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2012_07
30
(Mon)23:20

ヤマトの音楽を…。譜読み会 in 7/29

宇宙戦艦ヤマトの音楽を演奏するプロジェクト in 8/5 に向けて、
いよいよこの日曜日、それの「プレ・オフ会」という位置づけの「譜読み会」を実施。

夏オフの「企画枠」というところに乗っかって、気心知れた先輩たちに預けていけばいい本会よりも
こっちの会の方がちょっと緊張。だって、このblogからとか、mixiの「ヤマトコミュ」からとか
本館とは違うところから、「ただヤマトの音楽を一緒にやりたい」という人々が集まってくれる。
こんな嬉しいことはなかったからですし、あぁ会って楽しめるかなぁ、お互いが理解できるかなぁ、
とまぁそんな心配もありました。

FCLA'sの多くは、音楽が人生の中心にあります。
その中でも、おそらく7/29に来てくれるのは、「ヤマトが好き」な人たち。
実際、宴会で話してみたら、本当に皆、意外な素顔。ヤマトに思い入れって半端じゃなかった。
……ふだんたぶん、カイシャや身の回りで、そんな話をしないんだ。そう言っていました。
そうなんだーそういう出会いも素敵だなぁ、と思いました。

でもみんなが共通していたのが、「ヤマトの音楽が好き」。宮川泰・彬良親子の音楽が好き、
ということだったんですね(実は『2199』の音楽についても結構話題に出たのである)

                ・・・
ともあれまず、本会。スタジオで15時から19時まで行われた、「音出しの会」。

電車の連絡が悪くてギリギリに着いたら、もう皆さん揃っている。
オーケストラとか慣れてない人も多いから、そこらへんは自己紹介もしないうちに
fcla'sが率先してセッティングしてく。私がピアノを弾きながら、進行してくつもりだから
ピアノの周りにいすを並べ、譜面台はプルトを組まないでそれぞれ1本ずつ。

う~む、、、なんだか練習会みたいだな(^_^;) でもしょうがないか。

コンマス席に座っていただく予定のベテラン・M氏が来てくれたのが物凄く嬉しかった。
ちぃと怖い先輩なんだけど、実は面倒見がよくて、親切。よく弾く。
私がヴァイオリンを始めたころから知ってるので、私が下手なのもよく知ってる(笑)。
うまいこと間に、ヤマト方面から来た新人さんをはさみ、管楽器も、ホルンのベテラン・Nさんが登場、
これが大きくて。雰囲気も采配も振るってくれて、とても助かった。

弦も各パート1~2人はいたし、管楽器もFgとトロンボーン以外は
ほぼ出揃う、という画期的な集まりになった。

練習をしようとか、あんまり考えてはいなかったのですが
音を出してみて、音符を確認し、合わせて遊ぼうやないか、、、
要するに、初見に慣れてない人、fclaのオフに慣れてない人にも
ヤマトを楽しんでいただこう。そういう集まり。

初対面の人も、楽器とハンドルだけ自己紹介すると席に楽器持って座る。
話すよりも、音楽を一緒にやってみると、すぐに知り合いになれるから。合わせよう、ともかく。

間をうろうろしながら、どこ吹く?と言って歩き、そこすわって、あそこすわって、と言う。
でも皆さん、けっこう積極的で嬉しかった。

さて、最初に音を出した瞬間は、やっぱり感動したですよー。
当日は、皆さんの気持ちも鑑み、例の「宇宙のお葬式」のスキャット部分はサックスでやる予定でいたら、、、本人が19時ごろしか来られないとか。うっきゃー。
なので、この日、いろんな楽器でやってみよう、ということにする。
だけどね、できそうな楽器は限られます。

最初は伴奏だけで練習してみようかと思ったけど、やっぱりどうにもツマラない。
すみません、、、弾き語りはやりたくなかったけど、自分で(_ _)歌わせていただきました。
都合3回くらい?  さて、どういう風に聴こえていたものやら。
……比較的、"あの声"と自分の声域も声質も似ているので、昔はピアノ弾きながらよく歌いました。
今日はちょっと緊張しましたが、気持ちよく歌わせていただき、ありがとー。

途中からsoloは、慣れてきたコンマス氏のヴァイオリンに交代。
当日はこっちで行く予定ですが(^_^;) 

さてピアノを弾きながら、皆さんの素晴らしい音を聴いている。
だんだん合ってくる。
少しずつ楽譜の確認をしたり調整をしたりする。
それはそれで楽しい、、、宮川さんの曲というのはよくできていて、
演奏はさほど難しくないが出てくる音は秀逸なのだ。

もちろんこれは「交響組曲」のそのままではない。
だから、頭に入っている音と比べて、「あぁでもない、こうでもない」という話も出た。
そうやって音について語れるのもまた楽しい。
で、吹奏楽で吹いたという人たちもけっこういたし
自分も編曲してバンドとかでもやっているので、わかることいっぱい。
でもさすがに美しく、盛り上がり、、、あとは当日のお楽しみ♪
さすがに「テーマ」は、こういうとこに来るといいですよねー。

4曲を少しずつ進め、通して。また返し(戻ること)、人が増えたらまた通す。
最後はなかなかな音楽になり、スネアドラムも登場したところで、おしまい30分前。
もうすっかりみなさん仲良しになって、
最後に一度通してから、そのあとと当日の連絡をし。最後の最後に、「テーマ」1回演奏してend。
いやぁやっぱりいいですねー。(*^_^*)

            ・・・
終わってからはオフ会です。
ほぼ全員、そのまま飲み屋に移動。延べ16人くらいだったから凄かったよね♪

予約してあったので、対応も素敵で、安かったし。
自己紹介とかしつつ(fclaから来た人とヤマトコミュの人と半々で)
その出自の違いがものすごく面白かった。
楽団の話もしたし楽器の話もしたし、ヤマトのオリジナルの時
どういう見方をしたかとか、その音楽がどうだったこうだった。
最後に残ったメンバーの“こっち半分”では、わりかた『2199』で
盛り上がり、『復活篇』の話までさかのぼり、、、
いやぁ人に歴史あり。
ヤマトで自分史を語る。。。話題は尽きない。本当に、いろいろな人がいて、楽しく語り、吹き/弾き。
此処が不思議な出会いの場になったのだったらいいなぁ。

本会は、8月5日です。
ご興味ある方は、聴衆も歓迎です♪
是非、blogからでも拍手コメントでも、メッセージくださいませ♪

この日、盛り上がったから、なんかもうお腹いっぱいではあるが(笑)、本会は本会で結構、特別。

ではまた来週、お会いしましょう。
(……でも今週は仕事が忙しい(;_;))

つくづく、「リアルタイム世代」にとって、『ヤマト』は大きな存在であったことがわかった1日。
マニアなファンばかりでなくても、こんなに仲間がいたんだなというヨロコビを感じてました。
でもまぁ皆さん、立派に“をたく”です、はい。うふ。

2012_07
27
(Fri)19:05

ポップス・クラシックの弦楽器

 【NAOTO】というヴァイオリニストがいて、前々からお名前とか演奏とかCDとかは知っていたのだけれども、お会いする機会がなかなかなかったところ、数ヶ月前。たまたま「イタリアを旅する」2枚組のDVDを出されたのをきっかけに、ちょとお話する機会があり、DVD発売記念のイベントで、しゃべりと演奏を聴いて、楽屋でちょろりとお話をした。

 純な方だなぁ、、、という印象でございます。
 それに、上手い。
 さすが芸大! といっちゃ、それだけでくくれないんだけれども、この間、東京都交響楽団のコンサートマスターの一人、Y本T重さんとその話をしていたら、「あぁ、大学の同級生なんですよ」と仰っていた。うひゃー。かたや日本を代表するオーケストラのひとつである都響の、押しも押されもせぬコンマス。かたや日本を代表するポッパー! すげぇ。

