クラシック音楽・四方山
来日公演が続いていて、4月はけっこう忙しい。
駄菓子菓子。…業務が忙しくて、招待状が来るのにいくことができない(>_<)悲しいよー。行きたいものばっかりである。
同様なことは毎年11月にも起こる。頑張って高いチケットをゲットして、仕事の合間に行って、また会社に戻って…とがんばってた時期もあったけどなー。最近は、ベルリン・フィルが来ようが、ウィーン・フィルが来ようが、諦めモードの方が強い。
しかし、今年はパリ管が来るので、これは行くぞ、と。ベルリンも是非行きたいものだが(;_;)。
コンセルトヘボウは来るのだtっけ、どうだったっけ。(<をい<自分)こいつは来るならお勧めだけど。
ちなみに5月後半、ウィーン響(ウィーン交響楽団)はお勧めです。
現地ではウィーン・シンフォニカーと呼ばれている、私は個人的に大好きなオケなんだけど、ちょっとお茶目ですかね(^_^;) ウィーンらしい演奏をしますが、上手いかっていわれると、ヘタウマだ。ただし今回は指揮者は大野和士だし、ソリストは庄司紗矢香なので、凄い。オーケストラだけの追加公演! もあるみたいなので、そっちもよろしいんじゃないでしょうか。
それと6月は、なんとチョン・キョンファが来る! もはや幻かと思っていたら、完璧復活! 凄いっす。
私自身は生演奏を聴いたことはないんだけど、周りの先輩方で熱烈なファンの人が多くて、大いに楽しみにしてるとこ。6月3日が東京文化会館、11日がサントリー。あと、この間に、兵庫県立芸劇と名古屋と福岡で演奏するみたい。ソロとしては(東京は)ちょいとお高めだけど、地方は少し安い。いや、もちろん2日とも行きますとも。
4月9・10日はシュトゥットガルト放送交響楽団が来日。これまた楽しみ♪ 10日は例の三浦文彰くんがソリストを務めるので、すでにチケットはゲット済み、、、と思ってたらご招待もいただいてしまった(>_<)(^_^;)ま、いっか。
ここのコントラバスセクションの首席は、幣くんというイケメンの若者(日本人)である。関西出身で、東京にはほとんど居ないので、媒体に出る機会は少なかったり案外知られてないけど、物凄い実力派です。聴きに行かれる方は、それも注目ですよん♪
それと5月は「最後のツアー」になる東京クァルテットが来日して日本ツアーします。彼らは最初、全員日本人でスタートしたんだけど、メンバー交代を繰り返して、現在は、当初から居る2人の日本人と中堅どころの実力派2人のアメリカ人のチーム。NY在住。33年間、続けてきたけど、このツアーで解散する。王子ホールは即完だったそうで諦めたのだが、まだ残ってるかなぁ、ううむ(^_^;)。素晴らしい演奏をするので、機会のある方は聴いといた方がいいよ。
それにしても、彼らが某財団から貸与している、最高峰といわれるストラディヴァリウスの4本セットの楽器。解散したあと、返却されるんだろうけど、次はどこのカルテットに貸し出されるんだろう? 気になるところです。個人的には「あそこに貸してやれよ~~」と思ってるとこはあるけどねー。
そして現在。
上野のお山&森 では、「東京・春・音楽祭」っつのをやっている。
美術館だの、博物館だの、上野音楽大のホールだの、文化会館だので、大小様々なコンサートが開かれているのだ。(でも芸大の先生がご存知なかった。これって問題ぢゃない?(^_^;))
なかなか面白いコンサートや、面白い人々が出演する。ふだん海外で活躍してる人々(若手からベテランまで)も何だかんだと出演する。でも室内楽はなかなかチケットが買えなかったり(完売してるのが多い)しますが。メインのワーグナー(コンサートオペラ形式)「マイスタージンガー」は高いけど、まだあるんじゃないかな。
これは、ちょこちょこと4月半ばすぎからの小さい公演を聴く予定。
一番聴きたかったの、チケット押さえておいたのに(2枚で7,000円もした(;_;))行けなくて、結局無駄にしてしまったのである。。。びんぼなのに痛かった(>_<))。
・・・
ところで、伝聞だが、昨夜、ひとつ事件があったようだ。
イダ・ヘンデルというヴァイオリニストがいる。今年、おそらく90歳少しという高齢だが、素晴らしい演奏家で、その1音だけで人を魅了するような音楽性と、さらには技量も素晴らしい。もちろん年を取っているので技術的には衰えたという見方もあるのだが、それでも、前回の来日の時には、「うへぇ!」というほど素晴らしかった。
気品のある、見事な音を奏で、われわれを別世界へ連れていってくれる、最後の、貴重なヴィルトゥオーゾの一人であろう。
某ホールでのコンサート。
よりによって、自由席で売ったらしいのだね。それで、どういう具合なのだか、来場者数の読みを誤ったのか、ホールに人が入れずに、溢れてしまった。そして開演時間に開演できず、50分遅れで始まったはよいが、(消防法で「立ち見」は禁止されているので)入れなかった人はロビーでモニタで鑑賞したらしい。
しかし彼女の演奏は、モニタではわかりません、はい。
それを知らずにコンサートを進め、聴きつけたご本人は、「そんな方たちがいらっしゃるなんて」と、ロビーへ出てきて演奏したそうだ。
もちろん返金されたんでしょうけど、、、コンサート作った側は、素人さんなんでしょうか?
マネジメントは、毎回彼女が来日するたびに担当している会社である。不思議なこともあったものだ。
・・・
一度だけ、私は「人が溢れたコンサート」に行ったことがある。
渋谷のBunkamuraオーチャードホールだった。有名アマチュアオーケストラのコンサートで、土曜日午後。ベートーヴェンの名曲シリーズ。2,000人の席が満杯になり、入れない人と係員が通路でモメた。私も入れてもらえず、ところが、中を見れば、ぽつりぽつりと空いている椅子が、、、もちろん全席自由。
確かアナウンスが入って、座席取りや、荷物置きを全部引き上げてもらい、通路の人たちを入れるようにしたんだと思ったが、アマチュアゆえ裏表の連携が今ひとつで、また時間の融通も利かないため、開演に間に合わず、通路で締め出しを食った人もいたと思う(私は強引に滑り込んで、空いてる席を確保したので無事聴けたが。これは“慣れ”というものだ)。
ただホールが違えば事情も違う。昨日のホールはそんなに大きな場所ではないし、溢れた人数がただごとではなかったと思われるので、収集がつかなくなったのだろう。
指定席は「死に席」が出来る、という気持ちはわかる。なのだが、自由席にはそのリスクもあるなぁと思う今日このごろ。演奏する立場、仕切る立場、聴く立場。どれもわかる私としては、複雑な心境でそれを聞いた。
…とまぁ四方山話。
NYでは、出張行った先関係のイベントで、二つの弦楽四重奏を聴いた。普通に小さいホールとか美術館の中のホールで演奏するんですよねぇ、身近でいいな。
↓上海クァルテット:ともかく大好きなクァルテット。上手いし、人柄も好きだし♪ 再会できてラッキー♪だった。

↓ヴェルディ・クァルテット:生を聴くのは初めてだったけど、独特の個性があって、上手い! 来日が楽しみですね♪

駄菓子菓子。…業務が忙しくて、招待状が来るのにいくことができない(>_<)悲しいよー。行きたいものばっかりである。
同様なことは毎年11月にも起こる。頑張って高いチケットをゲットして、仕事の合間に行って、また会社に戻って…とがんばってた時期もあったけどなー。最近は、ベルリン・フィルが来ようが、ウィーン・フィルが来ようが、諦めモードの方が強い。
しかし、今年はパリ管が来るので、これは行くぞ、と。ベルリンも是非行きたいものだが(;_;)。
コンセルトヘボウは来るのだtっけ、どうだったっけ。(<をい<自分)こいつは来るならお勧めだけど。
ちなみに5月後半、ウィーン響(ウィーン交響楽団)はお勧めです。
現地ではウィーン・シンフォニカーと呼ばれている、私は個人的に大好きなオケなんだけど、ちょっとお茶目ですかね(^_^;) ウィーンらしい演奏をしますが、上手いかっていわれると、ヘタウマだ。ただし今回は指揮者は大野和士だし、ソリストは庄司紗矢香なので、凄い。オーケストラだけの追加公演! もあるみたいなので、そっちもよろしいんじゃないでしょうか。
それと6月は、なんとチョン・キョンファが来る! もはや幻かと思っていたら、完璧復活! 凄いっす。
私自身は生演奏を聴いたことはないんだけど、周りの先輩方で熱烈なファンの人が多くて、大いに楽しみにしてるとこ。6月3日が東京文化会館、11日がサントリー。あと、この間に、兵庫県立芸劇と名古屋と福岡で演奏するみたい。ソロとしては(東京は)ちょいとお高めだけど、地方は少し安い。いや、もちろん2日とも行きますとも。
4月9・10日はシュトゥットガルト放送交響楽団が来日。これまた楽しみ♪ 10日は例の三浦文彰くんがソリストを務めるので、すでにチケットはゲット済み、、、と思ってたらご招待もいただいてしまった(>_<)(^_^;)ま、いっか。
ここのコントラバスセクションの首席は、幣くんというイケメンの若者(日本人)である。関西出身で、東京にはほとんど居ないので、媒体に出る機会は少なかったり案外知られてないけど、物凄い実力派です。聴きに行かれる方は、それも注目ですよん♪
それと5月は「最後のツアー」になる東京クァルテットが来日して日本ツアーします。彼らは最初、全員日本人でスタートしたんだけど、メンバー交代を繰り返して、現在は、当初から居る2人の日本人と中堅どころの実力派2人のアメリカ人のチーム。NY在住。33年間、続けてきたけど、このツアーで解散する。王子ホールは即完だったそうで諦めたのだが、まだ残ってるかなぁ、ううむ(^_^;)。素晴らしい演奏をするので、機会のある方は聴いといた方がいいよ。
