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2015_01
29
(Thu)17:30

新月本の在庫♪ 再販しま~す(^。^)

 こんにちは~。

 のほほん中の(<ほんとはそんな場合ぢゃないんですが)綾乃@管理人 です。
 本日は仕事場の整理をしまして、同人誌在庫の確認もしたりしたところ、下記、在庫が掘り出されました。

●新月読本05/艦載機隊別冊1 →【2部】
  「宇宙戦艦ヤマト2199~鮮やかな光芒」
  154ページ、表紙カラー・本文1色
  ※現在、公式の映画等である『2199』とは無関係で、旧作の艦載機隊話です。新月オリジナル・キャラが活躍します。本編キャラクターは加藤三郎・山本明・古代進らが中心でございます。
  太陽系内航行長編と、艦載機隊下っ端物語(短編)×4本、雪と加藤の話・加藤と山本の話各1本
  また、オリジナルキャラの佐々葉子と宮本暁のオリジナル中編を各1本掲載

●新月読本06/艦載機隊別冊2 →【4部】
  「宇宙戦艦ヤマト2199~鮮やかな光芒・2」
  168ページ、表紙カラー(Jayさんイラスト)・本文1色
  太陽系~イスカンダルの中編がたくさん

●共同本/「古代進のイメージによる二十の甘いお題」 →【1部】
  表紙カラー(ERIさんイラスト)・本文1色
  ※77maru77さんの古代くん話20、綾乃の島くん話20、プラスαのお話。表からと裏から別々の話が読めます。
  
それと、「コミケ(12/28)」「大阪インテ(1/11)」で並べた新刊のうち、
「新月読本01/パラレルA」の一部を再販した(1)「リバース:流れ出す時間(とき)」
を通販することにしました。
本当は、三部揃ってからにしようと思っていたのですが(^_^;)、イベント売りはしない予定なので、ぼちぼちご案内していく予定です。

●「新月読本01より/Reverse-book part1/流れ出す時間(とき)」
   28ページ、1色。表紙別 →いくらでもあります(笑)
  内容は、パラレルA です。
   「夢」「至上の愛/再会」

♪価格はお問い合わせください。
♪ブログ拍手かblogメールフォーム、または下記アドレスからお申込み・お問い合わせください。
 メールの方が反応は早いと思います。

  ayano_fjwr★yahoo.co.jp

   ↑この★を@に変えてくださいね♪

ではでは(^_^)。

管理人
2015_01
27
(Tue)20:40

イベント(^_^;)

 イベントづいてました、年末年始。
 「づいてた」というほどやってはないのですが、コミケ→インテ という流れは、ワタクシ個人的には結構なパワーが必要で、でも楽しめたことでした。お誘いいただいたお二方(と、ご一緒していただいたお二方)、本当にありがとうございました(^_^)♪

 でね。イベントって対面の楽しさが本当にありますね。
 お客さんの反応はダイレクトだし、ネットで読んでてくださった方が、直接訪ねていただける。なぁんて幸せなことなのでしょう。もちろん、私の出してたのは、文字ばっかりで表紙もう~んな地味な感じだし、それでもかわいい本であることは確かで、それなりにがんばって作ったので、とても皆さんのお手元にわたって、幸せでした。
 いまごろ楽しんでいただけてるのかな~、それならいいな~とか思います。

 オフ会(なんと17人という大盛況でした!)の時には、お名前とかネットでだけ存じ上げていた超有名人とお会いして、すごいすごいすごい~と内心思っていましたし、久しぶりにじっくり話せた方もいて、うれしかったなぁ。ご飯もおいしかったし。その時に、「イベントは、これを最後にしばらく出ません」と言ったのですが、楽しそうに次の準備に走る皆さまを拝見していて、「あぁうらやましいなぁ」と思ってはいます。
 今のところ、盛り上がりそうな、ヤマ友さんが来るようなイベントは、仕事のスケジュールと合わず、壊滅です。行くだけならなんとかなるかもしれないんですけどね、、、準備等を考えると、とても無理でしょう。せっかく作った新刊も、もう2回くらいはイベントに出さないと完売はしないでしょうしね、、、う~む。

