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2013_02
27
(Wed)13:06

本番が近い、、、マーラー:交響曲第1番

 ここのところ精神的にわたわたしているのは、オーケストラの本番がたて続いていることにもよります。

 管理人が関わっているオーケストラは、全部で三つあります。この忙しいのにやりすぎだろ、という話もありますが、通年のオケは一つだけで、あとは好きでやっている、に近い。でもまぁもちろん、アマチュアの場合は、「演奏するだけ/参加するだけ」というのはあり得なくて、全員で運営やオシゴトを分担しないと回っていかないわけなので、もちろん何らかの責任とか責任意識はあります。ただ、実際は忙しくて、そっちの方があまりお手伝いできないのは心苦しい限りですけどね、、、(それでも、チラシ巻きや挟み込みに行ったり、練習会場取りに行ったりはします)。

 残念ながら、ここでご好評いただいている(?)ショスタコーヴィチばかりやっている某Dオケは、今年は降りました。本番の日がシゴトとぶつかっていて、今週末本番なのですが、涙を呑んだというわけです。今年は交響曲第4番というレアな曲を演奏しますが、名曲です。どんな演奏になるか、つくづく残念ですが(;_;)。

 今月の頭。週末に第一生命ホールで、ブラームスとシューマンの交響曲を演奏してきました。
 これはなかなか良い演奏会になり、音楽的な満足度と、自分の「ここまではできた」という充足感のあった演奏会でした。それなりに努力することができた(時間がなんとかなったので)ということもあります。
 ただ、精神的にはキツかったです。
 ここのオケは、かなり弾ける人が多くて、弾けるだけでなく音楽的にもレベルの高い人が多い。だからアンサンブルしていても楽しいし、「あぁわかるわかる!!」という、練習の中での共感が、かなり良いレベルで感じられて、あちこちから集まってきている新しいオーケストラの割には、仲もいいです。年齢層の幅も広いですね。
 もちろん、ベテランが多い=技術的には若い人たちのバリバリ系のオケには絶対に適いません。音楽も一種のアスリートの部分がありますから、やはり若い、運動神経や身体能力の発達している時期の方が、正確で、良い音で演奏できることも確かなのです。ただ芸術は、トシを重ねることでそれを越えることもできるし、得るものもある、というのが我々の矜持でもあるでしょうか。

 シューマンの交響曲第4番。ブラームスの交響曲第4番。
 練習中からも涙が浮かぶようなシーンがあり、曲の格調も高く名曲だということもありますけど。私が好きな人たち(オトモダチ)に、聴いてほしかったなぁと思った演奏会でした。

                    ・・・
 土日を、友だちのコンサートに時間を割く、というのが、どれだけ大変なことかわかっているつもりなので。私は「聴いて欲しい」と思っても、ほとんど積極的にお誘いすることはありません。お客さんは集めなければならない、しかし普通、勧誘をかける相手(シゴト仲間や平素接している人々)は、私の場合は回りは音楽関係者ばかりです。演奏のプロだったり聴くことや書くことのプロだったりします。……さすがにアマチュアの演奏会にお誘いして、時間を使わせるのには躊躇します。。。だからアマチュアの演奏仲間しか誘えない。ジレンマだなぁ。

 さて毎年、1月~3月前半というのは演奏会シーズンなのです(個人的に)。
 確定申告もあり、期末もあるので、死にそうなんですが(^_^;)。それでも、先般、ここに「合宿」のことを書いた、私の【本拠地オーケストラ】の練習が、あと1回を残すだけになりました。
 3月9日が本番です。
 招待券はわんさとありますので、ご興味のおありの方は、是非お声かけくださいませ(_ _)。

 上野の森交響楽団 第70回定期演奏会
  2013年3月9日(土) 19時開演
  会 場/文京シビックホール
  曲 目/フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」、マーラー:交響曲第1番「巨人」
  出演/指揮:小林 幸人、管弦楽:上野の森交響楽団

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