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2010_11
15
(Mon)22:21

土日から始まる。(雑談)

 この時期(冬、ですか)になると、週末はたいへんヘビーなことになる。会社員の頃はとてもキツくて、土曜日は半日以上起きられなかったし、土曜の夕方から家のことを済ませて日曜の昼間くらい少し好きなことをして、夕方からはまた出勤、などということを繰り返していたため、オーケストラは続けられなくてやめてしまった。
 手を壊して以来、演奏活動自体をやめていたのと、ヤマトにハマってwebを展開していた時期が2年ほど重なる。自由時間は"外へ出ない"日が続いていたし、体もその方がラクだったのだ。

 ここへきてしわ寄せがきてるな~~~。
 指の痛みがなくなってきて(まだ痛いけど)、楽器が持てる程度に回復した頃、完治は難しいことと、もはやだましだましでもやっていかないと一生弾けないやということもあって、復活。ヤマパで演奏したのはその2年目くらいにあたるだろうか。
 健康のためにも、運動をした方がいいよねということになったのもこの頃。なにせ体重激増だったし、それまで何かしらやっていたジムのトレーニングやダンスや歌や…その他、体を動かすことをしなくなってたんだから当然、また“通勤”もしなくなっていたから、そりゃ足腰弱りますね。

 武田信玄じゃないですが、だいたい「体調が良い」なんて日は、ここ10年間あまり覚えが無い。今日は気分が良いなと思っても半日くらいしかもたないので、「具合が悪いから休む」なんてことをしていたら仕事なんぞできないし。どこにも出かけられない。それはあまりにも怠慢というものだろう。

                 ・・・
 webを閉じた頃、ヤマトの泥沼から抜け出すために(笑)音楽活動に復帰し始めたのねん。指もだいぶん善くなったし、なるべく地元の、しっかりした、地味な楽団に入って、大人しく後ろから着いていくだけにしよう…。なんだかつい発言してしまったり、そそかしくいろいろ引き受けてしまったりして自滅する(>_<)んだから。自分、ヘタなんだから大人しくしていなさい、なんて思って、休団していた楽団に復帰。&10年来待っていたといっても間違いではない、某Dオケへ行ったら、某Akが居た(笑)。というのはどこかで以前話したかもしれない。

 長くちまちまと続けている方の楽団は、平日の夜。仕事が続けてはいると行けなかったりする。
 その、某Dオケは基本、土曜日の夜。そしてさらに、私が(珍しく)お慕い申し上げている指揮者のやっている小編成の楽団に、押しかけ入団した。此処が日曜の朝。

 さぁて大変。
 本拠地の楽団も、若い人が入ってきたり、地道に努力したりして、少しずつ上手くなっていく。それでもまだ休み休みでもなんとかついていけているはずなんだが、その某Dオケは、もう「好きこそものの上手なれ」の見本みたいな連中で、いやそりゃ楽しいって♪ でも、弾けないと厳しい。音間違ってもあまり顰蹙は買わないけど、きちんとアンサンブルできなかったり、おべんきょしてなかったらド顰蹙である(明るいオケなので名指しで笑われる・笑)。
 そうして、その某Qという楽団はもっと凄かった。こちらは一転して古典をオリジナル奏法に近い演奏でやる、というので、モーツァルトだのベートーヴェンだのを、小編成。一人一人の音、全部聞こえます。おまけに、全員ベテランばっかりで、これがまた上手い。あの、普通のアマチュアの“指が回る”とかじゃなくて、音楽的にまとも。アンサンブルも凄い。時々凄い和音が鳴る。…ということで、3時間があっという間、という楽しい練習なのだが、このプレッシャーたるや物凄いものがあります。ピアノ弾いたり歌歌ってる場合じゃねぇっての。

 そんなこんなで、文章書いたりウェッブ整理したりする時間が大幅に削減されていたりします。
 物語書いたりページ作ったりするのは、たいして面倒じゃないし、少しずつ溜めておけばいいんで、できるんだけど。今週末か来週あたり1本(これは新作)、どっかに置く予定です。(せこせこと「KY100」コンプリート推進中・笑)。「整理する」とか、「編集する」って結構な“作業”の部分が大きいのですよ。集中力が要るですしね。

                   ・・・
 でも、とてもアンサンブルしてて幸せだったりするだよ。
 先週末。某Pの訃報とそのあとのあれこれが頭から離れないままの土曜日。ショスタコーヴィチの書いた、まるで“祈り”のような“DECH”を弾いていると、なにかこみあげてくるものがある。厳しい音、厳しい時代。その中に奏でられる音楽は、まるで同じ世界だなぁと思えてしまう。
 音楽が癒しになるとは私はまったく思わないんだけど(少なくとも私にとっては、そういう緩い存在ではないんで)、浄化されたり昇華されることはあるよね。それに集中して取り組まなければならない時、ほかのことは忘れなければならない。全身全霊使うから(体も)。

 日曜日の朝。メンデルスゾーンの某曲第3楽章の響きに、全員が感動した一瞬。指揮者の一言で、音色が変わる、それも一瞬にして、だ。それは指揮者が優れているのか、楽団員の感性が豊かなのか、、、どちらなのだろう。
 練習後、昼間っから飲んだ。そのあと別の練習に行かなければなんていう以外のメンバーで、一杯やりながら、日曜の午後の幸せを、ちょっぴり享受した私たちなのであります。[……長文、失礼。]

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