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2012_01
22
(Sun)00:06

yamato復活編DC版・小上映会

 行って来ました。
 えっらい雨で寒かったですね?
いちおう、お約束かなというので15時開場とかいてあり15時10分前に到着。でも、まだ中には入れなかったので、店長をガラス戸の外から呼んで、「まだ?」と尋ねると、「すみません、まだ」とのオハナシ。昼飯食いそびれてお腹が空いたといってたら、上映終了まで食事はポプコンとかだけだそうな。始まる前に食べようと思ってたんだけどな~(-_-)。
 仕方なく仕事の電話をしていると、そうこうするうち連れが到着。もう一組のお客様もいらして、一気に上映会っぽい雰囲気に。……連れにお願いをして、同じビルの奥のほうのお店にカレーを食べに行く(<をい)。緊張感がないことはなはだしい私。
 やっぱり男の人が多いなぁ、知ってる人、一人もいないってのもけっこう珍しい。

 一番前のソファの席に座れたので、後ろの様子はよくわかりませんでしたが、う~体が沈む。でも良い気分。
 結局、始まってしまうと一気にのめりこみ、あっという間の2時間3分でした。

                ・・・
 上映時間が短くなっているということは、刈り込まれた部分もあるということなんですね。
 それは、正しいのだろうと思う。
 不満が出た部分は、作り手もファンにも、重なっていた部分が多かった。なぜなら、現在、製作に携わっておられる方々こそ、ヤマトで育った方々でもあったからです。もちろん当時のスタッフもいらっしゃるのですが。
 1/28~2/3に、映画館で夜間上映されます。これを見られる方も多いでしょうから、ネタバレはやめます。

 ただなー。
 私にとっては、一度、放映された物語です。これはなんでしょう、リメイク版でしょうか。
 どこが変わった、ここが良くなった、なるほど、という部分が増えた。そう比較して楽しむことも、突っ込んで話題にすることもできるでしょう。大きく変わったのは音楽でした。あれはあれでよかったんだけどなー。ヤマトの音楽に戻っていた、それだけはいえます。
 それだけで、特に後半。見終わったあとの残存する感情が、「ヤマトだった…」わけでした。つまり、割り切れない、後味が良いとはいえない、だけど心の奥深くの、細胞にまで染み渡ってしまうような。

 いま、けっこう辛い気分でいます。
 一昨年に終わって、すっきりした。「Space Battleshipヤマト」で、満足できた。あとは距離をもって、平和にヤマトと付き合っていこうと思っていたのに。
 古代進。やっぱり、あんたはあんただよな。

 音楽を変えただけでここまで変わるとはね。
 尺が変わっただけで、ここまで流れが「ヤマト」っぽくなるとは(<これは当たり前です。脚本を舐めんな)。
 そうして、若者たち一人一人のキャラは、前回より立ってきた、、、のは二度目の邂逅だからでしょうか。

 前回、私はサクライがけっこう気に入っていたのですが(今回も気に入ってますけど)、やっぱりカミジョウ、いいです。それだけは前の上映時以上に、準主役くらいやってもいいんじゃないの、と思います。
 誠実に作ったのだなと感じることはできました。
 でもそれで、生まれ変わってよくなった部分もあれば……やはり失われた部分もある。

 でもでもでも。
 切ないですねぇ。ヤマトの製作者はサドだなみんな。コダイが哀れです。

 ということで、映画館でこの感想や感覚を共有したいと思うので。誰か誘って行くつもりです。明日、もう一日あるのかな。お楽しみください。