 ともかく上手いし、考え方もすごいし。曲がいいよね。消えずに残っていくというポップスは、凄いことだと思う。

 その「仲間」ともいえるチェリストのコンサートに行ってきた。
 【柏木広樹】、、、ってご存知? われわれの世代なら、「クライズラー&カンパニ」といえば葉加瀬太郎、「G-クレフ」といえば柏木広樹(、榊原大=ピアノとかほかにもいるけど)。
 彼は個人的には一方的によ~く知ってる人で、CDやら練習風景は聴いたことあるけど、なんと本番は初めてだったのだ。すっごく良い演奏会で、正直驚いた。

 おまけにこの日は、私が一方的にファンしている尺八奏者・【藤原道山】さんがスペシャル・ゲストとして出演という豪華版。最初、演奏が始まったときは、アンプの音の大きさに頭ががんがんするんだけどさ、しばらくしてくると、演奏のクオリティに気にならなくなってくる。……これが、そんじょそこらのただ音が大きいだけのだとダメなんす~多少有名な人でも、音程悪い人のはダメだし(^_^;) いや、音楽はハートがあればいいと思うんだけどね、身体が受け付けないのよね。具合悪くなっちゃうし。
 しかしこの日は素晴らしかったですよ?
 最後の最後にアンコール。
 2人だけでデュオを聴かせてくれました。秋風が吹き渡るような、尺八とチェロの曲。道山さんの作曲で。皆さまも、是非いちど聴いてみてください。秋にツアーと、CDも出るそうです。
 そうそう、このCDは、NAOTOくんも賛助出演してるんでお得かも(^_^)。
2012_07
25
(Wed)00:46

カヴァレリア・ルスティカーナ

 毎日とてもいろんなことが起きて、それをblogに書いたら楽しいだろうなと思うのだが、最近は夜、デスクに向かう元気が出なくて、戻ってくると(それが22時とか23時ごろなので)そのままごろん。ひどい時にはそのまま眠ってしまって、気づくと朝、、、なんてこともないわけではない。

 暑いのと湿気とかで、睡眠がたくさんほしいんだろうなぁと思いつつ、いくら自分の体だとはいっても、そこまで贅沢はさせてあげられないので、あぁ眠いよう、と日の内、何時間かは思っているみたい。

 今日は、週末に行われる自分ちの楽団のコンサートの、ゲネプロだった。
 ゲネプロっつのは、本番どおりの順番(または逆順)で、通してみて、いろいろな最終チェックをすること。うちは平日のオーケストラなので、この日が最終の練習。それでもって、土曜日が本番です。

 ステージで行われるゲネプロを、アマチュアの場合は「ステリハ=ステージ・リハーサル」と言ったりもする。プロはどうなんだろう? ステリハはステリハだけど、ゲネプロを本番でないホールで行うことは、ほぼ9割がたあり得ないので、それもゲネプロっていうのかな?
 実際は、ゲネプロ(=ゲネラル・プローベ)はドイツ語で、ステリハは英語だ。今日お会いした、某ヴァイオリニストさんは米国育ちなので、GPのことを「ジー、ピー」と仰ってて、びっくりした(@_@)。

                    ・・・
 今回はここの関係者でうちのコンサートにいらっしゃる方はいないようなので、ネタバレしてもよろしかろう。
 アンコール曲を、たいてい短いのを1曲用意する。これはプロの定期演奏会とかだと無しが多いんだけど、名曲コンサートっぽいのの場合は、やることが多い。アマチュアもほとんどがやる(<ただこれは私は、全部についてそうするのはどうかなと思っている)。

 やりたい曲を並べて、最後盛り上がって終わりたい、という理由でアンコールを決める楽団も多いけれども、最近はそれでも少し減ってきた。たとえ全員が最後、どんがらどんがらと演奏しなくても、プログラムの流れで不自然でなく、お客さんに感動か共感を持って帰っていただこう、という趣旨で選ばれることが増えた。 

 アンコール何やったっけ? とか、練習時間も短いし(1回につき10分とかだったりする)、あんまり覚えてなかったりもするんだけど(笑)。
 前回も、今回も。とても素敵な曲である。

 まぁ拍手がなかったら演奏しないけど(笑)う~ん。。。まぁ演奏するとして(笑)

 オペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』の間奏曲、という、たいへん非常に美しい、インストルメンタルの曲である。
 これ、美しすぎて、悲しいくらいです。
 実際、「カヴァレリア…」というのはよく音楽だけ取り出して演奏されるくらい美しい曲の嵐なのですが、実際は、婚約者を裏切って別の女になびいた男と、それの女と絡まっての復習劇であったりするので、陰惨で、哀れで、救いようの無いオペラなのであったりします。
 ところが、オペラというのはこんな題材でも、美しいのだ。
 エンターテインメントってすごいよねー、と思う。短いオペラだけに、よく、レオンカヴァッロという人の作曲した『道化師』というオペラと一緒に上演されるんですけどね。こっちも負けず劣らず凄い。旅回りの一座の、親方と養女(現在は妻)と、行きずりの街での男女の機微のオハナシ。でもねーこちらも名曲揃いなのさ。

 「カヴァ…」の楽曲は、映画好きなら『ゴっトファーザーPART3』で、非常に効果的に使われた。これはオペラそのものも劇中劇で出てきますから、ご興味がおありの方は、是非、DVDなどで見るのがお勧めです。
 ラストシーンに流れるのが、「間奏曲」なのですが、この凄絶な美しさは本当にすごい。映画って凄いなぁって思わせてくれたひとつでした。

 話が逸れたけれど。

 この「間奏曲」って、自分の生きてきた中で、10年にいっぺんくらい触れるハメになる。いろんなシーンで、いろんな演奏の仕方で、またあるときは聴衆として。オペラも実際に演奏したことあります(面白かったよー)。そうして今また弾いていて、、、少しは大人になったのかなと思う(<相変わらず頭はエージレス)。
 同い年のコンマスが付けたアーティキュレーションや歌い方を皆で揃って歌いながら(って楽器を弾くっていみですよ)、そうだよねー、もうべたべたにラテン系にやっちゃいけないよねー、この方が美しいってわかるんだからとか思ってみたり(笑)(だがこのコンマス氏も、就活中大学生の娘のいるくせにけっこうエージレスなヤツ)。

 音楽は普遍であるから、再生産され、また時間と経験でいろいろな語り口を持つ。
2012_07
24
(Tue)00:06

第三別館のご案内・7月

 「新月の館・第三別館」(右のリンクからどうぞ)に、新しいお話を置いていたのですが、一昨日、完結しました。『永遠に…』の地上編です。
 「艦載機隊下っ端物語」にご興味をお持ちいただいた方なら、興味があるかも、、、という程度の話です。

 このあとは、「音楽プロジェクト(オーケストラ編)」が終わったら、つながっていない「次世代もの」を、しばらくアップしてみようと思っています。つまり、「第三次星間戦争」を続けたいわけだったりして(^_^;)。

 トップページに、どうしてもカウンタが置けないので、いらした方は、よろしければ「通常ブログ画面」をクリックしていただければ嬉しいです。…ま、あんまり大勢の皆さんがご興味持たれる話じゃないと思いますが、自分は書いててそれなりに楽しみました。数年越しで仕上げたもの(案の定、2007年に書き始めてる)です。では(_ _)。
2012_07
22
(Sun)22:20

アンペルマンくん♪

 この週はグルジア国立劇場バレエ団が来日していて、ニーナ・アニアシヴァリの「白鳥の湖」と、ガラ・コンサートでの「椿姫=アルマンとマルグリッド」が上演された。
 グルジア国立は好きだし、演目も面白そうだし、オーケストラもシティ・フィルだし…で行ってきました。

 結論からいえば、、、オーケストラが入ったのは第三部だけで。
 あとは、テープだったのよ。で、テープなのはいいけど、増幅されたとんでもない楽器の音で気分が悪くなり、その時に吐いたとかではなかったが、まだ夜になっても具合が良くない、という、たいへん「行かなければよかった」な状態になっている。
 バレエは素晴らしかった。踊ってる方はそんなこと気にしてたらやってられないんだろう。でもちゃんと音楽を拾って、その呼吸で踊るところはあっちの人々は凄い。
 でもねー。
 世の中の人って、平気なんだな。
 一緒に行ったツレもね。「あの音~~私もだめ」と言ったあと、彼女はどうやら“自動調節”できるらしい。「耳が受け付けなくなったのよね」といって、スルーして、聞こえてるなーとは思ったけど、認識しないしくみになっていたらしい。すっげ高等技だ。私も身に付けたい。

 それで、そのまま仕事に行ったけど仕事にならず、かなり悲惨な週末を迎える羽目になった。

                     ・・・

 ところで、最近、持ち歩いているバッグは、知人がお勉強に行ったベルリンで買ってきてくれた布バッグである。軽いし、色も素敵だし、ちょうどA4のファイルが入るして重宝していたら、隣に座っていたおば様に、「その柄は、ベルリンの…」と話しかけられた。
 いつだったかも、すれ違い様に、「あ、アンペルマンくんだ」といわれたことがあって、へ? ドイツに行ってた人って案外そのへんにも居るもんだなぁなんて感心していたのだが、どうやらそうではないらしい。

 おば様の解説によると、ベルリンではこれが、グッズ化されて、大人気なのだという。
 あ~それで、誰でも知ってるのか&彼女がお土産に買ってきてくれたのか。
信号機をデザインにするなんてお洒落だなぁと私は思っていたんだけれども、そんな人気デザインだとわ。

 もともとはベルリン(旧東独の方)で、西と統合された時に信号機からこの柄がなくなるのをいやがった市民によって、愛する会みたいのが結成されて残ったという経緯もある。
 アンペルって「信号機」って意味だし。

アンペルマンくん


 確かに、カワイイ。
 これは元の名前は直訳すれば、アンペル少年で、メッチェン(少女)バージョンもあるみたい。見たことあったかなぁ、、、ううむ。
 ベルリンの街角を歩けば、どこでも見られます(はずだ)。

 ということで、黒にこれの表と裏が染め抜き。けっこう無骨でシンプルだけど、それがドイツらしいし、気に入ってます。。。使いすぎて破らないようにしよう。
2012_07
21
(Sat)18:31

【ピアノ(弾き)が欲しい!】<ヤマト音楽プロジェクト

 タイトルどおりです。
 非常に困っています。

 ピアノパート・急募! です。

 例の8/5プロジェクトですが、ようやく楽譜を精査し、音響担当とも打ち合わせなどし。通常はシンセで様々な鍵盤や打楽器系の音を作るのですが、このために生ピアノを借りようかということになりました。
 ところが、その段階になって、「ピアノ弾く」と言ってくださる方がいない

 もちろん、あちらの関係者に「頼む」と言ってしまえば、腕達者はいらっしゃると思います。だけど、ヤマトの、“あの和音”とか“あの響き”が頭に入っていて、“それ”を弾ける/弾きたい 人で演奏したいんです、私。(そりゃ自分で弾けば弾けますけど、私はヴァイオリンの頭弾いてます)

 オーケストラの楽器は弾けないから、関係ないもん。
 と思ってらした方々。オケ中でピアノ弾いたことないから、なんて思わなくていいです(たいていの人は、そんな経験ありませんって・笑)。

 下手でもいいんですが、普通のピアノ弾きにとって、例えば和音の間違いは、単なる音の違いかもしれない。でもね、ヤマトのファンにとっては、そういうのはあまり考えられない。頭の中にくっきりついたイメージでしょう? 序曲の「宇宙のお葬式」と、さらばの「大いなる愛」のところ。

 当然、オーケストラ編曲ですから、ピアノパートは簡単になっています。おいしいとこだけ弾けばいいんです。あとを他の楽器がフォローしてくれます。考えようによっては、こんな楽しい演奏はないんです。

 どなたか弾きませんか。
 週明けまでは時間を貰いました。一方で、昔の仲間に当たってみてはいますが、本当に、オーケストラの本番とかいろいろ重なる日でして、ダメなんですよ(;_;)。
 「片手ずつ、お2人で」でも良いと思います。

 勿体無いんです。
 一緒に、演りませんか?
2012_07
20
(Fri)17:22

「信頼」が奏でた名曲

 私がこの作品にハマったのは、“信頼”とか“友情”とかいうものが、自分の好みの形で存在しているから、というのはひとつの理由には違いない。青くさい、といわれるかもしれないが、物心付いた7~8歳くらいから、40代になるまで、それを裏切られたと思うこともなかったし、そういう形のものが存在していることを信じてもいた(残念ながら、ある時期を境に、信じられなくもなっているのだけれど、また別の形のものがあるかもしれないという思いもあったりするけれど)。

 家庭生活のことは私にはわからないけれども(友人や地域や学校の人間関係というものも、最近では“わからない”ことになってしまった)、仕事や、共通の基盤を持つ“仲間”同士の信頼関係というのは、大切という言葉では表すことができない、ある意味で、それを基盤に物事が成立しているので、それ無しではなにもできないに等しい。

 だけど、目の当たりにそれを見せられると、けっこう感動する。
 音楽の場、とかは特に。

 ちょうどあの日、東京の某オーケストラに用事があって、上野に行っていた(<どこだかまるわかり・笑)。
 事務局がバタバタしてるな~~というのは後になって思ったことだ。
 リハーサルをやっているはず(翌々日が定期演奏会なのである)なのに、皆さん、居ない。
 あとで聞いたら、「指揮者急病により、リハーサル中止!」なのだという。
 どどどどうすんだよ、本番まで、あと1日しかないのに!?

ヒトゴトながら心配をした。……ところで、実際は“ヒトゴト”ではないのですね、私はその演奏会のチケットを持っており、その“急病で”降板した指揮者のファンでもあり、その某オーケストラとの初共演を楽しみにしていたクチなのである。

「え゛~~(;_;)」しどい。

と思いましたよ。えぇ。

当日まで迷いましたが、とりあえずはその日、お仕事したお相手への義理もあり、どうなるか楽しみもないわけではなく。しかも「完売公演」だったんですね。事務局やコンマスが青い顔していらしたのもわかろうというものです。

結果、、、
最初に書きましたように、たいへんな名演でした(<個人的感想)。
そうしてメインのチャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」が終わったあとの、客席の盛り上がりぶりも凄かった。叫んでいるとかいうのではないんですが、拍手が鳴り止まない。熱心なブラボーが飛び、誰もがその日、指揮台に立ったK泉さんと都響(なのです)の演奏を称えていたと思います。

何度目かのアンコールに答えて登場し、礼を繰り返す指揮者に、楽員から惜しみない拍手が送られ、誰の顔も、喜びと安堵に満ちていた。

逆境の時にでも、そういう時こそ、団結力と集中力で素晴らしい演奏を聴かせるのが此処のオーケストラです。そこのレジデンス・コンダクターとして、長い歴史を共にしてきた互いへの信頼関係がある。
実際、彼はもう少し昔なら、私はあまり興味のもてる指揮者ではありませんでした。ただ、現在はとてもよい。素晴らしいと思います。

