フィンランドの続き(かもめ食堂)
映画は観てないんですが(予告だけ)、やたら日本人に人気のあるスポット、、、というか。なぜか行きも帰りも飛行機は満席でして、キャンセル待ちが出るくらいの満席。なんでなんだよ〜、と思ったくらいです。
行きに隣になった日本人女子ではないですが、冬のこの時期、「オーロラを見に行く」というのが流行りらしい。ヘルシンキでローカル便に乗り換えて、極地方まで。なんとかっていう村に滞在して、オーロラを待つんだそうな。普通はホテルに素泊まりして、宇宙服みたいな装備をつけて夜中に外へ出るらしいのですが、高いホテルですと、ホテルの天井が全面空に向いていて、中から眺められるところもあるらしいです。しかもサウナから。いったいいくらかかるんだか。
オーロラは置いておいて、ヘルシンキ市内も人気ありますね。音楽関係者以外には、特に何があるとも思えないのですが、、、治安はいいし、街は綺麗だし、私は好きですけど。つか、ミュージックセンターへ行って、オペラ行って、散歩して、カフェやバー行って、、、冬は観光楽しくないと思うけどな(笑)。私は楽しいですけどね、毎晩違う一流オケでコンサート聴ければ。トナカイの肉も美味だったし、こっちで会った人たちは皆、魅力的で、またシベリウスのあと辿ってるだけでも幸せですもん。関係者とはいっぱいお知り合いになったし。
ということで、1日実は浮いてしまったので、仕事を無理やり突っ込んで(<ワーカホリックか?)午前中。海沿いのホテルまで、ミーティングに行ってきました。
雨風がけっこうキツかったのですが、朝イチで、まずは1週間仕事先だった場所に行き、トップに会ってからの話。ホテルからだと「歩く」ことを推奨されたのですが、センターの人は、う〜ん、としかめ面をして、「歩くというのは僕は薦めない」と言いました。20分くらいだけどねー、もっといい方法があるよ、というのです。
駅前からトラムが出てるから乗るよろし、という感じ。地図をくれて、ペンで「ここに乗り場があるから、6番に乗って」と言う。どこまで行くの? というと、「終点ひとつ前くらいだから。行き先はここで、目の前が停留所」と親切に教えてくれる。駅前はすぐわかるので、とりあえず駅に行って、わかんなかったり時間が足りなかったらタクシーでいけばいいやといくことにしました。トラムだと街が見られるから、それもよいのね♪
駅前から、さてどっち方面に乗ればいいか?
トラムの仕組みとして、迷った理由はひとつ。これは国によるのですが、「上り」「下り」があった時に、番数が、上りと下りが同じ番数の国と、奇数偶数で分かれている国とにわかれるのね。さて、フィンランドはどっちなんだろう?
要するに、上りが1・3・5・7、下りが2・4・6・8となっている国と、同じ線なら上りも下りも1なら1、2なら2になっている国とに分かれるんです。ウィーンとかフランクフルトだと前者だし、これだと一見違う方に行くように見えても間違うことはないのですが、後者だっただよく見て乗らないと、とんでもないとこへ行くことがある。こっちの方が少数派だと思うのですが、どこの国だか忘れましたが、そういう経験をしたこともあったりしました。
今回は、アポイントの時間があって、遅れるわけにはいかない、、、というよりむしろ少し早く行きたいので、間違えるよりはタクシーで行く方がいい。だって「歩ける」くらいだから、遠くはないのですよ。でも歩くのはけっこうしんどい、、、あとで、チケットオフィスのにーちゃんの言う通りにしておいてよかったなーと思うわけです。
地図をよく睨み、さてどっちへ行ってどこで降りればいいんだか。
前述したように、ヘルシンキの人々は英語は達者ですが、標識その他はほぼフィン語で、読んでもわからんので、どっち向きに乗るのが正解かは、よっく地図を睨んでみないといけない。おまけにトラムは建物の間をぐねぐねと進むわけですからねぃ。
ともあれ、ホテルにたどり着いて、懐かしい方とお会いして、いろいろお話しして。
1月に日本に行きますからまたお会いしましょう、そう言って別れるのはとても幸せなことです。すぐにタクシーに乗って先に此処を去るというご夫妻をお送りし、そのあと、別の人と打ち合わせをしました。なぜなら、ホテルのロビーってね、無料Wifiが使えるんですよ。便利便利。人んちのホテル、いいのか?(笑)

↑海辺の街角です。オブジェのような浮き輪がカワイイ♪
打ち合わせが終わって、遅いランチ。せっかく駅前から少し遠出してきたので、このあたりの観光名所に行きたいなと思っていました。晴れていれば、大きな公園(両サイドにブランド店もあるし、クリスマスマーケットもやってるし、有名なレストランやカフェもあります)の方へ歩いて行ってもいいし、大聖堂も歩けるのですが、あいにくの風雨です。湾の内側だけに風が強くて、雨は横殴りだし(たいして降ってはいないのですが)寒い。
近所にいくつかガイドブックに載ってた店があったなぁと思ったら、ジモティな相方が「かもめ食堂行きませんか?」と言ってくれる。わ、そりゃそりゃ。・・・自分では特に「探してまで行こう」とは思わなかったのですが、案内人がいれば、渡りに船ってやつです。「行きますっ」ということになり、ぽくぽくと出かけました。
「ランチが15時までなんで、便利なんですよ。よく食べに行ってます」と彼女いわく。
日本でもそうですが、ちゃんとした「食堂」で、そこの味をなんとなく全般的に味わって、お腹もいっぱいになって、お酒も飲んだりしたいなと思ったら、ランチタイムが狙い目です。だいたいプレートとかセットとかありますもんね。
私はお昼間からお酒飲むのは平気(ランチタイムとかでも平気で飲んじゃう。。。もちろん日本で就業中は、昼休みが短いのでやりませんけど、海外行くと、会食とか打ち合わせとかで相手が飲めば飲みます)。もちろん「仕事に行く前」は飲みませんけど(笑)。
話が逸れますが、フィンランドは国の施策なのか、アル中が多いこともあって、午後9時以降は、バーや飲食店以外での酒類の販売は禁止です。スーパーマーケットは、ものすごい数のビールや酒類の棚があるのですが、21時になると扉が閉められ、鍵がかかってしまいます。最初見たときはびっくりしましたが、、、慣れました。その代わり、バーとかパブとか遅くまで開いてますね。今回は、毎日夜が遅くなる仕事だったので、食事はそういうところでしました。ホテルは22時までしか店が開いてないんですもん。
さて、「かもめ食堂」です。

いる間は雪には出くわさなかったのですが、ロシアもそうですけど北欧の店とかは皆、二重扉になっています。入り口を入ると小さなスペースがあって、そこで上着を脱いだりし、ハンガーなどがあります。雪を落としたりもするのでしょうね。そして内扉を開けると中のお店に入れます。

かもめ食堂の中です。けっこう広いです。ランチは、サラダ食べ放題(独特のコールスローサラダですが)、ヨーグルト、紅茶か牛乳などの飲み物飲み放題、ランチ1品、食後にコーヒー。これがセットで、何故かウィナーシュニッツェル(笑)があり、人気。ジャガイモの焼き方が3種類くらいあって、そろそろフィンランド料理に飽きてきていた私はシュニッツェルの焼きジャガイモ(ドイツ風ですね)をいただきました。しかし量は多い。一緒に来てくれた人は細っこい女子なのですが、さすがこっちで音楽家をやっているだけあって、ペロリとお肉を平らげてました。そういえばその日の夜、一緒に飲んだオーケストラの女子も(日本人です)、ラム肉の大盛りっぽいのを平気で平らげてましたね。海外に行って会う日本人の方々は、皆さん食欲が旺盛です。成功する人はよく食べる、とは私の持論ですが、パワーの問題なんでしょうきっと。
日本人の従業員がいます(って店主も日本人)。フィン語も英語も通じますが、日本語メニューもあるので、確かに観光に行かれるにはいいと思いますよ。地元に根を下ろして暮らしておられる方々と少し話をして、楽しい時間でした。…つか、まじお腹減ってたので、美味でした。
実際、住宅街のど真ん中にあるので、わかりにくいです。行かれる方は、地図をよく見て行ってください。街に人が歩いていれば皆さん、住所見せて尋ねれば親切に教えてくれますが、人通りは本当に多くないです。港に沿って歩き、住宅街に入ったところの二つ目の角を左に入るのですが、細々歩くので、詳しい人とご一緒するのがいいでしょう。それか散歩好きで、地図と住所見て歩くのが好きなら、街並みもなかなか素敵ですが、、、住居表示があんまりないのは日本と同じです。
そしてまたそこから反対方向に散歩しました(雨の中)。というのも、違う路線のトラムに乗って、駅前に戻ろうと思っていたからです。こんどは4番だったかな? あまり記憶にありません。人と一緒だと覚えないですね(ホテルで待ち合わせたので、ホテルまでは一人で行ったんです)。
こちらの人は窓際にクリスマスオーナメントを飾ります。道行く人から見えるように、なのだそうです。だから窓辺を眺めて歩くのも楽しいです。まだ時期が早い(12/4でした)ので、たくさんではなかったですが、星(かな?)が光っている窓です↓


↑トラムの停車場の近くの街角。なかなか素敵でしょ? 坂が多いです、このあたり。
・・・ということで、フィンランドの1週間、楽しく過ごしました。また春か夏に行きたいな〜、こんどは観光で。
行きに隣になった日本人女子ではないですが、冬のこの時期、「オーロラを見に行く」というのが流行りらしい。ヘルシンキでローカル便に乗り換えて、極地方まで。なんとかっていう村に滞在して、オーロラを待つんだそうな。普通はホテルに素泊まりして、宇宙服みたいな装備をつけて夜中に外へ出るらしいのですが、高いホテルですと、ホテルの天井が全面空に向いていて、中から眺められるところもあるらしいです。しかもサウナから。いったいいくらかかるんだか。
オーロラは置いておいて、ヘルシンキ市内も人気ありますね。音楽関係者以外には、特に何があるとも思えないのですが、、、治安はいいし、街は綺麗だし、私は好きですけど。つか、ミュージックセンターへ行って、オペラ行って、散歩して、カフェやバー行って、、、冬は観光楽しくないと思うけどな(笑)。私は楽しいですけどね、毎晩違う一流オケでコンサート聴ければ。トナカイの肉も美味だったし、こっちで会った人たちは皆、魅力的で、またシベリウスのあと辿ってるだけでも幸せですもん。関係者とはいっぱいお知り合いになったし。
ということで、1日実は浮いてしまったので、仕事を無理やり突っ込んで(<ワーカホリックか?)午前中。海沿いのホテルまで、ミーティングに行ってきました。
雨風がけっこうキツかったのですが、朝イチで、まずは1週間仕事先だった場所に行き、トップに会ってからの話。ホテルからだと「歩く」ことを推奨されたのですが、センターの人は、う〜ん、としかめ面をして、「歩くというのは僕は薦めない」と言いました。20分くらいだけどねー、もっといい方法があるよ、というのです。
駅前からトラムが出てるから乗るよろし、という感じ。地図をくれて、ペンで「ここに乗り場があるから、6番に乗って」と言う。どこまで行くの? というと、「終点ひとつ前くらいだから。行き先はここで、目の前が停留所」と親切に教えてくれる。駅前はすぐわかるので、とりあえず駅に行って、わかんなかったり時間が足りなかったらタクシーでいけばいいやといくことにしました。トラムだと街が見られるから、それもよいのね♪
駅前から、さてどっち方面に乗ればいいか?
トラムの仕組みとして、迷った理由はひとつ。これは国によるのですが、「上り」「下り」があった時に、番数が、上りと下りが同じ番数の国と、奇数偶数で分かれている国とにわかれるのね。さて、フィンランドはどっちなんだろう?
要するに、上りが1・3・5・7、下りが2・4・6・8となっている国と、同じ線なら上りも下りも1なら1、2なら2になっている国とに分かれるんです。ウィーンとかフランクフルトだと前者だし、これだと一見違う方に行くように見えても間違うことはないのですが、後者だっただよく見て乗らないと、とんでもないとこへ行くことがある。こっちの方が少数派だと思うのですが、どこの国だか忘れましたが、そういう経験をしたこともあったりしました。
今回は、アポイントの時間があって、遅れるわけにはいかない、、、というよりむしろ少し早く行きたいので、間違えるよりはタクシーで行く方がいい。だって「歩ける」くらいだから、遠くはないのですよ。でも歩くのはけっこうしんどい、、、あとで、チケットオフィスのにーちゃんの言う通りにしておいてよかったなーと思うわけです。
地図をよく睨み、さてどっちへ行ってどこで降りればいいんだか。
前述したように、ヘルシンキの人々は英語は達者ですが、標識その他はほぼフィン語で、読んでもわからんので、どっち向きに乗るのが正解かは、よっく地図を睨んでみないといけない。おまけにトラムは建物の間をぐねぐねと進むわけですからねぃ。
ともあれ、ホテルにたどり着いて、懐かしい方とお会いして、いろいろお話しして。
1月に日本に行きますからまたお会いしましょう、そう言って別れるのはとても幸せなことです。すぐにタクシーに乗って先に此処を去るというご夫妻をお送りし、そのあと、別の人と打ち合わせをしました。なぜなら、ホテルのロビーってね、無料Wifiが使えるんですよ。便利便利。人んちのホテル、いいのか?(笑)

↑海辺の街角です。オブジェのような浮き輪がカワイイ♪
打ち合わせが終わって、遅いランチ。せっかく駅前から少し遠出してきたので、このあたりの観光名所に行きたいなと思っていました。晴れていれば、大きな公園(両サイドにブランド店もあるし、クリスマスマーケットもやってるし、有名なレストランやカフェもあります)の方へ歩いて行ってもいいし、大聖堂も歩けるのですが、あいにくの風雨です。湾の内側だけに風が強くて、雨は横殴りだし(たいして降ってはいないのですが)寒い。
近所にいくつかガイドブックに載ってた店があったなぁと思ったら、ジモティな相方が「かもめ食堂行きませんか?」と言ってくれる。わ、そりゃそりゃ。・・・自分では特に「探してまで行こう」とは思わなかったのですが、案内人がいれば、渡りに船ってやつです。「行きますっ」ということになり、ぽくぽくと出かけました。
「ランチが15時までなんで、便利なんですよ。よく食べに行ってます」と彼女いわく。
日本でもそうですが、ちゃんとした「食堂」で、そこの味をなんとなく全般的に味わって、お腹もいっぱいになって、お酒も飲んだりしたいなと思ったら、ランチタイムが狙い目です。だいたいプレートとかセットとかありますもんね。
私はお昼間からお酒飲むのは平気(ランチタイムとかでも平気で飲んじゃう。。。もちろん日本で就業中は、昼休みが短いのでやりませんけど、海外行くと、会食とか打ち合わせとかで相手が飲めば飲みます)。もちろん「仕事に行く前」は飲みませんけど(笑)。
話が逸れますが、フィンランドは国の施策なのか、アル中が多いこともあって、午後9時以降は、バーや飲食店以外での酒類の販売は禁止です。スーパーマーケットは、ものすごい数のビールや酒類の棚があるのですが、21時になると扉が閉められ、鍵がかかってしまいます。最初見たときはびっくりしましたが、、、慣れました。その代わり、バーとかパブとか遅くまで開いてますね。今回は、毎日夜が遅くなる仕事だったので、食事はそういうところでしました。ホテルは22時までしか店が開いてないんですもん。
さて、「かもめ食堂」です。

いる間は雪には出くわさなかったのですが、ロシアもそうですけど北欧の店とかは皆、二重扉になっています。入り口を入ると小さなスペースがあって、そこで上着を脱いだりし、ハンガーなどがあります。雪を落としたりもするのでしょうね。そして内扉を開けると中のお店に入れます。

かもめ食堂の中です。けっこう広いです。ランチは、サラダ食べ放題(独特のコールスローサラダですが)、ヨーグルト、紅茶か牛乳などの飲み物飲み放題、ランチ1品、食後にコーヒー。これがセットで、何故かウィナーシュニッツェル(笑)があり、人気。ジャガイモの焼き方が3種類くらいあって、そろそろフィンランド料理に飽きてきていた私はシュニッツェルの焼きジャガイモ(ドイツ風ですね)をいただきました。しかし量は多い。一緒に来てくれた人は細っこい女子なのですが、さすがこっちで音楽家をやっているだけあって、ペロリとお肉を平らげてました。そういえばその日の夜、一緒に飲んだオーケストラの女子も(日本人です)、ラム肉の大盛りっぽいのを平気で平らげてましたね。海外に行って会う日本人の方々は、皆さん食欲が旺盛です。成功する人はよく食べる、とは私の持論ですが、パワーの問題なんでしょうきっと。
日本人の従業員がいます(って店主も日本人)。フィン語も英語も通じますが、日本語メニューもあるので、確かに観光に行かれるにはいいと思いますよ。地元に根を下ろして暮らしておられる方々と少し話をして、楽しい時間でした。…つか、まじお腹減ってたので、美味でした。
実際、住宅街のど真ん中にあるので、わかりにくいです。行かれる方は、地図をよく見て行ってください。街に人が歩いていれば皆さん、住所見せて尋ねれば親切に教えてくれますが、人通りは本当に多くないです。港に沿って歩き、住宅街に入ったところの二つ目の角を左に入るのですが、細々歩くので、詳しい人とご一緒するのがいいでしょう。それか散歩好きで、地図と住所見て歩くのが好きなら、街並みもなかなか素敵ですが、、、住居表示があんまりないのは日本と同じです。
そしてまたそこから反対方向に散歩しました(雨の中)。というのも、違う路線のトラムに乗って、駅前に戻ろうと思っていたからです。こんどは4番だったかな? あまり記憶にありません。人と一緒だと覚えないですね(ホテルで待ち合わせたので、ホテルまでは一人で行ったんです)。
こちらの人は窓際にクリスマスオーナメントを飾ります。道行く人から見えるように、なのだそうです。だから窓辺を眺めて歩くのも楽しいです。まだ時期が早い(12/4でした)ので、たくさんではなかったですが、星(かな?)が光っている窓です↓


↑トラムの停車場の近くの街角。なかなか素敵でしょ? 坂が多いです、このあたり。
・・・ということで、フィンランドの1週間、楽しく過ごしました。また春か夏に行きたいな〜、こんどは観光で。