただいた方が嬉しいです、はい)。

 ということで、非常に行き届いた芝居だったという気持ちがします。終わってもあまり語ることがなく、静かに抱えていたい感じ。よいものを観たなぁ、って。今日もまだ余韻が残っていて、良い気分で酔えました。 
2011_07
24
(Sun)15:40

甘い二十>No.15 &新月読本

 新月読本06は、来週、予定どおり納品されるようです。
 出来上がってくるの、今回はさすがに楽しみです(*^_^*)。

 ただ、申し訳なし。そのあと、整理・梱包・発送とかしている時間が土日に取れないため
やはり、皆さまのお手元に届くのは8月末になりそうです。
 よっぽどうまくいけば一部の方には、7月末にお届けできるかもしれません。ごめんね。

 ご予約いただいた方々には、入手方法その他を近々別途メールいたしますので、よろしくお願いします。

                 ・・・

 つ、疲れた。
 いろいろ作業する元気がないので、短編の続きを書いてみました。

 甘いお題二十>No.15 「その声が聞きたくて」

 真田さんと古代おにーさんのお話ですが、、、まぢめなものを期待されても困ります(_ _;)
 ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。
 …と、いうような話です。
 それでもよろしい方は、どうぞ。

では。仕事に行ってきます。
2011_07
24
(Sun)00:00

夏休みっぽい。

 ここのところ涼しかったから過ごしやすかった関東でしたが。今日は少し戻したかな?
 土曜日だったことを今、気づいたくらいだから、ワーカホリックというわけではないですが、「一日くらいは、なぁんも考えないで休む日が欲しい(;_;)」と昨日の深夜などは会社で、今日の準備をしながら、しみぢみ思いました。ほんと、泣きそうになりますが。
 まぁ楽しい仕事してんだからね~。贅沢言っちゃバチが当たるってもんだし。
 仕事があるだけマシって思わないといけないんだろうか。。。

 朝の風景が変わったな、と思います。
 金曜日は立ち寄りがあったので、少し回り道をして公園の脇を通ると、子どもの姿が多い。朝から自転車で集まってくる小学生もいれば、お母さんに手を引かれた幼稚園生もいれば。セーラー服で先生に引率されたっぽい高校生を電車の中で見かけたり、赤ん坊抱えたお母さんがやたら駅の中で目に付いたり。
 あぁ、夏休みなのだな~と思ったりして。

 7月21日から夏休み。
 こんなに日付を意識したのは、やっぱり「電力供給」の話があるからなんでしょうけど。

 ということで、欧州のオーケストラや歌劇場はみんな、お休みです。各地で音楽祭があったり、日本人な人々は帰国演奏会やったりとか、皆さん、忙しいです。
 でも、そんな高くて暑い時期に外国行かなくても、東京で国際交流できるもんね~という一日でありました。うっひゃ、楽しかったな(^.^)。

 ことのおこりは、まず真昼間のオシゴトなんですけどね。なかなかしばらく逢えなかった某著名オーケストラのコンサートマスター氏と逢って。楽屋や演奏会場では顔合わせていたり、記者発表なんかで挨拶したり程度はしていましたが、じっくりお話するのは2年半ぶり。てことはコンサートマスターになるよりも前ってことです。わくわく。相変わらず淡々としたところと、変化したなぁという部分のバランスもよくて、とても安心&ますます惚れ直しました、はい。

 そのあとは打ち合わせで音楽業界の四方山話をして。
 さらにそれからは「練習」に行った。

 ものすごく久しぶりに歌を歌うのであります。8月の2週目、それこそ「年に一度の夏休み」。楽器持って全国から集まってくる人々と一緒に、歌ったり騒いだり弾いたり吹いたり。
 もう数年、参加していなかったんですが、今年は、相棒が「ソプラノそろ頼まれたんで、アルトやってくんない?」と声をかけてきた。彼女と一緒にやるならやりたいなと思って、数年ぶりに音あわせ。先週、一度音取りは終わっていて(>伴奏、どうもありがとでした>某さま)、今日はどっしよっか。と思いつつ、、、われながらオソロシーことに、仕事仲間の某プロ楽団奏者に「ピアノ弾けるよね、お願い」だって(爆)。

 この方、フランスの某著名オーケストラの弦楽器奏者です。ひょんなことから知り合って、仕事ご一緒させていただいたり、飲みに行ったりのオトモダチ。「まぁピアニストじゃないからいいか」なんて思って(ヤマトを一緒に演奏しようと言っている一人ですが)いたら、昼になって「楽譜よく見たら弾けそうにないから、もう一人誘った。連弾でやるからねー」って連れてきたのが、これがまた隣のオーケストラの首席奏者(夏休みで帰国中)。かなり「ひょえ~~」という気分になったけど、開き直って歌うわれわれである(笑)。

 さすがに音楽の作り方とかはがしがしで、われわれはついて歌うだけ。でも、こ~んな素人の歌、聞かせてえ~んかい? フランスで有名なオペラ劇場の楽団員なんだけど、、、というのはまぁ気にしないことにして。さすがにそのあと飲みに行ってからは奢りましたけども(_ _;)
 そのあとソプラノ嬢と、あとから首席奏者嬢のダンナさん(フランス人)も合流して、なんだかわけわかめな飲み会。音楽業界の裏話はいいんだけど、あまりに世間が狭い。。。う~む。固有名詞があちこちでつながっていくのってやっぱり世界は狭いんだよ~~。

 とはいえ、この間の来日中止の顛末とか。
 某著名指揮者のベルリンデビューの話とか(<あら?)
 某楽団のどうのこうのとか。
 某指揮者のなんとかかんとか・・・

そういう話をしていると時間なんかあっという間に経つ。楽しく終えて、、気をつけてフランスに帰ってください。…しかしなぁ。いいのか、そんな人に伴奏させて>自分
2011_07
14
(Thu)19:51

甘い二十>No.14 と、お便り

 昨日も1本、アップしました。

 少し甘い二十之御題

 内容が内容なので、色はちょっぴし戦闘班色にしてみましたです。
 本当はパート1の島くんの話の予定が、、、No.7「探し出してみせる」と対の話になりました。でも島くんの話だけど。

 探査に出た当初の話。命のやり取り。
 地球の灼熱を目前に、もうすぐ旅を終えなければならない時期の話。

 相変わらず、島くんと古代くん、ツーショットです。書いてて楽しいんですが。動き、なくてすんません。
 お読みいただければ嬉しいです。

                    ・・・
 「新月本06」のご注文やご予約、ご連絡などを拍手コメントやblogメールから、たくさんいただいています。
 7月7日以降にいただいたものについては、まだ確認メールが送れていません。すみませんが、週末までお待ちくださいね。確認の上、ご連絡させていただいておりますです。

 正規にDM等を送るのは、刷り上ってからにしようと思っていますが、入稿はしましたがまだ見積もりが来ないよぅ(^_^;)(<普通、ありません、こういうこと)。アバウトにやってるよなぁ、自分。

 本が上がってくるのは私自身も楽しみにしています。また今後ともどうぞご贔屓に(_ _)。
2011_07
12
(Tue)09:31

甘い二十>No.13

 昨日、夜中にこそっと更新してます(_ _)。
アップしたのは今朝だけど。
 ちょっと、「なんなんだかなぁ」なところもあるのでリライトするかもしれません。

 あとがき書く暇も、コメント書く時間もなくとりあえずアップだけしといたのですが、たくさんご訪問いただいてありがとございます。「あとがき」書いておきました。ようやくホッ。indexも修正したし。
 よければ、ぼちぼちご訪問ください(_ _)。ご感想いただけるとうれしいです。拍手コメントでも、どうぞ♪

 朝、「2か月休んでたら、書き方忘れた(-_-)。」と書いたけど、短編を書く時は、アイデアと切り口が命ですね。私は短編はわりあい苦手な部類、というヒトで、長い物語の方がむしろ得意です。まぁ一番得意なのは「1,200字で起承転結・落ちのある話を書け」とか、そういやつ(笑)だけど。

 ここからが難しいことになります。
 自分で「こうしなければならん」と決めていることがあるために、自分でむっちゃ「ハードルを高くし」ちゃってるんですよぅ。たとえば「なるべくオリジナル・キャラを出さない」とかね。「なるべくパート1・ヤマト2あたりまで」とか。「古代や島の話にする」とか。
 あとは、「順番に書く」とか。
 う~~、後ろのほうで書きたい話もあるんですが、[14][15]は難しいよぅ(;_;)とかね。

 真田さんと守にーちゃんの話は予定より増えましたが、もう1本くらいいくかも。
 島とテレサは、ある理由から、「新婚に至るまで」がもう1~2本、入る予定です。

 で。ある話を練っていたら、まるで・・・と、現実が模倣したような感じになってしまった物語が2本あります。これは1本がこの「二十のお題」で、もう1本が、書きかけたまま放置になっている加藤四郎の「二字熟語お題」。う~ん、、、さすがに書いて出すのはどーよ、という内容なんだな。
 こういうこともあるんですよねぇ。怖いです。

 ともあれ、実は77maru77さんのご発案で、「全部出来たら……云々」という楽しい“ご褒美”があるのでした♪ だから、がんばらなくっちゃぁ(^.^)、といいつつ。新月本もblog連載もあるんだもんね。
これから「お盆進行」とかで、また多忙期間に入ります。唐突にまたストップしたら、そうなったと思ってやってください。

 ではまた。ご訪問を感謝いたします(_ _)。
2011_07
10
(Sun)10:02

『新月読本06/艦載機隊別冊2』 配布中★

最新記事は、二番目のアーティクルからお読みください
・・・
ご訪問ありがとうございます。
ここは「新月の館@綾乃」のblogです。
ごく稀に、連載で「ヤマトの二次小説」を掲載している場合があります。オリジナル・キャラクターが出てくるのはいやだとか、本編以外の話は読みたくないという方は、そのカテゴリは飛ばしてお読みください。
ここの外にある「新月の館アーカイヴ」に置かれた物語の案内は、左リンクindexから、または「宇宙戦艦ヤマト・Original」カテゴリからご案内しています。

・・・
・・・新刊のご案内です。「新月本」の三冊目を配布中です。・・・

 
shingetsu06-an2cus.jpg

ここから内容はご覧いただけます。→『新月読本06/艦載機隊別冊2』 
 YAMATO2199~鮮やかな光芒・2
  ▼本文152ページ(1色)、表紙カラー。マットPP加工
  ▼太陽系突破~イスカンダル~帰路
   第18話特集:「浮かぶ要塞島、たった2人の決死隊」
   イスカンダル小特集
   艦載機隊下っ端物語・一部
 
  ▼「ヤマト・パート1」の後半。オリジナルを含みます。基本的には、ネットに現在もアップされている同タイトルのNOVELがメインです。オリジナル・キャラクターが活躍するサイドストーリー
  ▼ゲスト様ご参加/りらさんの短編(3本)、その他の方々コメント
  ▼表紙はJayさま描き下ろし ▼第18話特集収載・ERIさま書下ろし力作イラスト付き

 ネットから「受付中」。メールフォームからご連絡ください。拍手からでも、お名前(ハンドル)とメールアドレスを書いていただければOKです。1部1,000円としました。(特別な場合を除き)送料込みでお譲りできます。
                      ・・・
[お知らせ]
おかげさまで 『01/パラレルA』完売
『05/艦載機隊別冊1』完売
→いずれも、ご希望が一定数に達せば増刷しようか、と考え中ですが、
現在のところ予定はありません(_ _)
2011_07
10
(Sun)10:00

tit:龍の棲む22 [回天-開戦前夜]

 龍の棲む 【回天-開戦前夜】
= 0 = 序章
= 1 = 戦闘空域へ
= 2 = ワープアウト
= 3 = 初陣
= 4 = 邂逅
= 5 = 救出・1
= 6 = 拉致
= 7 = 救出・2
= 8 = 救出・3
= 9 = 再び
= 10 = 作戦始動
= 11 = 合流
= 12 = 怪我
= 13 = 隠された宙港
= 14 = 潜行
= 15 = 突入

= 16 = 占拠
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

= 16 =

 古代と日向は一筋の影のように艦橋に滑り込み、その位置を取った。
さっと艦長らしき男の背を襲う古代。その背後に航海士らしき者を押さえ込んで古代を守る位置に構える日向。
 「そこまでだっ! お前たちの艦長の命が惜しければ、動くな」
同時にパッと明かりがつき、艦橋の者は一斉に動きを止めた。
「う、動くな。そのまま、手をパネルに付いて……この者どもの言う通りにしろ」
後ろを取られねじり上げられた男はそう大声を出した。
 その場・この艦にいるのは地球人ばかりではない。
艦長が捉えられたからといってその状況を察して動ける者たちばかりではないのだ。
やつらは――命令されなければ動きを止めない。それは指揮を執る時に考えなければならないことだとこの男はわかっていた。
 「――古代艦長、か」
「……そうだ」
背後を取っている男はそう答え、自分が拉致している相手を見た。
 年齢はわかりにくい。だがグレーの瞳と地球人独特の、さらにいえば宇宙生活者か軍人独特のがっちりとした骨格は間違えようがなかった。
「――皆を後ろ向きにパネルに手を付かせろ。武器を捨てるんだ……航海士以外はな」
時間稼ぎのようにゆっくりと首をねじり、男が動こうとするのを古代はぐい、と肩甲骨に銃頭を入れてけん制した。
「動くなっ」
その声は微かだったが強い強制力を持っている。
 「わ、わかった――皆、言うとおりにしろ」
がた、がたん、とあちこちで武器を置く音が聞こえた。

 「艦長っ!」
日向が声を上げた方から1人が足元をすり抜けようとし、ガシャンと何者かに跳ね返された。
「艦長、遅くなりました」
艦橋の外から近藤と柴田が入って来、出ていこうとした亜人をつまみあげるようにして腕をねじり上げた。
「――遅い」日向が言い、「お前に言われたくないわ」と近藤に返され、「おう、代わるぞ」と柴田が言って操縦席から航海士を蹴り倒し、自分がそこに着く。
柴田は片端から乗員たちを拘束して周り、艦橋が一通り収まったところで日向は古代の傍へ来た。
 「……温度を……上げてくれ。明かりと――こいつらが死んでしまう」
 その男が搾り出すように顔を上げて古代に言った。
艦内の明かりは暗いままで、パネルに写る外には接近する敵艦隊――この場合、古代たちにしてみれば救援隊、が形を現し始めていた。
だが回りに囲む自艦隊は戸惑うような動きを見せており、旗艦を囲んだまま逡巡している。
 亜人たちは温度が下がると冬眠のような状態になり身体機能が極端に低下するらしいことがわかった。
ただこき使っている、というわけではないらしいとそこからも推測できる。
古代は返事をせず、指示も出していない。ただ、その事実を脳裏に刻んだ。

 ついに、通信が飛び込んだ――しかも、双方向からだ。
 「近藤、代わって!」
柴田が操縦桿を渡し、通信パネルに張り付く。
「できるか、柴田――しばらく、俺たちはこの艦隊の旗艦をやるぞ」
「りょう、かいっ!」少し嬉しそうに、後ろを向いたまま柴田はコードの解析を始めていた。
「古代艦長! 温度を!! 艦内温度を上げてくれ」
まだ古代は椅子に拘束した男に油断無く銃を付きつけていた。
「――よし、日向。ここの指揮はお前に任せる。ボイラー係は?」
「拘束して別室に放り込んで来ましたが、1人手不足ですねぇ」艦内を動き回る担当がほしいというところだろう。
「俺、行きましょうか?」近藤が言うと、古代は頷いた。
「――わかっているな?」「はい」

