妄想のヤマト・オーケストラ
ひとりごと、です。
ここのところ、ずっとある思いつき(!?)に囚われていまして。いやもう何年も前から、極端にいえば高校生の頃からずっと。「ヤマトを演奏したい(しかも、あの交響組曲を!)」というのは、私の切実なる願いだったりしました。当時、その“同志”というのは、友人1人しかいなかったわけで、2人でたま~にどっちかの家へ行っては、ヴァイオリンとピアノで合わせて遊ぶ(しかも、むちゃくちゃイイカゲンな楽譜を作って)という程度しかできなかったのです。
長じて…というよりも、ごく最近になってから、「ヤマトの音楽に惚れた」人や、「この作品にとって音楽って大きかったよね」と仰る人たちが沢山いらっしゃることを知り・・・というか某SNSには専用コミュもあれば、プロの演奏家やら、その他の人々の間でも、けっして少なくない人数がそう思っていた、ということを知ったりもしました。
つまり、自分がどっぷり音楽の世界のヒトなので、「私にとっては人生変わっちゃうくらいの大事件だったけど、普通はアニメといえば絵とシナリオだよね」と、自重していたりもしたわけです。でも、そうじゃないんだな。
ヤマトの音楽が好き! って方は、実はいっぱいいらっしゃって、そこに注目して見てらした方もいて、自分はヘンというわけぢゃなかったんですねぇ、とまぁ喜んだ♪
数年前から「ヤマトの音楽を演奏したい」という人間を集めてぼそぼそやっとりました。これはなかなか難しくて、本当は弦楽四重奏+管楽器2本くらい+リズムパート あたりでやれれば何でも来い、だったんですが、まずはチェロがいなかった(爆)。それと、ピアノを弾ける方はたくさんいらっしゃるんですが、弦楽器弾きは少ないんですね。…う~ん、、、でも私の周りのアマオケ者たちは、「ヤマト(の音楽)は好き」って人、結構多かったような気がするし、中学高校大学と、吹奏楽の大会では“定番”だったんじゃないかい? あぁらっぱやサックス吹ける人が羨ましい…と思ってたわけですが。
・・・
編成が妙だったために演奏活動には至らず、音出して遊ぶのがせいぜいだったメンバーでしたが、ヤマパ2009でおもいのほか、演奏することになりまして、いやもう思い残すことはないわ。メンバー全員が参加できたわけではないし、腕っこき助っ人のばよりん弾き&びよら弾きが×だったのが痛い。私のヴァイオリンなんぞソロでお聴かせできるようなもんじゃありませんからね。…しかし強力な助っ人2が来てくれて、なんとかトリオを組んで演奏させていただいたのは、皆さまご存知の通り。
温かく、楽しく、盛り上がって(盛り上げていただいて)楽しかった(*^_^*)。
でもあまりに大変だったので(<楽譜を作るのと、許諾関係その他の根回しとかが)、次はない。と思ってたんですよ。それに、本当の望みは…。
室内楽もいいです。それにも見合う楽曲です。でも、でもでもね。本当は。
ヤマトのシンフォニー=『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』をオーケストラで演奏したい!!
本当の望みは、これなんですよね。
彬良さんが進めておられ、日本フィルとやっているような「再生プロジェクト」じゃありません。原作忠実でありながらもアコースティックな響きを生かした、生オーケストラで演奏するヤマトの世界! つまり、宮川せんせの追悼コンサートの時にやったような譜面の、演奏。もちろん、ベースやリズムパートも欲しいし(アンプ使わないで)、電気楽器はオーボエやサックスで代用したらいいし、「明日への旅路」には男声合唱が入っていなければいけません。
楽譜は…「きちんとした編成のオーケストラで演奏されるなら、(条件によっては)お貸しいたしましょう」。某事務所の方はおっしゃいました。その時は、「では、ヤマトの曲を演奏するアマチュア楽団を作ったらご連絡します」とか、豪語しちゃったし、わし(笑)。
何度か考えたんですよねー。できないかなー。たいへんかなー。
出来ない、ってことは絶対ないんですわ。やり方も、方法も、どうやってどうしたらいいかも…考えはあるし、アイデアも浮かぶ。あぁでもお金がかかるし、手間も凄い。本業そっちのけになるのは目に見えてる。練習場は? トレーナーは? なにより指揮者は? 誰をターゲットに、どこで!?
