fc2ブログ
2014_02
23
(Sun)20:36

冬のソチ大会における音楽の話題

 さてとうとう、ソチ五輪の間、一度もリアルタイムでテレビのスイッチを入れずに終わった、おそらく世の中から見れば変わりもん、の部類に入るだろう管理人です。……なんたって忙しい時期とばっちり重なってしまって、確かにその時間帯、会社に居て仕事してるんだけど、「ながら族」はしりの年代でありながら、昔から絶対“ながら”の出来ない体質の自分としては、ともかく一刻も早く、家帰って寝たい&仕事終わらせたい と思うと、テレビつけてる場合じゃない、という10日ほどでした。

 ただ、ネットで情報は追っかけてるからね。まぁ妙に詳細だけは知ってるんだなぁ、これが(笑)。
 これが世の中で言う、「知ったかぶり」というやつでしょうか。

 ところで皆さん、今回、日章旗は何度上がって、「君が代」って何回演奏され上がってるんですか? 私はそれがリアルで聴けなかったのだけが残念です。
 何故かというと、ご存じの方も多いでしょうが、実は今回はから、日本が金メダル獲った時の「君が代」は、読売日本交響楽団の演奏、下野達也の指揮による、フル編成オーケストラの演奏になったからなんですよ。
 IOCの方から、世界の国・地域によって国歌斉奏の時間がマチマチなのはよろしくない、ということになったらしい。それで、全世界的に「60秒~90秒の間に収まるように」ということになったんだそうな。それで、JOCでは「この際、新しくきっちしオーケストラで録りなおそう」ということになったらしい。JOCから読響に依頼が来て、、、そこで下野さんが指揮者に選ばれたって、嬉しいよね~~。ご本人も、定期演奏会のプログラムにコメントで「光栄なことです」と喜びの談話が載っておりました。
 君が代は、普通にじゃんじゃかと演奏するとわりと短いですね。それで、比較的ゆったりとした、荘重な演奏を心掛けたそうなんですけど、いかがでした?>聴かれた方

 私は読響も下野さんの演奏もとても好きなので、ともあれ嬉しいことだな~と思いました♪

              ・・・

 ところで、今回の「冬のオリンピック」では曲のエピソードでもう一つ、わりととんでもないことがありましたね。しかし曲にも、選んだ演者にもツミはないので、良い曲ならそれなりに評価されてもよいだろうと思いつつ、書店から撤去される前に買ってきましたよ。
 最近、フィギュアスケート関係者の方々は、クラシック音楽を使っていただけるケースが多いので、『銀盤の名曲』のようなものは楽譜やCDになっています。件のS氏絡みのものも、2月号の「家庭〇報」のCD付録や、いくつかのポピュラーピアノの楽譜に掲載されていまして、店頭回収になったものもあるようです(インタビュー載ってるんじゃ仕方ないやね)。
 まぁ商売柄といいますか、ミーハーだからといいますか、必要に駆られてといいますか、速攻でゲットに行きまして……。昨日は楽譜の方も手に入れました(CDはもともと、ほとんど持っているんです。演奏者や盤元からいただくケースが多いので。それにしてもあの騒ぎの後、結構、売れたそうで、驚きですね)。
 元の編成の楽譜=オーケストラのスコアやヴァイオリン+ピアノ譜は市販されていません。(某社が一手に扱っているからで、これはこれでまたその某社の蒙る損害も問題です)。「ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ」……これについては関係者の措置は早くて、現在はJASRACで「作曲者不詳」ということに登録され直して、自由に演奏することができます。
 ピアノ編曲譜なので(これにはまだ作曲者としてS氏の名がありますが)、ぱらぱらと眺めて「ふうんなるほどなぁ」と思いつつ、弾いてみようかと思っています。高橋大輔さんが躍ったもので、良い曲ですしね。

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック