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2012_06
30
(Sat)23:43

ヤマトな一日・第一部

 期待・大。
 朝のうちにグッズをげっどしておこうと思ったのはいいけれど、朝、なんだかかんだかやることがあって出かけられない(>_<)。結局、40分ほど前に到着して、とりあえず買えるもんは全部買った(いらんもんは買ってない)。ついでに『天地明察』の前売りをゲットしてしまったのは、カレンダーにつられたから、、、ぢゃないもん(-_-)。

 ランチをしてから、開演まで、けっこう長かった。
 話をするのは面白かったんだけど、早く観たかった。劇場に買い物にいったら、前の前の回をやっていて、「関係者受付」などあり、だまくらかして入ろうかと思ったくらいである(爆 (<んなことしませんって)
 しかし、なんの関係者なんでしょうね? マスコミ試写は28日に終わっている。

 さて、劇場内へ入る。

 舞台挨拶回でもなんでもないのに、どんどんと埋まっていく場内。ちらほらと親子連れもまぢるが、親御さんのしつけが厳しいらしく、子どもも完全に「真剣に鑑賞」モードに入っているらしい親子の会話など聞こえてくる。当然、知り合いの顔もちらちらと見えるけど、まぁそれどころじゃない。
 始まって、しわぶきひとつ立たない場内。完全にスクリーンに集中できる環境だったのはラッキーでした。

                    ・・・
 おもしろかったっ!
 「新作」ってとこがわんさとあって、面白かった。

 で、見終わってから、また「もう一回観たい」と思ったんだけど、、、一つだけ言っていっすか? 超絶複雑な心境になったのは、私だけだろうなぁ。。。まるっきり、うちの××とかぶるんだもん。えーそうですとも、どうせ誰でも考え付きそうな話ですとも、えぇ。
 ラストシーンで、古代と二機、機首並べて飛び帰るシーンなんて、、、うっく(泣  あぁぁいいなぁ。いいよなーオフィシャルであんなことやってもらって。

 艦載機隊ファンなら、この第二章は、ほんと、お勧めです。
 一癖も二癖もありそうなファルコンの連中と、その前に立つ古代(<けっこう、かっくいい!)とか、玲と古代の様子に複雑な様子を見せる雪とか、それと雪と古代のいろいろとか。
 格納庫と艦載機隊の様子がとっても気に入りました、私。…でも、××くんはやっぱり、、、××なんだ、、、うう。

 もちろん、島とか南部とか太田とか、真田とか、新見とか。うふふん♪面白いよー。

 ほとんど、加藤かっくいー! 〇ちゃん主役! と思って観てました。
 それに、ガミラス側も面白いですよねぇ、ドメルも早くも存在感ばりばりだし(出てきてないけど)。
 デスラーのファーストネームがわかったでした。デスラーって苗字だったのね(^_^;)

はうぅ。。。早くDVDが欲しいです(Blue-Rayしか劇場売りしないんだもんなぁ)。

次の第三章は、さらに面白そうなんすよー。なんでかってと私はそのあたりが一番好きなシーンが多い。
どうにでも変化できる場所だし、予告の短いカット観ただけでも、おもしろげだね。
でも、10月13日ぢゃ初日は無理なので(10月20日ごろ行けそうかなというかんじ)少し悔しいですが。

さてこの回、何回見られるでしょう。
でも来週から某氏がアテてるねこアニメが始まるんだよなー。

ともあれ、艦載機隊萌えで、島くんかわいくて、古代ががんばった回でした。
雪ちゃんだけでなく女性隊員みんな、良い味出してたし、
真田さんがようやく人の顔してきたなー。藪くんもいいです(<ってみんないいのか?
佐渡先生が違和感あるんですけどね、私は。アナライザーもようやく「らしく」なってきました。
2012_06
25
(Mon)20:21

新宿で飲んだ帰り。

 昨日、新宿を夜、珍しく(少し飲み足りないな)と思いながら三丁目の方へ歩いていて。夜中というには少し早すぎ、かといって、一人でもう1軒いくほどに飲みたいわけではなく。。。友人に電話しようかどうしようかと迷い(まぁ日曜なんで~、私の友人たちってばやっぱりさすがにちょいと出てこない? とはいいづらいよね)。

 おいしい料理を食って、楽しい会話をして(オペラの話とかで盛り上がった)、お酒も適度に気持ちよく。
 空気も気持ちいいなー、なんて思いながらとことこ。

 皆さんJRだったので、地下鉄の方まで一駅歩くことにした。
 ふと思い立って、新宿ピカデリーへ。らっきー、売店まだやってる(^_^)♪

 目当てのものを購入し、ふと気づいて、見てみたら。うふふ、やぁっぱり♪
 もう、「2199・第二章バージョン」になっていました↓

2199-2-2
はい。これっすね。

で、コスモ・ゼロ、かっくいー(*^.^*)↓
2199-2-1

ということで、コダイくんと雪ちゃんのアップをサービスです♪
2199-2-3

……これって、突撃レポート?(笑)