この日、前半のプログラムが変更されました。元々はリヒャルト=シュトラウス:組曲「薔薇の騎士」
これを、ベートーヴェン:「エグモント」序曲&ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と「愛の死」

ぞくっとするような演奏でしたよ。最初にg-mollの和音の鳴ったベートーヴェン。
良いものを聴き、アクシデントとライブそのものの“瞬間”を。指揮者とオーケストラの間にある言葉にならない信頼というものを、しみじみ感じたコンサートだったと思うのです。
2012_07
15
(Sun)23:23

音と時間の中にいて。

 いつの頃からか、きっぱり此処を「ヤマトのblog」にしようと思った時期があって、コンサートの情報とかその他、書かなくなってしまったのだが、実はそっち方面を書くとアクセスが上がる、なんていう時期もありました。
 最近は、「ヤマトの音楽プロジェクト」が二つ、同時並行で動かしていたのと、『2199』の映画で、ヤマパ以来、ぶっとばし続けてきた感じで、あまり、此処に書くこともなかったんですが。

 ネットの時間を減らすと、実生活でできることは増える。
 ウェッブを運営していた頃よりもずっと、やらなければならないことが多くて、ネットの中でやりたいことも放りっぱなしの部分がある。メールをいただいたり励ましていただくことで、進められるということは、とても嬉しいことなんだけど。

 この間、合宿に行ったという話を書いた。
 ヤマトをオーケストラで演奏しようなんて無謀なことを考えた。
 それと同時に、“ヤマトの音楽を演奏するバンド”を、ようやくスタートしたんだけど、先般、ようやくバンマスと打合せが出来て、なんとか8月後半には音あわせできそうな雰囲気になってきた。

 なにせ皆、40代。超絶忙しい。それなのに、オーケストラもやってるわ、飲みも積極的だはで、要するにアクティブな人は、いつも何かやっているのだ。時間があるかないか、というのとはあんまり関係ないのだろうと思う。でもまぁ最近、特に思うのは、そういう活動を続けられたり、友人の広がりを持てるか、というのは、家族やツレアイの考え方、というのが大変に大きい。
 私の周りは、わりと似たような考え方の人が多いので、子どもが居ようが(交代に子守したり、預けたりし合って)自分たちでも遊びに行くし、飲んで帰るし、異性の友だちもいるし、が当たり前だと思っていたんだけど、まだまだ日本はそうでもないらしい。。。っていまさら思うんだな。家族が自由な時間と、自分の世界を持てて、それで素敵なら皆、平和で嬉しいと思うんだが、違うんだろうか。よくわからない。
 アマチュア・オーケストラにいる人たち、というのは特にそうしないと続けられないし、必然そういう人たちが多いからなぁ。ファン活動とかサークル活動の場合は、そういうセオリーが無いから見えにくくて難しいのかも。

                  ・・・

 ここのところ、何故、慌てていろんなことを(しんどいのに)やっているか、というと。

 ふと気づいたんですね。

 「あと何年、楽器弾けるんだろう?」……。

楽器を弾くだけなら、できると思う。家でぴろぴろ弾いていればよろしい。
だけど、演奏をするっていうことは、仲間が居て、聴いてくれる人もいて、一緒に楽しむ人々がいることだ。
音楽というのはある種のコミュニケーションなので。それを伝えるために、上手くなりたいと思うし、美しく演奏したいと思う。楽曲そのものの美しさがもちろん一番なのだけれどもね。

 ヴァイオリンが弾きたくて弾きたくて。泣きたくなるくらい弾きたくて。そんな気持ちで20代で楽器を始めた。

 ヤマトの音楽が演奏したくてしたくて。気が狂いそうになるくらい切なくて。……どうやらそんな想いをした人が、何人も、本当に何人もいたみたいだ。
 絵が描ける人が羨ましかった。それなら「そっち」へ行けばいい。そうした人たちが今、『2199』を作っている。あるいは、同人作家をやっている。それもよい。
 だけど、「演奏したい!」とひとりで騒いだところで、何もできない。せいぜいピアノにコピーして、自己満足に浸るしかなかった。だけど、それは偽者なんだよねぇ。

 それと同様に、webに書いたヤマトの物語をきっかけに、大切な何人もを得て、またさよならもして、そうして見ず知らずのはずの人とメールのやり取りをして、何かを共有する。それもまた、失いたくないと思うほどの、宝の想いだった。……一緒に演奏することに比べると、多分に片思いっぽいですけどね。


 楽器を演奏することも、ヤマトを演奏することも。
 切実に求めるものの切なさは、恋する気持ちに似ている。もちろん、もっと深くて根源的なものだ。

 あるいはマーラーに求めるもの。あるいは人によってはワーグナーだったり、ショスタコーヴィチだったりする。モーツァルトの人もいるかもしれない。魅せられる、というよりは、憑かれるのだ。

 そうして、どれだけの人が、音楽という魔物に魅入られ、演奏しているのだろうと思う。
 その幸運に預かりながら、時間も足りず、満足いくまで突詰めることも、いまはできない。

 しかし、本当に刹那。一期一会だ。
 90年代に知り合い、共にわかちあった演奏仲間たちは、今でも貴重な財産だけれども、この先、自分の指を見て、身体を考えたときに、いったい何年弾けるのだろうか、とふと考える。
 そう思うと、一瞬たりとも無駄にはできないのではないか。
 たいていはしんどいだけーの練習も、時折訪れる、至福の瞬間。それを知っているからこそ。

 そんな風に思うわけです。

 身体が動かなくなる、というだけではないです。音楽は、本当に死ぬまでできるものだし、逆にやっていれば健康でもいられ、老化を防ぐにも役立つ。
 だけど、食うや食わず、家もまともなところに住んでいない、ではできないことも確か。若い頃ならそれでもなんとかなるだろうけれども、この先、例えば仕事がなくなってご飯が食べられなくなったら(サラリーマンでもないし、誰か稼いで来てくれる人がいるわけでもないので、十分あり得る話)、演奏どころではないはず。
 年々、仕事を得るのは厳しくなっていく。そんな中で、いつ、弾けなくなるか、なんて本当にわからない。

 そんなことを、シューマンの交響曲を弾きながら、ふと考えてしまった昨日だったのです。 
 
2012_07
13
(Fri)02:26

ふぅ。。。(^_^;)

 ようやく見えてきました。
 音楽で頭いっぱいで、2199の感想どころじゃ、ないっ!
 いや、感想はいっぱいあるんですよ、けっこう書いたじゃないかって? あぁそうですね。

 ともあれ、これから人員調整に入ります。
 まだやるこたたくさんあるんだなー。

 該当の人がたくさんいそうな場所に、どうやってこの情報を伝えたらいいんだろう、、、むずかしいよー。

 ネット社会といっても、完全にオープンなわけではなく、皆がそれぞれのカテゴリにしたがって暮らしているものなのだよねぇ。複数のカテゴリに属している人がつないでいく、、、でもまたそれはそれで危険なことではありますね。

 そろそろ眠いので、寝る。
2012_07
10
(Tue)02:04

ヤマトの音楽をオーケストラで演奏しよう! project

 表題のようなことを、この夏、やっぱりやってしまいました(_ _)。
 う~ん。。。仕事の次の納期は大丈夫なのだろうか???

 我ながら責任者のくせに心配ですが(笑)…はじめちまったものは仕方ない。楽しくやりたいですので、皆さんにもご案内&ご協力を呼び掛けてみます。

 以前に出版されて、私が大騒ぎした(4月ごろ)、

 「宇宙戦艦ヤマト」のオーケストラ譜、フルセット。
 まぁメドレーで、4曲だけだし、全部を演奏しても10分強。「交響組曲」の再現、という感じではないのですが、ともかく現存して、われわれが演奏できる、唯一のオーケストラ譜であることは確かですので、楽譜を手にしたいのは人情。手にしたら、なんとかして演奏したいのは、当たり前です。

 もう、考えただけで胸苦しくなって、いろいろ方法を考えたのですが、古巣に相談してブチかましたところ、やっぱり同世代を中心に、大きく反応がありました。
 ということで、8/4 or 8/5、新宿の幡ヶ谷近辺で、大規模オフミを行います。

 夏の祭です。

 楽器を弾かれる方で、「自分も参加したい!」と思われる方は、腕の良しあしは問いませんので、ご連絡ください。
 8/4になるか8/5になるかは、要になるパートの方がどちらに参加可能かで、もう少し結論待ちです。
 現在のところ、8/5の予定ではいますが。。。

 このオフミは、毎年1度、全国から人が集まって行われる100人規模のオフです。1990年に本格的にスタートし、名称を変え、媒体を変えて存続してきました。管理人も、途中、離れたりもしましたが、92年からのメンバーです。
 祭自体は、2日間、行われます。

 【mixi・FCLA館・夏オフ2012】
 2012年8月4日(土)・5日(日)
 マイスペース・アスピア ホール http://www.velatec.co.jp/aspia/index.html
  (京王新線幡ヶ谷駅徒歩3分)

この中に、「企画枠」を設け、管理人が提案者となって仕切ります。30分くらいの枠の予定です。

もし楽器の経験があり、「ヤマトが好きで、その音楽を演奏したい」と思われる方がいらっしゃれば
mixiの会員であれば、直接該当トピックをご覧ください。書き込みも可能です。
そうでない場合や、何か聞きたいことがある場合は、私にメールやお問い合わせをいただければ
出来る限りの対応はさせていただくつもりです。

 一緒にヤマトの演奏をしたい、そう思っています。

 また、「オーケストラの楽器はできませんが、ピアノなら弾けます」という方。
 ここには、「音の魔術師」がいらっしゃいまして、足りない音(ハープとかシンセとか打楽器、特殊楽器の一部など)を、コンピュータで作って、鍵盤で弾けるようにする達人がいらっしゃいます。
 なので「鍵盤部隊」として参加してください。

 地方からの参加も多いオフミです。アンサンブル仲間もできるかもしれません。

 fclaは、ニフティ・フォーラムから発し、その消失後、mixiに場所を移して存続してきたものです。
 一応、そこにはそこのルールがありますので、それにさえ従っていただければ、いたって開放的な場所です。何度も言いますが、上手いヘタはあまり問題にされません。
 ただし管楽器の方は、「あの旋律が吹きたい」というのがある場合は、是非早めにご申告願います。
 弦楽器は常に募集中です。もちろん、何人も弾ける参加者はいらっしゃいますが、「ヤマトがわかる」方に、是非、一緒に音楽をしたいなと思っています。

 聞きたい、という方もいらっしゃるでしょうね。
 基本的にfclaは「一緒に作る場」で、与えられたものを聴いているだけ、というのは歓迎されません。ただし、“積極的な聴衆”は歓迎。何かをやろう、手伝おう、一緒にオフ会を作ろう、という気持ちさえあれば、仲間になれる場所だと思います。実際に、そういう方もたくさんかかわっています。

                 ・・・
 さて、この枠を解いて、事前の「譜読み会」という名のオフを
 【7月29日(日)15時~19時】に
 同じアスピアのBスタジオで行う予定です。


 こちらは気楽な集まりのつもりで、通したりしませんし、パートの調整もしません。 
本番は行けないけど、こっちだけ、の方も歓迎ですし、19時以降は、オフ会にしようと思っていますので
19時ごろいらして「熱く語る」だけに参加も歓迎します(*^_^*)♪
 必ずしも8月に参加する方ではなく、こちらは同じmixiでもヤマトコミュ主体に考えていますので、特にSNSの枠なども設けていません。楽器無いけど拍手参加、も歓迎します。

 ということで、拍手コメでのご連絡も可能ですが、返信用のメールアドレスは必ず明記くださいね。
 ではでは。
 あ。「お子さんが楽器をやるので連れてきます」というのもOKですよん♪ 親御さん責任でお願いしますが(笑)

・・・第1報でした。(って、もう日にち迫りすぎですが(_ _))。

・・・[情報追加↓]

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2012_07
09
(Mon)20:05

手が腫れた(>_<) 七夕は土砂降りか!?

 土日と山中湖で合宿してました。早い時間に新宿に集合、バス2台で現地へ向かいます(<って修学旅行みたいね(^_^))。
 われわれは実に恵まれていて、普通の社会人オケは(たぶん学生オケも)、現地集合・現地解散です。学生時代はよくツルんで一緒に行ったりしてましたけどね。でも、バスで往復できてらくちんです。

 すでにバスの中から気分は合宿。前回は、富士山を撮影した写真をお見せできたのですが、今回は、まるで霧の中を手探りで行くような、、、というか、まるきりホワイトホールに突っ込んでいくような行軍でございました。新宿のビルもてっぺんは雲だったんですが、進むにしたがって、前方は真っ白。湖に着いた時間には、もう湖面がほんとに近くまでしか見えず、けっこうこわいよー。

 13時から練習開始。間に夕食と風呂(適宜)をはさんで、夜21時まで練習。
 さすがに、疲れますわー。
 そうして、22時から宴会。で、ここでも各人、適当にそのあたりの連中を拾っては、出し物の演奏。呑みながら語り、アンサンブルして、そうして夜は更けていきます。
 深夜を回った頃から、一人去り、2人去りして、終わるのはたいてい朝4時ごろ(だそうです。私はたいてい自分がふだん寝る時間=26時ごろ)になったら部屋に帰るようにしていますが、これは早い方ですね。
 睡眠不足に弱いので、次の日の練習にならないからそうしてるんですが、たいてい、みな、元気です。いい歳こいたおじさんやおばさんなんだけどなー。若者よりげんきだよ。

 で、翌日は8時から朝食、9時から練習開始。昼ご飯をはさんで14時半まで練習、15時解散。
 いやぁよく弾いた。

 なにより、頭がふらふらになります。これは体力よりも、頭使うんですよねぇ、音楽って。お星さまちかちか。なので帰りのバスは、宴会でもやればいいんですが、途中の休憩所を過ぎた頃には、みな、眠ってしまうのがふつう。へぇよく寝ました。

 新宿で解散してからも呑みにいったつわものたちがいましたが、私はそのまま家に帰って、寝てしまい、気づいたら、
 なぁんもしてなかった、、、と月曜に焦ったワタクシです。
 それと、手が腫れた。
 肩こりやあちこちが筋肉痛、というのは以前ほどないですが(正しい姿勢で無理なく弾いていれば、血行が良くなったりはしますけど、体に無理のある姿勢でやってることはたしかですからねー)、左手の骨や腱がたいへんです。もの、持てません(笑 まぁ明日には少し、調子が変化し、戻るでしょう。それで音程が取れるようになっている、と。不思議なものですが、そういったところは、音楽は体育会系ですよね。


                   ・・・
ということで、

 上野の森交響楽団・第69回定期演奏会

 2012年7月28日(土) 19:00 ★土曜日ですが夜公演です
 杉並公会堂 大ホール ★JR・東京メトロ「荻窪」駅から徒歩15分くらい
 曲目/シューベルト:劇付随音楽「ロザムンデ」より序曲と第三幕間奏曲、
  リヒャルト・シュトラウス:ホルン協奏曲第1番(独奏/森 雅彦(神奈川フィル・首席奏者))、
  シューマン:交響曲第3番「ライン」
 指揮/直井 大輔