 大阪方面の相方には、「2015年は【新月】デビューですねっ」と言っていただいたのですが、本当に日程が合わなくて、なかなかそうもいかないようです。
 在庫と新刊はどうするか考え中ですが、主に委託かなぁ。また、ずっと作ってきました、ネットでしかお配りしていない方は、地道に続けていこうと思っています。

 そういえば、また改めてご案内しますが、仕事部屋の整理を年末からこちらにかけて少しずつやっています。
 そうしたら、「新月読本05」「新月読本06」の在庫が、本当に若干ですが、出てきました。コピー誌なども売らせていただきましたが、改めて読み直すと、う~ん、やっぱりバリバリ赤字な内容詰め込みで、再販は無理のようです。
 改めて、「それぞれ何部」お分けできるかご案内させていただきますので、「あったら欲しい」とおっしゃってくださった方、またそうでなくとも、ご連絡いただけましたら、優先してご案内いたします。

 それでは、また(^_^)♪
2015_01
15
(Thu)13:28

「方舟」

 もう一度、どうしても観たい! と思って、今夜、行こうと思っていたら、もう1回しか回さないんですね。
 忙しくてまったく行けず、前売り券がまだ残っているので、新宿ピカデリーを見たら満席でした(;_;)。観たい観たい(泣)。……というのも贅沢なのかなぁ。

 私の周りの人々は、少ない人で3回、多い人だと6回とか8回とか居る。「見るほど味が出るよ」とも言われたけど、その通りなのかもしれない。実は、大阪でインテの後に大阪ステーションシティに行って、見ました。いい感じの映画館で、こんな場所にあったら「旅先で、ちょっと映画」とか「仕事帰りにちょっと映画」とかできて素敵。これから愛用しちゃおう、、、とか思ったけど。こちらで見る時間はとてもなかったから。

 そして、余計に観たくなるわけですよ。
 もう一度、しみじみ味わいたいのですな。

 何が良かったとか、どこだどうだった、という細かい感想は「そうそう、それそれ」というものもたくさんあるけれど、読後感というか観終わった感じが、「ヤマトそのものだった」というのが一番大きい。内容がどうあれ、スピンアウトだろうと、サブキャラ大活躍だろうと、森雪や島くんがほとんどメインストーリーに絡まなかったり、加藤が出てきたのが一瞬だろうが、「ヤマトらし」かったんですね。・・・これは、あくまで“自分にとって”です。

 何故だろうなぁ。全体のリズムの作り方、なんだろうかと思う。脚本や演出のね。。。というとイヤらしいのでやめとこ。
 大きいのは、「古代進がカッコ良かった」に尽きるかなぁ。話し方。2199の彼“らしい”口調、行動、細かい所作に出る、彼の性質。
 私は古代ファンというわけではないのだけれども、2199が最初に誕生した時から、彼を「私の感じていた古代に近く」て(とっても新月の古代っぽいんです・笑、、いやおこがましいな。“新月の古代”が、“2199の彼っぽい”わけね)、とても好きだったりしました。前半はね。24話・25話あたりは、かなり違和感があったのですが、この「方舟」は、やっぱりかなりキました。

 まず、かっこいいじゃん? 主人公ってこうあるべきじゃん!? それに、島くんも出番少なくても、存在感ある。ちゃんと航海長だし、最初の「チャラ男設定」も生きてて、で、何故そう動くかって彼の思いやりつか優しさみたいのも、見えるじゃない? 沢村や桐生は、もともと好きなキャラなので、若者を動かすのは嬉しいし、ちょっとした古代と沢村のやり取りに、古代くんの「戦術長」の貫録とか位置づけを感じて、いちいち“萌え”ません?

