新年会
先週はなんだか、「ヤマト」と意外なところで遇う。
一つ。
今年は新人がやってきたので、歓迎会をやった。一次会はお食事と語り合い会、というのはいつものこと。別に決意表明したり挨拶したりはしないで、ともかく飲み食いしゃべる。・・・普通はこれを“だらだら”とやって、二次会分くらいまで続けるのだが、今回は場所がお寿司屋さんだったこともあり、時間が「飲み放題」で区切られていたこともあり(結構おいしかったのに、安かった! 豪華だった! びっくり!!)、普通に仕上がって解散? のはずが、何故か【カラオケ】へ!
これは解説が必要だと思うのだけれども、音楽関係者で呑みに行くと、絶対に行かないのが、このカラオケである。
普通は、飲み会でカラオケって、普通なんだそうですね。。。というぐらい、音楽関係者は、どのグループで、どの人と飲んでも、ほぼ100%、あり得ない。・・・考えてみればそーですよね、自分で演奏する人たちって、歌の代わりに楽器で四六時中、音楽してるわけだけら。それでも歌いたかったら楽器誰か引っ張り出して弾いてもらえばいいんだし。
という理由はこじつけかもしれないんですが、私もカラオケは好きではないので、ヤマ友と「アニカラ」行く時しか行きません。だってさ、普段、歌ってるし、カラオケで普通に歌うとしらけるでしょー。……人が歌ってるのを見るのは嫌いじゃないんだけどな。
ということで、自分たちでも「どうなってんだろー??」と頭をひねりながら、行ったわけよ。
で、行った先でも、やっぱり「私アニメしか歌えないよ」と言ったら、乗った女、約1名。普段とは豹変したアニメ声で、「ガンダム・ウィング」だとか「エヴァ」とか歌いまくってくれ、あと3人は、昭和なアニメソングに走り。。。まぁ合間で谷×新司とか、中村×ゆみとかT×Net×orkとかも出ましたが、、、
その中で、「沢田×二でもやるか」とうそぶいて、「ヤマトより愛をこめて」に手を出す私。。。想い出ソングですなー。
だいたい、アニメ音楽といってもヤマトに関してはインストルメンタル中心で、歌ものにはほとんど興味が無い私です。ヤマト以外ではそんなことはないのに、やっぱりヤマトはサントラが素晴らしいのですよん。ということなのですが。
これ、タイトルバックが流れた途端に、入れたの後悔した。。。いつの間に、本編画像が使われるようになったの??? アニカラの、本編画像が流れるものって、物凄く再編集が良くて(特に「ヤマトよ永遠に…」は素晴らしいですよね。私は自分が歌えない歌なので、関係者が居る時しか入れられないのが残念ですが)、涙せずには見られない、、、あひ。
DVDですら買ったまま封印していた「さらば……」を見ることになってしまって、さすがに白色彗星突入のシーンで、加藤の後ろ姿と山本の敬礼の瞬間は、歌が止まって、「きゃー、隊長!」「山本くん……」と絶句した自分に笑った。
ということで、D×Mのカラオケに行ったら、「ヤマトより愛をこめて」を入れましょう♪
・ ・ ・
そしてその次の日曜日(って昨日)。
今、「指輪物語=Road of the Ring」のオーケストラをやっている、という話は前にここに書きました。その指揮者の先生は、一流のプロオーケストラ奏者でもあるのですが、副業で指揮もやってらっしゃいます、、、という方です。なのに、どうやら、「を」のつく血をお持ちな様子。
もちろん研究熱心でいらっしゃるだけかもしれませんが、練習中に、音のイメージを伝える言葉がハンパない。映画のシーンを話したり、登場人物のキャラを演じてみせたり、そのようにやれ、と語る言葉が豊富。まぁメンバーの半分は、宴会でもオケの話よりも本編の話をしている方が多い連中ばかりですので、ウケるウケる。
ホビットの様子を表す音楽があります。映画の中では何度も出てくるテーマで、これはもう弾いてて楽しくて仕方ないのと、乗れるので、がりがり弾きたくなる。ところが、「そういう音楽じゃない!」と言わる。風や空や広がり、もっと大らかな音楽だって。。。先生曰く、「それじゃ『ヤマト』だよ」→全員爆笑
何故ここで爆笑だったかというと、先生が「・・・ねばならぬ~~、みたいな感じに聞こえるよ。それはホビットじゃなくて、ヤマトの世界」と仰った。そーなんだ~、ヤマトってそうよね。リズムの刻み方ひとつとっても、やっぱり、こういう音だったら、重いはず。戦艦の重量感や、重さというのがあって、そこはホビットたちの生き方とは全然違う“リアル”なんだな、と思ったわけです。実際、それで音楽がころっと変わって、素敵なのびやかさが出てきた。
嬉しかったのは、そこで皆が笑ったこと。
「ヤマト」といって、それがどんな音が必要で、どんな物語で、どんな演奏をすればいいか、皆の頭にイメージとして浮かんだことです。それが共有できたことだったんですよね。わかってもらえるかな。
音楽をやる人間にとって、いやその一部の人間にとって、やっぱりヤマトというのは映像と音楽が一体のものです。音もそう。音響、といいますかね。とにかく絵と脚本だけのものではなく、音や音楽があの世界と空間を生み出したんだなと。だから、それを、多くの人が知っていてくれて、今でも記憶として持っていてくれて、うれしかった。
おそらく彼らのほとんどは、「2199」は観てないんだろうと思いますけどね、それでもね、嬉しいよね。
たま~に言われるよ。「こないだ、新しいのやってたよね」とかね。なんか嬉しいですよね。
一つ。
今年は新人がやってきたので、歓迎会をやった。一次会はお食事と語り合い会、というのはいつものこと。別に決意表明したり挨拶したりはしないで、ともかく飲み食いしゃべる。・・・普通はこれを“だらだら”とやって、二次会分くらいまで続けるのだが、今回は場所がお寿司屋さんだったこともあり、時間が「飲み放題」で区切られていたこともあり(結構おいしかったのに、安かった! 豪華だった! びっくり!!)、普通に仕上がって解散? のはずが、何故か【カラオケ】へ!
