国際交流(?!)
外国にはよく行く割に、外国語がまったく苦手なワタクシは、“プラス1言語”が話せる、というだけで尊敬のまなざしになってしまうわけだが。
ご一緒に旅したり、そういうのを横で聞いた方ならわかると思うけど、ワタシ程度の会話だったら慣れればできまする。
……その割にはドイツ語学校行ったり、ロシア語習ったり(って10時間だけだけど)、英語スクール行ったりしたんですけどね。努力の成果は、“話すことに抵抗が無くなった”くらいでしょうか。。。あ、あと。ドイツ語なら辞書は引けるかな(活用/変化が多いので、辞書引くのに、ちょいと技術が必要です)って程度。とほほ。
GWの東京国際フォーラムは、三日間フランス語が公用語のようにあちこちで飛び交っている。
ワタシはそっちはまったくわからないので、ぜ??んぶ英語で通す(そういう人、結構多し)。
仕事の通訳さんも、相手が英語わかる人なら、なるべく英語に振ってもらう。うほほ。
その後の5月も、やたらと来日公演が多くて、またしても英語。
そして大阪での数日間は、ホールの中、英会話飛び交う空間。
これでびっくりしたのは(当然なんだけど)、ご年配の先生がたも、皆さん、実はご堪能なのね。
留学経験がおありだし、世界的にも活躍されていて、各国大学で教えてらっしゃったり音楽祭に出ておられるのだから、当たり前か……。それでも、よく存じ上げていた先生に「ひゃぁ、××先生、かっこいい!」とか思ってしまうのは、う~ん。。。あかん子や、ワタシ。
こういう場では別ですが、若いアーティストさんたちは両派に分かれるようです。
もともと外国育ちは別として(こういう人は数カ国後しゃべれる。欧州は大陸つながりだから仕方ない、というのと、ドイツとフランスは互いの言語を教えなければならないという学校教育上の決まりがあるそうです)、なんとか英語はしゃべれるけど、できるなら日本にしてください派と、仕事が決まって移動する先々で、そこんちの言語に馴染んでいくタイプ。あるいは中間で、住んでいる国の言語と日本語はOKだけど、英語はちょっとな?、他の言語は苦手というタイプ。芸術の才能と語学の才能って似てんのかねぇ。
いずれ住んでいれば話せるようにならないとその地域には受け入れられるようにはならず、お客さんのまんま、というシビアな欧米事情はあるのですが、習得が早いか時間がかかるかは、かなりの個人差があるようです。
一番早いのは、外国人の彼氏彼女を作ってしまうこと……というのは古今東西変わらぬ方法、のようです。回り見ててもそうだもんなー。これも×××友だちじゃダメっすよ、真剣に恋愛しなくちゃね。“言葉が必要な関係”であることが大切です。
この先の日本の子どもたちは、こういった「言葉の壁」の苦労はしなくて済むんでしょうか。
この間、制服の女子中学生たちが、英語で雑談しながら、はしゃぎながら帰宅しているのに行き会いました。学校の先生に指導されたんだと思いますし、ワタシも高校時代に教師に勧められた方法ですが、なかなか恥ずかしくてお互い同士で英語の会話とかできないですよね? でも、やってみると面白いですよ。
そういえば、各国展示会などで同じ人に出会うことも多くて(世間が狭いんですよ、音楽の世界って)、挨拶したり雑談したりします。大阪にも来日していたので、少ない語彙で話しかける。
しかし少し話すと、言いたいことが焦って詰まる、というかカタコトになります。
「英語が得意でなくてごめんなさい(So sorry I’m not god at English)」と言うと、以前と異なり、相手が
「いいえ。日本語は全く話せないの。私の方こそごめんなさいね」
と返されることが増えました。……若い人々の人間性の変化なのか、ワタシたちと仕事をしようとしている人たちの自覚なのか。
英語は国際語だといわれていて、ワタシたちも必修で学びますよね。なのに彼らは彼らで気を遣ってくれている。こういうのって「日本」という東洋の端っこの国を大事に思ってもらっていることなのじゃないかと思うです。私たちのショーバイで英語が話せないと恥ずかしいですが(汗)、あっちの人が日本語が話せなくても恥ずかしくはないはず。
いやもちろんビジネスで日本相手の仕事をしている人は別です、当然、皆さん、日本語を勉強していますし、していなければなりませんけども。
日本語は国際語には成り得ませんよね、ヤマトの世界なら別だけど(笑)。
なぁんてことも思った4日間の関西行でした。
ご一緒に旅したり、そういうのを横で聞いた方ならわかると思うけど、ワタシ程度の会話だったら慣れればできまする。
……その割にはドイツ語学校行ったり、ロシア語習ったり(って10時間だけだけど)、英語スクール行ったりしたんですけどね。努力の成果は、“話すことに抵抗が無くなった”くらいでしょうか。。。あ、あと。ドイツ語なら辞書は引けるかな(活用/変化が多いので、辞書引くのに、ちょいと技術が必要です)って程度。とほほ。
GWの東京国際フォーラムは、三日間フランス語が公用語のようにあちこちで飛び交っている。
ワタシはそっちはまったくわからないので、ぜ??んぶ英語で通す(そういう人、結構多し)。
仕事の通訳さんも、相手が英語わかる人なら、なるべく英語に振ってもらう。うほほ。
その後の5月も、やたらと来日公演が多くて、またしても英語。
そして大阪での数日間は、ホールの中、英会話飛び交う空間。
これでびっくりしたのは(当然なんだけど)、ご年配の先生がたも、皆さん、実はご堪能なのね。
留学経験がおありだし、世界的にも活躍されていて、各国大学で教えてらっしゃったり音楽祭に出ておられるのだから、当たり前か……。それでも、よく存じ上げていた先生に「ひゃぁ、××先生、かっこいい!」とか思ってしまうのは、う~ん。。。あかん子や、ワタシ。
こういう場では別ですが、若いアーティストさんたちは両派に分かれるようです。
もともと外国育ちは別として(こういう人は数カ国後しゃべれる。欧州は大陸つながりだから仕方ない、というのと、ドイツとフランスは互いの言語を教えなければならないという学校教育上の決まりがあるそうです)、なんとか英語はしゃべれるけど、できるなら日本にしてください派と、仕事が決まって移動する先々で、そこんちの言語に馴染んでいくタイプ。あるいは中間で、住んでいる国の言語と日本語はOKだけど、英語はちょっとな?、他の言語は苦手というタイプ。芸術の才能と語学の才能って似てんのかねぇ。
いずれ住んでいれば話せるようにならないとその地域には受け入れられるようにはならず、お客さんのまんま、というシビアな欧米事情はあるのですが、習得が早いか時間がかかるかは、かなりの個人差があるようです。
一番早いのは、外国人の彼氏彼女を作ってしまうこと……というのは古今東西変わらぬ方法、のようです。回り見ててもそうだもんなー。これも×××友だちじゃダメっすよ、真剣に恋愛しなくちゃね。“言葉が必要な関係”であることが大切です。
この先の日本の子どもたちは、こういった「言葉の壁」の苦労はしなくて済むんでしょうか。
この間、制服の女子中学生たちが、英語で雑談しながら、はしゃぎながら帰宅しているのに行き会いました。学校の先生に指導されたんだと思いますし、ワタシも高校時代に教師に勧められた方法ですが、なかなか恥ずかしくてお互い同士で英語の会話とかできないですよね? でも、やってみると面白いですよ。
そういえば、各国展示会などで同じ人に出会うことも多くて(世間が狭いんですよ、音楽の世界って)、挨拶したり雑談したりします。大阪にも来日していたので、少ない語彙で話しかける。
しかし少し話すと、言いたいことが焦って詰まる、というかカタコトになります。
「英語が得意でなくてごめんなさい(So sorry I’m not god at English)」と言うと、以前と異なり、相手が
「いいえ。日本語は全く話せないの。私の方こそごめんなさいね」
と返されることが増えました。……若い人々の人間性の変化なのか、ワタシたちと仕事をしようとしている人たちの自覚なのか。
英語は国際語だといわれていて、ワタシたちも必修で学びますよね。なのに彼らは彼らで気を遣ってくれている。こういうのって「日本」という東洋の端っこの国を大事に思ってもらっていることなのじゃないかと思うです。私たちのショーバイで英語が話せないと恥ずかしいですが(汗)、あっちの人が日本語が話せなくても恥ずかしくはないはず。
いやもちろんビジネスで日本相手の仕事をしている人は別です、当然、皆さん、日本語を勉強していますし、していなければなりませんけども。
日本語は国際語には成り得ませんよね、ヤマトの世界なら別だけど(笑)。
なぁんてことも思った4日間の関西行でした。