試写会:Space Battleship YAMATO at 11月1日。
一足先に、実写版映画を拝見してきました。
実際に観た時や、そのあと、関係者やファンの方々と呑みにいった場所では、熱く語りつつ比較的冷静&でも熱い、みたいな(全員が)感じでしたが、一人になってみると、しみじみと思い起こされてジワりとしてきます。それでもなんだか気持ちの中に楔を打ち込まれたみたいな気分で。これはもう一度、映画館に行って、真正面から対峙してみるしかないのでしょうね。
試写の最中は、あちこちからすすり泣くファン(<主に木村拓哉さんの)の声が(真っ暗な中)聞こえていましたが、この涙もろい私が、一切泣きませんでした。感動しなかったとか善くなかったというわけではありません。そういう風に見なかっただけです。
内容についてはこのblogでは触れるつもりがありませんので、ご興味のおありの方は、なにせ3,800人いましたから、どなたか書いておられるでしょう。ノベライズを読まれた方も多いと思いますが、完璧に同じ内容だったのか、映画のアレンジがなされていたかも(私は12月1日まで読む気がありませんので:購入しましたが)知りません。ともかく、「映画館で見て、自分で受け止めてください」と言いたい、そういう気持ちでいます。
・・・
さて。レポートっぽいこと書いてみましょうか。
日本橋で打ち合わせがあって、中途半端な時間になったので少し早いが15時すぎに会場へ行ってみる。知人は15時すぎ、相方(待ち合わせの相手)は16時半とのこと(関西から来るので)。
地上へ上がってびっくり。物凄い列です。

中庭のガラス棟に沿ってずらり。折り返しはじめていました。
並んでいるはずの知人を探し、再会を喜んでしばらく一緒に並ぶ。聞けば彼は朝6時、熱心なキムタクファンの方々は前夜入り組もいらしたようです。午前中は雨が降っていたので、けっこうたいへんだったはず。
で、列はどんどん増えます↓

知人たちと合流してそのチケットを貰い、私も列に戻る。開場まで一緒に並ぶ。
さすがに昨年『復活篇』では、人数をまとめて編隊を組み出動、できたのですが、今回はなにせ10万通の応募があり、選ばれた3,800人(つまり1,900通ですね)ということで、2%を切る確率。さすがに周りでは、「響鬼を語ろう」77maru77さんと、「三日月小箱」紗月さんのお2人しかお会いしませんでした。お2人ともすでにblogにレポートをアップされていますので、ご訪問くださいませ。
さて16時半。予定どおり、チケットの引き換えが始まりました。
そうそう。チケットが回収されてしまうことを思い出して、慌てて撮影。

手ぶれしてまして、失礼。慌てていたもので、、、
・・・
さて会場。全指定席なので慌てることはないのですが、18列目となかなか良い席でした。花道も近いし(^.^)。
入り口で荷物チェックがあり、カメラは没収(つか預かり所行き)。。。なのでこれ以降は、精度の悪い携帯等での画像です。もちろん「いけません」といわれたキャストの方々のお写真なぞ撮ってません(-_-)。

花道があり、これを見ただけで「キャー」な気分になるのはよくわかる(笑)。実際、この花道に舞台挨拶の時は皆さん出てらっしゃいました。どのへんまで来るかなと思っていたら、主要キャストはほぼ全員! すご(後述)。青い舞台に白く「ヤマト」のロゴが抜かれていて、そこに光があたり、たいへんに美しい。会場内も蒼い光のコラージュが回っていて、さながら宇宙か海の底にいるようでした。
【映画本編:Space Battleship YAMATO】
舞台挨拶。
最初「先に映画?」と思った私は、、、ただその御蔭でえらく集中して映画が見られました。2時間18分。けっこう一気だったように思います。
司会の言葉のあとスポットライトが当たって、まずは主演:木村拓哉さん登場。「キャー!」という歓声が会場に満ちる中、手を振りながら一斉に立ち上がる人々に、「立つな! 座れ!!」とか怒鳴ってしまったのは私ですが(笑)、どうせ、隣の仲間たちにしか聞こえませんでした。見えないので仕方なく立つ私たち。。。
スーツ姿もピシっと決まった木村さん。ヤマトのコスプレで現れて、もうちょっとパフォーマンスするかなと思ったのですが、至極まじめに、そうして真剣に語ったのでした。
以下、記憶違いがあったらごめんなさいですが(メモ取りながら聴いたんですけどね、追いつきません)簡単に皆さんのご挨拶をご紹介してみます。皆さんの“本気”が伝わってきて、けっこうジンとしました。
▼山崎監督:凄い倍率を突破してここに集まってくださった皆さん。(この作品は)困難な旅、
リスクの多い作品であったが、スタッフ・キャストその他乗艦してくれたヤマトクルーと
作り上げられて幸せだ。
子どもの頃からの夢、宇宙を舞台にした作品を、しかも大好きな「ヤマト」で出来た。
それも木村さんが“(ヤマトに)乗る”と言ってくれたからできた。
▼木村拓哉(古代進):
今日の皆さんに、われわれ一同が作り上げたヤマトをいち早く受け止めていただけた。
通常、舞台挨拶は本編前にやるが、今日は見ていただいた皆さんにご挨拶をすることになった。
どういう本編の受け取り方をされたでしょうか、と不安もあったが、今日この場でも皆さんの顔を
見ることができて、言葉が必要じゃないような興奮がある。
▼黒木メイサ(森雪):
いま私が、ここに居ることすら実感がないほど。
原作のファンはもちろん、私も含めて、ヤマトが生まれた時にはいなかった年代の
下の人たちにも伝えていけるものがあって、本当に嬉しいと思う。
▼柳葉敏郎(真田志郎):
本当の愛を、本当のロマンを、本当の正義を、見届けていただけたでしょうか。
どうか、この本物を皆さんに伝えて、劇場で、またほかの人たちにも伝えて
確かめてください。
ありがとうございました。
▼緒方直人(島大介):
このカーペットの色(青)、ある天文学者によれば、地球は宇宙のどんな場所から見ても
はっきりと青く見えるそうです。…二度でも三度でも見てほしい。
▼高島礼子(佐渡先生):
子どもの頃から大好きで大好きだったヤマトに乗れた。ワクワクしていた。
キャスティングしていただき、出演できるなんて本当に幸せだった。
出来上がり試写を見た時、自分の出演作品では普通あり得ないことだが、すっかり
一視聴者となり、楽しんで、涙して・・・号泣した。本当に感謝している。
▼池田博之(斉藤始):
たくさんの方に来ていただいて興奮しています。この瞬間に、この場所に居られて…と
いうことが凄いっすね。映画の感動を・・・
▼マイコ(相原):
映画の話をいただいて初めてヤマトのアニメを見て。人間愛を…
何が真実かがわからない時代、まっすぐに人を愛する行為や、行動を示すヤマト。
参加できて本当に幸せ。
▼波岡一喜(加藤三郎):
約1年くらい前に撮影をした。宇宙空間に出て、撃って、乗って、ヤラレて。
なんつーか、何か、3,800の人の7,600の目に今、見られている。あのシーンやこの
シーン、、、俺ももう1回見たいな、こんな風に思ったのは初めて。
▼斉藤 工(山本明):
日本の映画の更新に立ち会えてとても幸せです。
そして素晴らしいヤマトのクルーになれて、幸せ。映画を、どうぞよろしく。
※記憶違いとか途中からわからないとこありますが、違いましたらフォロー入れてくださいませ。
キャストの方々の、本気が伝わってくるメッセージでした。

