fc2ブログ
2012_09
17
(Mon)18:14

ネットの孤独

 ネットでの出合いや関係性その他は、基本的に“片思い”なんじゃないかと思う。
 いや、出会い系とかじゃなくて(笑
 ヤマトのファンサイト、というのは膨大に拡がっていて、もちろんそれだけじゃなくって。

 私は人前に出るのや、自分から話しかけるのは苦手なので、blogで万人に向けて話しかけているように見えて、実は、自己完結している書き方だろうと思う。
現に、アクセス数もコメントも、ヤマトサイトの割に、多くない(笑)……敷居が高いとは思わないので、「口調やら内容やら(<けっこうキツいこと書いてるもんね)が気に入らない人は来ないでね」というのが受け入れられている模様(笑)。つまり、万人受けはしない。

 数が多いだけが良いとは思わないが、多ければ、気持ちにfitする人が訪れる可能性もより多い。
 そういった意味では、時々、ぽつぽつと現れるそういった方々からのメールを考えると、オフィシャルの新作『ヤマト2199』や、KOBEさんの「WEBRING」にはとても感謝している。

 私の友人たちのblogは、ヤマトサイトの中ではアクセス数の多い人々サイトを運営している場合が多い。
 もしくは、少なくて濃密な付き合いをしているか(たいていがリアルでも知り合い同士)、「ブロガー」と呼べるほどにアクセス数があるか、どちらかだ。
管理人の人柄とか、オーラとか、内容(コンテンツ)の深さとかバランスとか。そういうことなのじゃないかと分析している。

 ところで先日。私が本当に好きだったというか、このヤマトなネットの海を泳ぐようになった2005年の終わりから2006年頃、本当に毎晩のように通っていたサイトがつながらなくなってしまっていた。管理人さんもこっそり大好きなヒトでで(まっつぐ「大好き」とかいうと足蹴にされそうなヒトだし、、、と思うけど、面識はないからわからんけど)、なにかと、なんというかなぁ。背筋を伸ばすような気持ちにさせてくれるヒトでしたよね。
 作品の求めるものが似ているのかなぁ、ヤマトという世界の見ている部分が似ているのかなぁという部分もあって、ヒトによっちゃぁ文章も似てるとかいわれていた方でしたのですが、なにより作り出す世界が好きだった(これは、私とは全然違うのだよ)。
 2年ほど更新がなかったのだが、閉じることはなく、いつでも行けば読めることに安心もしていた。
 なんとなく、彼女は突然姿を消したりはしないだろう、という気持ちもあったのだ。

 ところが。
 つながらなくなった・・・つまり、現実世界でいえば「蒸発」または「消失」ですね。

 すごくショックだった。一方、仕方ないのかなとも思った。
 彼女と私の間にあったものは、ある時期、確かに何かはあったと思ったけれど、それはその時、その場で共有したものなのだと思って諦めても良い。そうして時は、無常に過ぎていくものだから(一期一会、といわれる音楽なんかやってると、こういう考え方になりますねどうしても)。
 だけど、お元気だそうな。
 やっぱりそれは嬉しい。
 ネット環境落ちだそうです、、、また復帰、希望!! だよね。

                  ・・・
 そのあたり、いろいろ考えた。
 ERIちゃんちのblogが上手にまとめてくれているのを読んで、あぁそういうことなのかな、とも思った。

 ネットから誰かが消えれば、必ず悲しむヒトがいるのだと。
 やめてしまおうかなと思ったことは、誰でも一度や二度や三度や四度はあるだろう。
 だが、どこかでそれを必要としているヒトがいるから、その人にとっては、、、というような内容で、なるほど、と自分のイヂケタ気持ちについてフォローをしてもらったような気もした。

 だけどねー。
 確固としたコミュニティのようなものが拝見してて築かれているサイトに比べると、自分ちはそうじゃない。
 読んで、おしまい。なんだと思うのよ。
 コミュニケーション系のサイト、つまりブロガーさんたちのとこ。
 訪問者が多くて(けっして数の問題ではなくて)、書かれることに期待を寄せている読み手さんがいて、交流がある、というサイトというのは、やっぱりそうなんだろうなと素直に思うけれど、自分のはそれに当てはまらないため、「お話が読めなくなる」ことを残念がってくれるヒトはいらっしゃるだろうな、と思うくらいだ。
 メールや拍手でコメントをくださる方々は、私が結局は紙の冊子が好きで発行したりもしたものだから、ほとんどが連絡先がわかっていて、その気になれば、「消える」ことは無い。
 だけど、多くのヤマトファンにとって、この"新月"サイトは、あまり存在感のあるものではないだろうと思うし、たぶん無くなっても寂しくはないだろう。(がんがんストーリーをアップしていた頃は別ですけどね)

 誰に向けて書いているのかわからない、と思いつつ、
 どこかで引っかかってくれることを願いつつ書くときもあれば、単なるツブヤキのこともある。
 話題が硬軟取り混ぜて、だし、ヤマトから離れることも多い。それがヤマトに戻ってくる、と思って生きてるから仕方ない。ヤマトを評価(好き嫌い、とか受け手として、って意味)したかったらそれ以外も見ないと、ね?
 だからといって、誰かに伝えようとも思ってないのかもしれない。遊びに来てね、って言えないからなぁ。

