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2012_09
07
(Fri)23:22

さすがに書かずにいられない>踊る

 こういう“ネタばれ”っていつくらいからしてよいものなのでしょうね?
 しかしともかく書かずにいられない、『踊る捜査線 -FINAL』。今週はほとんどマイ・ブームでした。
 なぁんかこう、どういうの? どきどきするんです。ヤマトの発進前のような感じ。。。ラストで青島がどうなるのだとか、物語の行方は、、、とかそういうものよりも、全体に「どんな話なんだろう?」「そこでカレ(<いわずもがな)はどう振舞うんだろう?」とか、そういうドキドキ。早くみ終わって安心したいよーというような。

 ということで、初日の金曜日。午後から打合せを一本入れて、早上がりにしてもらい、17時17分の回を前々日にゲット。映画友と待ち合わせて、出陣、であります。
 大きな映画館で無かった所為か、平日のまだ通常の会社の営業時間中の所為か、「完売しますよ」と仰った売り場のおねーさんの言に反して、前の方はチラチラと空いている。しかし予告が始まる時間になってわらわらと人が入り、いよいよわくわくどきどきの本編が始まりました。

 中身は、何に触れてもネタバレになってしまうし、それを伏せて書くのはしんどいのでー。
 書くのやめた。ストーリーを公開してもよい頃になったら書くことにしましょう。
 おもしろかったです。もう1回観に行こうか、DVDが出るまで我慢しようか、、、最初、大画面で見る迫力っていうのがいろいろ仕掛けられていて、是非、映画館で見てほしい。だけども、あとはひっそり自分で抱えて見ていたいかな、、、前作の「レインボーブリッジを封鎖せよ」が、とても映画的な絵だったのと比べて、私にはとても、テレビ的な作りに見えました。直前に見た『るろうに剣心』が、ものすごく映画的な手法で作られていたから余計そう思ったのかもしれませんが、、、いやどっちが良いということではないのです。

 「踊る~」らしく、いろんな仕掛けがあちこちにあって、それぞれが単独で並行に進んでいて、面白かった。
 ただ、あんな二転三転することになる糸が、あちこちに張り巡らされているとは思いませんでした。私の頭が単純なのか?
 ファンとして言うのはなんだかおこがましいのですが、小栗くん(の役=鳥飼誠一)は大事に使われているなぁ、監督の愛があるなぁ、と思いつつ、それが物語をより複雑にしているようにも思います。
 小泉孝太郎(=小池)の芝居がとても心に残りました。ユースケ・サンタマリア(=真下)への目の演技が、なんともいえず。……いやまぁ一見の価値ありと思いますが。

 織田祐二はもともと好きな役者さんですが、やっぱりヒーローなんだなぁ。ふとした芝居がとても決まる人ですね。青島&すみれ のシーンも、なんか迫ってくるところがありますが、根っからの“「踊る~」マニア”で無い人間から見ると、もう少しわかりやすい解決でもよかったのかな、と思わないでもないですけどね。でも、味わいがあり、とても、素敵です。

 さてやっぱりもう1回見に行こうかなぁ、、、時間ないなぁ、、、そうこうするうち『天地明察』が公開だよ。。。

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