舞台挨拶の時に、舞台上の背景に現れた地球と「ヤマト」。
・・・
最後に、木村拓哉さんから皆さんへのメッセージ。
「本当に、何人もの気持ちと熱意で作り上げた作品だと思っている。
参加させていただいて本当に嬉しい。
“作った”と胸を張っていえるものに、楽しんでいたいものだと心から思える。
あとは皆さんのものなので、
楽しんで、伝えていってください」
というような内容だったと思います。
▽あちこちのネットニュースに出ている記事は、この直前に行なわれた「報告会」でのもの。囲み取材のようなものが行なわれたようですね。300人ほどの方々がさらに選ばれて聴衆となられたようで、列に並んでいた間、呼び出される声が聞こえました。[ヤフー:Oricon][ヤフー:シネマトゥデイ]
(個人的な感想、は下記)
実際に観た時や、そのあと、関係者やファンの方々と呑みにいった場所では、熱く語りつつ比較的冷静&でも熱い、みたいな(全員が)感じでしたが、一人になってみると、しみじみと思い起こされてジワりとしてきます。それでもなんだか気持ちの中に楔を打ち込まれたみたいな気分で。これはもう一度、映画館に行って、真正面から対峙してみるしかないのでしょうね。
試写の最中は、あちこちからすすり泣くファン(<主に木村拓哉さんの)の声が(真っ暗な中)聞こえていましたが、この涙もろい私が、一切泣きませんでした。感動しなかったとか善くなかったというわけではありません。そういう風に見なかっただけです。
内容についてはこのblogでは触れるつもりがありませんので、ご興味のおありの方は、なにせ3,800人いましたから、どなたか書いておられるでしょう。ノベライズを読まれた方も多いと思いますが、完璧に同じ内容だったのか、映画のアレンジがなされていたかも(私は12月1日まで読む気がありませんので:購入しましたが)知りません。ともかく、「映画館で見て、自分で受け止めてください」と言いたい、そういう気持ちでいます。
・・・
さて。レポートっぽいこと書いてみましょうか。
日本橋で打ち合わせがあって、中途半端な時間になったので少し早いが15時すぎに会場へ行ってみる。知人は15時すぎ、相方(待ち合わせの相手)は16時半とのこと(関西から来るので)。
地上へ上がってびっくり。物凄い列です。

中庭のガラス棟に沿ってずらり。折り返しはじめていました。
並んでいるはずの知人を探し、再会を喜んでしばらく一緒に並ぶ。聞けば彼は朝6時、熱心なキムタクファンの方々は前夜入り組もいらしたようです。午前中は雨が降っていたので、けっこうたいへんだったはず。
で、列はどんどん増えます↓

知人たちと合流してそのチケットを貰い、私も列に戻る。開場まで一緒に並ぶ。
さすがに昨年『復活篇』では、人数をまとめて編隊を組み出動、できたのですが、今回はなにせ10万通の応募があり、選ばれた3,800人(つまり1,900通ですね)ということで、2%を切る確率。さすがに周りでは、「響鬼を語ろう」77maru77さんと、「三日月小箱」紗月さんのお2人しかお会いしませんでした。お2人ともすでにblogにレポートをアップされていますので、ご訪問くださいませ。
さて16時半。予定どおり、チケットの引き換えが始まりました。
そうそう。チケットが回収されてしまうことを思い出して、慌てて撮影。

手ぶれしてまして、失礼。慌てていたもので、、、
・・・
さて会場。全指定席なので慌てることはないのですが、18列目となかなか良い席でした。花道も近いし(^.^)。
入り口で荷物チェックがあり、カメラは没収(つか預かり所行き)。。。なのでこれ以降は、精度の悪い携帯等での画像です。もちろん「いけません」といわれたキャストの方々のお写真なぞ撮ってません(-_-)。

花道があり、これを見ただけで「キャー」な気分になるのはよくわかる(笑)。実際、この花道に舞台挨拶の時は皆さん出てらっしゃいました。どのへんまで来るかなと思っていたら、主要キャストはほぼ全員! すご(後述)。青い舞台に白く「ヤマト」のロゴが抜かれていて、そこに光があたり、たいへんに美しい。会場内も蒼い光のコラージュが回っていて、さながら宇宙か海の底にいるようでした。
【映画本編:Space Battleship YAMATO】
舞台挨拶。
最初「先に映画?」と思った私は、、、ただその御蔭でえらく集中して映画が見られました。2時間18分。けっこう一気だったように思います。
司会の言葉のあとスポットライトが当たって、まずは主演:木村拓哉さん登場。「キャー!」という歓声が会場に満ちる中、手を振りながら一斉に立ち上がる人々に、「立つな! 座れ!!」とか怒鳴ってしまったのは私ですが(笑)、どうせ、隣の仲間たちにしか聞こえませんでした。見えないので仕方なく立つ私たち。。。
スーツ姿もピシっと決まった木村さん。ヤマトのコスプレで現れて、もうちょっとパフォーマンスするかなと思ったのですが、至極まじめに、そうして真剣に語ったのでした。
以下、記憶違いがあったらごめんなさいですが(メモ取りながら聴いたんですけどね、追いつきません)簡単に皆さんのご挨拶をご紹介してみます。皆さんの“本気”が伝わってきて、けっこうジンとしました。
▼山崎監督:凄い倍率を突破してここに集まってくださった皆さん。(この作品は)困難な旅、
リスクの多い作品であったが、スタッフ・キャストその他乗艦してくれたヤマトクルーと
作り上げられて幸せだ。
子どもの頃からの夢、宇宙を舞台にした作品を、しかも大好きな「ヤマト」で出来た。
それも木村さんが“(ヤマトに)乗る”と言ってくれたからできた。
▼木村拓哉(古代進):
今日の皆さんに、われわれ一同が作り上げたヤマトをいち早く受け止めていただけた。
通常、舞台挨拶は本編前にやるが、今日は見ていただいた皆さんにご挨拶をすることになった。
どういう本編の受け取り方をされたでしょうか、と不安もあったが、今日この場でも皆さんの顔を
見ることができて、言葉が必要じゃないような興奮がある。
▼黒木メイサ(森雪):
いま私が、ここに居ることすら実感がないほど。
原作のファンはもちろん、私も含めて、ヤマトが生まれた時にはいなかった年代の
下の人たちにも伝えていけるものがあって、本当に嬉しいと思う。
▼柳葉敏郎(真田志郎):
本当の愛を、本当のロマンを、本当の正義を、見届けていただけたでしょうか。
どうか、この本物を皆さんに伝えて、劇場で、またほかの人たちにも伝えて
確かめてください。
ありがとうございました。
▼緒方直人(島大介):
このカーペットの色(青)、ある天文学者によれば、地球は宇宙のどんな場所から見ても
はっきりと青く見えるそうです。…二度でも三度でも見てほしい。
▼高島礼子(佐渡先生):
子どもの頃から大好きで大好きだったヤマトに乗れた。ワクワクしていた。
キャスティングしていただき、出演できるなんて本当に幸せだった。
出来上がり試写を見た時、自分の出演作品では普通あり得ないことだが、すっかり
一視聴者となり、楽しんで、涙して・・・号泣した。本当に感謝している。
▼池田博之(斉藤始):
たくさんの方に来ていただいて興奮しています。この瞬間に、この場所に居られて…と
いうことが凄いっすね。映画の感動を・・・
▼マイコ(相原):
映画の話をいただいて初めてヤマトのアニメを見て。人間愛を…
何が真実かがわからない時代、まっすぐに人を愛する行為や、行動を示すヤマト。
参加できて本当に幸せ。
▼波岡一喜(加藤三郎):
約1年くらい前に撮影をした。宇宙空間に出て、撃って、乗って、ヤラレて。
なんつーか、何か、3,800の人の7,600の目に今、見られている。あのシーンやこの
シーン、、、俺ももう1回見たいな、こんな風に思ったのは初めて。
▼斉藤 工(山本明):
日本の映画の更新に立ち会えてとても幸せです。
そして素晴らしいヤマトのクルーになれて、幸せ。映画を、どうぞよろしく。
※記憶違いとか途中からわからないとこありますが、違いましたらフォロー入れてくださいませ。
キャストの方々の、本気が伝わってくるメッセージでした。