ご興味のおありの方は、ワタクシまで個人メール、ブログフォームからメッセなどいただければ
ご招待させていただきます。
私はセカンド・ヴァイオリンの真ん中へんで弾いておりますです、はい。


 
2012_07
07
(Sat)02:13

唐突ですが、山の中行ってきます。

 本日、今回はもう最後だ、となんとか無理無理、時間を作って某新宿映画館へ行ったら、あらら。帰りのエスカレータで某と会った。悪いことはできない(^_^;) なんたって、昼の前後、仕事の時間放って「直行だから」にしたんだし。記者会見の時間は水増しされている(嘘ついたわけじゃなくて、ハッキリ言わなかっただけだけど・笑)。
 お蔭で昼飯はカットだったけど、まぁそのあとの仕事も充実してたから、いいか。

 で、しみじみ思った。

 いくら「何回でも見たい!」と思ったからといって、「何回も見るもんじゃない」。
 これは、【自分限定】です。
 私は、細かいデータを拾い出して詳細を知識として得たいとかいう欲望もないし、それを再現したいとも思わない。正確な情報は、あるにこしたことはないけど、まぁ楽しめればいいかな、自分が何か「作る側」になったら、そりゃ調べないといけないけど。現在のところ、「2199」に関しては、受け手なので、その必要もない。

 ただ、「あのシーンをもう一回見たい」「誰々のあの顔はもう一回見たい」とかいうのはあるけどね。好きなシーンとか。

 記憶は、一度したものを補足するようなものじゃなかった。
 もちろん、三度目でも楽しめたし、ただ、好きなシーンをもう一度見る、という感じしかなかった。例えば「どこどこのBGMをチェックしよう」とか思っても、物語が始まるとやっぱり没入してしまうので、私には、無理。これ、前に「銀河英雄伝説」の中に使われているクラシック音楽の一覧表を作ろうとして失敗した時も同じだったなぁ。物語を無視して、細部を記憶する、なんてことは何度見ても私にはできそうにない。簡単に、感動しちゃうしね。

                      ・・・
 しかし、開けた七夕は、古代進くんのお誕生日なのだそうだ。
 それも知らなかった。前のヒトは違ったよね、たしか(ドッグタグに書かれていたような)。

 なんか、それ、切ない。
 意味深だよ、、、

 私は相変わらず島の「と~りかぁじ、いっぱぁい」に萌えつつ、浮遊大陸での操舵に惚れ、次々と繰り出され、愚連隊する艦載機隊連中にワクワクし、加藤を追っかけてはいるわけですが。
 この古代には、なんだかマジで惚れそうでヤバいです。。。特に「どこがいい」ってのは無い。どこもよくない、といってもいいくらいだが。

 う~む。。困った(<いやべつに困らんでも)。

 ある人がね。
 「愛は増えないんですよ」と言った。私は浮気はしないけど、「愛は増える」と思ってるひとなのであるが。だけど、もちろん、1人が2人になったからって、分量は200%にはならない。150%くらいだろう、という話になった。それじゃぁ最初の人が100%からのマイナス25%の分はどうするんだ。……本当に賢ければ、最初から100%じゃなくて75%だったら、それがその人の100%だからいいんだ、ということになり。
 だからといって、冷淡なわけじゃないんだけどなー。

 タイトルと内容がまったく関係なくなってしまった。
 明日から【合宿】です。
 珍しく、指揮者が“特訓モード”です。
 無事帰ってこれることを祈ってください。

 それがまた私がヤバいんですよー、ぜんぜんできてない。。。頭が半分、「ヤマトの音楽」に行っちゃってるからな~~(^_^;)。次は8月頭にオーケストラです!(<また合宿戻ってきたら、この「プロジェクト」はここに書く予定)

2012_07
04
(Wed)00:42

ヤマトの音楽、というもの・1

 音楽の話。
 書かない、と書いたけど、全体論として思いついたことなので記しておく。

 ヤマトの音楽は人の人生変えるくらいの力があった。。。これは確か。ヤマトという作品そのものにもあった、まぁでもこれは優れた作品なら普通でしょう。文学作品でも、絵画でも、映画でも、アニメでも。「これに出合ったからその道へ行った」なんて人は、星の数ほどいる。
 だけどなー。
 「ヤマトの音楽が凄い!」と思ったからって、どうしろってのよ(-_-)。

 プロの人たちの中にも、それで変わったとまではいかなくても何らかの影響を受けたという人はいないわけではない。ということを最近知った。アニメ方面でももちろん、大物が名乗りを上げている。
 何故「最近」なのか? これ、今まで言えなかったからだよ。『復活篇』が登場するまでね。それは、なぁんとなくギョーカイ的な常識だったので。

 あぁ、音楽の話だった。

 『2199』の一つのキーワードとして何度か製作者サイドから上がってきたのが「レスペクト」って言葉。
 便利ですなぁ。
 別にいいんじゃないの? と思う。ファンがほざくにはいいけど。「新しいの」を作るんだから、好きにやれば。それで面白い作品になれば、素晴らしい、しがらみも何もそれこそ「抜錨」して、飛び立ってほしい。
 何故そう思うかというと、「レスペクト」という名のもとに、旧作の“重力”に縛られると、飛翔できないのである。限りなく“二次小説っぽく”なる。面白い、確かに面白いけど、公式二次小説に見えてしまうので。
 もちろん、もう一つの見方は私の中にもあって、
 「最初のヤマトの世界は、希望はあった。意思もあった。が、結局は救われなかった、戦い続けなくてはならなかった、どこかにエレジーが流れていた。だから、次世代を明るく継ぐ作品を」そう願ったようにも見える。ここまで観た「2199」は、妙に明るい。当然、そっちの方が自然な気がする、だって23世紀の彼らにとって、それは“日常”なのだから。いくらそこが戦場で、帰ってこられるかどうかわからない旅の途中でも。

 だから、音楽の話だったよね(>自分)。

 ヤマトの音楽に対して、いろんな意見がある。旧作のインパクトが無いとか、旧作のをいろんなシーンで使いすぎだとか。ファンサービスが過ぎるとか。
 だがしかし。一つには。良い音楽を適合していると思うシーンに使うのは効果的でいいんじゃないかと思う。

 例を挙げますと。
 「宇宙の深淵を行くヤマト」という名が付いているらしいBGMがある。これ、私はずっと激しい戦闘シーンの曲だと思っていて、めちゃめちゃ気に入っていたので高校生の時に、テープから音を起こし、ピアノで弾いていた。もちろん、むちゃくちゃ難しいのだが、音大生だったころは弾けたのである。アレンジし直して、2009年のヤマパで演奏したから、アンケートとかでその曲だと教えていただいた。おー、あれって「完結編」の曲だったのね。
 『完結編』で、島が宇宙嵐の中で苦闘するヤマトを駆って、必至でヤマトが進むシーンに使われていたのだ。

 知らなかったもんね。
 で、今回の2199の、冥王星基地の戦闘シーンや、たしか木星でも使われていたような気がする。
 だって、戦闘機隊の発進と攻撃に合うんです、テンポ感も使われてるフレーズも。もちろん、艦載機隊の発信シーンは、いつものそれも使われていたんだけど。それにもちろん、アレンジは大幅に変わっていた。楽器編成もだ。

 というように、効果的ならいーじゃないのというのが一方である。

 他方、なぜあの“ヤマトの音楽”は、あんなに心を動かして、、、というか揺さぶったんだろう、と思うわけ。

 それは、もしかしたら、時代 っつもんじゃないのか? という気もするのだ。

 この間、ポッパー(ポップス・ヴァイオリニスト)のNAOTOさんのお話を聞く機会があって、その時に「音楽は消費されるものだ」という科白が出た。クラシック音楽をやり伝統は守って伝えたいと思ってきた私にとっては、ちょいと聞き捨てならない科白だったけれど、続きがあって「その中で残るものは残る」ということと、「消費されるからこそ、新しいものが生まれてくる」と仰る。
 最初は、「ポップスは時代性と密接に関わりがあるような気がする」という話だった。なんて答えられたんだっけな。クラシックも本当は同じことだよと仰ったような。確かにそうかもね、ただそれが200年、300年残ったというだけで。