 個人的萌えポイントは、やっぱり島くんだったり、真田さんの、行動やセリフだったりはするのですが(今回、一番カッコよかったのは真田さんだったと、強く思うんだけどね)。
 それでも、コダイススムという人が、相手がデスラーでなくバーガーなのが2199だけど、やっていくこと、というのは、ヤマトの原点に近くね? と思うわけ。

 私が一番好きなシーンは、戦艦大和の艦橋の外のシーンで、2人が抜き身の銃身を向け合うシーン、その会話。そして艦橋に帰ってきてからの彼達の行動。アナライザーの「お迎えに来ました~!」も、素敵だったよね。

 何よりも、何だろう? あちらこちらにヤマトらしさ、が私には感じられて、終わったあと、皆が静かに、自分が受け取って席を立って行く、というのは、3回観たどの回もそうだった。だから静かな共感、外に向けてではなくて内側に受け取っていくものなのじゃないかと感じたわけです。

 だからといって、前に書いた“問題”を上書きする気も否定するつもりもないし。
 けれど、一つのヤマトの形。……新しいものが作られるということは、面白いことなのだと思います。ただ、心がザワつきますな。。。いつまでも。いてもたってもいられなくなる。だから話そうと思うのかな?

 音楽的には、2か所。
 最初のガトランティス軍とヤマトの激突、あそこで使われたまったくオリジナルの戦闘シーンの音楽(リズムセクションが思いっきりカッコいいやつ)は、今回最高に好きでした。新曲ですね。
 ほかにはだいたい戦闘シーンの音楽ってカッコいいんだけど、ファルコンの音楽が、2199は、オリジナルが出来ないのがさびしいね。前のシリーズだと、毎回、新曲があった(コスモタイガーだったりゼロだったりはしたけど)。
 艦隊戦の音楽も好きです・・・といっても、これはテーマのアレンジと展開だけど、やっぱアレンジは素晴らしいしね。
 また、これもヤマトっぽいし、以前の焼き直しではあるんですが、アケーリアスの合唱入りの音楽は、あそこで「こう来たか!?」となるのは良いんですよね~~。偉大な感じ、壮大で、物悲しい感じは、まさにヤマトっぽい。

 そして、賛否両論がある映画テロップ最終の音楽の終わり方ですが。・・・私は「上手いなぁ」と思います。ヤマト色がひと筆、刷毛で書かれた感じがして。また、音形のフレーズがそういうフレーズだから、ふわりと、残像のように心に残る。映画の思い出と共に。
 それは明日へと続く、ヤマトという艦と乗組員たちの未来なのでしょう。私たちも含めて、です。
 だから何にも考えなかったな、「永遠に…」だとか、この続きがどうだとか、サーシャだとかは。「ヤマト色の音のカタチ」、それがふっと心に降りてきて留まった。それが、「2199・・・方舟」の終わりでした。

 ……くすん。満席だそうな。今日は行こうと思っていたのに(;_;)。DVDの出るのを待ちます。。。でも映画とは違いますよね。

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2015_01
12
(Mon)00:27

大阪インテ終了! ご来場お礼。

 綾乃@大阪です。

 本日は、COMIC CITY大阪のブースにご来場いただいた皆様、応援いただいた皆様、ありがとうございました。「いつも読んでます」と仰っていただいた方、初めて立ち寄ってくださった方、知己だけどお久しぶりの方、コミケで会ったけど会うと嬉しいよねな方、、、それと大阪! 楽しかったです!!

 プチオンリーの企画は、少々準備は大変でしたが、とても楽しみました。
 ハンコを集めるだけでも楽しかったのですが、集めた個数でおみくじを引いて、素敵なグッズが当たるのも嬉しかったです。わ〜い♪カレンダーゲット。
 企画者のH様/スタッフの皆様、ありがとうございました。

罰掃除20150111
 ↑罰掃除をイメージしたスタンプカードです。首にかけるヒモは各班の色があって、
 戦闘機隊の黒はちょっと地味なので、航海班にしてみました。島くんね♪