それと。何よりも大きな問題は、クオリティとコストパフォーマンス。アマチュアですから当然持ち出しですが、人やモノを動かすにはお金がかかります。ボランティアは大変すぎる(プロや慣れた人たちに頼んだ方が楽で、事故がないし、確実なのです。モメないし)。
クオリティ、というのがどういう意味かというと。
ヤマトのシンフォニーは、実は、演奏はさほど難しくないんです。そこらへんが宮川せんせい・天才! と思うところなんですが、そこそこ演奏キャリアのあるアマチュアなら演奏できるでしょう。すると、「簡単に演奏しちゃう」可能性が出てきますよね。だけど、やっぱオーボエやホルンは“上手くないと”聴く方は納得できないだろ。すると、上手い人でヤマトを理解していて愛情がある人、、、いるか? それを探すところから始めるのだろうか? うわぁ、って感じです。
あとはアンサンブルの問題がある。上手い人集めてきて「せぇの!」と演奏しても管楽器は音楽にはならない。和音を作る、アンサンブルを作る、そのスキルは必要だし。ある程度、アニメ成分を持っているメンバーならまとまった処へ任せた方が良いに決まってるわけで。。。あぁそうすると、あそこか!? と、具体的顔がぼぼん、と浮かぶ(^_^;)
要だけ決めてしまえば、あとは公募すればいい。「好きで、演奏したくて。でも機会がない」人たちは、きっといっぱい隠れている。吹奏楽でしか吹いたことがないけど、ヤマトなら吹けるって人もいるにちがいない。何人かそういう人が入ってくるのはむしろ歓迎だろう。
そうすると、弦楽器はどうする? なにせ数が要る。少なくとも中低弦は、ある程度上手くないと形にならない。コンサートマスターとトップ奏者を固めて、あとは公募でもいいよなぁ、でもどっかの楽団を核にするのは、イベント・オケの、ある意味常識だったりして。
・・・
そんな風に思いながら、実は頭の中に、20人くらいはメンツの妄想があったりして1年くらいが過ぎました。
そんなある日。いやぁ、某D楽団の飲み会ってアニメ成分高しなのですよ。皆が好きってわけじゃないんですが、普通にそういう話題が出ても、誰も引かない(笑)。ヤマトのTシャツ着て練習に行ってたら、「わぁこれカッコいいねぇ」という人はいても、白い目で見る人はいない(笑)。(ちなみに某M響も、飲みに行ってる面子はそういう人々もいないではない)
ある日勢いに乗って、「そんな話」をしてみた。そうしたら弦の前の方の連中が、「『交響組曲』なら、やる!」と断定。「絶対、やる」と仰る。まままマジっすか? ここの弦楽器が母体になってくれれば、こんな心強いことはない。上手いというよりも“鳴る”し。そっち、だし。で、もちろんその時の飲み会には管の中心な面々はいなかったのだが、やっぱりキーマンというのがいて、彼とは親しいのだけど。話をすると本当に「頼むわ、考えてみて」ということになってしまうので、絶対に本当にやってみるか、と決めてからでないと話したり相談はできない。
考えられるラインは2~3本ある。だけど、あのクオリティは欲しいよなぁ。
なぁんてことを考え始めるとキリがない。
夢に練習場が出てきたりなんかして。「発進」かなんか練習してました(笑)。よっぽど「妄想力」が走ってたのであろう。
実際に、マネジメント(裏方と事務庶務)は出さないととても無理。だが幸い、ツレアイのひと=某タランくんは本職で、しかもアマチュア歴も長く、さらにはヤマトファンである(笑)。四方山話してみる。そうして名づけられたのが【人生これでお終い企画】,,,あまりにも大変よね。
それに、現実的でない理由がもう一つ、男声合唱。
関西にならね、仲間だった人たちが現在も歌っていて、核になってくれる連中(実はヤマト好き)がいる。彼らはもうトレーナークラスだから、手の者を率いて協力してくれるでしょう。…しかし、関東には居ないんだ、ぜんぜん。
こんなことを考えるだけでも、けっこう楽しかった。演奏会をやって、華やかにイベントとして盛り上げたい、というのでは、まったく無い。単に、あの曲を、自分で演奏してみたいだけだ。オーケストラの“中で”。一度、冗談でテーマだけやったことがあるという話を此処に書いた。その時の幸せというのは言葉に尽くしがたい。
誰か立ち上げてくれれば喜んで参加するんだけど。…あまりにもリスキーで、得るものといえば、そのヨロコビだけなのよね。もう数年したら考える余裕ができるかもしれない。。。ということで、封印しておく。それまでに楽団の皆が、そんな気なくしてないように祈りませう。
