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2010_11
23
(Tue)02:53

tales:季節外れの"仲秋の名月"/島くんの話

 タイトルに「島くんの話」と書いたのは、正しく“航海班視点”になっちゃいましたー、だからです。
 実際は、真田さんと古代くんのお話です。
 2人で飲んでるだけの、短いものなんですが、何故か書くのに3年もかかってしまいました。

 2008年9月。お月見企画でもやろうか、ということで、いろいろなインスピレーションを得て、佐々葉子&飛鳥母娘の話を2本書きました。月基地の加藤四郎の話も書きました(その時にアップはしませんでしたが)。
 それと同時期に、どうしても真田さんの話を書きたくなって書き出したものの、テーマが揺れて、書き上げかねていたものでした。

 多くのサイト様で、真田さんと古代くんは仲良しです。
(もうじき仕上がる「パラレルA」のあるお話でうち的には一時期、ほぼ敵対しそうになりますけど・笑 ご期待ください♪)
 2人はヤマトの仲間が集まるところでは、「年長」「上長」という立場で、たいていリーダーです。艦橋の連中が集まっても、他の仲間と集まっても。その2人が話す時は、なんだかまわりに皆が居て、2人だけで話しているシーンは私はあまり書いてこなかったんですね。そういえば『復活篇』では、残されたのがこの人たちだけだったからか、よく2人で語り合っていましたが(島次郎くんもけっこうそばにいたけど)。

                  ・・・
 真田さんの隠れ家。
 そこはいったい、何をする場所だったのか。

 心の中にある、ひそやかな場所。
 古代も、真田も、それを持っている。
 埋めてくれるのは、時間と、静寂と、月の光? それとも、酒か。

古代進と森雪百題No.68「彼岸花」
【月の光のこぼれる夜に…】

 このタイトル、本文では「月光の…」になっていますが、どちらも正しいです。
 正直いえば、入らなかったんですよ、ファイルのレイアウトに。

 ここのところ合唱ネタが多くてすみませんが。小林秀雄の無伴奏合唱組曲『優しき歌』を歌われた方、タイトルにピン!と来られたかもしれません。「爽やかな五月に」という曲の冒頭のもじりです。
「月の光のこぼれるように…」ですから、ちょいと違いますが(^.^)。
このあと歌詞は「お前の頬に、あふれた涙の大きな粒が…」と続きます。全部書けないのが残念☆

 話して呑んでるだけなんですけどね。
 大事なテーマを二つ、抱えています。ですからね、丁寧に書きました。けっこう難しく苦労した話です。
「あとがき」に説明を(珍しく)書いてますので、是非そこまでお読みくださいませ。

 さすがにオリジナル・キャラは出ません…といいたいところですが。出てる、のかなぁ(^_^;)

・・・
 とりあえず、左のリンクから、最近つないだ話'sが一覧で飛べるように(便宜的に)しておきました。
 わたしんちblogは1記事が長いので、すぐに下へもぐってしまって、自分でも不自由だから(^_^;)。11月はなんでこんなに勢い善くアップしてるんだろう? と思ってみた。Space Batlleship YAMATOのメディア露出は凄いなぁという話を昨日書きましたが、たぶんこれ、12月1日公開"前"に(発表を)済ませてしまおうと思っているからだな、とか思うんですね。

 実際、別にある時期のように、がんがん書いてがんがん作って、がんがん上げてるわけではないす。
 書き溜めておいたもの、制作途中だったもの、書き残してあったもの。。。なんかをちょこちょこ書いていたり、もうちっとだったものを整理して、つないでいるだけですね。現に、ネットに向かっている時間、激減してますもん。
 というわけで、もう少し溜まったもの・もうちっとだったものの仕上げ、なんかを時間の合間にやっております。…でもな。『新月本』優先だけどね(^.^)♪ その前に、年賀状もやんなきゃな。印刷所が混む。

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