・ ・ ・

 新刊2冊は無謀かなと思いましたが、結構、お手に取っていただき、感謝です。
 あとでいろいろ回って思ったのですが、うちって地味(笑)。イラストはないし、表紙の文字も工夫がしろーとっぽいし、文字ばっかしだし。。。でも、買っていってくださると、そこになにかのコミュニケーションが生まれる気がします。
 未本誌をじっくりご覧になって、こちらの説明をお聞きになって、それで「これください」と仰る方がとても多く、やっぱりお話本は、解説必要ですよねー(笑)。喉、枯れそう。でも楽しかったす。

 おなかが空いたので、その後のオフはとても楽しく、、、でも、久しぶりに大人数オフでしたが、ネットでお名前だけでおつきあいしたり読ませていただいていた方々と直接話せて、本当に嬉しかったです。内心で、「きゃー、誰々さんだ」と叫んでばかりいましたよ。
 遠くでお話できなかった方、すみません、また是非、お会いしたく思います。

 近くにいた方々、なんだか「アニメの音楽について」ぶってしまい、すみません〜〜(笑)。でも、同志がいてよかったわん♪

     ///
 そしてその後、地元ぃなヤマ友と共に、大阪ステーションシネマへGo! 「方舟」を観た余韻に、いまは浸っています。
 なにせ無理無理公開日に観ただけで、あと1回も観られてなく、前売り券も使ってないんだもん。ほんと、観られてよかったです。

 ということで、明日も早い。もう寝ます。・・・いや、まだやることあるなー。
 
2015_01
11
(Sun)02:29

インテだ! 大阪だ!!

 さてご無沙汰しました(?)。
 大阪におります。ど真ん中です。御堂筋です(笑)。……降りた途端、なつかしーなー。小学校の時に、ピアノの発表会に来たホールとか、まだ立ってるのよね。
 某お稽古のあと、新幹線(席は取ってあった)に飛び乗ったので、着いたのは深夜。大阪駅はきれーになり、御堂筋線へは行くのがとってもらくちんになりました。へー、とかほー、とかいいながら来たのね。

 で、宿で宅急便を受け取って、明日の用意。
 そして、明日もまた現地直送の新刊が2冊ございます。

お品書きをなかなかアップできなかったのですが、
↓これが、明日、お目見えするお品書き。
 ごちゃごちゃしててすみません。

お品書き_2015-0111

 s-ドクターの「テロンの瞳」様との合同ブースです。

 COMIC CITY大阪 2015年1月11日

  3号館 G41b 「テロンの瞳」&「新月の館」

です。

 s-ドクターは
  緑・紅・蒼 三部作から《紅の翼に気まぐれて》
  ようこんさん表紙のノラン応援本《惚れるなよ! ノラン》

の2冊をお出しになります。紅、、は残部僅少。

ーー綾乃は、

既刊の「2199」もの。
◎『新月読本別冊01/暁の軌跡』→玲ちゃんとか。古代くん島くんの訓練学校時代とか

新刊は2冊+コピー誌
◎『新月プチ読本02/時間(とき)巡る笹舟〈夏〉』
  →「いっせーのせ!」のFirtst Stageのものを中心に。
 コミケでコピー誌アップした3本「七夕」「夏」(新月world)、「kiss」(2199設定/篠原と玲)
 に加えて、秋の「ながれ星/彗星」(新月world)と、
 「2199」設定の「切り札」「その男寡黙につき…」の2本が新作です。

◎「新月読本01 rev.1/流れ出す時間(とき)」
 →リクエストがとても多い「パラレルA」つまり、「新月読本01」の再発です。

ただ、これは全部をそのまま再発行するのは、あまりにコストがかかりすぎるので
やる気はなく、中から抜粋して、三部作でリメイク版を出そうと思っています。
イベントでの販売のほか、3部出揃ったら、セットで通販もする予定です
(ただしそれまでに、1.とかが売り切れたら無しね・笑)。

今回は、2まで作ろうと思ったのですが、間に合わず、
1の「古代とユキが別れて15年後」の話を2本。
1本は「夢」短いもので、古代進のエピソード。
もう1本は、「古代と雪の100」より「至上の愛〜再会」で、
2人の再会とドラマを収載しています。

