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2012_07
03
(Tue)00:54

2回目出撃してきました!

 某blog様にもお邪魔して書いたのですが、この「ヤマト2199」って、見終わるともう1回見たくなるんですよねぇ。。。ううむ。
 土曜日に観て、日曜日朝、起きて「もう一回行ってやる!」とネットを開けてみたら、ほぼ夜まで完売。レイトショーはさすがにいやなんで(月曜からヘビーですしね)、本日夕方の回をゲット。
 2回目出撃してきました。

 けっこうギリギリに入ったのですが、なぁんか雰囲気がいいんですよね。カイシャ帰りのサラリーマン、男の友人同士、女性たち、おひとりさま(男も女も)。で、初日と違って、濃い人もいらっしゃいましたが、“ごく普通の”、昔ヤマト観たんだよというファンもいて。入口で配られたチラシ(BD販売の)を見て、隣の友人らしき人に、「なんだこりゃ、高けぇ! これじゃ中高生、買えないだろう」「欲しい大人も多いんだろうね、そういう人向けで」「えぇ? それじゃ子どもたち見られないじゃないか」みたいな会話があって。いいなぁと思った。

 ごくわずかですが親子連れもいらっしゃったり、年配のご夫婦っぽい方や、、、でもやっぱ40代以上、男性、サラリーマンという感じの方々が多い。もちろんTシャツ組(<自由業かお休みを取ってようやく見に来た濃いめのファン)もいらっしゃる。なぁんと出入り口で、海自の方らしきを見かけました(制服だったんで。外出時には制服着用は義務づけられてるからなー、マニアの扮装じゃないと思うけど、外泊届かしら?)。

 で、もちろん満席。

 集中して見られました。気持ちよく。
 あーおもしろかったなー。

                    ・・・
以下、【ネタバレあり】。要注意。なるべくストーリーに関係するところは書かないようにしますが、さてどうかわかりませんので、不用意に近づかないでくださいませね。

 おもしろかった。

 山本玲ちゃんと古代、玲と加藤の関係性とか。
 森雪と古代、雪と南部。やっぱいいよなー、艦載機隊。格納庫の雰囲気も好きだし、射出もかっこいいしー、今回、大活躍でしたよね。
 彼らのキャラも好きだし、古代が指揮を執るのが「当たり前じゃない」ところもいい(一瞬、すねた加藤もかわいいし・笑)。

 で、木星から冥王星に到達するまでに何日かかったのかわからないんですが、日数出してほしいなぁ。
 最初は、、、ていうところから、徐々にけっこう人間関係が出来てきてる感じが伝わってきて、面白かったんですけど、、、(加藤と古代とか、古代と真田とか)。
 雪はずっと真田の下にいたわけですよね? 古代に対して真田を庇うとこなんか、かわいい♪

 新見さん、いい味出してます。いいです、ほんと。
 で、皆の前では「副長」と呼んでいて、2人きりになると「先生」ですかい。いいなーこういうの(^_^)♪ 前に自分で書いた話で、シチュエーションそっくりなものがあります。やっぱそうくるか、って感じで嬉しいよ★

 なんかねぇ。
 恋愛模様はぜんぜん見えませんよね。

 雪が古代に気がある、というのは見える、、少なくとも気にしてはいる。
 そのうちきっと玲ちゃんも古代に惚れるんでは? と思うのは私だけかい? まぁ今は並んで飛べるだけで幸せなんだろうし、古代からはえらい信頼されてますね、腕前のとこで。
 島→雪 ってのがぜんぜんなさそうなんですよね、今回。
 火星ん時は、あれだけ気にしてたのに。本部で会った時も、ヤマトで初対面の時も、声はかけて粉かけてみてますけど、本気じゃなさそうっぽいし。
 その代り、南部は雪にべったりですねぇ、うん。古代くんの“天然”は、旧作が少年ぽくある種スケベっぽい部分も持っていたのに比べて、今回のは「女の扱いが苦手」とはっきり設定されているみたいです。まじで天然らしい。かわいいです、そういうの。

 島の「よぉそろ~」「とりかじぃ、」が凄いよかった。鈴村さんの声に慣れてきたのか、鈴村さんが慣れてきたのか。叫ばなくなったし(笑)。
 それに、古代と島。他の人にも指摘されてるけど“仲が良い”ことを素直に受け入れているように書かれてますね。

しかしなー。悲壮感、無いすね。
ここまで明るくていいのか?
悲壮な中だから明るい、、、例えばSpace Battleshipヤマトの明るさ、のように。
以前の、悲壮感漂うのは今に合わないし、そこまですることはないけど。
淡々としている中に、「抑えている」感じが伝わってこないのは、絵かな? しゃべりかな?

いや、絵のクオリティは本当に見てて美しくて楽しいです。
そういう意味じゃないんだよ。

           ・・・
音やBGMについては、意見を言うつもりがあんまりない。
感想もあんまりない。
これで「人生は変わらない」だろうなとは思うけど。
きちんと、ヤマトの音楽だったら、それでいい。

           ◆ ◆
で、ちょいと思っていたこと、の話。

製作者の方たちは、ご自身がファンでおられた方々がメインにおられるからなのか
我々と同世代だからなのか、
ずいぶんと、ファンの意見を大切にし、吸い上げようと考えておられるように思う。

私は、それは、要らないのではないかと、実は正直思っている。

作り手と、受け手は、別のものだ。
前にも何回か書いたことあるけど。
近すぎてはいけないんだと思う。
それは、ファンに媚びることにつながっていくから。
それは、“翔べない”作品を作ることにつながっていくから。

ファンには想像もできないことをやるのがプロの集団。
どんなに稚拙に見えても、そこには必ず計算があるはずで
部分だけを見て騒ぐことは決して、良いはずもなく、そんな分でもないだろう。

作り手には確固たるヤマトの世界があるのだし、
私たちは、それに対して、見たら、あーだこーだと言えばいい。
それを感想とか批判として受け止めていただいても結構、だけど
耳を開いて聴く必要は、本当にあるだろうか?
作りたいものを、作ればいいんじゃないの。と思うんですね。

いまは、ダイレクトに、誰かが何かを言ったことが伝わる時代。
愛情があり、それが深すぎた時、そこにアプローチできないことでファンは苦しむ。
あの艦に乗りたい、そうして嫉妬と何かわけのわからない感情で、ぐちゃぐちゃになる。
……だけど、それでいいんだと思う。

ふと、書いてみました。

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