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2012_05
29
(Tue)01:09

「ヤマトIII」 偏狭視野的Review・1

 発売日に「2199」のDVDが届き、まぁ見たし持ってればいいかという感じで放置しておいたのですが、この週末に観まして、、、何故か旧作が猛烈に見たくなった(笑
 2199は面白い。二度目見たら面白かった。だけど、「先が見たいっ!」。なので、“繰り返し観”より、6月末まで我慢してもう少し放置しておこう。

 そうして、取り出したのが『ヤマトIII』。
 何かの目的を持って(たとえばそこの部分のお話を書くとか)いる時でない限り、私は一気見する時は、この『ヤマトIII』が多いです。
 何故か不人気のシリーズなのですが、最初から私は「これが好きだとゆっとろーが」(笑
 音楽もいいし。
 脚本も(こうしたかった、というベースの部分は)良いと思う。出来切ったかどうかは別として、、、いや後半の展開はちょっと、、、むにゃむにゃ。でも、好きなんだもん。

 今回、三日かけてじっくり見直してみたら、だいぶ忘れていたところがありました。
 考えてみたら、「リアルタイム」の同時進行で見たのは映画の『さらば』と『ヤマト2』でしたが、なにせ受験生でしたので、全部きちんと観たか、というとかなり疑問。あの頃、ヤマトに物凄くハマっていたのに、自分で「見ない」と決めたら見ずに済ませていたというのは、高校生の私ってエラかったな(爆
(普通の受験生なら何とか見たでしょうけど、なにせピアノを死ぬほど弾かないといけなかったんで)

 この『ヤマトIII』の頃は下宿(つか、寮生の時だったかな?)にテレビがなかったので、サークルの帰り、行きつけのお店で見せて貰っていました(土曜日は練習日だったんですもん)。

                        ・・・
 見直すのって何度目なんだろう。
 なにせ、最初に買ったDVD-BOXがこれ。次にパート1を買って、最後が『ヤマト2』だったもんね。おめーはほんとに島ファンか? いや『ヤマト2』は辛すぎるというのがありまして。さらに見た集中度が高かったのか、結構鮮明に覚えている、、、というのはありましたが。

 ヤマトIIIの音楽が好き、というのはけっこうありますね。それと、絵がキレイなのが何度か見返している理由か。もちろんミスは相変わらず多い。所属班の服の色が違うのは結構あり、中でも古代艦長は何班だよいったい!? という感じもしないでもないですが。

 オトナっぽくなった乗組員たち(特に古代・島・ユキ)には違和感あるところもありますけれども、揚羽も土門も好きだったし、いま見直すと、他の新乗組員たちも結構随所で生かされている。。細かいよね。

 揚羽・土門が「第二の主人公」に設定されているためか、古代や島や真田関係のドラマがあんまりないのがファンには物足りないのかなぁ。古代と雪は完全に信頼し合ってる感じの所作があちこちに出てきて、「ユキちゃんいなぁ」な感じとか、「古代くん、良かったね」なシーンが結構あるんですけどね。

 副長'sもカッコよくて、最初は揚羽くんに加えて、これを(お話に)書きたいと思ったんですよね~たしか。 
 副長のお仕事、というのをけっこうきっちりやってます>真田・島
 それに、それぞれ1回ずつある「戦闘指揮シーン」! 素敵(*^_^*)(<をい)

 真田さんは、前二作に比べても重要度が上がっている気がするんですけど(「こんなこともあろうかと」という技術的なフォローをするシーンだけでなくなっていて、副長、という立場が多くなっている。旅の目的からして当たり前なのかもしれないけど、深読みすると面白い)。
 個人的には、ガミラスの第二工作船に乗り、フラウスキー少佐と共に、太陽制御に赴く回が素敵だ♪ ガミラスと地球、共同作業する科学者・技術者たち……いいなぁ。で、真田さんてなんでそんなに異星人さんの間にいても違和感ないの??(笑) フラウスキー少佐が亡くなった時、すっごく残念だったと思う。だってさ、、、勿体無さすぎでしょう、あれだけの頭脳と能力を持った技術将校だよ? 真田さん、真剣に叫んでましたもん。感動します。

 それと、この古代進、かっこいいぞ。…ずるい。
 艦長らしくあって、さらには熱血もあって、結構、銃持って暴れまわるし、戦闘シーンでは飛び回ってけっこうカッコいい。。。ふうん、そうか。でも残念ながらゼロには一回も乗らないですね。
 このコダイススムについては、またじっくり語ってみたりしたいので、別の機会に。

 ただ、書いているうちに思うのですが、これらの描かれ方って、賛否両論がきっぱり分かれそうですね。私は彼らの成長した姿として心地よく受け止めましたし、それなりの悩みも、だけど熱血を抱え込んだままの島や古代もとても好きですけれども。

 艦載機隊がこれだけ活躍するシリーズもほかにないと思います。
 なにかっちゃコスモタイガー、がんばる。揚羽と加藤四郎のお蔭かな。
 しかし、このCT、強すぎだろ。。。とうとう全25話通じて、一機も撃墜されていない(ウチ的には、溝田やら古河・宮本・佐々とかいて、腕っこきばっかしだからなー・笑)。ともかく強い。ヤマトの護衛艦(?)として、また前衛艦隊の代わりとして、縦横無尽の活躍をする。
(私はシャルバート教の巡礼船を護衛して戦うシーンがとても好きだなー)
 それに、ちゃんと分隊で飛んだり戦闘フォーメーション(単純だけど)展開したりしてて、そーだっけ? と自らの不明を恥じました(笑 いや、嬉しいというか。わくわく感満載♪

             ・・・
 シャルバートのくだりに入ってからの話は、書いたんだけどオペレーションミスで消えてしまった(;_;)(<くきーっと今朝から怒ってたんだ、ぢつは)ので、またアーティクルを改めます。ぷん。
 この「ヤマト」なら、「好き」っていえるのだな、私。

 それと、やっぱり【声がいい】のはどうしようもない。ほんの「ちょっとした」ニュアンスなんですけど。絶対に科白読んでるようには聞こえないんです。……全・員! そして古代くん--富山さんて天才。ほかの人たち、、、特に青野-真田がイイなぁと思ってしまった。

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