◎同様に、先日完売した「新月読本06」の艦載機隊別冊より、
宮本暁と佐々葉子を中心に、山本、加藤、古代、島らのエピソードで
「オクトパス星団」あたりを。→コピー誌です

とまぁこのようなところです。
あとは、プチアンソロジーで、ペーパーを配ります。
「2199」版で、私には珍しい古代進ひとりがたり、、、って島くんとの話や(笑)。

↓扉はこんな感じです。
ぷちおんりーペーパー 2015-0111

 これから、まだペーパーを折るのが残ってる(笑)。
 ビール片手に、ゆっくり楽しんでおります。

 明日、よろしければお運びくださいませ(_ _)。

なお、ワタクシのイベント登場は、このあとしばらく予定をしていません。
お目にかかれましたら嬉しいです。
ネットでお知り合いになった方、本をお読みいただいた方は是非
もしいらしたらお声をかけてください。席を外してても呼びつけてくださいねー。

ではでは。

綾乃@新月の館
2015_01
06
(Tue)21:01

大阪インテ、準備中。

 1月2日以降、し~ん、としているのは、

 ・新年が始まって(会社)、あまりにもバタバタしている
 ・インテに行くので「ついでに仕事して来い」と、大阪出張になってしまい、その準備にも追われている
 ・インテの準備中

というので、blogにまで手が回っていません。
原稿の入稿は、終わりましたっ!(えへん)
なのですが、初めてお願いする印刷所なので、もう何度も電話がかかってきて、やり取りしています(<あかんがな)。
とても親切です。

 新刊本2冊、出しますよん♪ (といっても片方はリメイクですが)。
 コピー誌の準備も終わりました。

あとは、「持って行くのを忘れないようにすること」(<をい)
それと

 ペーパーの準備。
 ハンコの準備。

 ペーパーは、来場者にお配りするものです。
「プチオンリー/錨を上げろ!」の“お約束”に参加することにしましたので、
「星花繚乱」さんと、「テロンの瞳」&「新月の館」合同、では、
それぞれ、ペーパーを用意して行く予定です。
ただ、これが間に合うのかっ? というと、かなり心配ですが。

 ハンコ、というのは、古代君と島君が「2199」で艦内掃除の際に
各部署で貰ってたハンコカードにちなんで、当日、お客さんに押すハンコ。
 各ブースでそれぞれ出ると思うので、お楽しみくださいね。

 最終的なお品書きが出ましたら、此処に書きます。。。ですが
ネットつなげるのが前々日までなので、、、間に合うかな(>_<)。

 ということで、皆さままた、今年もよろしくお願いします。
2015_01
02
(Fri)23:29

音楽三昧、続き♪ ニューイヤーコンサート

 お正月の2日目も過ぎました。
 休むなら休めばいいっていうのにねー、またぞろコンサートホールへ出かけているんですね(笑)。
 完売公演、大人気のサントリーホールシリーズ。ジルベスタ―コンサートもあり、ニューイヤーコンサートも1日・2日・3日と三が日やってしまうのですから、気合が入っています。しかも、サントリーホールといえばウィーン! ウィーンからフォルクスオパー・管弦楽団とバレエ団が来て、ここを皮切りに全国ツアー(北海道まで行きます)です。
 その2日目に行ってきました。

歓迎、2015

 実はジルベスタ―のあと、いったん帰って眠りまして、午後からダンナの実家へ。よめモード(^_^)。
 とはいえ、ここんちのヨメは、ぐーたらでして。
「ご飯食べにいらっしゃい」という、義母のお誘いにほくほくと、本当に、飯食って、お話して、泊まってくるだけ、という(笑)。いいのかこれで。

 夜は19時から「ニューイヤーコンサート」をテレビで視聴。去年はその場にいたんだよなーと思いながら、テレビの前で食事しながら3人でいろいろお話。ゲストに『モーツァルト!』出演中の井上芳雄さんと、音楽評論家・船木さん。どっちも好きな方なので、聞いていて楽しかった。井上さんてオーラありますねぇ。
 今年の指揮者はメータだったし、コンマスはキュッヒルさんでした。……残念ながら去年とはえらく違う雰囲気で、本当にウィーンな感じでシアワセに楽しめました。バレンボイムの気合入ったのも良かったですけどねぇ、やっぱり船木センセイが仰っていたように「ご家庭に招かれた感じ」がウィーンの良さです。
 営業用かどうかはわかりませんが、フィルの人たちも皆、楽しそうに演奏している。アンネンポルカや最後の「ドナウ」なんかになると、もう「どこから音出してんの?」って感じに、響きそのものが沸いてきて、ともかく「あぁいいなぁ……」と思わせてくれる。皆さん「華やか」と仰いますが、私はなんだか「とても懐かしい」気持ちになれます。

 そして明けた2日。次はサントリーホールへGo!。
 正月2日はニューイヤーコンサートに行きたい、という義母のために、チケットはこちらで用意。3人で出かけてきました。

サントリーホール
 この、「ニューイヤーコンサート」、これもあちこちでやっておりますが、サントリーホールのこれは、やっぱり本場もんといいますか。……正直、純粋にお客の立場で聴くなんてことめったにないものですから、マジ感動いたしました。なんといっても、透明感があるというのか。演奏する方もウィーンそのものといいますか。楽しげで、愉快で、会場も一体となって、新年を喜ぶ、ウィンナワルツの響の中にいられましたからね。
 テレビで演っていた「ウィーン」は、「ウィーン・フィル=ウィーン国立歌劇場管弦楽団の楽員たちによる自主オーケストラ」でございます。シュターツオパーとかムジークフェラインで演奏会やってる方。そしてまた、来日中の「ウィーン」は、「フォルクスオパー=ウィーン・フォルクスオパー管弦楽団」とそのバレエ団です。同じウィーンですが、コンセプト、全然違います。どちらも特徴のある箱でして、私はどっちも大好きです。
 何よりも違うのは、フォルクス(民族)オパーは名前の通り、オーストリーにこだわります。オペラやその他もドイツ語なんですね。『ボエーム』とか結構、笑えますが。来日したダンサーたちはウィーンのワルツやダンスを伝える伝統芸能の継承者の役割も担っているそうです。バレエではないダンスを見せていただき、これは私も知らなかったので感激。現地ではなかなか見られないんですよ、はい。

・ ・ ・

 昨年は同じ3人(ダンナと義母と私)で、本当にウィーンにいたわけですが、遠くにありて思うのもよかろうと思ったのでした。懐かしいような、泣けそうなような。この人たちは、本気で誇り高くウィンナ・ワルツを演奏しているのだなと感じるのです。「ウィーンの森の物語」とか、もう“自分ち感”満載で。セカンドヴァイオリンの後打ちを、あんなに素晴らしく弾く人、目の前で見たのは初めてです。

 聴いていて、『このホールの徹底したお正月』ぶりにも感服。なにせ、ジルベスタ―コンサート(年越し)をやって、その日、少し閉じて清掃が終わったら、すぐに1月1日のニューイヤーコンサート。しかも三日連続ですよ。普通しません。ジルベスタ―やったら正月は休む。ニューイヤーがある人は晦日と大晦日は休む。。。両方、しかもエラい人たち皆さん、正装して立ってらっしゃいました。大変でしょうけど、素敵です(お正月のご挨拶もできたし)。

 日本人は何故こんなにウィーンに惹かれるのか?
 それをブランド志向、で片づけることは簡単ですが、、、別段憧れていたわけではない私にしても、「何故か、好き」……あの醸し出す歴史と、頑固と紙一重の誇り高さと、それとは真逆なようなおおらかさに。包まれていると、クラシック音楽の故郷へ帰るような気持ちになります。そういえば12月にはミュージカルの『モーツァルト!』も観たのでした。これは私ども、ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場という、『魔笛』が初演された劇場で初演を観たのですね。
 一期一会、という言葉がよく使われますが、音楽や舞台芸術というのもまさにそれだといつも思います。
 なんだか幸せな2015年の幕開けでした。