その割に、舞台挨拶の回のチケ取り、しそびれたんだなーこれが。相原ちゃんと南部ちゃんなら、がんばればよかったよー(;_;)。ということで、土曜日を楽しみにしている今日このごろです。

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2012_06
25
(Mon)00:45

ただひたすら楽しむ

 いやぁ、皆さま「愛」よねぇ(^_^)♪

 と思う今日このごろなのですが。
 私、どうやらそれに乗っかれないみたいなんですわ。

 「2199・第一章」を観たでしょ。わくわく♪ それで、第二章、早く観たいな、と思って日々を過ごし。それでもって、先日から9分、予告編配信行われてますよね。もう、「見る見る」

 事前に情報を集めようとか。
 Yamato Crewに、キャラ設定が発表されたとか。
 マンガでどうだとか(いやエースは取ることにしたから届くんで読んでますけど)。
 雑誌やテレビの事前情報とか。

なんか、ぜ~んぜん興味なくて、ツッコミする気もなくて。ただひたすら
「楽しみだなぁ、わくわく(^_^)♪」というお子ちゃま状態になっております。


ひとぉつだけ予告を見ていて気になったのは、どなたかも仰ってたのと同じで
「叫ぶなよぉ~」
だったりしたのですが。これは別の理由がありまして。
はるかむかぁし、声優さんたちとお会いできたりした時代に、
「アニメばっかやってると、つい叫ぶのが癖になるから、他の芝居もやんないと」
みたいな話をされていて、その時はよくわからなかったんですが
それ以降、なぁるほどなことは身に染みて感じてたので。
今回、ヤマトまでそれかい、、、ちょ、ちょっと。。。とは思った。

でも、あとのはなんかどーでもいいなぁ。
早く観たいなぁ。
PV見たら、よけい見たい。
か、かっこいいじゃないかー、みんな。

             ・・・
『復活篇』や『Space Battleship YAMATO』の時に、「出来るまで何も言わないで応援しようよー」と言っていたノリとはちょっと違う。いまの新作は、語られることを推奨しているような部分がありますよね。
情報を小出しにし、ファンの会話と興味を引き付け、舞台挨拶やらウェッブラジオやらなんやらで、やたら「語る」。
作ってらっしゃる方たちが、「とてもファン」「大事にしてきた」作品だからこそ、受け手であるファンの心持もわかっちまうんだろうなぁと思いつつ、それでも、受け手は受け手、発信者は発信者だ。

なんかねー、どうでもいいんだよ。
楽しみなだけで。
DVD買ってあとで10回くらい見直したらなんか感じるかもしれないけどさ。

でもたぶん、それよりは旧作見直すような気がしますけどね(笑

ということで、6月30日を、超絶楽しみにしているワタクシでした♪
2012_06
23
(Sat)23:21

年に一度の邂逅

 6月の土曜日に、同窓会が行われるようになって数年経つ。前にも書いたかもしれないが、福井県にある私の母校は、卒業して27年目に同窓会組織総会の幹事を受け持つことになっていて、その際に、同学年だった連中の名簿を作り、消息を尋ね、組織化していく、ということが伝統的に行われているのだ。
 この、27年目、というのはけっこう◎な時期なんだろうという話になった。
 出世競争は、終わってるだろう。成功する人はもうエラいだろうし、それをやめて落ち着くところを見つけた人はもうそこに収まっている。お互いにぎくしゃくすることもなかろう、というわけだ(現に、大学教授やら准教授もいれば、企業家の社長もいれば、普通のサラリーマン=課長さんとか係長さんとか もいれば、主婦もいる。あ、自衛隊員やら警察関係者やらが居るのはちょっと珍しいかもだけど)。
 まぁもちろん本気で名前の出るような商売をしている(政治家とか、有名企業家とか)人はあんまり出てこないし、集まる人間といえば全体の10%にも満たないのだから、同窓会っていってもそんなもん?

 そういう「行事」があって、それで顔を合わせた連中が、次年度以降も毎年1回くらいは会って飲もうぜ(ゴルフコンペ組もいるけどね)という話になっている。

 我々の学年は、関西組が多かったのだが、関西組はほとんど帰郷してしまった。
 だから、東京は最大勢力だ。現在、おそらく50人くらいいるんじゃないかと思う(各国駐在なども含めて)。366人中の人数だから、結構なものだ。
 それで、毎年集まるのがだいたい20人前後。増えたり減ったり。みんないろんなジャンルで仕事してたり生活してたりするから、とっても面白い♪

 今回話題になったのは(いや、あちこちで話題が分裂してんだけど)、強くなった野球部(現役)の話と(笑)某子女の話。

 宝塚に入団しているのが一人いて、どうやら芽が出始めているらしい。
 花組で、男役(たち)。この間のトルストイにも役付きで出ていたというから、楽しみじゃないか。写真を見せてもらったが、目元涼やかで(<なかなか親父もイイ男だからね)、人気も出そう。きっとファンもいるんじゃないかな。東京・兵庫の往復の生活で、宝塚乙女というのもなかなか大変なようだが、本人は楽しくやっているらしい。現在、花組のトップの娘役はどうやら福井出身だそうで、不徳の致すところながら知らなかった。

 今度の花組公演は9月だそうなので、ツアーを組んで行こうかといっています。ご興味おありの方は、是非、ご一緒に(別にクラス会ってわけじゃないから、ダレ誘ってもOK♪)

 なぁんていう話題で盛り上がったのである。
 
2012_06
22
(Fri)23:09

6月の業務

 ようやく終わったし。
 といっても、前回、「4月の業務」が終わった段階で、相当にダメージを受けたらしく、パソコンに触れない日々(でも仕事では使うので、疲弊は倍増し)が続いた所為か、今回は、土日になるとネットも開けない日が多くて、なんだか書きたいことはあるんだけどな~というのが続いた。

 「書きたいこと」というのは、次の日になったら忘れたり、別のネタになっていたりするので、最近は某SNSで“つぶやか”ないまでも、FBで書いていたりする。FBは基本的に“お友だち”しか読めないので、それはそれで広がらないんだけどな、ううむ。かといって、Twitterは、思いっきりじゃまくさいので、開店休業状態。

 演奏会にも「仕事で」行くことが多いので、純粋に楽しめることは少ないのだけれど、それでも「良い演奏会」というのにはしょっ中、ぶち当たる。この間のように、「これはどうかと思います。好みじゃないし、第一楽章途中で席立って帰ろうかと思いました(前から3列目じゃなかったらやってたとおもう)」と、出演していた親しい方に申し上げて、「いやそれは是非、そうしていただいた方がよかった」と、実際に指揮者に半分怒っていた彼もそう言っていただいた、なんてこともあります。(ちなみに、「わかっていただいて、嬉しいですー」と喜ばれました。悪口言って喜ばれるってのも、ヘンな話ですが、わりと無いわけじゃありません)。

 もちろん、悪口言ったり、途中で帰ったり(<時間の無駄だから)するのは、「自分でお金を払って購入したチケット」に限ります。ご招待いただいた場合は、礼儀つーもんがあるから、最後まで聴く。関係者がいらっしゃれば、にこにこしてご挨拶する。ま、オトナのジョーシキってもんですね。


                  ・・・
 このblogを再開してから、「ヤマトの話」しか書かなくしていました。
 一時期、blogを分けようとか思っていて、この下に二つほどリンクしたのですが、やっぱりなかなか書けないですねぇ。なぜかっていうと、なかなかそっちのネタまで行きつかないんです。
 なにせ、「宇宙兄弟」(<まだやってるんだなこれが)ですらまだ見に行ってないんだよー(泣)

 演奏会の感想とか、感動とか。書きたいなーと思うこともありますが、毎日積み重なっていくと、上書きされていく、勿体ないよなぁ。と思いますが。半分は仕事につながるからよいのですが、記録してないと忘れることもありますし。というか、ほとんど忘れてしまってますね。なにせ1週間に3本も4本もコンサート行けば忘れるよね(^_^;)。

 今週は3本でした。
 来週(25日からの週)は、、、え~と。ぶっきんぐしたのは人に頼んだから、それでも5本ですね(笑 笑いごっちゃねーって。

2012_06
13
(Wed)23:17

絶賛××中!!

