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2012_12
15
(Sat)23:41

久々の新幹線、西へ。

 しかしいつも思うのだけれど、fc2の「カテゴリ」って、ほんとにシュミ系のばっかしやなー。仕事関係ってITとかしかないの(>_<)。

 というわけで、仕事暴走山ばっかり(山アリ谷ありぢゃないのよ)の中、久々の国内日帰り出張へ行って参りました。行き先は「名古屋」でございます。う~、本当は前日から行って、一度予習して、そのまま泊まって、翌日昼間はのんびり名古屋でいきたいところに行って、そんでもって夜に本命をすませて帰ってくる、、、という美しい予定があったのに(>_<)。
 結局、金曜日は動きがとれず(やっぱり帰ったのは26時とかだった)、土曜日に日帰りと相成りました。

 なんかちょっとドキドキ、なんすよ。
 本当に、久しぶりでして。
 新幹線の乗り方忘れちゃったよ(<笑)。
 この間、群馬に行った時もそうだったんですけどねぇ。時間が押してる時は、怖い。急がない旅ならいいんすけど、「遅刻したらどうしよう(^_^;)」とか、実は小心者の私は思うわけです。

 昔は、ビジネストリップなんてしょっちゅうで。大阪や名古屋はもちろん、福岡、広島、札幌、仙台あたりは日帰りで飛んで回ってたこともあったんだけど。さすがに四国になると、一泊でございましたが(<なぜや)。
 新幹線に飛び乗って、行った先でミーティング、そのまま先方に用事で回って、夕方か夜の新幹線で帰る。
 これって、普通ですよね>ジャパニーズビジネスマンの皆さま。
 いま、あまりなくなりました。職種が変わった所為もありますし、時代も変わったのかもしれません。私のいた業界の業種事態が、インターネットの普及で随分、省力化されたこともあります。あとはテレビ会議やらスカイプやらが、便利になっとぉですわ。

 ともあれ、コンサートだけは現地に行って聴かないといけないわけで。
 考えてみれば贅沢なことですな。

 2年ぶりに名駅に降りまして。やたらきれいになっとりました。
 いや、栄の方へ“歩いて”行ったのは10年ぶり以上とちがうかなー。ブランドビルなんぞなかったし、スパイラルビルもなかったぞ。なんだか駅前の方はちょっと、ヨーロッパのブランド通りな感じですね>地元の方々 道路が広いのは相変わらず。
 そこから横道へ入っていくと、そうだった。思い出した。名古屋って福井と同様、パチンコと喫茶店が多いのだった(笑) おんなじ文化圏なんすよ、そういうとこ。

 何故、名古屋語りなんぞしてるかというと、ワタクシは福井にいた高校時代、此処へレッスンに通っていたという暗~~い思い出があるのでござります。受験のレッスンて、本当にキツいんですよ。もう精神的にいぢめですねあれば。プロになるっつのはこんなにキツいんかい? っつのを皆、どこかで経ているわけ(早く経る人がちゃんとしたプロになる。高校生じゃ遅いわな・笑)。

 まぁしかし。
 どよんとした暗い気分で東山線に乗った思い出は置いておいても、栄や今池あたりに行ってみたかったのですが、例によって「道に迷う」莫迦な私。結局、時間切れで、愛知県立芸術劇場へ行って参りました。
 実は芸文やら、その裏の中部電力ホールなんかは、わりとちょくちょく行っているのである。
 いつも、駅に降りてもコンサートホールや劇場直行で、そのまま電車乗って帰ってくるんですよね。ここ15年くらいは、そんな感じですから。国内も国外も同じかもしれません。

 でもやっぱり仕事は仕事。
 普通にコンサートを聴くというのとはちょっと違って、先方でいろいろ打ち合わせしたり、情報交換したり、ご挨拶したり。
 それからまた新幹線に乗って東京へ向かう、、、窓の外はもう夜。。。というわけでまたカイシャに戻って(<なにをやっとんや)きた管理人であります。
 疲れたけど充実した1日。

 その指揮者が盛大な拍手の後、挨拶に立ち、言っていました(すごく良い演奏だったのです)。
 いくつかの言葉の最後に、「明日は選挙です」というのがありました。
 「芸術・文化を守り、伝えていける人を是非選んでください」。政治家の回し者ではないですが、と述べたあと、彼はそう言いました。先月、某音楽賞の授賞式のあとの、懇親会の席でもそんな話題が出ました。関係官庁の官僚もおられた中での話です。

 日本が先進国でいるためには、外国と対等に付き合う精神性と文化が必要です。
 経済と文化で評価されている、というのは客観的な事実なのだそうです。もちろんアニメもいまやその文化の一つです。
 しかしアニメは莫大な利益を生みますが、伝統文化や芸能というものは、大きなお金が動く割には、“儲かる”商売ではありません。ですから、守り、伝え、それによって人々の心の中に光を点すという信念が必要なんだと思います。

 皆が、本気で願っている、というのを感じる機会が多いです。
 年末に向け、人々が集まる機会が多かった所為もあるかもしれません。
 壊すのは簡単ですが、作るのには30年、50年かかります。それに命をかけてきた人々だって、おられるのです。

 なんてことを思い、ちょっぴり泣けてしまった名古屋行きでした。

ちなみに、往復“700系”だったんですが、ストラップ売ってたから買ってきちゃった(^.^)♪(<鉄)。

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