 つまり。クラシックもバロックも、ポップスも、ジャズだろうとなんだろうと。
 大事に【箱の中】に入れて飾っておいて、再生するだけじゃ、ダメだよ、ってことだ。

 伝統を伝える、という時に、クラシックや民族音楽の世界でも、常に「再生」が行われている。昔のものを、そのまま再現したって、何も生まれない。常に、現在に合うように、アレンジしたり、その“時代の空気”を呼吸することによって、それは生きたものになる。当然、テンポや、歌い方や、アレンジや……楽器だって、聴衆が座る箱だって、メディアだって違うのだ。それは当然なのだろう。

 だから。
 ヤマトだって、30年前の衝撃や感動とは、現代の音楽の感動は、質が違ってもよいのではないか。
 ふとそう思ったのだった。
 いまの音楽に、“あんな風に”感動するだろうか? それを、この作品は求めているだろうか? ちょっと違うような気がするのだ。
 『復活篇』には実は、確かにそういうものがあり、私は、SUSと対峙した時のベートーヴェンの「皇帝」や、ハイパージャンプした時のグリーグの協奏曲にも痺れたし、何よりも、最初にアルフィーが、シークレットでアンコールで発表したテーマソングと共に、バックのスクリーンにヤマトが流れた時に、滂沱と涙が流れた。あぁ、これがヤマトだ、と思ったから。

 だから、そういう意味でも、この『2199』は違うヤマトで、音楽的にも、違う時代のものなのだろうと思う。

 これからどんどん話は進んでいき、まだまだ楽しみな展開が待っている。
 興行成績もよいようで、ホッとする(ならちゃんと2週間やってよー、月曜日抜かないでさ・涙)。

 “新・ヤマトの音楽”は、どんな貌を見せてくれるのだろう。。。まだ、それは見えていない。

2012_07
03
(Tue)00:54

2回目出撃してきました!

 某blog様にもお邪魔して書いたのですが、この「ヤマト2199」って、見終わるともう1回見たくなるんですよねぇ。。。ううむ。
 土曜日に観て、日曜日朝、起きて「もう一回行ってやる!」とネットを開けてみたら、ほぼ夜まで完売。レイトショーはさすがにいやなんで(月曜からヘビーですしね)、本日夕方の回をゲット。
 2回目出撃してきました。

 けっこうギリギリに入ったのですが、なぁんか雰囲気がいいんですよね。カイシャ帰りのサラリーマン、男の友人同士、女性たち、おひとりさま(男も女も)。で、初日と違って、濃い人もいらっしゃいましたが、“ごく普通の”、昔ヤマト観たんだよというファンもいて。入口で配られたチラシ(BD販売の)を見て、隣の友人らしき人に、「なんだこりゃ、高けぇ! これじゃ中高生、買えないだろう」「欲しい大人も多いんだろうね、そういう人向けで」「えぇ? それじゃ子どもたち見られないじゃないか」みたいな会話があって。いいなぁと思った。

 ごくわずかですが親子連れもいらっしゃったり、年配のご夫婦っぽい方や、、、でもやっぱ40代以上、男性、サラリーマンという感じの方々が多い。もちろんTシャツ組(<自由業かお休みを取ってようやく見に来た濃いめのファン)もいらっしゃる。なぁんと出入り口で、海自の方らしきを見かけました(制服だったんで。外出時には制服着用は義務づけられてるからなー、マニアの扮装じゃないと思うけど、外泊届かしら?)。

 で、もちろん満席。

 集中して見られました。気持ちよく。
 あーおもしろかったなー。

                    ・・・
以下、【ネタバレあり】。要注意。なるべくストーリーに関係するところは書かないようにしますが、さてどうかわかりませんので、不用意に近づかないでくださいませね。

 おもしろかった。

 山本玲ちゃんと古代、玲と加藤の関係性とか。
 森雪と古代、雪と南部。やっぱいいよなー、艦載機隊。格納庫の雰囲気も好きだし、射出もかっこいいしー、今回、大活躍でしたよね。
 彼らのキャラも好きだし、古代が指揮を執るのが「当たり前じゃない」ところもいい(一瞬、すねた加藤もかわいいし・笑)。

 で、木星から冥王星に到達するまでに何日かかったのかわからないんですが、日数出してほしいなぁ。
 最初は、、、ていうところから、徐々にけっこう人間関係が出来てきてる感じが伝わってきて、面白かったんですけど、、、(加藤と古代とか、古代と真田とか)。
 雪はずっと真田の下にいたわけですよね? 古代に対して真田を庇うとこなんか、かわいい♪

 新見さん、いい味出してます。いいです、ほんと。
 で、皆の前では「副長」と呼んでいて、2人きりになると「先生」ですかい。いいなーこういうの(^_^)♪ 前に自分で書いた話で、シチュエーションそっくりなものがあります。やっぱそうくるか、って感じで嬉しいよ★

 なんかねぇ。
 恋愛模様はぜんぜん見えませんよね。

 雪が古代に気がある、というのは見える、、少なくとも気にしてはいる。
 そのうちきっと玲ちゃんも古代に惚れるんでは? と思うのは私だけかい? まぁ今は並んで飛べるだけで幸せなんだろうし、古代からはえらい信頼されてますね、腕前のとこで。
 島→雪 ってのがぜんぜんなさそうなんですよね、今回。
 火星ん時は、あれだけ気にしてたのに。本部で会った時も、ヤマトで初対面の時も、声はかけて粉かけてみてますけど、本気じゃなさそうっぽいし。
 その代り、南部は雪にべったりですねぇ、うん。古代くんの“天然”は、旧作が少年ぽくある種スケベっぽい部分も持っていたのに比べて、今回のは「女の扱いが苦手」とはっきり設定されているみたいです。まじで天然らしい。かわいいです、そういうの。

 島の「よぉそろ~」「とりかじぃ、」が凄いよかった。鈴村さんの声に慣れてきたのか、鈴村さんが慣れてきたのか。叫ばなくなったし(笑)。
 それに、古代と島。他の人にも指摘されてるけど“仲が良い”ことを素直に受け入れているように書かれてますね。

しかしなー。悲壮感、無いすね。
ここまで明るくていいのか?
悲壮な中だから明るい、、、例えばSpace Battleshipヤマトの明るさ、のように。
以前の、悲壮感漂うのは今に合わないし、そこまですることはないけど。
淡々としている中に、「抑えている」感じが伝わってこないのは、絵かな? しゃべりかな?

