ゴジラ生誕60周年/伊福部昭祭
以前、このblogでご案内し、それをご覧になって行かれた方もいらっしゃるようですし、あちこちblogにもアップされている模様ですが、そうです、昨日、「伊福部昭祭」第4回が、東京・初台のオペラシティで行われました。
第一部 伊福部昭の音楽
日本狂詩曲
シンフォニア・タプカーラ
第二部 「ゴジラ」初作 によるオーケストラ生演奏付き鑑賞会
アンコール
SFファンタジー第1番より
指揮はこの企画とか楽曲の編纂とかを中心になって行われた、伊福部先生の愛弟子・和田薫さん、オーケストラは東京フィルハーモニー交響楽団です。
いやぁ大迫力でしたね。
第一部はもう、「演奏していただけるだけでありがたいことです」な音楽だったのですが、画像と生演奏、というのは、これまでアマチュアオーケストラでしか経験がないのですよ。プロオケがやると、こんな凄いんだ! と前から2列目、というド迫力席で味わっていました。
これだけ演奏会を聴いているんだから、慣れちゃって感動なんてしないでしょう? なんて言われることもありますが、そんなことありません。マジで素晴らしかったです。腹の底に響く音楽ですね、これ。艦隊の出撃とか、ゴジラの浮上、悲劇の予感、人の心情。(オーケストラの音を私が好きな所為かもしれませんが)音楽の音がこれほどしみこんで心を動かすのは、生演奏ならではだと思います。それと、音楽そのものの素晴らしさと。楽員さんたちの共感と技術、それが生むものなんでしょうね。
コンサートマスターは4人いる東京フィルのコンマスのうち、三浦章宏さんでした(文彰くんのおとーさんです)。
この楽団の頭の方々は、こういうのが好きな方が多いので、どなたが演ってもそれなりに味の違う、面白い演奏になったと思いますが、三浦さんはともかくノリが良くてソロも素晴らしい。圧巻でしたね。
芹澤博士のテーマをしみじみと歌われたり、ゴジラの短いソロを受け持ったチェロソロは、ベテラン・黒川正三さんでした。この方は、例の冨田勲さん+初音ミクの時も、星めぐりの歌で、素晴らしいソロを聴かせてくれ、偶然でしたけど、とてもラッキーでした。目がハートってやつ(^_^;)。管楽器は全員ソロなので、いちいち覚えてなくてごめんなさい。ホルンもらっぱも素晴らしかったです♪ 拍手で立たされた時の嬉しそうな笑顔が印象的。いいなー。
なんというのですか、あの時代の映画ってよいですね。
それと、私は前の方にいたので感じただけですけれども、本当に好きで集まっている方々の、温かい波動、というのか。そういうのがとても感じられて感動しました。
司会の片山さんも、今でこそ偉い音楽評論家でいらっしゃいますが、明らかに“同じ血”を持った方ですので(笑)。解説もとても素晴らしかったでしたよね。
それに、宝田明さん、カッコいい! あの時代の映画俳優さんて、なんであんなに素敵なのでしょう♪
終わったあと、観に(聴きに)行った6人でミニオフして曰く、「見るつもりなかったけどハリウッドのゴジラ(=7月25日スタート)、観ようかと思ったよね」というのが共通見解。T宝さん、えらいです。
ともあれ、素敵なコンサートでした。長かったけどね~~予想より1時間長かった(笑)。お店の人、ゴメンナサイ★
第一部 伊福部昭の音楽
日本狂詩曲
シンフォニア・タプカーラ
第二部 「ゴジラ」初作 によるオーケストラ生演奏付き鑑賞会
アンコール
SFファンタジー第1番より
指揮はこの企画とか楽曲の編纂とかを中心になって行われた、伊福部先生の愛弟子・和田薫さん、オーケストラは東京フィルハーモニー交響楽団です。
いやぁ大迫力でしたね。
第一部はもう、「演奏していただけるだけでありがたいことです」な音楽だったのですが、画像と生演奏、というのは、これまでアマチュアオーケストラでしか経験がないのですよ。プロオケがやると、こんな凄いんだ! と前から2列目、というド迫力席で味わっていました。
これだけ演奏会を聴いているんだから、慣れちゃって感動なんてしないでしょう? なんて言われることもありますが、そんなことありません。マジで素晴らしかったです。腹の底に響く音楽ですね、これ。艦隊の出撃とか、ゴジラの浮上、悲劇の予感、人の心情。(オーケストラの音を私が好きな所為かもしれませんが)音楽の音がこれほどしみこんで心を動かすのは、生演奏ならではだと思います。それと、音楽そのものの素晴らしさと。楽員さんたちの共感と技術、それが生むものなんでしょうね。
コンサートマスターは4人いる東京フィルのコンマスのうち、三浦章宏さんでした(文彰くんのおとーさんです)。
この楽団の頭の方々は、こういうのが好きな方が多いので、どなたが演ってもそれなりに味の違う、面白い演奏になったと思いますが、三浦さんはともかくノリが良くてソロも素晴らしい。圧巻でしたね。
芹澤博士のテーマをしみじみと歌われたり、ゴジラの短いソロを受け持ったチェロソロは、ベテラン・黒川正三さんでした。この方は、例の冨田勲さん+初音ミクの時も、星めぐりの歌で、素晴らしいソロを聴かせてくれ、偶然でしたけど、とてもラッキーでした。目がハートってやつ(^_^;)。管楽器は全員ソロなので、いちいち覚えてなくてごめんなさい。ホルンもらっぱも素晴らしかったです♪ 拍手で立たされた時の嬉しそうな笑顔が印象的。いいなー。
なんというのですか、あの時代の映画ってよいですね。
それと、私は前の方にいたので感じただけですけれども、本当に好きで集まっている方々の、温かい波動、というのか。そういうのがとても感じられて感動しました。
司会の片山さんも、今でこそ偉い音楽評論家でいらっしゃいますが、明らかに“同じ血”を持った方ですので(笑)。解説もとても素晴らしかったでしたよね。
それに、宝田明さん、カッコいい! あの時代の映画俳優さんて、なんであんなに素敵なのでしょう♪
終わったあと、観に(聴きに)行った6人でミニオフして曰く、「見るつもりなかったけどハリウッドのゴジラ(=7月25日スタート)、観ようかと思ったよね」というのが共通見解。T宝さん、えらいです。
ともあれ、素敵なコンサートでした。長かったけどね~~予想より1時間長かった(笑)。お店の人、ゴメンナサイ★