                    ☆
 その艦は一時的にふらふらとスピードを落とし、停止するかのような動きを見せたが、また突然に力強く前進しはじめた。

 「艇長――あの艦に、古代司令がおられるのでしょうか?」
「うむ……」守は腕組みをしたまま前のパネルに写る、敵艦隊背後の旗艦を睨む。
『……古代艇長――戦闘、開始していいか』
古河からの入電だった。
 「CTで出られますか?」
『準備、OKだ』
「よし――先行してください。アリオスも、前進っ」
 アリオス艦とイサスが先行し、そこからCTの中隊が発進した。
『古代艦長は旗艦にいる――状況がわからない間は、まわりを崩すしかねぇぞ』
「承知です――攻撃隊、行くぞ。――最後尾の旗艦は攻撃しない。周りを崩す」
古代守艇長の作戦により、戦いの火蓋は切って落とされた。

= 17 = へ続く)
2011_07
09
(Sat)22:30

驚異的な18歳!

 久しぶりの音楽ネタです。

 金曜日に、某オーケストラの定期演奏会を蹴っ飛ばし、ある少年(だよな、まだ)の日本デビューコンサートを聴いてきました。
 「日本デビュー」とか「少年」とかいっても、すでにCDもリリースされているし、一部ジャーナリズムは絶賛しているし、日本でこそまだ知名度はありませんが、海外ではすでに有名なヴァイオリニストくんです。日本でも、ハノーファー国際コンクールで史上初最年少の16歳で優勝! してから注目を浴びていて、その、なかなか美男(イケメン)くんな容姿とともに、人気急上昇中、というところでしょうか。

 この日の東京オペラシティも、母子連れの(娘はヴァイオリンを持っている)人とか、友人同士いかにも高校生のグループ、みたいな若い人も多いし、けっこうなご年配の方々もいて、一方、クラシック愛好家筋や業界各所も顔を並べ、なかなか壮観でした。

 私はひょんなことからこの彼と知り合いまして、何度か話をする機会を得、いやぁすごいわ、と感心もし、また演奏も聴いて、「個人的現在イチオシ若者演奏家」の1人だったんですねー(もちろん、10年前から応援しているSくんとかMちゃんとかCさんとかDくんとかも今でも心のコイビトですとも、えぇ)。

 リサイタルというのは自分でプログラムを組みます。
 相棒のピアニストはまた有名な素晴らしい方で、私も大好きです。
 前半をモーツァルト、ベートーヴェン。美しく深い響きで纏め上げ、まずは「おお!」と感心したところ、後半になって、いきなり脱ぎましたなぁ(笑)。ストラヴィンスキーとプロコフィエフ。お得意中のお得意、というか、もう攻めるは拾うは歌うは、で。しかも基礎はきっぱり外さず、そうして同行していたヤマト友だちの言葉を借りれば「なんとも色気のある音」を聴かせます。
 これで18歳で。どうなるんだ、この先!?
 と思うのは私だけじゃないと思う。

 自分、18歳の時、なにしてましたかね。
 コダイススムは宇宙戦艦ヤマトに乗って、責任者の1人としてイスカンダルまで行きましたが、、、そういう年齢ですよね。

 このヴァイオリニスト、三浦文彰さんといいます。
 高校を途中にしてウィーンへ勉強に飛んでってしまったなかなか元気なヒトですが、9月にも11月にも来日公演がありますので、大オススメです。年齢とか関係なく、「良い音楽」が聴けるヴァイオリニストです。

 そういえばこの日の演奏はNHKが録画していました。まだ放映日が決まらないそうですが、わかったらお知らせしますね。是非、見聞きしてやってください(<ってすっかり応援モード・笑)。

 現在、ベルリン・フィルのコンサートマスターとして大注目されている樫本大進(いま、帰国中ですね)くんたちの世代もとんとん、と優秀な演奏家が揃いますが、何故か弦楽器奏者というのは、同世代に何人かまとまって才能のある人々が出ます。それがまた互いに一緒に共演したりアンサンブルしたり、聴きあったりしながら知り合っていくようで、さらに伸びるようですね。
 この世代も現在、三浦くんのほかに注目されている人々がいます。彼らの演奏はまだ未聴ですので(なにせまだ高校生だし)、またライブを聴く機会があれば、ご紹介したいと思います。

                  ・・・
 三浦くんのCDが出てます。コレがまた凄いです。

 「プロコフィエフ:ヴァイオリンソナタ第1番&第2番」
 ヴァイオリン/三浦文彰、ピアノ/イタマール・ゴラン
 (Sony Music ハイブリッドCD、3,000円)

 こんな曲で、17歳とかでデビューしちゃうんですもんね~~。
 実際、私はこのCDを最初に聴いた時にぶっ飛びました。それで、また聴き返し、彼のプロフィールを忘れて聴き入ったCDです(まぁ自分がプロコ好きっていうのもありますけども)。是非、どうぞ。
2011_07
08
(Fri)10:17

九州方面(^_^;)

