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2012_08
29
(Wed)23:16

若い人たちの競演>東京音楽コンクール

 今週は、東京文化会館で「第10回東京音楽コンクール」というのの本選をやっています。
 声楽部門、弦楽器部門、管楽器部門、ピアノ部門とありまして、、、管楽器と弦楽器は異種格闘技(笑)で、ヴァイオリンもチェロもヴィオラも一緒にタタカイます。

 弦楽器部門の本選があったので、オシゴトに行ってきました。
 そこまでに予備審査と第一次第二次予選を通ってきてます。それで本選は、全員が協奏曲を演奏。本物のプロオーケストラと共演できる、というのがコンテスタントにとってはとても嬉しい大会です。

 ヴィオラはバルトークの協奏曲。(<すばらしかったす)
 チェロはドヴォルジャークの協奏曲。(<心が惹かれました)
 ヴァイオリンのお2人は、チャイコフスキーとブラームスの協奏曲。(<すっごい!)

 優勝はラストに演奏した芸大2年生、ブラームスの協奏曲を演奏した小川響子さんでした。20歳やそこらでブラームスの協奏曲を選ぶとわ、何者? と最初は思っていたのですが、きっとこだわりもあるだろうし、なにか面白いだろうと期待もし、それを裏切らない演奏でした。ちなみに聴衆賞もとりましたね。

 私は第2位をとったチェロの上野通明くん(高校2年生)のドヴォルジャークに惹かれるものが大でした。なんといいますか、“自分の言葉”をすでに持っているように思われたのです。ですから眠くもならず、危ういところもいっぱいありましたが、なんというか、それを統括しても惹かれる魅力というものがあるんですね。というか、私がこういった演奏に弱い、ということもあるのかもしれませんが。
 素晴らしい音と表現で、この人はこれからどこまで伸びるだろう、というのもとても楽しみです。

 総じてコンサートとして楽しめる3時間弱で(<まぁちと長いんで疲れますけど(^_^;))、講評に立たれた堤先生も仰っていましたが、「素晴らしい音楽を聴かせていただいた」という気持ちがあります。ましてや若い人たちのためのコンクールです。これからどれだけ伸び、どれだけ人々に何かを与えていってくれるだろう、という期待もあると先生方も思っておられる。
 その堤剛先生は、古希を迎えられ、70歳記念コンサートというのが行われます。彼の演奏は年齢に関係なく、技術的にも音楽的にも、素晴らしいのです。いやもちろん年齢による深みというのはあるのでしょうけれど、技術的にな衰えは感じさせない凄い演奏です。バッハを聴いた時は涙が出ました。。。話は逸れましたが、来月、そのコンサートがあります、、、というのもちょっと思い出しました。

 ともあれ、毎回、驚きの出会いがあります。
 弦楽器奏者の十代というのは怖いものですね。どんな才能を秘めているかわかりません。またそれが世界を身近にしてくれます。。。
 国際問題、外交問題で、なんだか列島が海ごと締め付けられているような、窮屈な気持ちになる事柄がここ最近、多く、息がゆったりできない気がしています。
 音楽方面でも、この8月19日、とんでもない“事件”が起こり、FBを中心に音楽家や周りの人々、海外からも様々な声が寄せられて一晩で2,500アクセスを記しました。安心して空を飛べないようにはなりたくないですね。世界は狭くなった、、、とはいえ国境は人の心の中にある、と言ったのではどなただったでしょう。

 話がずれましたが、いろんなことを考えたコンクールでした。
 ともあれ、皆、がんばれ~(^.^)♪
2012_08
27
(Mon)19:52

浮上します。

 ようやく一段落、、、したのかな? 仕事は8月20日すぎには納品したのですが、後始末やら次の準備やら、、あとは疲れを取ったり(体調が悪かった、、、というかいつものアレルギーが出て、喉が、咳が、、、げほげほ・笑)。なかなか演奏活動には復帰できません。
 創作活動に回す気力も沸いてきません。コレはストレス解消にはならなくて、ただ欲求が強くなれば書く、っていう感じですから私の場合。
 blogは義務感も無いので、垂れ流し~~~。
 いつごろからでしょうね、本音とか「考えてること」とか書かなくなったのは(笑)。

 いつもは開放されると、しばらくは芝居に行ったり映画三昧したりというのでしたが、前回は、「YAMATOの音楽を演奏するプロジェクト」で忙殺されてしまい、それはそれでまぁシアワセでしたが、いろいろ映画とかみそびれた(;_;)。
 というのでこの日曜日。昼間に例の「ヤマトの音楽を弦楽四重奏で演奏してくれるロビーコンサート付きの演奏会」(<笑)に行って、その足で、友人と映画を見て参りました。
 見たかった『るろうに剣心』は、適当な時間は満席でして(泣)。
 早く帰りたかったので、夜の部は諦め、では他の映画を、、、と思ったら、よさそげなのは皆、満席。ううむ。
 ということで、映画館をハシゴし、『図書館戦争』か『テルマエ・ロマエ』か、迷った挙句、後者を見て参りました(まだ見てなかったのよ)。評判にたがわず、面白かった~~~♪ “濃い顔組”が、好きな俳優さんばっかしだったので(主演の阿部さんはもちろん、市村さん、北村さんのお2人はピカイチ。宍戸開さんもよかったし)だったこともあり、非常に楽しめました。
 来週からはいよいよ『踊る~~』です♪ こっちも力入っちゃう(はぁと)。

 芝居はマメにチェックしとかなかったので、とりあえず見たいものは見そびれてお仕舞い。たいていが4~5日と短いので、あれれと思う間に終わってしまうのですね。コンサートはあれだけマメにチェックするのが習慣になっているのですが(<まぁ仕事だから情報も入ってきやすいけど)、やっぱしダメです。
 好きな俳優さんのとかだとまぁそれなりに…ですが、好きだけど追っかけるほどでは、、、となると弱い。いや、せいぜい1人か2人が限界だから、自分。

 ということで、今日もなんか、だらだら会社で仕事してます。
 夏休みほし~な~、、、それにはまず、目の前の仕事を片付けてしまわねば(-_-)、、、あ~う~。
2012_08
18
(Sat)18:26

まだ夏休みが取れない>ヤマトの音楽が聴ける

 こんにちは。
 いかがお過ごしでしょうか。

 地道になんだか最近、ちょこちょこと、新しい方々から「お話」のご感想などを某所を通じていただくことがあります。やはり新作が生まれるということは、動きも出てくるのかなぁと思いながら、しみじみとした感慨に浸るわけです。

 「ヤマトの音楽を演奏する会」は思った以上の反響をもたらし、自分でもびっくりしました。
 あのあと、仕事先の楽譜の版元さんと話す機会があって、誤植を発見したのはとても感謝されましたし(商用出版誌でも、第3版くらいまでは誤植だらけだといわれています。って本当にそうなんです、だから責めないでね)、実際にそれを演奏して音にした、ということもとても喜ばれました。
 そうなんですよ、楽譜って「音にしてなんぼ」ですからね。

 ともあれ、そのあとは怒涛の仕事においまくられて、まだ余談を許さない。休みを取れないうちに、次がスタートしてしまう、という最悪のパターンは避けたいものなのですが。。。(泣)。

                   ・・・
 ヤマトオフィシャルの「ヤマトクルー」から音楽ネタが発表されて、けっこうわくわくどきどきといいますか、複雑な心境です。昔の曲もやるそうで、一人で行こうかどうしようか迷っています。広い会場内で(しかも、慣れた演奏会場じゃないんで勝手がわからんぞー)、こっそり隅の方で聴いていたいような気もします。最初っから最後まで泣きっぱなしだったり正常な精神状態でいられなかったら、どうしようかと本気で思うからです。
 一緒な思いの人がいれば、一緒に手をとって聴くんだけどなぁ(笑)。

 『宇宙戦艦ヤマト2199』ヤマト音楽団大式典2012

 8月24日から先行販売開始だそうだから、忘れないようにしなくっちゃ。
 で、「オーケストラサウンド」と書いてあるんですが、大阪市音楽団て吹奏楽団なんですよね。この違いは(少なくとも私にとっては)えらく大きくて、どこぞから弦楽器を調達してくるんだろうか? それとも分隊が居て、お手伝いに来るの? 誰か教えてください。

                ・・・

 それともう一つ、小ネタですけど、お知らせです。

 某雑誌の7月2日発売号の付録楽譜に「真赤なスカーフ」の弦楽四重奏版(組曲版)が付いています。これは、われわれバンドでも選曲の一つとして取り上げて練習中ですが、これを、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団のメンバーが演奏してくれます。

 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団「夏休みコンサート」
  2012年8月26日(日) 13時30分開演
   会場/ティアラ江東 (都営新宿線「住吉」下車、徒歩3分くらい)
  
  最近、ここのオーケストラは、定期演奏会などの開演30分前から、ロビーで行う「ロビーコンサート」で、弦楽アンサンブルを演奏してくれています。毎回2曲ずつ。
  今回は13時からロビーで、「真赤なスカーフ」の弦楽四重奏が聴けます。
  コンサートそのものも3,000円と安いですし、親子向け内容なので、結構お勧めです。

  私ももちろん当日、会場に居る予定です(笑)

                ・・・
こっちは生粋の、大阪市音楽団関東公演。10月。
「宇宙戦艦ヤマト」宮川音楽の勉強会

  10月14日(日)15時開演 埼玉県熊谷会館
  10月16日(火) 東京芸術劇場
  
  東京芸術劇場は、改装工事をして新規オープンになりました。先日、内覧会があったのですが、別件で行けなかったのです(;_;)。それも楽しみですなー。
  内容は神戸でやったものが好評だったので、その延長にあるそうですが、スタッフ(ヤマトの、じゃないよ)の方にお聞きした話ですと、『2199』の新作曲が3~4曲、加わるそうです。一所懸命書いてらっしゃるとのことでした。

 これは残念ながら私は行けるかどうか五分五分……というよりは8分3分で日程的に難しいです。
 チケットのとりまとめをしとりまして、もしご一緒したいという方がいらっしゃれば、周りにはぞろぞろいますのでお問い合わせください。ちょいとよいことがあるかもです。なのですが、そういう事情で、「オフミ」は組んでいません。誰かやりませんか? 知人知り合い10人ぐらいはご一緒するはずなので。

 今日も音楽ネタで終わる。
2012_08
07
(Tue)01:53

ヤマト音楽プロジェクト(!?)レポート・2

2012年8月5日。いよいよ当日です。

 実は前日8月4日から夏祭りは始まっておりまして、私はその日は夕方ちょこっとだけ、モーツァルトの「レクイエム」など歌いに行ってまいりました。もちろんその場で、打ち合わせもいろいろしましたよー。

 ヤマトの時間帯は18時からと決められています。
 「企画枠」というものの一つで、その直前に、(私が某御題で物語を書いた)フォーレの「レクイエム」を歌い、涙してしまったりもしていました。

 16時すぎ。待望のコントラバス弾き(ヤマト仲間)が自分の車で登場! 思わず下へ行って、役にも立たないのに手伝いたくなる私(笑)
 実はその前後からいろいろと連絡が入っていたのです。
 仕事が長引いて、18時ぎりぎりになりますーというヴィオラ弾き(頭)。
 なんとか18時前にはたどり着きます~~前が長引いて~~というドラム叩き。
 16時ごろ来ると思ってたんだけどなかなか来れないフルート奏者。
 地方から駆け込んでくる人々。
 おお? こんな方々が登場か!?
 なんだか18時が近づくにつれて、どんどん人が増え、いつの間にか、隅においやられていた余分の譜面台も引っ張り出され、弦楽器のプルトは一つずつ増えていきました。チェロ席が埋まり、ヴィオラ席も満員。管楽器も、なんかすごいぞ?

 ヤマトは“夜の部”なので、その前に少し長い休憩があります。
 楽譜は早めに譜面台の上に配ってしまい、ピアノを開け、セッティングが始まり…。おやおや。皆さん、なんだか気合が入っている、、、うゎ。ほとんどの皆さんが席に着き、思い思いに音を出したり、相談したり。私はあちこちに行っては、皆と話、幸せな気分を満喫していました(もちろん相談もしたけど)。
 「あぁ緊張してきた」って聴いてる人がゆってて。彼女は「ヤマトの音楽は初恋の人と同じ」なんだって。
 会場のあちこちから、いろいろなフレーズが聞こえてくる。いいなー。

 休憩時間に楽譜を配りながら検討すると、足りないパートが無い。
 ベースもチューバが代奏することになり、バスクラでファゴットを代奏? コノヒトたち何物?

 全体に10分押しで、ということにしたので、18時5分。すでに皆、気合が入った状態で席に着いていました。
 私はセカンドの頭に座り(つまり指揮者の真ん前。全体の真ん中です)、ご挨拶。みんな、やんややんやと拍手。
 しかし、びっくりしたのはピアノパート&シンセ&ドラム方面を観た時。なんと、彼らが持参した、セル画とか、譜面とか、LPの解説とか、、、おい、どこまでおたくなんだ、君らは。
 指揮者との打ち合わせも済ませていて、チェックポイントは約3か所。比較的問題なく行けるはずよね?

                      ・・・
 「とりあえず(リハ時間も)通して行こう」という指揮者。
 いよいよ、「序曲」からスタート。

 序曲のスキャットは、某ソプラノに依頼。彼女は1曲目の冒頭をスキャット、2曲目はタンバリンを担当。
 なのでホールの奥で歌う。素晴らしくきれいな声だったけど、ちょっと声が小さいかな? きっと管楽器の人たちは良い思いをしたかもしんない。
 譜読み会でわかってはいたものの、[B]メロに入って音が分厚くなった時のゾクゾクとした感動は、真ん中で弾いていて背中から伝わってきました。
 各パート1の美しさとはまたまったく別の感じ。だってさー、3管編成のフルオーケストラでっせ?

 「序曲」の美しさ。ドラムとベース、さらにはスネアの響きが後ろから聞こえてきて、もううるうるものです。またピアノがうつくし~んだ、これが。
 そういえば、“急募”していたピアノ弾きと、本当は腕っこきが欲しかったハープ(鍵盤で代奏)ですが、実はもう20年来の付き合いの2人が、今年に限って登場してくれました。何年振り?というやつらの顔を見た途端、そうしてその満面の笑顔を見た途端、思わずちょいとウルっと来ちゃったぞ(2人とも男です・笑)。
 これがまたプロはだしに上手いんです。おたくだし(笑)。皆、うっとり安心して彼らの音に乗っかってられました。

 さていよいよテーマ。実は、1曲目と2曲目はアタッカ(続けて入ること)の作りになってるんですが、
 なんと譜面がめくれない(>_<)。
 ホルンのブーイングを無視し、指揮者が「ここは、アタッカ!」にやんや!
 やっぱそーだよな、盛り上がるよな。
 きたきたきたきた。

 管楽器も弦も、なんという音を出すんだろう、という演奏でしたね。
 もうみんな、本当に“鳴る”のである。一緒に聴いていた人たちいわく、「会場の温度が5度は確実に上がった」といわしめたほどの、「ヤマトのテーマ」でした。弦楽器、楽しい!!

 ただし、サビのところで、リピートの確認をしなかった。あうあう。ここでいったん止めて、やり直し。
 いいんだよ、皆、何度でも弾きたいんだから(笑)

 3曲目、ガミラス方面へ行きます。「出撃」。ひゃぁかっこいいー。打楽器セクションは大活躍。

 4曲目、「大いなる愛」……これは管楽器の人に褒められたんだけど。弦の冒頭。あの音色が皆、よく出たよね。ふつう、がりがり弾くもんじゃないかい? 皆、言われなくても1st Positionで弾く人、いない。“あの音”で弾いてたなー、と思った。

 5曲目、これだけは手書きの楽譜。「イスカンダル」。冒頭のパートソロはホルンが担当(本当はアルトフルートね)。そうして弦楽器が入り、管楽器が重なっていく。皆、この曲が大好きだった。

 さて、返します。
 最後に通すのは15分時間がとってある。「もうちょっとdimとかcrescとか気を付けようよ」とか「管楽器、吠えすぎると曲壊すぞ」とか、「いやいや、いけいけ(笑)」とか、「ティンパニ、そこは伸ばしでいいよ~」とか。冒頭で引っかかった部分だけ一回返して、いよいよ詰め、、、の前に、指揮者が小話を一つ。

 「リアルタイムで放映されていたころ、私は会社員でした」「ほぉ」
 「会社で夜遅くまで、残業していると、テレビからヤマトが流れてきたんですね」「はいはいそれで」
 「『ヤマトの諸君』……ていうとね。うちの会社の人、みなで『はい』って返事してたんだよね」
 一同、大爆笑。

 意味が分からない人のために、解説もあった。
 この指揮者のおぢさん、いまはもう退職されてますが、元・某〇〇ト運輸にお勤めだったのです(笑)。

さておき。

最後に通した15分間は、至福の時間でした。

…あぁちなみに、スキャット、私がやらせていただきました。
悔しかったのは、その予定ではなかったために、その前のフォーレで声を使いすぎてしまって、
2コーラス目の高い音が伸びが足りなかったこと、、、ちっくそー(泣)。ごめんね>皆さま

 で、[C]メロから座席に戻って楽器を構える。
 至福の時間はあっという間に終わり、、、いや、夜まで皆、盛り上がったことでした。

 初心者もベテランも一緒に演奏する。
 初心者が入りやすいようにベテランが場所を作り、初めての人も礼節をもってそれに対する。熱意と、誠意と、音楽への愛情と。そうして、一瞬というか一期一会でしかないのですが、やっぱりこれも“仲間”だという意識。

 音楽は人をつなぎます。
 弾き手も、吹き手も、叩き手も、聴き手も。
 なによりも、ヤマトの音楽を生み出してくれたあの方々に、感謝を。
 それで、集まってくれた皆さまと
 受け入れて支えてくれた皆さまに、感謝を。

あ~、楽しかった♪ (^_^)♪
2012_08
06
(Mon)18:20

ヤマト音楽プロジェクト(!?)レポート・1

 昨日の感動を、いちおう、メモなどに。
 当該コミュニティでは、すでに昨夜から熱く語られていたりもしますが、転載もできないので、簡単にご報告しましょう。(その2があるかどうかはわかりませんが)、レポート・1です♪

◆承前
 ・人集めに苦労した →以前からblogや身の回りで、全国的に「演奏しようよー」と呼びかけているにもかかわらず、応えてくださる方はほとんどなく、応えてくださる方にかぎって遠かったりして(;_;)。なかなか、“生でセッションをする”というのはネットで知己を深めるということとは異なり、やはり贅沢で、稀有なことなのだと実感します

 ・某コミュの“ノリの良さ” →「なんなんだ~(@ @)」というくらい、皆、乗り気。煽るは、普段、息を潜めている方や、ほぼ引退に近かった方々が、ぞろぞろと登場。“その時間帯”に来る、と表明してくれたり、いけなくて残念だとエールをくれたり

 ・連絡のあった「人」の貴重さ →そんな状況の中、こちらのblogからや、ヤマトのコミュから、ぽつり、ぽつりとご連絡をいただいて、それぞれが本当に貴重で嬉しく、感動すらいたしました。また、旧来の皆さまの中にも、応援してくれたり反応してくださる方のありがたさ。涙出ます、、、ってくらい心細かったんですよぅ(^_^;)

 ・人の輪が広がる →そうしてやり取りをしていく間に、人となり、様子もわかってきて、7/29にお会いできた方々とはもはや信頼の“輪”。いろいろな方がいろいろな形で、ヤマトに関わり、ヤマトの音楽に思い入れをもっておられるのだな、と改めて感じたんでした

 ・楽譜の貴重さ →音楽をやっていると、“楽譜は宝”だとつくづく思います。もちろん、本当の音楽にたどり着くための、道しるべでしかありません、確かに。でも、これがなければ何もできないのです。感謝!

 ・パートの抜けと私の目論見 →要の部分が埋まれば、あとは旧来の仲間たちが埋めてくれると思っていましたし、実際その通りになりました。彼ら腕っこきの金管楽器奏者たちは、「偽楽器」とか言って、音域の同じパートを足りない別の楽器で吹いてしまったりするのです。現にファゴットなどは1本しかありませんでしたし、エレベが無かったのですが、チューバやバスクラで吹き替えてしまう。凄いなぁ、とても弦楽器には出来ないなぁ

 ・パートの抜けと私の目論見2 →要に考えたのが「ピアノ」「シンセによる打楽器&ハープ」「ドラム」「ベース」……あとは、例のスキャット。「ソロ・インストゥルメント」です。ファンの思い入れのあるスキャット。平和のために腕っこきのサキソフォン吹きを当て込んでいたら、数日前になって「間に合わないかも~」と泣きが入り。これは最後の最後まで懸案として残りました。ピアノはお陰で思わぬ人が釣れて、、、嬉しかったなぁ(*^_^*)

 ・ドラム →ヤマトコミュから参加された方が、凄かった。最初「生楽器はやりませんから」と仰る。見学で譜読み会にいらして、面白がって聴いておられたのですが、休憩時間に「スコア、拝見できますか?」その様子にピンときたワタクシ、もしかして…とお聞きしてみたら、「このくらいのドラムなら行けると思います」って……本番、素晴らしかったのです、実は。それだけでなく、いろいろ楽器編成やその他、ご相談に乗っていただいてしまいました、、ご縁ですね

 ・「イスカンダル」 →7/29 譜読み会で、案外あっさりと演奏できてしまうことがわかった。何回も繰り返し弾いていてもいいのですが(笑)、それでも3時間半くらい遊びつつ、その後のオフ会(ほぼ全員出席)で、もう1曲やらないか、と言い出したヤツがいる。……「そのくらいなら私、編曲しましょうか」って、どこまですごいんだ。結局、そういうことに、、、いや、編曲というと語弊があります、耳コピの譜面起こしです。さらに、当日の編成に合わせてファゴットをテナーサックスに変えるとか、そういうワザも、、、できるところには出来る人がいるものですね

 楽譜は7/29にいらした方には貸し出しました。
 マイ楽譜を買われた方もいらっしゃったようです。
 当日8/5にはすべて回収(コピーも含め)。これはこういう会の鉄則です。もちろん、借りた楽譜でも、書き込みはOK(これも普通)。指番号やアーティキュレーションなんかも「ご自由にどうぞ」。それそのものが財産になって次に使う時も生きるからです(不要ならあとで消せばいいですしね)。