いや、絵のクオリティは本当に見てて美しくて楽しいです。
そういう意味じゃないんだよ。

           ・・・
音やBGMについては、意見を言うつもりがあんまりない。
感想もあんまりない。
これで「人生は変わらない」だろうなとは思うけど。
きちんと、ヤマトの音楽だったら、それでいい。

           ◆ ◆
で、ちょいと思っていたこと、の話。

製作者の方たちは、ご自身がファンでおられた方々がメインにおられるからなのか
我々と同世代だからなのか、
ずいぶんと、ファンの意見を大切にし、吸い上げようと考えておられるように思う。

私は、それは、要らないのではないかと、実は正直思っている。

作り手と、受け手は、別のものだ。
前にも何回か書いたことあるけど。
近すぎてはいけないんだと思う。
それは、ファンに媚びることにつながっていくから。
それは、“翔べない”作品を作ることにつながっていくから。

ファンには想像もできないことをやるのがプロの集団。
どんなに稚拙に見えても、そこには必ず計算があるはずで
部分だけを見て騒ぐことは決して、良いはずもなく、そんな分でもないだろう。

作り手には確固たるヤマトの世界があるのだし、
私たちは、それに対して、見たら、あーだこーだと言えばいい。
それを感想とか批判として受け止めていただいても結構、だけど
耳を開いて聴く必要は、本当にあるだろうか?
作りたいものを、作ればいいんじゃないの。と思うんですね。

いまは、ダイレクトに、誰かが何かを言ったことが伝わる時代。
愛情があり、それが深すぎた時、そこにアプローチできないことでファンは苦しむ。
あの艦に乗りたい、そうして嫉妬と何かわけのわからない感情で、ぐちゃぐちゃになる。
……だけど、それでいいんだと思う。

ふと、書いてみました。
2012_07
02
(Mon)01:01

さて続いてヤマト2199

 本日も続けて出陣しようと思ったら、昼前の段階で、ほぼ完売でした。夜中になるのはいやなんで、やーめた。今週、どこかでまた時間を見つけてみてこようと思います(ってそろそろ夜は演奏会オンパレードなんだよな)。

・・・ええと、以下、若干のネタバレを含みますので、読みたくない方は、スルーしてね。

 この間のアーティクルには書かなかったのですが、初日に行ってみてびぃっくり。もはや看板は次のバージョンになっているし、チラシはすでに完璧に無いし(;_;)。うう、欲しかった。

3-1_三章全体
↑ということで、次は真田さんと薫ちゃん+アナライザーくん。

 ネタバレですみませんが、木星の浮遊大陸に着陸した時に(<ここは島くん、えらくカッコ良かったのです(^_^)♪大満足)、アナライザーが席を離れて、「お前、独立型だったのかっ」とわかるシーンがとても新鮮。古代や島に「アナライザーと呼べ」と自己紹介するなんて、とても素敵ぢゃないですか。…しかし、デカいよなぁ、アナちゃん。


↓ということで、私は初日というより最初の一週間は行けないよう(;_;)。でもまぁ見られそうだからいいけど。
3-2_title

3-3_真田
↑分析室に古代と雪が行って、真田さんと彼女が分析してる。最小限の言葉しか発しない真田の科白を「翻訳」する彼女と、古代・雪・真田の関係がとても面白い。いやぁこういうシーンは嬉しいです。

それに、浮遊大陸-波動砲を巡っての真田と古代。すでに息が合ってるぞ? 旧作んときは、途中までは、相当にギクシャクしとりましたけどねぇ。その分、美形になりかつオシゴトも増えた南部くんが、ちょい悪役ぶりを発揮、、、だけど雪ちゃんは相変わらず南部くんを部下みたく連れてあるいてるのが笑える(笑

これ、前作で当然、あっただろうけど、同期だっただろうし加藤も南部も穏やかなヤツだったんで無かったけど、初登場・古代戦術長の下で、班長2人(砲雷長・南部と飛行班・加藤)の激突! うひゃひゃ。なんか嬉しいんですよねー、絶対あるじゃんこういうの。
この2人がけっこう、若い感じでいいんです。その分、なんだか相原ちゃんが大人に見えます、いつも“見守ってる”位置にちゃんといるしね。

古代と島もモメてくれましたが、うふふ。「あの二人、仲良いんですねー」ってほかの人にも言われてるし。そりゃそーでしょーよ。でなきゃ、火星に2人、あぁんな狭い部屋に暮らせますかって。じゃなきゃどっちか殺されてる。そういえば潜水艦勤務の条件って宇宙飛行士の採用試験の条件と似てるんですって。聞いた話ですが、「おおらかで良い人」っていうのが本当にあるらしい。狭い艦内で互いにストレスをためないために、だそうです。だから、実際は「才能はあるけど変人」みたいなのはいないようです(笑)

ということで、感想は書きたいけど、さすがに我慢の管理人でした。
2012_07
01
(Sun)01:14

ヤマトな一日・第二部

 さて、映画鑑賞後は、本当なら、いっくらでも語り合いたいことがある。
 お昼が無理で夜合流の方もいらして、う~ん話がしたかったよぅと思ったけど、今日はもう一つイベントを入れていました。メンバーも映画にも誘ったんだけど、昼間仕事、っていう人が多くて、結局、18時半スタートとあいなりました。

 なにをやったかーというと。
 「ヤマトの音楽を演奏する会」、いよいよ、実質スタート、というか。顔合わせで、とりあえず弦楽四重奏バージョンだけやってみようということになったのです。

 今日は、ボス(<リーダー)は忙しくて、合流できない。だからネタ決めはまた今度にして、とりあえず手元にあるヤマトの楽譜で、弦楽四重奏または五重奏になっているものについて、演奏してみたい。そう思って。
 というのは、月曜日発売の某雑誌の付録、私が担当した部分の1曲が「真赤なスカーフ」なのです。しかも組曲版を組み込んでいただいたので、とても複雑な音作りと、弦楽器で弾いて、とても美しい&ヤマトの雰囲気をたっぷり盛り込んだ仕上がりになっている、、、と譜面を読んで思ったので、本当に音にしてみたかったのですね。

 それで、かわいそーな私の所属オーケストラの某アニメ関係者(<けっこう上手い)が、引っ張り込まれ、ヤマトなお友だちをリーダーに、「とりあえずセッションできるものを」ということで立ち上げたのですが、今日はとりあえず集まれる弦楽メンバーだけで顔青わせ、ということになった。

 久々の室内楽で緊張したこともあり、「うるうる感動する」ところまではいかなかったんですが、(これが、「いい曲やねぇ、うっとり」って合わせて弾いて楽しむだけの会なら、それでいいんだけど、これからまがりなりにも、曲を選んで、練習を少しずつやって、どっかで演奏しよう、という団体となりますと、それなりにきっちり練習しなければなりません。初顔合わせメンバーだったんだけど、そのへんは皆、ベテラン弦楽器弾きでして、きっちり言うところは言い、様子をさぐるところはさぐって曲らしくしていこうとしていきます。

 メインでは。
  「真赤なスカーフ」
 サブで、
  弦楽合奏曲「宇宙戦艦ヤマトのメインテーマ」→本当はコントラバスが入るので、今日は小手調べ

この2曲がとりあえず楽譜があるので、やることにし、楽譜の整理をすることに(パート譜の作成とかあるのよ)。
あとは、ボスとヴァイオリンと3人で飲みながら、私がヤマパで演奏したレパートリーの編曲し直し版と、ネタ出しを行う(ヴィオラ&チェロは、ヤマトのマニアってわけぢゃないんで)。
 さらには、弦楽のレパートリーも少しやろうかということになり、これは採用するかどうかはわからないけど、メンバーで集まった時にはやろうかなってことになりました。

 「大江戸捜査網」(笑)
 「ルパンIII世のテーマ」
 『天空の城・ラピュタ』より「君をのせて」
 『魔女の宅急便』より「海の見える街」

あとは何曲か触ってみましたが、×。

ウルトラセブンのワンダバと、009とかやってみたいなー。

 ほかは編成を変えて(例えばVn+Va+Pfとか、ドラム+Vn2本+Vcとか)いろいろBGM系をいじりたいと思います。ピアノソロもありだしねー(<これは自分で勝手にやればいいという話)。

 ルパンIII世は真剣にさらわないと弾けません(>_<)
 ヤマトも意外に難しいですが、編曲がどちらも素晴らしいので、うまくいった瞬間はすばらしいです。うふっ♪最終的にはどっかのライブハウスで、オフミみたいにしてできるといいですねー、なんて話をしています。

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