 実はメールをいただいたり、イベントのあと、ぽちぽちと「新月本05」などをご購入いただいた方たちは遠くの方が多いのです。必然、やり取りしている方たちもそうなります。北海道・四国・九州…。私は(父が)転勤族でしたし、自分も旅や出張の多い仕事をしていたこともあり、たいていの都道府県には顔突っ込んでいます。実は沖縄県だけ行ったことがないのですね。四国も最後の牙城になるかと思っていたのですが、ある仕事で四県制覇いたしました。

 ネットの世界というのは距離をZEROにできる利便があります。もちろん海外とかだと時差もあるし、まったく同じというわけにはいきませんが、最近は「スカイプ」などの普及で、ひどく便利になりました。わが社でもスカイプは大利用していまして、フランスとかドイツとリアルタイムで(ってコンマ数秒のズレは出ますけど)やり取りできたりします(電話代かからないんですよ~~)。

                    ・・・
 さて「九州出張」に、意外に多くの方々からご反応いただいて嬉しかったです(^_^)。

 実はワタクシ、以前、仕事で佐賀に行った時に、ヤマト仲間(逢ったことなかった)と待ち合わせて長崎や福岡で飲んだことがあります。あちらは唐津からいらっしゃったので、移動の電車の中で待ち合わせ(<ドラマぢゃ・笑)、、、という。なかなか楽しいでしょう?
 わりとどこにでも出没する人間なので、違う地方の方とお会いするのは楽しいです。まぁ一概に、たとえば「福岡」といっても市内まで出てくるのが「旅」の地域にお住まいの方もいらっしゃるし(現に、その方はそうだったのですが、なかなかアクティヴな方でいらっしゃいます)、その後も仲良くさせていただいています。

 まぁ文通仲間と会うのに似てますねぇ。
 昔(10代の頃)もそういうことはよくありました。同人誌が、いまよりももっとコミュニケーションツールの意味合いが強かった時代といいますか。交流サークルの方とお会いしたり、同じ同人誌に投稿している人たちとお茶を飲んで、ヤマトの話(<なんだなあいかわらず・笑)をしたり。新鮮でしたね。

 実は中でも“九州地方”の方々のコメントが案外多いのです。

 私自身、出自は九州です(私自身は大阪出身ですけれども)。両親ともに大分で、爺ちゃん婆ちゃんも大分。母方の祖母は豊後水道を越えてヨメに来たそうで、四国の内海ですが、父方の先祖は臼杵らしいです(図書館に資料があるらしい。卒論で調べたらしい本家の長男坊・談)。臼杵にはまだ行ったことがないのですが、祖先が勤めていたお城の跡くらいは見ておきたいなぁ。
 九州女は気性が激しくて情が深い。(<深情けってやつ?)
 学生時代にちょいとつきあったオトコにそうゆわれましたが、自分のルーツを関西以外に思ったことがなかったので、外から見るとそうみえるのかなぁ? とちょっと不思議な気がしました。
 ふんだ。でも、追ったり縋ったりはしないんだよーだ。

 最初のダンナは小倉出身でした。義母とはたいへんに気が合いましたね。まぁ俗に九州男児というやつでしたけど(良くも悪くも)。うちのとーちゃんと一緒やないけ。

 話が逸れましたが。
 出張は八幡で、今週末の予定だったんですが。。。流れたんだなこれが(笑)。先方が「アゴアシ付き」という美味しいものだったのですが、ちょっといろいろ行き違いがありましてねー。思いっきり侘び入れられ残念がられましたけど(私もちょっぴり残念でした)。また機会はあることでしょう。
 土日は東京に居ればいたで仕事があります。
 せっせこと打ち合わせしたり演奏会行ったりしなけりゃならん。お部屋の片付けもね。

ということで、ご連絡いただいた九州地方の皆さま、ありがとうございました。
また機会があれば是非、お会いしましょうね♪
2011_07
06
(Wed)09:35

『新月読本06/艦載機隊別冊2』、出来ました!

・・・しばらく一番上においておきます。最新記事は、二番目のアーティクルからお読みください・・・


 表題の通り、「新月本」の三冊目が出来上がりました。

 と申しましても、印刷所に入れるのはこれからで、何故、先に書いてるかというと、刷る前に部数を決めなければならないからです。
 今回はヤマパがあるわけではないし、お世話になった方々と、以前、「01」や「05」をお手許に置いていただいた方を中心に、DMを出そうか、と思っています。なので若干少なめに刷った方がいいのか、どうなのかというところで。

 実は、表紙がJayさま描き下ろし、ウチ的艦載機隊員たちのオールカラー(!)などという豪華版なのです。
 なのでやっぱりPP加工はかけたいし、、、そうなると、あんまり少ない部数でもオンデマンド印刷でも、値段はあんまり変わらなくなっちゃうんですよねぇ。
 で、基準に計算した部数より「増やすかどうか」であったりもします。

 ということで、ネットからも「予約受付」いたしますので、もし「手許に1冊あってもいいな」と思われる方は、メールフォームからでもご予約ください。拍手からでも、お名前(ハンドル)とメールアドレスを書いていただければOKです。
 いまんところ、1部1,000円くらいでお譲りしようかと思っているのですが、たぶんそれだと赤字。いいんですけどね(^_^;)、シュミのものなので、道楽の範囲だし。ただ、今回の単価がまだ決まらないので、そのくらい、という感じでしょうか。

                      ・・・
 以下が概略です。

 『新月読本06/艦載機隊別冊2』
   YAMATO2199~鮮やかな光芒・2


  ▼内容は、「ヤマト・パート1」の後半。オリジナルを含みます。
   基本的には、ネットに現在もアップされている同タイトルのNOVELがメインです。
   これは「艦底からみたヤマト本編のストーリー」で、主人公はうち的オリジナルの
   宮本暁(みやもと・あきら)ですが、当然、加藤三郎とか佐々葉子とか、伊勢佳子とか、山本明も
   けっこうな割合で出てきます(ってほとんど第一艦橋には入りません)。
   島や南部も、格納庫や食堂近辺をウロついている設定です。

   ほかに、りらさんの短編(3本)とか、皆さまのコメントとか。

  ▼太陽系突破~イスカンダル~帰路
   第18話特集:「浮かぶ要塞島、たった2人の決死隊」
   イスカンダル小特集
   艦載機隊下っ端物語・一部
 
     『05』と異なり、短編・中篇がたくさん詰まっています。

  ▼本文152ページ(1色)、表紙カラー
    ということで、かなり分厚いです(笑)(<だからコストがぁぁ)
 
表紙をチラ見せしておきます。これだけで某古代ファンは悶絶しておりました(笑)。
お持ち帰り禁止でっせ。…ちなみに、裏表紙は島くんです(^_^)。
中ページ扉に、真田さんのドアップもあります(作品「赤と青」)…って、イラストで釣ってどうすんねん。
いや、でもJayさん&ERIさんに瑞喜ちゃんも加わって、ものすごい豪華執筆陣なことは確かです。
毎回、イラスト上がってくるのがとても楽しみながら作っておりました。

shingetsu06-an2cus.jpg


もちろん黄色の消しゴムは本にはありません(笑)。
よろしければ是非、お手にとっていただければ、と思います。

 ちなみに、このあとまた月末から多忙期間に入ってしまうのです。
 印刷が上がってきても、そのあとの作業ができません(>_<)(在庫置いてある場所=自分の仕事場 へ行けないからです)。お早めにご予約いただいた方には月末くらいまでにお渡しできるかもしれませんが、ほとんどの発送は8月20日すぎになりますことご了承ください(_ _)。

 でも、きれいにできました(ってまだ刷り上ってないけど・笑)。
 本が出来るのって嬉しいですよね♪
 今週、部数を決めて入稿します、はい。・・・あ~でも夏コミ間に合っちゃうなぁ。どなたかに委託しようかしらん。。。
2011_07
04
(Mon)03:11

さて潜ってます(笑)>艦長さん

 ようやく再開できました。
 話はどんどん展開していきたいのですが(でないと、実は細かいところが忘れたり変わったりする・笑)、なにせ書く時間、ないっす。

 とりあえず、昨日アップした分を前後編に分けて2日でアップしようと思ったのですが、見返してみたら、あまりに短いので、まとめて1本にしました。一度読まれた方も、もう一度後半も含めてお読みくださいまし。すみません。

 1章にすると、ちょいと長いんですよねぇ。。。ううむ。いきなりそこで回想など始めないでほしい>こだい
 部下たち3人組のことは、どっかで描きたかったからまぁいいんですけどねぇ。20くらい年下の部下たちに、「面倒見」られちゃっている古代進、相変わらずです。
 う~。
 ここはとっとと済ませて艦隊戦といきたいところです。守=息子が待ってるじゃんかよー。親父ぃ。

 あんまりこの乗っ取りを細かくやってると、どうしても古河くん若き日の「収容所惑星」と被るじゃないですか。あそこでヘビーな惑星戦は出しつくし気味ですし、どうしても訓練された古代配下のモノドモよりも、前線惑星から流された受刑者たちの方が、いろいろクセモノが多くて面白いんだもんなぁ。。。

 ということで、闇の艦内を進みます、艦長様ご一行。……まぁ、がんばってください。
2011_07
03
(Sun)20:30

tit:龍の棲む21 [回天-開戦前夜]

 龍の棲む 【回天-開戦前夜】
= 0 = 序章
= 1 = 戦闘空域へ
= 2 = ワープアウト
= 3 = 初陣
= 4 = 邂逅
= 5 = 救出・1
= 6 = 拉致
= 7 = 救出・2
= 8 = 救出・3
= 9 = 再び
= 10 = 作戦始動
= 11 = 合流
= 12 = 怪我
= 13 = 隠された宙港
= 14 = 潜行
= 15 = 突入

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

= 15 =

 「艦長っ、ありました」
潜めた柴田の声に、日向が走り、古代はそれに続いた。
「よし、行くぞ」
慎重に扉の外から中を覗き込み、パイプの走るそれの中を蠢く影を察知する。
頷き合うと、一瞬ののち、彼らの体は踊り、手近にいた1人を拉致していた。
――地球人だ。少なくともそのように見えた。
ボイラー室の技術員まで、戦闘服に身を固めているわけではないからだ。
 それに。
 古代にそのアイデアが沸いたのは偶然ではない。この戦艦を見た途端、閃いたものだった。
(――運が、良いのかもしれない)
 いや本当に運がよければこのような羽目に陥っているのかどうかは疑問だとあの世にいる親友なら言うかもしれないが、確かにこの状況において、チャンスの一つといえるかもしれなかった。

                 ☆
 「……どうしたのだ」
艦橋は明かりが落ち、非常灯が点る状態に陥っている。
艦内温度が一気に下がり、すべての機能が低下しているのだ。
「――針路、保つだけで精一杯です」「あの向こうに敵艦隊が……」
「ひるむなっ。こちらが正義だ。地球防衛軍なぞ、まやかしの政府とその犬どもにいつまでものさばらせておくつもりかっ」
班長のいつもの決まり科白ではあった。――その思想や利権に共鳴して皆、此処にいる。
ただ現在は、そればかりでもなくなっていた。
それはあまりに理想論にすぎ、地球の現在の暮らしを捨ててまで通さなければならない正義とも思えなくなっていたのだ。
 人は誰でも――慣れる。
 事件も日常になり、戦いも記憶になり、懐かしむことさえするようになるのだ。
虐げられた記憶も、時が経てば風化する――だが。風化しないものもあった。
いまなお虐げられていると感じている者たち。
自分たちが報われていないと思い続けていれば、そのすべてを包括したまま、命がけで護ろうとした者がいたことや、地球や、自分たちが生かされた存在であることも、忘れてしまう――。
 自分たちを生かすために、その悲惨な歴史を作った一部である者たちと手を結ぶ……これは“一時的な方便”とされ、彼らの間では、考えなくなっていた。
そのために、一部の者が利権を得ることも、知らされはしないのだ。

 「どうした、機関室っ! このままでは逃げ切る前に凍死してしまうぞ」
班長が怒鳴るが、機関室からの答えはない。モニタもざーざーとノイズが走るばかりだ。
「誰か――機関室へ行け。格納庫の連中はまだ見つからんのかっ。早く“処理”するんだ」

              ☆
 ボイラー室の処置を近藤と柴田に任せて古代と日向は中枢を目指した。
こういったことはタイミングが重要である。
――インカムが使えればよいが(傍受されずに、という意味だが)、柴田のことだから無様なことはするまい。

 壁伝いに階段を螺旋に上る。駆け上ることはムリで、時折痛みで目がかすんだ。
だが、まだ戦える――古代進はそんなことを思ったことがあったなと、訓練学校時代の“行軍演習”を思い出した。
往々にして訓練の方が厳しかった――実際、自分たちが戦いに出てからは、ヘビーな惑星戦などなく、放射能の下で、そうしてただひたすら戦艦に閉じ込められて宇宙の闇の中、火花の中、戦ってきたからだ。
 戦後になってそういった機会も無いではないが――彼はまだ意識はしっかりしていた。
だがふっとまた緩みそうになり「艦長!」ぐっと腕をつかまれて日向に気づいた。
 「しっかり、してください――あの上が、エレベータ室なのですよね? そうですよね」
古代は頷くと、「あぁ、そのはずだ」と掠れた声でそう言い、部下の先導するに任せた。

 うぃん、と静かな音がしてさらに明かりの明度が落ちた。
日向が古代に明るい目を向ける。近藤がうまくやったようなのだ。
(あいつは技術部員だが――けっこうソッチもイケるな)
内心古代は1人ほくそえむ。ヤマトの先輩である某人――現在は地球を支える1人であるその人を思わせたからだ。
柴田もまた“相原のよう”なところがあり、その意味では頼もしい部下たちといえた。
もっとも柴田の場合は、相原義一に憧れていることを隠しもしないため、行動パターンが似ても仕方がなかった。
古代にくっついて離れないところも。
(そこまで似なくとも良いのだが――)古代は苦笑する。
 だが、もちろん年代の違いもあり、個性は大いに異なっていた。
飄々とした柴田のユーモラスなところや暢気さは、神経質なエリート風の相原とは似ても似つかなかったし、近藤はガタイだけみればむしろ戦闘員のようである。
あの太い指先が器用に機械やラインを扱う様が奇跡的な気がするほどだ。
大らかな性質はキレる様が表情にも表れる真田とは対照的ともいえる。
もちろん、近藤にとっても真田志郎は“カミサマ”であって、単純に“憧れる”などという存在ではないのだそうだ。
それに比べれば古代など、ヘタをすれば“たかが艦長”であり、尊敬する上官であることには代わりないものの、むしろ面倒を見なければならぬと心決めているようなところがある。
 日向は――。
 これまで古代が“腹心”として部下に抱えた中では、どうやら「一番古代進自身に似ている」といわれている。
見かけは若き日の古代よりもずっと頼りがいがありそうに見えたが、「中身がそっくり」――これは昔から彼を知る者たちの共通見解である。
それに関しては日向・古代、双方ともに大いに不満だったのだが……。

 「艦長! ここです」
その日向が言って、2人は扉の左右に張り付いた。
「××××!」「××××!!」「▼○××…」
壁に耳を当てて向こうの気配を探る。予測どおり中は喧騒となっており、2人は顔を見合わせると突入のタイミングを計らった。
(――艦長、開けますよ)
電気系統がイカれている今、扉は手で開くかもしれない――そう思って手をかけると、重いながらもそれはするすると動いた。
 頷く古代である。

 2人は闇の中、豹のように動いた。

= 16 = へ続く)
2011_07
02
(Sat)23:59

病院周りも体力が要る、、、

 このところ3月以降の、激・多忙な状況にしては、われながらよく健康(?)を保っていると褒めたいくらいである。
 前にどっかのだぁれかさんがblogに書いてらして、あとで本人を罵倒した私であるが(笑)、健康だったり丈夫な人って、けっこうその幸せとかヨロコビに気づいていない、と思う。私程度の病弱ぶりでこんなことを言うと、本当に難病を病んでおられる方や、入退院を繰り返されている方にはそれこそ罵倒されそうな気もするが(でも最近は、甘やかされた病気マニア&社会不適合を病気の所為にしたヒキコモリも増えているので、一概には言えない)、それでも、自分の体を自分のものだと思うのはすでにゴーマンなんではないだろうか? と時々思う。
 まぁそのへんは、「おめーは、ほんまに戦後の人間か?」とか言われそうなので、やめとく(笑)。だって、体に穴開ける=ピアス だって抵抗あるんだもん(だから未だにイヤリングである)。

 まぁでも朝起きて、「今日はどっこも気分の悪いところがない。いい気分」っていう日がたまにあると本当に嬉しいです(幸せな気持ちになる)。天気でもよかった日には、一日シアワセだもんね(たとえ暑くてもです)。

 まぁ、悪いとこがあれば開腹したり切開して手術してもらわにゃならん。そのしんどさっていうのはなかなか体験してみないとわからないような気がする。
 昨今の事情では、患部によっては、なるべく切らずに治そうという治療もあるんだけど、「悪けりゃ取っちゃえばいいじゃん」というのは、東洋的考え方からいうと、けっこう違うような気もするんだよねぇ、まぁこれは気分の問題ですが。
 取って楽になったことはもちろんありますとも。だって患部なんだもん。20年早く手術しておけばよかった、と思ったことももちろんありましたけど、、、まぁいいや(食事中の人、ごめんなさい)。

                  ・・・
 また前フリが長い(-_-)。
 前の納品が終わって、普通なら少し休めるんだけど、カイシャの若いヒトが辞めたりなんかして人手不足で(付け加えると1人入ってきた新人は、ひじょーに仕事が出来る。なかなか頼もしいオンナであった。ちょっとすっ飛んでるけど、明るくていいし)、もう仕込んでおかないと夏はないぞ状態。ようやくこの金曜日の夜、一息ついて、でもね昨日は午後から演奏会→この間オーディションに立ち会った某番組の本番収録夜10時まで、に付き合って、けっこうヘロヘロだったり。

 しかし。
 今週の某平日の午前中に、「この日は薬を取りに行く!」と決めておいた日。疲れが出たのか「ごめ~ん、だめだ」とツレアイノヒトに電話をし、半日寝てました(爆)。
 ということで土曜日の午前中は、「病院周り」。
 診察に行く時間はない(なにせ4時間コースだ。だから忙しくて体調が悪いほど、医者に行けなくなる。これはおかしいんじゃないかい!?)。

 某DVD店に朝9時59分までにDVDを返さなければならんことに気づいた。仕方ない、、、ということで9時半ごろ家を出、その店に返却。それから歩いて某総合病院Aへ。薬だけお願いして、かれこれ30分。
 看護師さんに、「次は××先生の受診してくださいね。この次は、お薬だけはお出しできませんよ」とキツく釘を差される。だって(;_;)。先生のご都合と、私の仕事の都合(休める時間帯)が合わないんだもん。。。しくしく。でもなんとか忙しくなる前に受診しなければ、、、っていつだよ。

 すごすごと、だが無事に処方箋をゲットし、とりあえず薬が先か某総合病院Bが先か迷うが、Bへ先に行くことにする。ここは遠くはないが近くは無い。通勤経路からは完全に外れているため、3月に運び込まれた救急車での治療費の清算ができていないのだ。ずっと気になっていたんですがね、私たちが家に居られる日や時間に、病院の会計って開いてないんですよぅ。どうしろっていうんですかい。
 ともあれ、差額2800円少々を(保険証出して)支払って、バスに乗る。
 それでまた、こんどは行きつけの薬屋さんへ。処方箋出して薬を貰うのである。

 いつだったか。

 病院の待合室での会話。
  ××さん「ねぇ▼▼さん、今日は◇◇さんの姿がないねぇ」
  ▼▼さん「そうですね、××さん。どうしたのかしら」
  □□さん「あぁ、見えませんね」
  △△さん「◇◇さんかぁ。具合でも悪いんじゃないの」

 というようなギャグがありましたけどね。
 たしかこれ、老人医療とか薬漬けを揶揄する、少々ブラックなジョークだったと思いました。

 確かに、忙しいと「かなり具合悪いな、検査したり診てもらわないとマズいな」と思っても、待ち時間とか考えるとなかなか行けないんですね。特に持病とかの場合は余計に。なんだかなーと思います。

 でも少し元気な今日このごろのワタクシ。土曜の午前中に早起きして病院周りを出来ただけ、元気なのかもしれません。。。あぁぁそんなこといってないで区の健康診断も歯科検診も、某科の某先生んとこにも行かないといけないんだよぅ(;_;)。

                    ・・・
 ということで、一端戻ってメールで諸事連絡を済ませ、午後はまたヘビーなオシゴトへ出かけていった土曜日でありました(_ _)。
 この「オシゴト」の話も面白かったのですが、これはまた機会があれば。