 譜読み会でかなり満足したので、当日が近づくにつれ、仕事に埋没していたのですが(「イスカンダル」のやり取りが案外大変だったし)、やっぱり、オーケストラはオーケストラでした。それはまるで別の世界。濃密な時間と濃密な40分間が待っていたのです、、、(レポート・2に、やっぱり続く)                  
2012_08
05
(Sun)23:57

ヤマトを演奏しました。感無量です。

 何年越しでしょうか、宇宙戦艦ヤマトのシンフォニーを自分がその中に入って演奏できる、という稀有な夏が終わりました。
 演奏は、本当に素晴らしく(って自画自賛というよりも、自分の手の届かないところを助けてくださる方々がたくさんいて、皆さんオーケストラ経験も豊富で、音も確実で、何より、鳴るべきところに鳴るべき音が聞こえる、というヤマトファンにとって至福の時間を貰えたことでした)、皆、「どこまで燃えるんだよっ」って指揮者が呆れるくらいだったんですが(<指揮者もあおってたからな~~)♪ 本当に素敵な時間でしたよ。

 そうやってベテランが支え、初心者も温かく迎えてくれる。そういう土壌が素晴らしいと、改めて思いました。実はそんなに簡単に吹けたり弾けたりする曲でもないのですが、要を押さえていただけば、あとは気持ちよくそれに乗っていれば、一緒に楽しめるのです。

 とても嬉しかったのは、このblogからいらした方もいれば、mixiのヤマトコミュから来てくださった方々もいらっしゃり、また以前からお付き合いのあった方々にも支えていただき、、、最初は「人が集まらないなぁ」と絶望的な気分になっていたところが、最後は仲間たちに助けられた格好になったことです。
 新しい出会いもあって、私がいなくても皆さんすっかり楽しんでいただける雰囲気になったこと。
 また、旧来の仲間たちのいる場所を借りてのプロジェクトでしたが、彼らがこんなにヤマトファンだったことを初めて知ったこと。
 オフの呑み席で、また準備のテーブルの脇で、ヤマト談義に花が咲き、中でも昔から一緒に歌っていた友人の、
 「初恋の恋人に会ったような」という喜び方は、このあたりでは普通に囁かれることですが、
 まさかあの人たちの間で、そんなセリフが、あちこちで出てくるとは、思わなかったんです。

 ヤマトの音楽ってすごい。

 弾いてみて、さらにそう思いました。

 曲は、1.序曲 2.宇宙戦艦ヤマト 3.出撃 4.大いなる愛

 これは出版されている楽譜なのですが、実は1曲「おまけ」をやりました。これは満場一致で「大好きな曲」ということになった、「イスカンダル」です。

 ストーリーは4曲で構成されています。
 だから、「イスカンダル」はエンドロールでした。ヤマトはあそこへ行って来なければならない、帰ってこないといけないんですね。

 また演りたい、という人は多かったです。次は編曲版じゃなくて、「交響組曲」を。
 ただし現在、譜面が存在するのはA面だけですよね。これはお金さえ出せば借りられるのですが、B面は、彬良さんが「2199」に入ったから、まだ当分先のことなのだろうなぁ、、、そんな風に夢は膨らみます。

 でも、濃密で至福な時間でした。
 聴きに来てくださった方もいらっしゃいましたが、それでも同じ場にいて、空気を共有して…とても楽しんでいただけたようです。

 楽器を演奏する、ということは、歌を歌うということは。人生に一つツールが増えるということです。
 私はヴァイオリンを始めたのは本当に遅くて20代も後半になってからのことでした。これから本当に弾けるようになるのかなぁ? と思ったことを今日、改めて思い出しましたけれども、それでもそれから10年以上が経ち、こうやって皆と一緒に演奏できるようになって良かったなと思います。
 もちろんそれは、「大人から始めた問題点」はいろいろ抱えていますけどね(音程悪いとか)。それでも、皆と分かち合える喜び、というのは、格別上手くないとそれが出来ないピアノ、とは少し違うのです。

 ともかく。

 宇宙戦艦ヤマトの音楽は素晴らしい! 万歳♪
2012_08
04
(Sat)23:39

ヤマトの音楽を演奏しよう project・in 8/5

★イベントのお知らせ★ 
「宇宙戦艦ヤマト(交響組曲編曲版)をオーケストラで演奏するプロジェクト」
  「宇宙戦艦ヤマト」I.序曲 II.宇宙戦艦ヤマト III.出撃 IV.大いなる愛

 【日時】2012年8月5日(日) 18時ごろから18時40分くらいまで。
 【場所】マイスペース・アスピア ホール
   http://www.velatec.co.jp/aspia/
   (京王新線「幡ヶ谷」駅 徒歩3分)

mixi FCLA館【FCLA 夏オフ2012】企画枠 にて。
参加、視聴にご興味のおありの方は、私に直接ご連絡をいただくか、mixiのアドレスをお持ちの方は、
直接、トップページから「FCLA 夏オフ2012」をご参照ください。
mixi会員でなくとも参加できます。その場合は、私にご連絡をいただけば「参加登録」いたします。
「一緒にヤマトの音楽を楽しみたい」という方、歓迎。聴衆・可。

オフ全体が「夏祭り」です。

★7月29日に譜読み会オフが終了しました★
 総勢16名の参加で、なかなか楽しいオフになりました。
 ご報告は、次のアーティクルで(編集中)(^_^)♪


FCLAメンバーも、同年代を中心に「ヤマトの音楽が好き」という方は多く、大いに盛り上がっています。

◆下記の方法で、参加(希望)の方はご連絡ください
 ◇個人メール(新月・綾乃個人のメールアドレスをご存じの方は)
 ◇blogメールフォーム/返信用メールアドレス必須
 ◇拍手コメント/返信用メールアドレス必須
 ◇mixiのメッセージ、または該当トピへの書き込み

是非、ご一緒いたしましょう。

◆追加情報は、下記へ↓

・・・[情報追加↓]

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2012_08
04
(Sat)22:16

夏オフ開催中 at 幡ヶ谷

 恒例、夏のお祭り、「FCLA夏オフ」が、新宿近辺で行われております。
 都営線に乗ると、浴衣姿の老若男女がわんさか。皆、東側へ向かっていくのねー。
 隅田川もあれば、スカイツリーもある。金曜日に仕事でトリフォニーホールへ行ったら、いやまぁすごい人です、あのあたり。お隣のホテルもツアーで満員。すみだ活性化は上手くいくのかもしれないですね。

                ・・・
 さて、夏オフ開催中です。
 「ヤマト」は明日ですが、ガッツリ参加する予定だった今年ですが、先週、後半に体調を崩して、仕事が滞ったため、あわや参加できるかどうか、という状況に陥ってしまいました。
 でも、根性で回復し、昼間は仕事をして、夕方からのモーツァルトのレクイエムになんとか飛び込む綾乃である。

 つまりですねー、この曲でソロやんなきゃなんなかったんですね。
 あとの3人も気心知れた仲なので、一発合わせでもなんとかなっちゃう。もちろんリハが60分ほどあったんですが、リハは遅刻した。許してくださったみなさん、ありがと(_ _)。
 久しぶりに歌う。
 歌を真剣にやると(オーケストラに対抗する声を出すのは)全身をインナーまっするまで使うので、ひどく身体が活性化します。無理な使い方をするとのどの調子にてきめんなので、背中や足の裏まできちんと使えていないといけない。…ただまぁしばらく本当に歌い続けてた頃ほどには鳴らないですが、それなりにうまくいって気持ちの良い夜です。

 といって仕事に追われて、また会社来てんだよな~~(;_;)。

では明日。
さすがに明日の報告はしようと思っています(^_^)。
皆さん、楽しみましょう♪