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2011_01
14
(Fri)23:07

ばいよりんのお稽古。

 ここんところ、連日コンサートか練習です。基本的に休日は楽団へ行き(まぁ平日も行ってるし、休日も演奏会聴きにも行ってます)。
 昨日は(某巨大掲示板でも話題になったくらいの)某世界的日本人指揮者降板による、代理での某T楽団への揶揄というか、盛り上がりがかなりなもんでした。ショスタコーヴィチ:交響曲第6番&プロコフィエフ:交響曲第5番。私だって、私だって、楽しみにしてたんだぞぉぉぉ。彼の日本での指揮はなかなか聴けないし、それでこのプログラムでしょう。。。結局、私は重なっていたもう一方の演奏会に行き、拗ねました(笑)。

 代振りした指揮者も頑張ってはいたけどさ。某プロ奏者曰く、「格が違うでしょ」だし。可哀想だけど、そういうことね。D楽団の皆さま、本日サントリーには行ったのかしら?(2日連続演奏だったんです)

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 ところで、ここのところ珍しくもピアノの演奏会に行っていたりします。直近のものが、面白かった。モーツァルトの初期のソナタ(ソナチネに収録されているので、ピアノ弾く人なら誰でも弾いたはず)と、ベルクのソナタ。それからリストのロ短調のソナタと、バルトークのルーマニアン・ダンス。
 これ聴いていて、弾きたくなったんです。その前にもちょっと、なにかでピアノを弾かなければならない機会があって、いやもう筋肉の衰えというのが想像以上でびっくりした。もともと上手いわけじゃないので、実力の低下(弾かないと指が動かなくなるよってやつね)は、さほど気にならなかったのですが、こりゃ本当に弾けなくなるわい、と少々焦ったのも事実です。楽団のアマチュア仲間たちと室内楽やったり、ヤマトの音楽演奏したり、合唱の伴奏くらいはできるようでいたいじゃないですかい?

 今年、一念発起して、体を鍛えてますという話をしました。
 楽器もきちんとレッスンに行こう、、、と思って、ふと考える。ヴァイオリンの先生のとこへ電話したんだけど、本当はピアノも習いたいな。
 実はピアノ、もう20年も習っていません。いちお、そっちの学校出たので、自分で勉強できるというのもあるし、音楽の部分や技術的なところで誰かにアドバイスをいただいたり、一緒に組んで演奏する人間の間で指導を受けたりすることはもちろんありますけど、あとは「自分で勉強」になるんですね。何故なら、なかなかセンセイを選ぶのが難しい、という事実に行き当たります。

 私のように、ピアノを演奏する職業(たとえば音楽教室の先生とか、自宅で教えるも含む)に就かなかった場合、大学時代に師事していたセンセイのところにはなかなか行きづらいのです。何故なら、先生に学ぶべきは、「さらにその先」であって、普通の社会人をしていれば、そこまでピアノの勉強にかける時間なぞ無い。
 かといって、街の音楽教室というわけにはいきません。指は動かなくなっていますが、音楽的な部分で、先生の指導に満足できない、ということになりますし、教えるほうもけっこう嫌がるんですよ、これが。

 卒業して10年ほど経って、とても素晴らしい教師にめぐり合い、数年間はその先生に学びました。人生の師といってもよいような方で、とても尊敬していたのですが、もう年齢的なものもあり、亡くなられてしまった。それ以降、ピアノの師と呼べる方は私にはいません。ヴァイオリンや歌に真剣になっていた所為もあって、敢えて求めていなかったというのが正直な処でしょう。伴奏をしたり、オーケストラの中で弾いたりする中から、本当に多くのことが学べたので、それ以上も必要としなかった・・・だいたい私。失礼ながら「ピアノが好きじゃない」(笑)。音楽は好きですが、ピアノを弾く多くの人たちがそうであるようには、ピアノに愛情が無いです。

 その点、弦楽器は偏愛しておりまして。
 自分で弾かなくとも、聴いてるだけでも幸せ。もちろん、弾きたい。弾くのはたまにいやんなる。特に、現在みたいに、明後日が本番だというのに「モーツァルトが弾けねーっ(>_<)」とか叫びながらスケールさらってる、なんて状態の時は、特にです。あぁ情けない。

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 ともあれ。
 本日、ヴァイオリンの師匠のところに電話しましたとも。
この前、お電話したの、いつ? ってノートを見ると、ついこのあいだのつもりが、7月じゃないか。
 新築祝いにご挨拶に行きますね、なんていっていたのに、お中元過ぎて、もうお年始だって(笑)。
 いろんなオハナシをして、ご挨拶に行きます、とゆって、今年はまたみてくださいーなんて申し上げていたら、「では××日に」と切ろうとしたら、「楽器持ってらっしゃいね?」と念押し。ひぇぇぇ、伺って、計画を決めて…だってゆったぢゃないすか、せんせい、、、(泣)。
 「バッハだけでも、持ってらっしゃい。あとはスケール(音階)と」…って、、、一番怖いパターンでございます。あうあうあう。

 この先生、もう一つ、迷ってるのは、奥様がピアニストなんです。もちろん大学で教えてもおられる&とても素晴らしいことに、アンサンブルピアニストなんですね。私、ソリストには興味ないですし(笑)。もちろん、ヴァイオリン弾きをダンナにしているくらいだから、他の楽器との室内楽の演奏なんてとってもたくさんしてらっしゃる。演奏は何度も聴いていますが、素晴らしい。。。つまり、習いたいなぁと前から思わないでもないんです。
 ですが。
 やっぱり両方は、無理だよなぁ。。。(泣)

 本当は、歌も再開したいんですよ。
 ワーグナーの歌曲を、友人と演奏しようといっていて。小さな場所でそういうサロンとかあります。友人がピアノ弾いてくれるとゆうし。そういう音楽仲間とセッションするのも楽しいだろう。
 でもなー。ヤマトの音楽もやりたいです。ヤマト音楽バンドの話も、なかなかパートが揃わなくってね。チェロ、求む!(ようやくベースとドラムやってくれそうな腕っこきがめっかって、ラッキー。あとはヴァイオリン担当が、あんなに忙しくなけりゃなぁ。。。)
 夢は大きいのですが。。。地道にやるしかありません。

 2月に、オーケストラの本番が全部終われば、あとは9月までは少し時間ができますね。
 琵琶も少し時間をかけて熟成しつつ、ヴァイオリンも基礎から叩き直そうか、と思う今日このごろです。モーツァルト弾けないなんてなぁ、、、10年間何やっとんじゃ、お前>自分。

 ちなみに、本日は、(前に書いたと思いますが)YBOというわが業界バロック・バンドの「リコーダー部」4人+チェロ(通奏低音)1人によるコンサートでした。聴きに行って、とても楽しい夜でございました。
 音楽仲間って、いいよなー、と思う(^.^)のは、こういう時かな。

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