アンペルマンくん♪
グルジア国立は好きだし、演目も面白そうだし、オーケストラもシティ・フィルだし…で行ってきました。
結論からいえば、、、オーケストラが入ったのは第三部だけで。
あとは、テープだったのよ。で、テープなのはいいけど、増幅されたとんでもない楽器の音で気分が悪くなり、その時に吐いたとかではなかったが、まだ夜になっても具合が良くない、という、たいへん「行かなければよかった」な状態になっている。
バレエは素晴らしかった。踊ってる方はそんなこと気にしてたらやってられないんだろう。でもちゃんと音楽を拾って、その呼吸で踊るところはあっちの人々は凄い。
でもねー。
世の中の人って、平気なんだな。
一緒に行ったツレもね。「あの音~~私もだめ」と言ったあと、彼女はどうやら“自動調節”できるらしい。「耳が受け付けなくなったのよね」といって、スルーして、聞こえてるなーとは思ったけど、認識しないしくみになっていたらしい。すっげ高等技だ。私も身に付けたい。
それで、そのまま仕事に行ったけど仕事にならず、かなり悲惨な週末を迎える羽目になった。
・・・
ところで、最近、持ち歩いているバッグは、知人がお勉強に行ったベルリンで買ってきてくれた布バッグである。軽いし、色も素敵だし、ちょうどA4のファイルが入るして重宝していたら、隣に座っていたおば様に、「その柄は、ベルリンの…」と話しかけられた。
いつだったかも、すれ違い様に、「あ、アンペルマンくんだ」といわれたことがあって、へ? ドイツに行ってた人って案外そのへんにも居るもんだなぁなんて感心していたのだが、どうやらそうではないらしい。
おば様の解説によると、ベルリンではこれが、グッズ化されて、大人気なのだという。
あ~それで、誰でも知ってるのか&彼女がお土産に買ってきてくれたのか。
信号機をデザインにするなんてお洒落だなぁと私は思っていたんだけれども、そんな人気デザインだとわ。
もともとはベルリン(旧東独の方)で、西と統合された時に信号機からこの柄がなくなるのをいやがった市民によって、愛する会みたいのが結成されて残ったという経緯もある。
アンペルって「信号機」って意味だし。

確かに、カワイイ。
これは元の名前は直訳すれば、アンペル少年で、メッチェン(少女)バージョンもあるみたい。見たことあったかなぁ、、、ううむ。
ベルリンの街角を歩けば、どこでも見られます(はずだ)。
ということで、黒にこれの表と裏が染め抜き。けっこう無骨でシンプルだけど、それがドイツらしいし、気に入ってます。。。使いすぎて破らないようにしよう。