参考資料までに。↓これはフォルクスオパー(今回、生演奏を聴いたオーケストラの本拠地)です。
フォルクスオパー外1
↓劇場の中はこんな感じ。小ぶりでとても素敵な劇場で、個人的にはシュターツより好きかな。
フォルクスオパー中2

フォルクス-ヘンゼルとグレテル
↑おととし観た、「ヘンゼルとグレーテル」の一場面。親子向けなのですが、
非常に完成度が高くエンタメ感満載の、素晴らしいオペレッタでした。
あちらの感心するのは、子ども向けの素晴らしいミュージカルや
オペラがたくさんあること。演出と、プログラム(紙の)が
とても工夫を凝らしてあって素晴らしかったです

↓こちらは、ウィーン・フィルのオシゴト場。リングの一角にある
国立歌劇場(シュターツオパー)。オケの本拠地はムジークフェライン(楽友協会)
なのですが、そちらの写真は見つからなかった。
黄金のホールといわれ、テレビで見られますよね。
ウィーンフィルとシュターツ中

シュターツオパー外1

 今年も楽しく音楽も、観たり聴いたり、また演奏したりしていきたいと思います。

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2015_01
01
(Thu)13:31

大晦日~新年 音楽三昧♪

 新年おめでとうございます(_ _)(……って上のアーティクルで言ったか。)

 年末年始は、たいてい音楽三昧してます。
 昨年末はコミケに委託(自分も行く)という、予想外のことになったため、だいぶん「ヲ」方面に振れましたが、やっぱり年末年始は音楽で終わり、音楽で始まりました。
 昨年も日本でではないのですが、やっぱりそうやって、わりあいゆっくりと喜歌劇『こうもり』(ヨハンシュトラウス)なぞ観ていたような気がしますが、日本にいると、オペラよりはコンサートですね。歌手の人たちやオーケストラメンバー、人気のソリストたちは引っ張りだこです。いいことだ。

 ということで、かねてからの予定どおり、12月31日は、前夜までオタク活動(インテのための)で朝まで起きていたというのに、割合早く、昼前には起きて出動っ! Go・上野 と相成りました。

 知人には、「上野に大晦日に行くのに、文化会館ですかぁ?」と驚かれました。
 何故なら、上野・大晦日、といえば、「アメ横でお正月のお買いもの」が相場ですから。
 実際、アメ横はすごい人(っぽい)。時間があれば、買い物したかったですけどねー。

↓上野駅のアメ横方面横断歩道。おまーりさん、お疲れ様です。
アメ横前上野駅

公園改札方面
↑東京文化会館は坂の上、上野恩寵公園の中にあります。良い天気ですね~~(^.^)★

 東京文化会館、というのは上野駅の「公園口」駅の真ん前、という素敵なシチュエーションにあります。音響も素晴らしく良く、東京一のクラシックホールだと思っています。コンサートホール仕様ではなくオペラやバレエ用なのですが、音も雰囲気も、素晴らしいんですよ。残念ながら写真を撮るのを忘れましたが、舞台裏も天井が高く、外国の老舗のホールのようです。また来日したアーティストさんたちのサインが壁中を埋めていますし、天井近くにもボードが貼ってあって、どこの国に来たかと思います。文化的な財産そのものなのです。
 これがリフォーム工事で半年、閉じていました。(その間、ここを本拠地にしていた都響などは、池袋の東京芸術とかその他の場所、また練習場もあちこちしてたわけです)
 この年末に間に合うように再開され、私も新装なってから中に入るのは初めて。それもワクワク♪

チラシ配り

 働いてる人・その2
 キレイになった文化会館の入口と、チラシを配ってる人たちです。
この「チラシ配り」は“聴きにいく人”にとってありがたいお仕事で、これを見て、年間スケジュールや次の予定を決めます。それに凄い情報量なので、お仕事にもとても役に立ちます。
 チラシは様々な工夫がしてあって、音を立てないくたっとしたビニール袋にまとめられ、不要なものは「回収箱」に捨てておけば、ここの業者さんが回収してくれます。