 だから、いただく拍手コメントやメールは「読んでますよ。書いててもいいんだよ」という免罪符のように思われて、時々、とても泣きたくなるくらいありがたい。ま、
 リアルでお会いしてそう仰る方も多いんだけどもむしろ。
 「書いてていいんだよ。私には必要(楽しみ)なんです」という方がいらっしゃれば、書くことの害悪とか罪の意識からは逃れられる。

 書けば書くほど、私の場合は“ひとり”になりますね。
 ヒトと楽しくわいわいやっていたい方だから、これはキツいところもあるが、こういうことの性質上、仕方ないのだろうと思う。

 ここは、「場」ではない。
 いま、上げているお話、どうなんだろう。とも思うけど、話を上げることはやめないことにした。これは単に、私のスタイルだから、ある日突然、やっぱりやめてしまうかもしれない。
 blogやお話を書くことに、リスクを抱える立場だから、というのも一線を引いてしまう理由の一つ。

                     ・・・
 だからね。
 せめてオトモダチのところは、「いつも存在」しててほしいというのは贅沢なんだろ。
 ネットどころじゃなくて、まったく離れてしまうこともここのところは多いのだけれども、戻ってきたときに、皆の“日々”が着実に過ぎていることを読み返すと、幸せな気持ちにすらなれる。

 私自身には、家庭生活やプライヴェートというものはあんまり無いので。
 疲れて家で寝てる、とかはあるかもしれないけど(笑) 普通の生活ぢゃないよなどう考えても。
 仕事のことも書けないから、共感することっていうのがそもそも多くないのだろうと思う。

 ただひたすらお話を上げるのも、自意識過剰みたいでね(^_^;)ま、それもいっか、と最近は思うけど。

 そんなことを考えてしまった今日であった。

・・・あ、でも。
コメントや拍手いただいてる方々、また毎日アクセスいただく60~100くらいの方々。
ちょっぴりは「つながり」があるとは思っているんです。
そんな距離感もまたよろしかろうと。

◆  ◆
 そういえば数日前。
 イベントグッズを2つ、入手しました。

 どちらも第二章の作品中に出てくるブツですよね。

 左が、航海班必携!? 島くん弟が島くんに出発前に手渡した「航海のお守り」(<ただし実際のお守りではなくて、見かけだけ。中には祈祷済みのお守りは入っていません。入っていたら貰えないし)。
 右が、玲が首に付けていたペンダント。……ただね、この右のヤツ、自分で作らないといけないの。穴開けて紐通すだけならいんだけどさ、解説書を見ると、コーティングするともっと本当らしくなると書いてある~~~うぅ。どうしようかなぁ、、、
 
ヤマトグッズ 2012-0915

 でも、うふうふ(^_^)な、私です。

コメント

ご無沙汰しております(汗)

え~、ご無沙汰しております、イリヤです。コメントなどはよーしてませんが、ほぼ毎日アクセスはしている派です。また別館もしっかり拝見、新しくお話がアップされるのを楽しみにしています!先日購入した本も、一気に読んでしまうのがもったいない(楽しいものは、じっくり味わいたい)ので、少しずつ読んでいます。 という事で、これからも無理の無い範囲で続けてください~。リアルで周りにヤマトファンがいない私には、本当にありがたい場なのです!

2012/09/18 (Tue) 22:56 | イリヤ | 編集 | 返信

実は

孤独と思ってるのは自分だけだったりしますね。
僕も人様に心配させてしまった張本人なんですけども(笑)。
ネットから姿を消すということが、どういう影響を及ぼすかなんて、考えて消える人は少ないかもしれません。
彼のサイトオーナー様は、ひっそりと居なくなったつもりが、大騒ぎしてしまうアホが居て、その存在に気づいてなかったとだけかもしれません。

そして、綾乃さん。
新月が隠れてしまったら、今回の教訓も虚しくまた大騒ぎするアホが確実に一人、ここに存在します(笑)。
次はもう少し上手に騒ぐかもしれませんが~。

2012/09/18 (Tue) 23:08 | 伊助 | 編集 | 返信

いや皆さま、ども(_ _)

いろいろとヤヤコシイひとで済みません。

単に時々いぢけてみたりするのはもうほんと、癖のようなもので。いぢけついでに私の場合は、世のしがらみがあんまり無いこともあって、リアル方面で消失したことがありますので(最後にそれつないだのは仕事だったけどなー)、それに比べればネットくらいは、、、とか思わないのでもないのですが。

でも逆でしょう、人によって性質の違いはあると思うのですが、私はここ撤廃しても、どっかにまた痕跡を残しているはずで、そういった意味では「いっとも潔く無い」ので、ご安心を(<ってどういう論法ぢゃい)。

いまのところ、「新月world」はまだまだ完結しそうにありませんし、完成し切るまでは、あっちをぼそぼそ、こっちをぼそぼそと書き続けるでしょう。現在400くらいあるお話も、たぶんあと50や100はネタがあります。そういや、久々に次の次の次は、よーこさんのお話でございます。そっちの方もどうぞよろしくお願いいたしまする>お二方

…でも騒いでくださる方がいらっしゃるというのは、嬉しいことですね(*^_^*)(<これじゃ駄々っ子だっつの)。すんません。

2012/09/18 (Tue) 23:45 | 管理人・A | 編集 | 返信

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック