合宿、惨敗(>_<)。
金曜日から土曜日にかけて、関東地方は集中豪雨が来て大変でした。(……アクエリアス!?<嘘)「例年の6月の1か月分の雨量を1日で」という表現が、なんだか「中途半端じゃないぞ~~!」と言っているようで、気象庁もなかなかヤルなぁ。。。いやそれだけ大変だってことです。
都会のど真ん中にいる分には、個人的な影響はあまりないし、電車が遅れて、だれかしら遅刻するとか、行く先までに余分に時間を見ておかなければならない、、、という程度ですが、これが都心を一歩出ると大変なことになる。
いや昔は、都内でも神田川周辺は増水し、浸水して大変でした。家の中まですぐに水に浸るので、1階にはあまり荷物を置かないとかいう家もあったんですよ。学生時代にピアノを教えに行っていた家では、アップライトピアノの下から数十センチのところまで木がべろべろに剥げていて、「ここまで水が上がってくるんです」とお母さんが仰っていました。……神田川は一級河川ですから、、汚くて後始末もたいへんだったことでしょう。……1980年代ですが、まさか現代にそんなことが都会のど真ん中であると思っていなかった私はびっくりしたのを覚えています。
現在では、川の水対策の工事も終わっているので、そのようなことは無くなったと思いますけど。
さてそんなハナシじゃない。
年に2回演奏会のあるワガ楽団は、年に2回の【合宿】をしてます。
実は今頃皆、合宿の最中です。練習終わって宴会してると思います(泣)。……じゃ、なんであたしは此処にいるんだよ。
幸いなことに、老舗の楽団であるウチは、合宿所にはたいへん恵まれていて、山中湖畔にある、ある場所をいつも使っている上、貸し切りバスを安く借りられてそれで往復とも送り迎えしてもらえるという、自家用車を持たない族には大変助かるシステムがあります。それに、忙しい社会人であり家庭人であり、年々体がキツくなっていく身(私だけじゃなく)には、この楽ちんさは救いで、寝不足だろうとなんだろうと時間さえ取れれば参加できているのは、このおかげ。
練習はキツいですが(2日全部で12時間くらい弾いてさらに分奏もある)、それ以外の負担が大変に少ない。これは若いうちはあまり感じないことですが、とても助かるわけです。
ところがもちろん、土曜日に仕事のある人もいるし、ご家族自家用車という人もいる。山中湖というのは車で2時間。高速バスを使えばあとから追っかけることは簡単です。普段なら。
今回に限って、土曜日の午前中に用事のあった私は、午後早いバスで追っかけることにしていました。
通常なら、わりと親しい何人かも、夕方入りの人が多くて、夜の宴会にかけつける、なんて人もいたくらいです。
だけど朝の段階で、「中央道上り通行止め」だというし。つまり片側通行? 大丈夫なのか。
とりあえず用事が終わって13時すぎ。重い荷物を持って雨の中。楽器と傘、って大変だよ。新宿のターミナルへぎりぎり焦ってたどり着いたところ、「全面運行中止」とのことでした。
通常なら河口湖まで電車でたどり着いて、そこからバス、なのだそうです。
これはあとから知ったことで、窓口で尋ねても「電車は河口湖までしか行ってません」という返事しか聞けなかった。あとからツレアイのヒトに聞いたら、「河口湖まで行けば、路線バスだからなんとでもなったんじゃね?」といわれ、超悔しい。
ともかく、13時40分くらいの段階でターミナルから合宿掛に電話をしてみたところ(通常なら13時から練習開始。9時半に出発して11時半~12時には到着するのです)、バスは大渋滞にはまってまだ神奈川県を出ていないとのこと。電車で朝、直行した人が一人着いていて、一人で練習してる(笑)という事態。
ただ、バス2台に40人近くが詰め込まれて一緒に動いているのだから、どの判断をしてもOKなわけですよ。
予定していた前提が崩れると、それにハマっていない部隊の外の人間は、どどどうしたら? になります。
うちの楽団は普通の市民楽団なのと、自慢なのが、10代から70代までの団員がいること。早々に70代のお二人は、不参加を決め(元気でイケてる爺さん'sで、自分の車でいつもクールにやってくる)た以外は、もしかして全員そこにいるのかな?
ともかくまずは電車の時刻を調べる方法がない。(駅へ行けばいいんですが、どしゃぶりの中、荷物をたくさん抱えて駅へ行ってみる気力がなかったんです)
電車に乗ったとして、そこからの交通手段がわからない。
こんな時、スマホがあれば便利だけど(>_<)。
いったん家へ戻って、午前中の用事に必要だった荷物を全部おいて、最低限の必要な荷物だけにし、身軽になって(パソコンを持っているので小さいゴロゴロを転がしていたのですが、それをやめるとか)で直すか? と思い、いずれにせよいったん引き揚げることにする。
連絡は「キャンセル」で入れたけど、また行くといってもまぁ問題はなかろう。どうせ当日キャンセルは100%取られるんですし(泣)(<一番悔しいのが、これ。ただでさえ今、びんぼーなんですよ)
みんな、どうしたのかなぁ。。。
情報がない、ということは気になるものです。
あまりヘビーなネットワーカーがいるわけではない団なので、FACEBOOKやMLを見ても、たぶん誰も何にも書いてないでしょうし。。。なので何人かに電話を入れてみる。
到着して練習してたとしても時間がズレてる可能性があるので、メニューの時間割はアテになりません。。。
ところが、諦めていたら夜中に飯を食っていたところへ電話。
何時間遅れだったかは聞き忘れましたが、無事、到着し、しかも今回はいつもに増して、ほぼ全員が同じバスで移動して後から参加の人が少なかったそうです。だから「みんないるよー」とのことで(泣)。
電車であとから行った人がいたかどうかは朝にならないとわからないかもしれませんが、参加率そのものが多くなかったというのが少しはホッとした。……でも、バスで一緒に行ったはいいけれども、少し居て、すぐ個人的に引き返した人もいたそうです。家のことが心配だったんだと思いますが、それも一つの判断ですよね。
私は結果的には、その日、キャンセルした仕事に横浜まで(雨の中)行きました。
河口湖まで電車で出直すのはやめたわけです。仕事は意味があったし、それと一番気にしたのは、日曜日の帰路です。
普通は「その日中に還りつけばいい」んですが、今週は実は忙しくて、日曜日は夜から仕事がある。通常なら17時前には到着するのですが、その状況では通行止めが解除になっているかどうか不明のため、何時に着くかわからないでしょう。アポイントもあるし、会社に行っての作業もあるため、遅くなるわけにはいかないのです。
……だからまぁ「結果オーライ」なのでしょうか。
しかしねぇ。
学生時代に、合唱団の合宿で北軽井沢に行っていました。真夏のことですが、4年生の時、20年に一度という台風の直撃で、木々がなぎ倒され、屋根が吹き飛び、増水し、バンガローが壊れて本館に避難し、翌朝は救援物資がヘリコプターで届けられた中、100人近くの学生たちが合宿を続けたということがありました。
もちろん、帰路は、バス2台(楽器が無いので、人間だけだから結構たくさん乗る)ががけ崩れで山から下りられず、早朝に東京着ということになったようですが(実際はそこから夏休みに入る子などは、直接地元へ向かう人もいて、全員が東京へ向かったわけではなかったのですが)。
そんな中で行った練習や合宿は、結束力を固めるのと同じ体験を共有するという意味で貴重なものになることも確かです。
だけどね。まぁオトナですから、判断はオトナにしないとさ(^_^;)。。。ううう。でも悔しいなー。…とずっと言っていて、周りの人に呆れられたワタクシです。
都会のど真ん中にいる分には、個人的な影響はあまりないし、電車が遅れて、だれかしら遅刻するとか、行く先までに余分に時間を見ておかなければならない、、、という程度ですが、これが都心を一歩出ると大変なことになる。
いや昔は、都内でも神田川周辺は増水し、浸水して大変でした。家の中まですぐに水に浸るので、1階にはあまり荷物を置かないとかいう家もあったんですよ。学生時代にピアノを教えに行っていた家では、アップライトピアノの下から数十センチのところまで木がべろべろに剥げていて、「ここまで水が上がってくるんです」とお母さんが仰っていました。……神田川は一級河川ですから、、汚くて後始末もたいへんだったことでしょう。……1980年代ですが、まさか現代にそんなことが都会のど真ん中であると思っていなかった私はびっくりしたのを覚えています。
現在では、川の水対策の工事も終わっているので、そのようなことは無くなったと思いますけど。
さてそんなハナシじゃない。
年に2回演奏会のあるワガ楽団は、年に2回の【合宿】をしてます。
実は今頃皆、合宿の最中です。練習終わって宴会してると思います(泣)。……じゃ、なんであたしは此処にいるんだよ。
幸いなことに、老舗の楽団であるウチは、合宿所にはたいへん恵まれていて、山中湖畔にある、ある場所をいつも使っている上、貸し切りバスを安く借りられてそれで往復とも送り迎えしてもらえるという、自家用車を持たない族には大変助かるシステムがあります。それに、忙しい社会人であり家庭人であり、年々体がキツくなっていく身(私だけじゃなく)には、この楽ちんさは救いで、寝不足だろうとなんだろうと時間さえ取れれば参加できているのは、このおかげ。
練習はキツいですが(2日全部で12時間くらい弾いてさらに分奏もある)、それ以外の負担が大変に少ない。これは若いうちはあまり感じないことですが、とても助かるわけです。
ところがもちろん、土曜日に仕事のある人もいるし、ご家族自家用車という人もいる。山中湖というのは車で2時間。高速バスを使えばあとから追っかけることは簡単です。普段なら。
今回に限って、土曜日の午前中に用事のあった私は、午後早いバスで追っかけることにしていました。
通常なら、わりと親しい何人かも、夕方入りの人が多くて、夜の宴会にかけつける、なんて人もいたくらいです。
だけど朝の段階で、「中央道上り通行止め」だというし。つまり片側通行? 大丈夫なのか。
とりあえず用事が終わって13時すぎ。重い荷物を持って雨の中。楽器と傘、って大変だよ。新宿のターミナルへぎりぎり焦ってたどり着いたところ、「全面運行中止」とのことでした。
通常なら河口湖まで電車でたどり着いて、そこからバス、なのだそうです。
これはあとから知ったことで、窓口で尋ねても「電車は河口湖までしか行ってません」という返事しか聞けなかった。あとからツレアイのヒトに聞いたら、「河口湖まで行けば、路線バスだからなんとでもなったんじゃね?」といわれ、超悔しい。
ともかく、13時40分くらいの段階でターミナルから合宿掛に電話をしてみたところ(通常なら13時から練習開始。9時半に出発して11時半~12時には到着するのです)、バスは大渋滞にはまってまだ神奈川県を出ていないとのこと。電車で朝、直行した人が一人着いていて、一人で練習してる(笑)という事態。
ただ、バス2台に40人近くが詰め込まれて一緒に動いているのだから、どの判断をしてもOKなわけですよ。
予定していた前提が崩れると、それにハマっていない部隊の外の人間は、どどどうしたら? になります。
うちの楽団は普通の市民楽団なのと、自慢なのが、10代から70代までの団員がいること。早々に70代のお二人は、不参加を決め(元気でイケてる爺さん'sで、自分の車でいつもクールにやってくる)た以外は、もしかして全員そこにいるのかな?
ともかくまずは電車の時刻を調べる方法がない。(駅へ行けばいいんですが、どしゃぶりの中、荷物をたくさん抱えて駅へ行ってみる気力がなかったんです)
電車に乗ったとして、そこからの交通手段がわからない。
こんな時、スマホがあれば便利だけど(>_<)。
いったん家へ戻って、午前中の用事に必要だった荷物を全部おいて、最低限の必要な荷物だけにし、身軽になって(パソコンを持っているので小さいゴロゴロを転がしていたのですが、それをやめるとか)で直すか? と思い、いずれにせよいったん引き揚げることにする。
連絡は「キャンセル」で入れたけど、また行くといってもまぁ問題はなかろう。どうせ当日キャンセルは100%取られるんですし(泣)(<一番悔しいのが、これ。ただでさえ今、びんぼーなんですよ)
みんな、どうしたのかなぁ。。。
情報がない、ということは気になるものです。
あまりヘビーなネットワーカーがいるわけではない団なので、FACEBOOKやMLを見ても、たぶん誰も何にも書いてないでしょうし。。。なので何人かに電話を入れてみる。
到着して練習してたとしても時間がズレてる可能性があるので、メニューの時間割はアテになりません。。。
ところが、諦めていたら夜中に飯を食っていたところへ電話。
何時間遅れだったかは聞き忘れましたが、無事、到着し、しかも今回はいつもに増して、ほぼ全員が同じバスで移動して後から参加の人が少なかったそうです。だから「みんないるよー」とのことで(泣)。
電車であとから行った人がいたかどうかは朝にならないとわからないかもしれませんが、参加率そのものが多くなかったというのが少しはホッとした。……でも、バスで一緒に行ったはいいけれども、少し居て、すぐ個人的に引き返した人もいたそうです。家のことが心配だったんだと思いますが、それも一つの判断ですよね。
私は結果的には、その日、キャンセルした仕事に横浜まで(雨の中)行きました。
河口湖まで電車で出直すのはやめたわけです。仕事は意味があったし、それと一番気にしたのは、日曜日の帰路です。
普通は「その日中に還りつけばいい」んですが、今週は実は忙しくて、日曜日は夜から仕事がある。通常なら17時前には到着するのですが、その状況では通行止めが解除になっているかどうか不明のため、何時に着くかわからないでしょう。アポイントもあるし、会社に行っての作業もあるため、遅くなるわけにはいかないのです。
……だからまぁ「結果オーライ」なのでしょうか。
しかしねぇ。
学生時代に、合唱団の合宿で北軽井沢に行っていました。真夏のことですが、4年生の時、20年に一度という台風の直撃で、木々がなぎ倒され、屋根が吹き飛び、増水し、バンガローが壊れて本館に避難し、翌朝は救援物資がヘリコプターで届けられた中、100人近くの学生たちが合宿を続けたということがありました。
もちろん、帰路は、バス2台(楽器が無いので、人間だけだから結構たくさん乗る)ががけ崩れで山から下りられず、早朝に東京着ということになったようですが(実際はそこから夏休みに入る子などは、直接地元へ向かう人もいて、全員が東京へ向かったわけではなかったのですが)。
そんな中で行った練習や合宿は、結束力を固めるのと同じ体験を共有するという意味で貴重なものになることも確かです。
だけどね。まぁオトナですから、判断はオトナにしないとさ(^_^;)。。。ううう。でも悔しいなー。…とずっと言っていて、周りの人に呆れられたワタクシです。