 …ちなみに、余談ですが。私たちが止めた駐車場のお隣の車が、ここんちの車でした。ダンナが面白がってその隣に止めたのです。お疲れさまです(_ _)。

               ・・・
 さて、この日は

 13時から24時 大ホール/ベートーヴェン:交響曲第1番から第9番 全曲演奏会
 14時から21時30分 小ホール/ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 8曲演奏会

となっておりまして、私どもはシンフォニーは大好きなのですが、今回、弦楽四重奏曲一気、の方に足を運びました。
 お仕事【でなく】コンサートを聴きに行くのはわりと珍しく、実は楽しみにしてたんですね。
 とはいえ、皆さん、知ってる人ばかり(*^_^*)♪るん 演奏がとっても楽しみです。
 で、客席もとっても埋まっていて、「大晦日にクァルテットを一日聴きに来るような人々って、ほんっとに好きな人たちなんだよねぇ」というシアワセもしみじみと感じております。
 子育て中の方は別として、それまでにいろいろなことを済ませてしまえれば、“大晦日は一年で一番時間のある日”だそうです。これ、わりとヨーロッパ式の考え方かもしれませんし、一人家族の人には、けっこう嬉しい企画でもあります。「いいよ、お父さん行って来て」とか、いうのもアリそうだ。ご夫婦連れも結構多かったですし、若いカップルもいました。しかしカルテット来るって相当、好きですよね。
 お隣のシンフォニーの方は、とっくに「完売」です。
 シンフォニーはもうちょっと気楽に楽しめると思います。あとで客席にも行ったのですが、ともかくいろんな方がいらして、クラシック音楽が特定の人間だけの楽しみではない、と感じると、とてもシアワセな気持ちになれました。

文化小ホール
小ホール中2

↑始まる前の小ホールと、プログラムの表紙です★

 このあと約7時間。3組のカルテットを聴きましたが、、、いやぁ、やっぱりすごいよなー。
凄い人たちが作る音楽というのは圧倒的で、 これはもう「どうしようもありません」参った。努力で埋められないものを持っているヒトタチ。
 実はカルテットの方が21時半ですから早く終わるのです。
 ちょいとお約束もあったので、大ホールのシンフォニー組にもご挨拶に行きました。

 こちらは、弦楽器が全員が全曲を演奏するのです。体が持たないので、2曲ずつの間に30分とか45分とかの長い休憩があります。いろんな人にお会いすることができ、ご挨拶もし・・・だ~! やっぱ仕事の相談もし(笑)。
 結局、シンフォニーも覗かせていただくことに。

 演奏は素晴らしいもので、この人たちがこの日、此処に参集してるっていうのはすごいことだと思いました。
 宝物だな、守りたいな、と思います。とても、シアワセな大晦日でした。

第九終了後
↑ガラケーの写メでわかりにくかもしれませんが、終わった途端、ブラボーが飛び
客席がだだっと立ち上がった風景です。会場中、まぁ一種トランス状態といいますか(笑)
奏者たちは、もうほんと「お疲れ様でした」ですからー。指揮者は、12/28まで
日本フィルで「第九」のコンサートをし続け、大晦日はこれ、
そして1/3にまたニューイヤーコンサート。
気力、すごいと思います。(売れっ子です)

 このあと、初詣並みの混雑の中、ロビーコンサートが行われました。
終演が24:05、コンサートマスターのマロさんはじめ、トップのメンバーたちが(といってもこの日のメンバー、N響が半分、それに各トップアーティストさんたちが揃い、素晴らしかったんです。いや、上手ければいいっていうのではなく、オーケストラをよく知っている人が多くて、オケとしても良かったという意味です)、新年恒例のシュトラウス作曲「美しき青きドナウ」を演奏。これがまた素晴らしかったー。
 録画・録音している人も多かったから、YouTubeとかで見られるかもですよ。

↓終わったあと、お疲れさま~と楽屋へ去っていくメンバーたち。
顔はブレましたが、お疲れさまでした~~。素敵な演奏をありがとう♪
大ホール演奏後

 ということで、管理人の2015年は、幸せに始まりました。