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2013_12
24
(Tue)23:35

音楽的日常

 同人活動には、どうしても“新米感”がつきまといますが(笑)、やっぱり仕事の多忙が過ぎると、“音楽的日常”が戻ってきます……というか、ほんとはこちらがワタシ的には、“日常”なんだろうなぁ。
 休みたいー、家にこもってオハナシを書きたい! しかして練習には行かなければならない。あーんど、毎年年末が近くなると、むか~し居た(というか学生時代にそれこそ“燃え”てました)合唱団の現役の子たちの定期演奏会があります。
 最近では、わたしたちの前後の期の子弟が3人ほど現役の中に同時に存在し、しかも彼らは指揮者やらピアニストやらの役職に就いて団を引っ張るということで、やおら20年以上ぶりに、結構皆で、OB会へ行ったりもしました。

 ところで今年はそれが12/23、毎年、もう30年間、昭和女子大学の人見記念講堂でございます。
 これは私たちの代から、あることの実績が買われて使えるようになったもので、それまでは浅草公会堂などで演奏会をやっていました。まだサントリーホールやらオペラシティやらトリフォニーやら無い時代でしたので、人見記念を使えるというのは、プロの指揮者を置かない、学生の合唱団にとっては、大変に名誉なことだったのです。

 さてその定期演奏会も第60回となりました。
 年に一度、ということは60年経つわけです。。。ひゃぁ。私たちが30期ですので、30年経つわけですよー、わぁ年だ。で、10年に一度の大同窓会となりまして、現役130人、OB70人の合同レセプションとなり、、、わぁすごかった。

 演奏会も素晴らしかったです。委嘱初演をこの年もやりまして(これも10年に一度、ということに最近はなっているようで、私たちの年に三善晃先生に「地球へのバラード」を委嘱したのが最初です。その3年前に、柏葉会歌(同一の大学の合唱団ではないのもので、六大学のエール交換の時に歌う歌がなかったのです)を柴田南雄先生に依頼し、これも現在も歌い継がれています。定演のオープニングで歌うのを聴くと、なんか感動するものがあります。

 このプロジェクトを立ち上げたのは、3期上の先輩なのですが、そのリーダーの方も一緒に来てて、いろいろお話しました。うちの期の委員長とは私はわりあい仲良しな方なので、もちろん彼も来ていて。アンコールに現役の子たちが、「地球へのピクニック」を歌うのを聴くと、やはりちょいと涙ぐんでしまったりもします。いろんなものが詰まってるよね、この曲には。……また先般、亡くなられた三善先生との想い出も浮かんでしまったりします。

 ともあれ、60回記念ともなると、打ち上げも盛大で、OB現役合わせて200人! これを仕切るおねーさまもまたすばらし。しかし柏葉の学生さんたちは皆、非常にしっかりしとるわい。

ロビコン

上の写真は小さくしてみましたが、ロビコンです。送り出しに歌ってくれました。なんかいいですねー。見守る人々の笑顔もまた、とても素敵です。
 合唱の世界からはずいぶん離れてしまいましたし、基本的にこういった“学生ノリ”はあんまり好きではないのですが、たまにはこういう“連帯感”みたいなものも、いいかなーと思います。はい。帰る処、というのかね。皆が、いまでもいろんな世界でがんばっている、それが素敵じゃないかなと思うんですよ。

 ということで、連休の最後は合唱でおわりましたが、実は三日間、ほとんどベートーヴェン漬けでした。
 これはまだ翌日も続きます。。。

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