舞台挨拶の時に、舞台上の背景に現れた地球と「ヤマト」。
・・・
最後に、木村拓哉さんから皆さんへのメッセージ。
「本当に、何人もの気持ちと熱意で作り上げた作品だと思っている。
参加させていただいて本当に嬉しい。
“作った”と胸を張っていえるものに、楽しんでいたいものだと心から思える。
あとは皆さんのものなので、
楽しんで、伝えていってください」
というような内容だったと思います。
▽あちこちのネットニュースに出ている記事は、この直前に行なわれた「報告会」でのもの。囲み取材のようなものが行なわれたようですね。300人ほどの方々がさらに選ばれて聴衆となられたようで、列に並んでいた間、呼び出される声が聞こえました。[ヤフー:Oricon][ヤフー:シネマトゥデイ]
(個人的な感想、は下記)
・・・
ここからはあくまでも、“個人的な感想”。
○ヤマトが飛び立つシーンは、マジ感動。それは過去作品でも毎度でも感動してきたし、制作側も力を入れている部分だが、実写でここまでやれるんだ、、、
細かいことは抜き。ただこれは言っておきたい。
○木村拓哉、渾身の古代進 だった!
私は“キムタク・ファン”でもなんでもないけれど。
・・・ジャニーズという看板を背負い、アイドル&俳優であり続け、さらにトップを走り続けて10年以上。この重圧を抱えながらそういう風に露出を続ける、ということは凄いことだな、、、近くで“生・木村拓哉”を見、その肉声を聞いてそう思った。
その姿は、どこか。古代進自身と重ならないか? だから彼は古代進になりきりたかったのだろうし、実際またそうだったと思う。「(ヤマト)のファンである」「影響を受けた」ということはそういうことなのだろう。
願わくは、この日、彼の「古代進」を見て高揚し、涙した彼のファンたちのうち10人に一人でも、100人に一人でも。彼がそれほど思い入れ、成り切ろうとした“古代進”という人間を知り、ヤマトという世界を彼と同じ気持ちで理解し伝えるようになってくれれば、と願う。
俳優には、“役に自分が入っていく”タイプと、“役を取り込んで自分と一体化させる”タイプがあると、私は思う。後者のタイプの典型、と思える木村さんと柳葉さんが、そうでない芝居をした。「好き」だというのはそういうことだろう、と思えたし、彼らの“ヤマトファン”はウソではない。
もちろんその功罪もあるはずだ。…それは劇場で、自身で判断してほしいし、そうするべきだと思う。
・・・ただ、それと。私自身がそれを好きかどうか、その演技をどう評価するか、ということは、別問題。
&ミーハーだから、わし。
○山本明、これ艦載機隊ファン的には、「マル」!
○斉藤始、良いっす♪ 加藤三郎も♪
○メイサ@森雪、カッコ良い。…女のファンもけっこういるんだろな。
ここからはあくまでも、“個人的な感想”。
○ヤマトが飛び立つシーンは、マジ感動。それは過去作品でも毎度でも感動してきたし、制作側も力を入れている部分だが、実写でここまでやれるんだ、、、
細かいことは抜き。ただこれは言っておきたい。
○木村拓哉、渾身の古代進 だった!
私は“キムタク・ファン”でもなんでもないけれど。
・・・ジャニーズという看板を背負い、アイドル&俳優であり続け、さらにトップを走り続けて10年以上。この重圧を抱えながらそういう風に露出を続ける、ということは凄いことだな、、、近くで“生・木村拓哉”を見、その肉声を聞いてそう思った。
その姿は、どこか。古代進自身と重ならないか? だから彼は古代進になりきりたかったのだろうし、実際またそうだったと思う。「(ヤマト)のファンである」「影響を受けた」ということはそういうことなのだろう。
願わくは、この日、彼の「古代進」を見て高揚し、涙した彼のファンたちのうち10人に一人でも、100人に一人でも。彼がそれほど思い入れ、成り切ろうとした“古代進”という人間を知り、ヤマトという世界を彼と同じ気持ちで理解し伝えるようになってくれれば、と願う。
俳優には、“役に自分が入っていく”タイプと、“役を取り込んで自分と一体化させる”タイプがあると、私は思う。後者のタイプの典型、と思える木村さんと柳葉さんが、そうでない芝居をした。「好き」だというのはそういうことだろう、と思えたし、彼らの“ヤマトファン”はウソではない。
もちろんその功罪もあるはずだ。…それは劇場で、自身で判断してほしいし、そうするべきだと思う。
・・・ただ、それと。私自身がそれを好きかどうか、その演技をどう評価するか、ということは、別問題。
&ミーハーだから、わし。
○山本明、これ艦載機隊ファン的には、「マル」!
○斉藤始、良いっす♪ 加藤三郎も♪
○メイサ@森雪、カッコ良い。…女のファンもけっこういるんだろな。