それにしても、彼らが某財団から貸与している、最高峰といわれるストラディヴァリウスの4本セットの楽器。解散したあと、返却されるんだろうけど、次はどこのカルテットに貸し出されるんだろう? 気になるところです。個人的には「あそこに貸してやれよ~~」と思ってるとこはあるけどねー。
そして現在。
上野のお山&森 では、「東京・春・音楽祭」っつのをやっている。
美術館だの、博物館だの、上野音楽大のホールだの、文化会館だので、大小様々なコンサートが開かれているのだ。(でも芸大の先生がご存知なかった。これって問題ぢゃない?(^_^;))
なかなか面白いコンサートや、面白い人々が出演する。ふだん海外で活躍してる人々(若手からベテランまで)も何だかんだと出演する。でも室内楽はなかなかチケットが買えなかったり(完売してるのが多い)しますが。メインのワーグナー(コンサートオペラ形式)「マイスタージンガー」は高いけど、まだあるんじゃないかな。
これは、ちょこちょこと4月半ばすぎからの小さい公演を聴く予定。
一番聴きたかったの、チケット押さえておいたのに(2枚で7,000円もした(;_;))行けなくて、結局無駄にしてしまったのである。。。びんぼなのに痛かった(>_<))。
・・・
ところで、伝聞だが、昨夜、ひとつ事件があったようだ。
イダ・ヘンデルというヴァイオリニストがいる。今年、おそらく90歳少しという高齢だが、素晴らしい演奏家で、その1音だけで人を魅了するような音楽性と、さらには技量も素晴らしい。もちろん年を取っているので技術的には衰えたという見方もあるのだが、それでも、前回の来日の時には、「うへぇ!」というほど素晴らしかった。
気品のある、見事な音を奏で、われわれを別世界へ連れていってくれる、最後の、貴重なヴィルトゥオーゾの一人であろう。
某ホールでのコンサート。
よりによって、自由席で売ったらしいのだね。それで、どういう具合なのだか、来場者数の読みを誤ったのか、ホールに人が入れずに、溢れてしまった。そして開演時間に開演できず、50分遅れで始まったはよいが、(消防法で「立ち見」は禁止されているので)入れなかった人はロビーでモニタで鑑賞したらしい。
しかし彼女の演奏は、モニタではわかりません、はい。
それを知らずにコンサートを進め、聴きつけたご本人は、「そんな方たちがいらっしゃるなんて」と、ロビーへ出てきて演奏したそうだ。
もちろん返金されたんでしょうけど、、、コンサート作った側は、素人さんなんでしょうか?
マネジメントは、毎回彼女が来日するたびに担当している会社である。不思議なこともあったものだ。
・・・
一度だけ、私は「人が溢れたコンサート」に行ったことがある。
渋谷のBunkamuraオーチャードホールだった。有名アマチュアオーケストラのコンサートで、土曜日午後。ベートーヴェンの名曲シリーズ。2,000人の席が満杯になり、入れない人と係員が通路でモメた。私も入れてもらえず、ところが、中を見れば、ぽつりぽつりと空いている椅子が、、、もちろん全席自由。
確かアナウンスが入って、座席取りや、荷物置きを全部引き上げてもらい、通路の人たちを入れるようにしたんだと思ったが、アマチュアゆえ裏表の連携が今ひとつで、また時間の融通も利かないため、開演に間に合わず、通路で締め出しを食った人もいたと思う(私は強引に滑り込んで、空いてる席を確保したので無事聴けたが。これは“慣れ”というものだ)。
ただホールが違えば事情も違う。昨日のホールはそんなに大きな場所ではないし、溢れた人数がただごとではなかったと思われるので、収集がつかなくなったのだろう。
指定席は「死に席」が出来る、という気持ちはわかる。なのだが、自由席にはそのリスクもあるなぁと思う今日このごろ。演奏する立場、仕切る立場、聴く立場。どれもわかる私としては、複雑な心境でそれを聞いた。
…とまぁ四方山話。
NYでは、出張行った先関係のイベントで、二つの弦楽四重奏を聴いた。普通に小さいホールとか美術館の中のホールで演奏するんですよねぇ、身近でいいな。
↓上海クァルテット:ともかく大好きなクァルテット。上手いし、人柄も好きだし♪ 再会できてラッキー♪だった。

↓ヴェルディ・クァルテット:生を聴くのは初めてだったけど、独特の個性があって、上手い! 来日が楽しみですね♪