ここのところ、ずっとある思いつき(!?)に囚われていまして。いやもう何年も前から、極端にいえば高校生の頃からずっと。「ヤマトを演奏したい(しかも、あの交響組曲を!)」というのは、私の切実なる願いだったりしました。当時、その“同志”というのは、友人1人しかいなかったわけで、2人でたま~にどっちかの家へ行っては、ヴァイオリンとピアノで合わせて遊ぶ(しかも、むちゃくちゃイイカゲンな楽譜を作って)という程度しかできなかったのです。
長じて…というよりも、ごく最近になってから、「ヤマトの音楽に惚れた」人や、「この作品にとって音楽って大きかったよね」と仰る人たちが沢山いらっしゃることを知り・・・というか某SNSには専用コミュもあれば、プロの演奏家やら、その他の人々の間でも、けっして少なくない人数がそう思っていた、ということを知ったりもしました。
つまり、自分がどっぷり音楽の世界のヒトなので、「私にとっては人生変わっちゃうくらいの大事件だったけど、普通はアニメといえば絵とシナリオだよね」と、自重していたりもしたわけです。でも、そうじゃないんだな。
ヤマトの音楽が好き! って方は、実はいっぱいいらっしゃって、そこに注目して見てらした方もいて、自分はヘンというわけぢゃなかったんですねぇ、とまぁ喜んだ♪
数年前から「ヤマトの音楽を演奏したい」という人間を集めてぼそぼそやっとりました。これはなかなか難しくて、本当は弦楽四重奏+管楽器2本くらい+リズムパート あたりでやれれば何でも来い、だったんですが、まずはチェロがいなかった(爆)。それと、ピアノを弾ける方はたくさんいらっしゃるんですが、弦楽器弾きは少ないんですね。…う~ん、、、でも私の周りのアマオケ者たちは、「ヤマト(の音楽)は好き」って人、結構多かったような気がするし、中学高校大学と、吹奏楽の大会では“定番”だったんじゃないかい? あぁらっぱやサックス吹ける人が羨ましい…と思ってたわけですが。
・・・
編成が妙だったために演奏活動には至らず、音出して遊ぶのがせいぜいだったメンバーでしたが、ヤマパ2009でおもいのほか、演奏することになりまして、いやもう思い残すことはないわ。メンバー全員が参加できたわけではないし、腕っこき助っ人のばよりん弾き&びよら弾きが×だったのが痛い。私のヴァイオリンなんぞソロでお聴かせできるようなもんじゃありませんからね。…しかし強力な助っ人2が来てくれて、なんとかトリオを組んで演奏させていただいたのは、皆さまご存知の通り。
温かく、楽しく、盛り上がって(盛り上げていただいて)楽しかった(*^_^*)。
でもあまりに大変だったので(<楽譜を作るのと、許諾関係その他の根回しとかが)、次はない。と思ってたんですよ。それに、本当の望みは…。
室内楽もいいです。それにも見合う楽曲です。でも、でもでもね。本当は。
ヤマトのシンフォニー=『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』をオーケストラで演奏したい!!
本当の望みは、これなんですよね。
彬良さんが進めておられ、日本フィルとやっているような「再生プロジェクト」じゃありません。原作忠実でありながらもアコースティックな響きを生かした、生オーケストラで演奏するヤマトの世界! つまり、宮川せんせの追悼コンサートの時にやったような譜面の、演奏。もちろん、ベースやリズムパートも欲しいし(アンプ使わないで)、電気楽器はオーボエやサックスで代用したらいいし、「明日への旅路」には男声合唱が入っていなければいけません。
楽譜は…「きちんとした編成のオーケストラで演奏されるなら、(条件によっては)お貸しいたしましょう」。某事務所の方はおっしゃいました。その時は、「では、ヤマトの曲を演奏するアマチュア楽団を作ったらご連絡します」とか、豪語しちゃったし、わし(笑)。
何度か考えたんですよねー。できないかなー。たいへんかなー。
出来ない、ってことは絶対ないんですわ。やり方も、方法も、どうやってどうしたらいいかも…考えはあるし、アイデアも浮かぶ。あぁでもお金がかかるし、手間も凄い。本業そっちのけになるのは目に見えてる。練習場は? トレーナーは? なにより指揮者は? 誰をターゲットに、どこで!?
それと。何よりも大きな問題は、クオリティとコストパフォーマンス。アマチュアですから当然持ち出しですが、人やモノを動かすにはお金がかかります。ボランティアは大変すぎる(プロや慣れた人たちに頼んだ方が楽で、事故がないし、確実なのです。モメないし)。
クオリティ、というのがどういう意味かというと。
ヤマトのシンフォニーは、実は、演奏はさほど難しくないんです。そこらへんが宮川せんせい・天才! と思うところなんですが、そこそこ演奏キャリアのあるアマチュアなら演奏できるでしょう。すると、「簡単に演奏しちゃう」可能性が出てきますよね。だけど、やっぱオーボエやホルンは“上手くないと”聴く方は納得できないだろ。すると、上手い人でヤマトを理解していて愛情がある人、、、いるか? それを探すところから始めるのだろうか? うわぁ、って感じです。
あとはアンサンブルの問題がある。上手い人集めてきて「せぇの!」と演奏しても管楽器は音楽にはならない。和音を作る、アンサンブルを作る、そのスキルは必要だし。ある程度、アニメ成分を持っているメンバーならまとまった処へ任せた方が良いに決まってるわけで。。。あぁそうすると、あそこか!? と、具体的顔がぼぼん、と浮かぶ(^_^;)
要だけ決めてしまえば、あとは公募すればいい。「好きで、演奏したくて。でも機会がない」人たちは、きっといっぱい隠れている。吹奏楽でしか吹いたことがないけど、ヤマトなら吹けるって人もいるにちがいない。何人かそういう人が入ってくるのはむしろ歓迎だろう。
そうすると、弦楽器はどうする? なにせ数が要る。少なくとも中低弦は、ある程度上手くないと形にならない。コンサートマスターとトップ奏者を固めて、あとは公募でもいいよなぁ、でもどっかの楽団を核にするのは、イベント・オケの、ある意味常識だったりして。
・・・
そんな風に思いながら、実は頭の中に、20人くらいはメンツの妄想があったりして1年くらいが過ぎました。
そんなある日。いやぁ、某D楽団の飲み会ってアニメ成分高しなのですよ。皆が好きってわけじゃないんですが、普通にそういう話題が出ても、誰も引かない(笑)。ヤマトのTシャツ着て練習に行ってたら、「わぁこれカッコいいねぇ」という人はいても、白い目で見る人はいない(笑)。(ちなみに某M響も、飲みに行ってる面子はそういう人々もいないではない)
ある日勢いに乗って、「そんな話」をしてみた。そうしたら弦の前の方の連中が、「『交響組曲』なら、やる!」と断定。「絶対、やる」と仰る。まままマジっすか? ここの弦楽器が母体になってくれれば、こんな心強いことはない。上手いというよりも“鳴る”し。そっち、だし。で、もちろんその時の飲み会には管の中心な面々はいなかったのだが、やっぱりキーマンというのがいて、彼とは親しいのだけど。話をすると本当に「頼むわ、考えてみて」ということになってしまうので、絶対に本当にやってみるか、と決めてからでないと話したり相談はできない。
考えられるラインは2~3本ある。だけど、あのクオリティは欲しいよなぁ。
なぁんてことを考え始めるとキリがない。
夢に練習場が出てきたりなんかして。「発進」かなんか練習してました(笑)。よっぽど「妄想力」が走ってたのであろう。
実際に、マネジメント(裏方と事務庶務)は出さないととても無理。だが幸い、ツレアイのひと=某タランくんは本職で、しかもアマチュア歴も長く、さらにはヤマトファンである(笑)。四方山話してみる。そうして名づけられたのが【人生これでお終い企画】,,,あまりにも大変よね。
それに、現実的でない理由がもう一つ、男声合唱。
関西にならね、仲間だった人たちが現在も歌っていて、核になってくれる連中(実はヤマト好き)がいる。彼らはもうトレーナークラスだから、手の者を率いて協力してくれるでしょう。…しかし、関東には居ないんだ、ぜんぜん。
こんなことを考えるだけでも、けっこう楽しかった。演奏会をやって、華やかにイベントとして盛り上げたい、というのでは、まったく無い。単に、あの曲を、自分で演奏してみたいだけだ。オーケストラの“中で”。一度、冗談でテーマだけやったことがあるという話を此処に書いた。その時の幸せというのは言葉に尽くしがたい。
誰か立ち上げてくれれば喜んで参加するんだけど。…あまりにもリスキーで、得るものといえば、そのヨロコビだけなのよね。もう数年したら考える余裕ができるかもしれない。。。ということで、封印しておく。それまでに楽団の皆が、そんな気なくしてないように祈りませう。
◆ ◆
先週、書いたアーティクルなんだけどね。
アップしそびれていたんです。
先週、書いたアーティクルなんだけどね。
アップしそびれていたんです。