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2011_05
06
(Fri)00:05

GWの三連休は過ぎ。

 実はこのGW中はいつもに増してタイヘン、、、といいますか。朝から晩まで気力と体力が続かないよう、、、というようなパズル状態でした。これも例年のことながら、面白くもありだけど年々しんどくなるねぇ。トシですな。

 [連載]お読みいただいているみたいで、ありがとうございます(_ _)。
 実は、できているところまでを、自動予約で仕込んでありまして、あと2回以降は、続きを書ける時間ができるまで中断すると思います。少しずつ書いているんで出来てないわけではないのですが、[書く時間]がないんです。GW中に少しずつアップしていたのは、自動更新です(笑)。

 拍手コメントありがとうございます。
 二十の御題も、ご訪問ありがとうございます。

 しばらくまた、音楽頭だなぁ、、、あ、いや。明後日から某映画か(爆)。。。

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 前半戦の4月29日からは全然休みじゃありませんでした。日曜日は休みですが(5月1日と5月7日)、体力を使うので10日に1日くらいは休まないと、本当に倒れるのですね、私。体弱くて悔しいです。

 さてLFJ(ラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン2011 とどけ!音楽の力… 東北復興支援を応援)です。
 5月3-5日は、例年のごとく有楽町に張り付き。いつものようにフリーな立場とは違うので、けっこうびったりと事務局と連絡取り合いながら、んでもってアーティスト方面にもかかわっていたりしたので、いろんな糸が絡み合って、本当にパズルを毎日組み替えながら、受付の処でやり取りするって感じ。それでも、お客さんはけっこう沢山入っていたし、チケットは最終日までには完売して、よかったなぁなんてね。
 新聞やネットで見て、「×と○の公演が空きがあったから来た」なんて方も幾人もいらっしゃり、音楽イベントとして楽しんでいただけた方々もいらっしゃったんだなと思って本当に嬉しい気持ちでした。

 14万枚強、のチケットのうち、7万枚が売れていて、それを払い戻ししたんですと。一度、中止・延期が決まり、再度実施することになり、再調整が行なわれ、プログラムが最終決定したのが10日前。それこそアーティストと曲目とスケジュールのパズルですよねぇ。。。さらには新潟、びわ湖、金沢、鳥栖が今年はある。
 それで売り出して、再度購入していただいたり、足を運んでくださった方々がいた。義捐金も相当に集まっていた様子で、GWを楽しめたのなら、私たちも嬉しい。
 仕事で来る傍ら、プライヴェートな時間には家族と待ち合わせたりしている業界関係者とかも居て、けっこう微笑ましく思ったりもしました。奥様連れとか、お子さん連れだったりとか。「あ~。なんであんたここに居るのよっ」なんて再会(10年ぶりに近い)もあったりして。結構、楽しかったなぁ。

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 こういう場というのはやっぱり「出会い」なんだろうな、と平凡な物言いですが、そう思います。
 幾人かのアーティストさんと話したんですけど、私の話した幾人かの人たちは、日本に来るのに躊躇してなかったし、現地の様子も知らせてくれました。
 そういえば、先週号の『SPA!』だかに「海外のデタラメ報道情報」が載ってたけどねぇ(笑)。なんか物凄い笑えるくらいの話、いっぱい聞きましたし、それを真面目に信じている人たちがいるんだそうです。もちろん妊娠してたり小さなお子さんがいらっしゃる人たちは「来ない」というのも当然の判断と思いますけどね。

 フランス大使館の協力が大きかったという側面情報もあります。毎日のように、放射性物質含有量だったかしら、首都圏の「情報」「数字」を本国へ送り続けたんだそうな。大丈夫だ、安心だ、ではなくって。それを読めば、モスクワの現在の放射性物質含有量は東京の10倍だ、とかフランスより少ないとか、いろいろわかってくる。少なくとも判断の基準にはなるでしょう。
 花粉症でマスクをしている映像が空気が汚染されていて防御マスクをしないと町も歩けないという説明がされて報道されたり、水が汚染されて風呂にも入れないといわれたり、福島出身だという留学生に憶測を涙ながらにしゃべらせて日本は壊滅状態だと言わせたりとか、まぁいろいろあるらしい。
 実際、「楽譜の貸し出し」が日本向けに禁止された。貸し出すと汚染されるから、、、って、どういう科学的知識なんだ!? 笑うしかないんですが、これを国が真面目に言ってるわけです。だから「人間が渡航するなんてとんでもない」んだそうです。

 迷わなかったのか? と何人かに直接聞いてみました。
 あるフランス人チェリスト。「どうせマスコミの報道なんかエキセントリックに煽ってるに決まってるから、半分以上は嘘だろうと思ってたし、災害があっても人は生きてるのはわかっていたから、心配してなかった」。
 あるチェコ人ヴァイオリニスト。「皆と相談もしなかった、全員行くつもりだったから。チェコには日本と同じくらいたくさんの原発があるんだよ(笑)。オーストリアなんか、うちから電気を買ってるんだからね」

 ぜぇんぶ終わってぼぉっと最後の打ち合わせを待っていたベンチ。逢った人の顔や、聴いた演奏の数々を思い起こしていて……私、ドイツ贔屓やめてフランスに乗り換えようかな、と本気で思ったさ。
 ようやくドイツ文化センターは5月から動き始めた。ドイツ語学校に再履修を3月から予約入れてたんだけど、ともかく今回も来日したのは若手の個人の一人とか在住の日本人だけで、あとはみんなキャンセルだった(まぁもともとフランス語圏のイベントではあるんですがね)。……う~む。

 だけどこれはどこの国だったかな。次の余震で富士山が爆発して日本は半分が壊滅する、というのを本気で心配していたりもするんだそうな。まぁこれは実際起こったら仕方ないと諦めるしかないですねぇ。南へ逃げても仕方ないし、生活全部捨てて大阪より西へ行く覚悟があればまぁいいけど。動くか、諦めるよ、われわれは。
 まぁせめて富士山のある地層の上に乗っかってる原発は止めてくれ(笑)。

 また災害の話になってしまいましたが、ともかく実力派の揃った珠玉の演奏の数々。海を越えた友情みたいなもの。届くのかな、届けばいいな。まぁ例によって、出来ることを出来るようにやって、楽しく、きちんとお金使ってきちんと暮らす。

 そういえば、連絡版というか受付にはいろんな人が入れ替わり立ち代りやってくる。再会したり挨拶したり、そこで仕事の打ち合わせしちゃったり、お願い事までしちゃったり(笑)。あるベテランのお姉さまが仰ってた、「昨日、某ホールの社長に会って言われたのよねぇ」と。
 「『復興を本気でやろうと思ったら、平常時の二倍働かないといけないんだよ。それなのに、今の皆は休みすぎる』って言ってらしたわよ。その通りだわねぇ」戦中派は肝が据わっておられます。働こうね。
…でもまぁ数日は少しゆるりと休みたいなぁ(笑)(<ゆるい)

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