…つまり、××に、いろんな単語を入れるのが流行っている(身の回りで、だけだけど)。
絶対日本語として可笑しいのを入れるんだけど。

 で、現在、「絶賛××中」です。
 むっちゃ大変です。
 投げられるショーバイでもないんですが、さすがに今回はばかりは投げようかなと思わないでもない。
 いーかげんにやりたい。
 手抜きでもやらねーよりゃまし。それは「逃げ」というよりも「こすとぱほーまんす」というやつや。ところが、うちのスタッフくんたちは、それが「いや」って連中です。
 馬力かければ出来ちゃうから、がんがんいく。お~~~い、、、(;_;)。
 労力をいとわないという意味ではたいした連中だとは思うけどなぁ、、、私しゃ疲れるよ。弱ってる時はとくにだめだめですねぇ。

なぁんて、愚痴言っとらんで、仕事しよう。

                  ・・・
 直接の知人ではないのですが。

 突然、会社に電話がかかってきて、以前、部署ごとお世話になったチェリストが、突然死された。59歳。若すぎるだろ。
 親友と街中を歩いていて、倒れて、そのまま意識不明で2日間。救急車が来たときは、もう心臓の弁がイカれてたそうだ。。。そんなことだってあるんだなと思う。

 このまま死んぢまうのは楽でいいと(ほんとうにしんどいときは)思うけど、そのためには身辺は綺麗にしとかないとねぇ、、、そう思うと、おちおち気絶したり入院もしてられない。あぁぁともかく身辺整理をしたいぞっ! 身軽に生きられる人って、うつくしいなと思いながら、どうせ一生、泥ん中、這い回ってんだろーな、きっと。

 はい、絶賛××中ゆえ、作業に戻ります(敬礼!)
2012_06
11
(Mon)23:36

2199に対する“萌え”とゆーのだろうか。

 某所サイト様を読んで、ありゃりゃ私と同じよーなこと考えとる、と思ったんですが(でもねでもね、おねーさまは航海班の“要”ですからねっ! そんなこと言っちゃ、ヤですわよ)、考えてみたら、自分が2199についてどうこう、っていうのはほとんど表に上げてなかったのね。メールやリアルではずいぶんしゃべくりまくった気もするんですけどね。
 だから、書きかけてたこれ↓もアップしてなかったのです。

 忙しくなると、更新、止まるでしょ。
 書いてないのではなくて、まとまって書けないので途中まで書いて、散らかしほうだいなわけっす。よいこは真似しちゃいけません(笑)。

                    ・・・
 表のblogを読んでて思うんですが(皆さんのあちこち)。
 私、2199のコダイススムってすっげー好きです。…でも何故か“古代ファン”には抵抗があるらしい。
 けっこう萌えますけど。声もなにもかも、全部。…顔は、正面向かないでくれれば、いいか。少しうつむきかげんが、好きだわ、キャラ丸出しで。
 でも、「The 主人公」って感じがちょいとテレるわよね(笑

 かとーは艦載機隊ファンには評判悪いんだけど、私は好きなんだよなぁ。。。ううむ

 要するに、古代にしても、チャラ男とかゆわれてる島とかにしても、戦闘機隊萌えの加藤や山本にしても。元の“~ファン”には受けないで、別のキャラに行ってたりすることが多い。なんでかなーなんては自分なりの分析はあるけど、それもまたヤボかなって思ったりします。

 私はこの島くんにも期待してるし、おちゃめな言動がけっこう萌えだし。
 でも、古代の方がスキだな、たぶん。
 加藤はもういっぺんイイ男だし(<ただしどなたかも仰ってたように、「ジェントルな部分」が無いんだけどねぇ、、、なんかのヘッドみたいだ(<そこがまた、内面との差があって、いんだけどさ(^_^)。

 ということで、ともかく次を楽しみにしてるわけ。
 6月30日かぁ。。。うふふふふ。この日は時間があるんだよ~ん。また遊べる♪

あ、眠い(_ _)zzzz...
2012_06
07
(Thu)23:28

龍虎の邂逅!?

 ブラームスの二重協奏曲、というのをご存じだろうか。
 ヴァイオリンとチェロ、2人のソリストが、ある時は対峙しながら、ある時は完璧なハーモニーを聴かせながら、オーケストラと共演する。ブラームスの真骨頂を聴かせる曲の一つである。

 曲そのものが相当に重いため、たいていは“相当な腕っこき”しか登用されない。それでも「これは凄いっ!」という演奏に出合うことはめったになく、、、まぁ好んで聴きに行くことが無い所為もあるかもね。

 だが、一人は注目すべきヴァイオリニスト。13歳くらいから注目を集め、15歳の頃にはすでに「あいつは天才」と同業者の若い演奏家たちの間でも囁かれていた大物、現在、17歳(たぶん)。
 もう一人もやっぱ若い。今は24になったけど、知り合った時はやっぱ相手は15歳だった(<んなんだから、綾乃は「若い方へ行くなぁ」と皆に呆れられる・笑)。大好きな某様(フランス人)の愛弟子くんのチェリストで、最近は時々帰国公演で、凄い演奏を聞かせてくれるようになった。

 いやまぁすごかったですよ?
 前から3列目で、龍虎のぶつかり合い、みたいな演奏を聴かせていただいた。バックの読響さんが上手かったこともあるけども、いやもう、長い3楽章の演奏の間ずっと、耳目が離せなかったですもん。ずっと二人の動作、音、音楽を奏でる様子、全身の動きやつむぎかた、はたまたそのぶつかり方・独立性・完璧なアンサンブルが、いやこいつら半端じゃねー、という思いを抱かせました。

 客席にも若い子たちが多かったです。現在T朋に在籍(籍はあるけど実質は外国暮らし)の2人なので、在学生の子たちにとっては“アイドル/スター”なのだそうです。
 そりゃそうだ。M浦くんとは違う方面の魅力、もう一つ若いんだけど、ワイルドで完成していて、凄いヴァイオリニストがいたもんだ。…私としては、「ようやく聴けた」という思いでいっぱい。


 なぁんかねー。
 凄いなと思うんですよね。

 言い忘れましたが、指揮は、ヤマトのファンなら皆さんご存知の、大友直人さんでした。
 この日は「オール・ブラームス演奏会」で、前プロが「大学祝典序曲」。いやこれは名演でした。大学祝典で涙するか? 自分。と思わずツッコミ入れたくなりましたけど。
 2曲目の中プロが、前述した“ドッペル”。これはもう本当、久しぶりに良いものを聴かせていただいたという感じ。G古くんの凄さというのは、「ともあれまず一度聴いてください」としか言いようがない。チェロのY阪くんの方は、現在、大発展中です。まだまだ変化していく、とても楽しみな逸材。しかし今日は凄かったな。完璧なアンサンブルの部分と、完璧に自分で持っていっちゃう部分と。。。ソリストだよねぇ。

 さて休憩後。大大大好きな、交響曲第4番。……多くは語りませんが、あぅぅ。どういう譜面の作り方しとるかなぁ? 第三楽章がちっとましでした。。。ってどう褒めろと。…好みの問題もある、ということにしておきましょうか。

 ともあれ、現在、2人はそれぞれウィーンとシュトゥットガルトで勉強中です。帰国のたびに、追っかけよろしく聴きに行く。。なかなか地方まではいけませんが、次は夏の松本のようです。
 
2012_06
05
(Tue)22:53

雨の弓

 少し前、というか先週といいますか。
 夕爆雨、というようなものが降ったりしてた。少し前に東京で当たり前になっていたヒートアイランド現象とは、ここ1~2年、また少し違うようだが、、、

 そういえば「夕爆雨(ゆうばくう)」などなんで書いたかといいますと、同名の文庫本が出たからですね。「ハンチョウ」シリーズでござんす。シリーズの水戸黄門ぶりが好きだったんだけど、DVD借りてテレビ番組の方を拝見してから、どうも、ハンチョウ=佐々×蔵之×さんにイメージされて、なんだかちょっとイメージが違う。
 いや、どっちも好きなんですけど、安積警部補って、もっと何というか。颯爽としてない、というか。うだつがあがらなそうだというか。。で、凄いわけよ。

 このシリーズは、舞台がついにお台場に本格的な分署が出来るところからなんだけど、晴海の某オタ祭が舞台になっているので、こっちマニアな方々にはけっこう面白いかも。作者の今野さんご自身が結構なアニメファンで、ガンダムのノベライズなんかも(最近は開き直って)やっておられるくらいだから、ワンフェスとコミケをネタにしたこの話は、結構リアリティありました。まぁ、「ふふ」とか「くす」って感じですけどね♪

 ということで、“夕爆雨”ののち、会社の窓から見えた「ビルの谷間の虹」。
 うちのヒトたちは皆、物見高いものだから、皆、見える方の窓に寄ってたかって写真を撮っていた。きれーですねぇ(^_^)。

rainbow2012-0528

 ま、そのくらいは憩ってください(_ _)。

 あ、今日じゃないよ。5月28日ですな、日付をみたら。あ゛~、一週間経つの、早すぎ!

       ・・・
 タイトルは、「そういえばレインボーって“雨の弓”って書くんだね」といまさらながらにびっくりしたようなことを言ったから。…そういえば、気づかなかったなぁ。他言語なら、すぐ分離したりくっつけて意味さぐろうとか思っちゃうんですが、英語も、そうかぁ、分けられるのか。
 rain+bow(弓)ね。なぁるほど。
2012_06
04
(Mon)09:13

無気力

 …どれもこれも、部屋が汚い所為だろうか。。。

 人と関わるのが面倒くさいなぁ、と思うと、せめて土日くらいは人に会わずに部屋にこもりたい。
 ゆっくり寝たいなぁ、とごろごろ。
 どうしても動けなくて、日曜日の仕事、キャンセルしちゃった(人に押し付けたともいう、、、あぁぁ後始末が大変だ)。

 本来、人嫌いだと思う。
 人間、というものはどうしようもなくて、愚かで情けなくて、強くてかわいくて、さらにはしたたかで好きだと思う一方、面倒で。みんなしんでしまえー! と叫びたくなることだってあるさ。なんでそんな莫迦なわけっ!? とか思うと。で、中でも自分が一番お莫迦だと思うと情けなくて涙も出ないし。

 プロならプロらしい仕事しろよっ、と思う。
 で、プライドだけは肥大化していて、謙虚さを失っていく。
 つまり、人の言うことは聴かないわけよね。
 聞いたつもりで次にかえってきたものに何も反映されてない→聞いたことにならんでしょそれは。
 こちらが「参りました」ってもの出してもらえば、文句は無いんだよ、こっちはそれ求めてるんだよ。

私でも出来る程度のこと、なんでできないんだろ。
考えれば、誰でもわかることじゃん? と何十回思っただろう。

そのキーワード、最近気づいた。全部がそう。

 「思考停止」

悩むこと。
ギモンを持つこと。
考えること。
自分が違うんじゃないか、と虚心になること。

具体的には、
洗いなおしてみること。初心に返ること。
俯瞰してみること、相手の目線を想像すること。

 政治経済外交地方自治体、身の回り。自分を含めて。ヤバい。


あ゛。出勤。

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2012_06
03
(Sun)14:04

読みたい本を探す。

 ここのところ、ずっと「読みたい」と思い続けている本があって、仕事の合間に、寝る前に、どうにもたまらない気分になる。
 それなら買えばいいじゃないか、と思うだろうが、実は“絶対に家の中にある”のだから、絶版のつてを辿り、高い、人の手に汚れた古書を探す気にはならないのだ。

 家の中にある【はず】なんだよぅ……と、完璧に“腐海”((c)by某御前)と化した家の中を眺める。

 数年前から、家の中は完全なる“腐海”と化している。中でもこの1年半。某社に通うようになってから家の中で過ごす時間が格段に減り、仕事場も自宅もゴミダメとたいして変わらない。楽器の周辺だけが少し隙間があるが、あとの空間はびっしりと増え続ける資料と、本の山に埋もれ、避けないと歩けない…という、まるで貧乏学生の下宿のようなありさまだ。

 つくりつけの本棚もあるにはある。
 だがそこも埋まってしまっていて、、、ただ整理すれば入る。

 何故こうなるか、というと、私は、一度読んだ本や資料も、何度も使うことが多いからだ。
 よく、断捨離や、「捨てる」整理を謳う本を読んでみると、捨てることを推奨している。なるほど、2年間触らなかったものは不要、という考え方は一理ある。
 だが、本当にそうだろうか?

 昔作った企画書なんぞ役には立たない。もちろんそれも一理あるので、広告代理店時代に作ったものは、ほぼ破棄した。だが、その時捨てきれずに残した資料本(主として美術書の類だ)は、捨てなくて本当によかったと思っていある。手に入れるためにどのくらい苦労したか、とかもあるし、一つ一つがアイデアの宝庫だからだ。
 それに当時の自分の実績は、いちおうきちんとまとまった1本の本棚にファイルされて収まっているが、、まさかこれまで捨てた方がいいとは思わない。それに、初版本の数々の漫画本の切り抜きとか(爆 (<これはマニア?)

                   ・・・
 困るのは、ここへ引っ越してきてから増えた本とCDと楽譜と洋服である。
 一計を案じて、カレシに二つほど文庫本本棚を作ってもらった。もちろんそれは重宝しているが、そこに収められた本ばかりが何度も読まれるハメになり、机の周りに積まれているものたちは、取り出して眺めても巻がつながらず、悔しい思いをする、、、ということになってしまう。
 結局、本は、「取り出せて眺められるところになければ意味をなさない」=ゴミと同じ ということなのだと最近は悟ったし、普通の“捨てればよい”方式の「整理整頓」は、自分や私と同業の人間たちには、ほとんどあてはまらないということに気づく。

 同業者でCDを1000枚単位で持っていない人間はいないと思う。
 レコード会社から送られてくるサンプルだけでも、月に十枚を超える。私は現在、そっちは会社の方でファイリングしているので大過ないが、個人で増えるものについては言及するまでもないだろう。また、そのくらい聴かない人間は、信用できないし、されない。

 だから例えば個人的な趣味のものを集めたい、と思っても、「少しずつ」は無理である。置く場所をキープすることができないからだ。空いている場所へはものを突っ込んでいかないとすぐにスペースは無くなる。
 これはまでは2年ごと(?)に引っ越しすることで凌いできたが、今回はそうはいかない。
 この家を引っ越す気はないし(ローンが払えないくらい生活に困窮すれば話は別で、まぁその可能性もゼロじゃないけど・笑)、現に、そのため10年住んでこの体たらくである。

 最近、ようやく少しずつ頭の中にイメージがわいてきて、時間ができたら一気に「整理整頓」したいと思っているが、そうすれば7割くらいは解消するかなとも思ってる(わくわく)(そう。実は私は“完璧な片づけ”というのは好きで、掃除もキライじゃない。だから現状にストレスが溜り、どんどん“、見ないふり”が進捗する)。


 ともかく、目下の問題は。

 1.練習のため持ち歩いていた“楽譜セット”が無い。ヴァイオリンも、ピアノも、琵琶も、である。
  これはとても困った。

 2.読みたい某シリーズが無い。しかも、三つとも
 3.最新巻を読み終わった。数年前にぽつぽつと揃えた、同著者の本を読み返したいが、どこにあるかさっぱりわからない

 この三つである。
 指を痛めているので、「ちょっと下の方の本を引っ張り出してみる」ということができず、少しの書物を動かすのも、全身疲労するほどの体力が必要なので、仕事で睡眠時間もままならない現在は、難しい、というのが現状だ。
 だけど、読みたい本を読む、活字に溺れる、というのは、私にとっては“何よりもの疲労回復”なので、それができない、というのはものすごくストレスの溜まることでもある。

 皆さんはね。
 「時間が無いというけど、休みの日に一気にやってしまえばいいじゃないですか」
 と思われるかもしれませんが。
 休みの日は、休まないと、もたないのだ、私。
 これまで何度、「今度の休みには…」と思ったかしれないけど。
 その日に朝からキリキリ掃除とかすると、次の週がどうなったか、考えるのも恐ろしい。
 だから、「一日休みだから…」はダメ。
 体も、頭も結構弱いんですわ、私。
 また、ハウスダストアレルギーだから、少しずつやる、ということもできない。埃に触るだけで皮膚がかゆくなり、喘息のような兆候が出るので、何らかの対抗手段を考えないと「毎日夜になると掃除」というわけにはいかないのだ。

 加えて、「大事な資料は一番上に乗せてある」これが、大量なんで。
 しかも、全部、紙。

自業自得とはいえ、ともあれ、私にそれを読ませてくれ~~と思う、日曜のお昼なのでありました。

 ちなみに、久しぶりに書店に行く時間が出来たので、数冊買い込んできた。中で面白かった2冊。

●冲方 丁(うぶかた・よう)『天地明察』
●海堂 尊(かいどう・たける)『ブレイズ・メス1990』

もともとこのお2人は、作品もですが筋の通った書き手としての姿勢が好きなんですが、この2冊は申し分なくストレス解消になりました(笑) そういえば『天地明察』は映画になるんですね。脚本にしたら面白そうな中身ですなぁ。映画も見たいと思います。
2012_06
02
(Sat)12:04

沈黙の証人

 伯父が亡くなった。享年、おそらく90代半ば。

 ここ数年は行き来も無くなり、病に倒れたことも知らなかった。
 最後に会ったとき、少し足を引きずっていて、室内で歩くのも結構不自由だと笑っていたが、特に日常生活の他の面では不自由はなく、食べることも話すことも、普通に元気だった。
 上京した両親・妹と一緒に行ったけれども、義理の妹である母以外は、誰が誰かはあまりはっきりしなかったようだったが、頭ははっきりしていて、いつもの優しくて明るい伯父だった。
 子どもの頃から、訪ねるたびに話したことや遊んで貰ったことはよく覚えていたらしく、話すうちに私と妹を等分に見て、懐かしそうにしてくれた。

 今朝早く、実家から電話がかかってきて知ったが、両親ともその僅か15分前に知ったばかりで、葬儀も済み、香典その他も不要、とのことである。…これについての賛否はあるだろうが、わが親族一同はそういう方針が主流なのだから仕方が無いともいえる(一瞬、呆然としたが)。親族が全国にばらばらに点在していることもあり、親の代の横のつながりは強い代わりに、そういう付き合い方をしてきたのだから我々世代がどうこういう筋合いでもない。
 だから従兄弟同士は、生まれてこの数十年に至るまで、各人、少ない人で1度、多い人でも3度くらいしか互いに会ったことがない。子どものころ、祖父母の家に集まることがあれば仲良く遊びもしたが、現在は若い方で40代後半、上の人間になると60代も後半になる(両親とも末っ子なのだ。しかも長子と親子ほども年が離れている)従兄弟たちと、あまり“親戚”というつきあいはない。

                      ・・・

 だが私と伯父・叔母とのつながりは、周りが理解しているのとは少し違うと思う。
 精神的なものなのかもしれないが。
 
 東京に出てきた30年前。私の大学は入学・入寮の条件として近県に住む保証人というものが必要だった。母と叔母は仲の良い姉妹で、当然そこに頼み、私も最初の2年、寮住まいをしている頃はよくこの夫妻の家に遊びに行ったのだ。東京が珍しかったこともあるし、礼儀もあり(<そういうことにはわりとうるさい家だったのよ)、伯父叔母の人柄と美味しい手料理、また年の離れた従兄弟たちがとうに独立していて2人住まいだったこともある。

 伯父と叔母は25と17で結婚した。昔、よくあったように写真だけの結婚式で、女学校を卒業してそのまま嫁いだ。その経緯は知らないが、伯父はそのまま出征したときいている。
 当時の写真を見せて貰ったことがあるが、美男美女で今でも脳裏に描けるほど印象的だった。
 そうなのだ。わが親族の中で、伯父は唯一の第二次大戦の戦役経験者だった。

 伯父は、陸軍中野学校出身のエリート士官だった。
 けっして自慢話はしなかったが、近代史に興味があった私が水を向けると、そういう話を訊きたがる若い娘が珍しかったのか、ぽつりぽつりと、日常生活(<軍隊のそれを“日常”というのかどうかは別として)について話をしてくれた。私は20代前半は徹底した戦争忌避者で、話をすることすら厭う人間だったため、興味深く拝聴しながらも、実際にどうだったかという話に踏み込むことは一切なかった。が、伯父が淡々と話すことの裏に見え隠れするものを想像するのは難しくなかった。
 少しの酒に酔ってご機嫌になった時は、ちょいと鬱陶しかったりもするが、おそらく若い頃は相当にモテただろう伯父は、いつでもチャーミングで、そうして叔母をとても大切にしていたことは常に言葉にしていた。

 私がこの夫妻に敬意を持っていたのは、そのことではない。
 終戦の前後、彼は中佐だった。大陸へ渡り、「行軍で一日に××km歩いた」などという話や、実際の地名が出てくると、戦記に詳しい人ならどの作戦に従軍したのかわかるのかもしれない。
 戦後、当然のように戦犯の裁判、佐官の公職追放があったとはいえ、伯父は黙々とそれに従い、それからは定年まで一労働者として現場で過ごした。それを何も言わずに叔母も支えた。

 贅沢もさせてやれず、叔母には申し訳ないことをした…と言ったことがある。
 だが自分は戦争に行き、人として人に言えないことをした。公務だったとはいえ、許されるべきではない。…そう言って、偉くなることも、あちらこちからの引きも断り続け(おそらく)、単純労働の労働者として一生を贖罪に生きることを決めていたようだった。

 伯父の同期や近い先輩後輩(同じ隊とからしい)が、現在の自衛隊を作ったのだそうだ。
 そうやって“国を守る”仕組みを作ること、再びあの悲劇を繰り返さない仕組みを作ることについての思いはあったようだが、ついに参加はしなかった。
 私はそのあたりは詳しくないが、具体的に名前の出た何人かは、(さすがに今は退官されているだろうが)陸自のトップグループの一部だったと思う。その誘いも断り続け、市井に身を潜めるように生きた。生涯それを続ける、というのはどのような気持ちだったろう。

 私の「戦争」というものに対する考え方も時間が経つにつれ変化し、忌避するだけではどうにもならないこともわかってきたし、もっと知らなければならないこと、社会的背景、さらには常にそれは現代との検証が必要なことだと現在は考えている。
 10年ほど経って、歴史の生き証人としての彼に話を聞きたいという思いが増した頃。行き来しにくい状況が発生した。その間に伯父たちは引っ越してしまい、少し行きにくい場所になった。10年以上が経ち、再会したのが最後になってしまった。
 
 チャーミングでユーモアのセンスのある伯父だった。
 叔母もまた笑顔の耐えない人で、その家に訪ねると明るい気持ちになれた。
 穏やかに沈黙していた伯父が、酒を飲むと時々亡くした仲間や部下たちのことを話して涙を浮かべることがあった。私たちにそれを見せまいとして泣き笑いだったけど、そして私や叔母がすぐに話を逸らしてしまうので。もっとじっくり訊いてあげればよかったと思うが、20代前半の私には、その余裕は無かったのだ。

 伯父の生き方は見事だったと思う。
 一人残された叔母もきっと、元気に生きるのだろうが、仲の良すぎる夫婦というのは残された方も心配だ。いとこ3兄弟妹の誰かと暮らすのかな?

 追悼の意を込め、記しておく。

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