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2011_11
06
(Sun)10:38

お題による記事の作成

 って皆さん、どうされていますか。

 最近、お題を見て、しばらくイマジネーションが湧くのを待って(それ以前に、「どの話で行こう、誰の話で行こう」、程度は決める。ヤマト2とか3とかパート1とか、オリジナルとか)、あとは話と書きたいシーンを決めたらざっくりした構成を考えて、書き始める。
 普通の「作文」みたいに、あんまりきちっとした設計図は書かない。筆に任せて書いた方が、リアリティが出るから、、、というのはまぁ私のやり方なんだけど。

 最近、「このお題で書こう」って書き始めては、途中で投げ出す、を繰り返している(「温泉」や「訓練学校」、blog連載は違いますよ、こっちはちゃんと出来てます)。「これ面白そう」と思って書き始めると、ツマラナクなって筆が止まってしまうのだ。

 なんでだろう。

 必然、を失くしちゃったのかしら。。。

 書かずにはいられない、切羽詰まった気持ち。最初の頃は、そんな風に物語を書いていた。佐々葉子の物語や宮本暁、古河や豊橋の一連はそうやってできたものだ。だから必然、目の前に情景が浮かぶ。どなたかが私の物語は実写ぽいとおっしゃったが、私の目の前にはアニメの映像が広がっており、しかもきわめて舞台的・映画的だ。ヤマトのアニメじゃなくて、スターウォーズとか、2001年宇宙の旅とか、あぁいうのですね(笑)。

 短編はそうじゃない。もうちょっとゆっくりと駒が回る。とくに、地上編は。
 なんだけどなぁ。
 どうしちゃったんだろう。。。(泣)

 書き始めて、書き終わることはできる。物語はできてるし、アイデアがあって人がいれば、ことは起こるから。小さなエピソードの積み重ねも、素敵なお話にはちがいない。
 だけどさー。
 書いてて楽しくないんだもん。
 そんなもん書きたくないんだもん。

 以前にあったようなシチュエーション、どこかで見たような話。
 それなら、自分より素敵に書ける人たちはたくさんいて、それを読めばいいんだもん。ずっとずっと愛情があって、キャラが好きで、ファン度も強い人たちの手になったものを読んだ方が、楽しくて幸せだろう。

 書きたいから書いてるんだけど? 自分に腑に落ちない。
 そう思いはじめると、はた、と止まってしまうんですねぇ。現在、そうでないのは「二十之お題」と「百題」コンプリートだけ。ほかの「お題」もいくつも書き始め、面白いと思って作ってみるのに、途中で投げ出している。自分で、なんだか説明っぽいな、しゃれてないな、と思う。ツマラナイのだ、仕事の合間に、疲れをいやして楽しむほどには。

 切ない気持ち。
 切羽詰まって、書かずにはいられないもの。
 それはそれで、自分の中の何かを表していて、人に見せなくても自分で読もうとして書く。…私はずっと、自分で読みたいものを書いてきたから。誰かに読ませたいものも書いてきたし。
 だから?

 気持ちの中がコンプリートしたのかな。
 十分、になってしまって、あとはないのかな。
 それとも、もしかして『復活編』の所為かしら。

 短編ではだめなのかもしれない。
 長編を、一つの物語をつむがないと、“その間”がないのかもしれない。

というわけで、「お題」、4本ほど手をつけて、どれも放り出しております。
出来上がるかどうかは、イマジネーションがやってくるかどうかにかかっていますね。。。それとも、このまま出そうかどうしようか。。悩む。

◆ ◆
な~んちて。

実際、【そう】なんですけどね。

とりあえず、イマジネーションとやらが、ぼちぼちとやってきましたので、1本、預けました。
「9. どんぐりころころ」です。
もう1本くらい書けそうですね。書きかけのは置いておいて(笑)
「2. 焚き火」を執筆いたします(_ _)。久々のよーこ姐さんの話の予定。

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