これは解説が必要だと思うのだけれども、音楽関係者で呑みに行くと、絶対に行かないのが、このカラオケである。
普通は、飲み会でカラオケって、普通なんだそうですね。。。というぐらい、音楽関係者は、どのグループで、どの人と飲んでも、ほぼ100%、あり得ない。・・・考えてみればそーですよね、自分で演奏する人たちって、歌の代わりに楽器で四六時中、音楽してるわけだけら。それでも歌いたかったら楽器誰か引っ張り出して弾いてもらえばいいんだし。
という理由はこじつけかもしれないんですが、私もカラオケは好きではないので、ヤマ友と「アニカラ」行く時しか行きません。だってさ、普段、歌ってるし、カラオケで普通に歌うとしらけるでしょー。……人が歌ってるのを見るのは嫌いじゃないんだけどな。
ということで、自分たちでも「どうなってんだろー??」と頭をひねりながら、行ったわけよ。
で、行った先でも、やっぱり「私アニメしか歌えないよ」と言ったら、乗った女、約1名。普段とは豹変したアニメ声で、「ガンダム・ウィング」だとか「エヴァ」とか歌いまくってくれ、あと3人は、昭和なアニメソングに走り。。。まぁ合間で谷×新司とか、中村×ゆみとかT×Net×orkとかも出ましたが、、、
その中で、「沢田×二でもやるか」とうそぶいて、「ヤマトより愛をこめて」に手を出す私。。。想い出ソングですなー。
だいたい、アニメ音楽といってもヤマトに関してはインストルメンタル中心で、歌ものにはほとんど興味が無い私です。ヤマト以外ではそんなことはないのに、やっぱりヤマトはサントラが素晴らしいのですよん。ということなのですが。
これ、タイトルバックが流れた途端に、入れたの後悔した。。。いつの間に、本編画像が使われるようになったの??? アニカラの、本編画像が流れるものって、物凄く再編集が良くて(特に「ヤマトよ永遠に…」は素晴らしいですよね。私は自分が歌えない歌なので、関係者が居る時しか入れられないのが残念ですが)、涙せずには見られない、、、あひ。
DVDですら買ったまま封印していた「さらば……」を見ることになってしまって、さすがに白色彗星突入のシーンで、加藤の後ろ姿と山本の敬礼の瞬間は、歌が止まって、「きゃー、隊長!」「山本くん……」と絶句した自分に笑った。
ということで、D×Mのカラオケに行ったら、「ヤマトより愛をこめて」を入れましょう♪
そしてその次の日曜日(って昨日)。
今、「指輪物語=Road of the Ring」のオーケストラをやっている、という話は前にここに書きました。その指揮者の先生は、一流のプロオーケストラ奏者でもあるのですが、副業で指揮もやってらっしゃいます、、、という方です。なのに、どうやら、「を」のつく血をお持ちな様子。
もちろん研究熱心でいらっしゃるだけかもしれませんが、練習中に、音のイメージを伝える言葉がハンパない。映画のシーンを話したり、登場人物のキャラを演じてみせたり、そのようにやれ、と語る言葉が豊富。まぁメンバーの半分は、宴会でもオケの話よりも本編の話をしている方が多い連中ばかりですので、ウケるウケる。
ホビットの様子を表す音楽があります。映画の中では何度も出てくるテーマで、これはもう弾いてて楽しくて仕方ないのと、乗れるので、がりがり弾きたくなる。ところが、「そういう音楽じゃない!」と言わる。風や空や広がり、もっと大らかな音楽だって。。。先生曰く、「それじゃ『ヤマト』だよ」→全員爆笑
何故ここで爆笑だったかというと、先生が「・・・ねばならぬ~~、みたいな感じに聞こえるよ。それはホビットじゃなくて、ヤマトの世界」と仰った。そーなんだ~、ヤマトってそうよね。リズムの刻み方ひとつとっても、やっぱり、こういう音だったら、重いはず。戦艦の重量感や、重さというのがあって、そこはホビットたちの生き方とは全然違う“リアル”なんだな、と思ったわけです。実際、それで音楽がころっと変わって、素敵なのびやかさが出てきた。
嬉しかったのは、そこで皆が笑ったこと。
「ヤマト」といって、それがどんな音が必要で、どんな物語で、どんな演奏をすればいいか、皆の頭にイメージとして浮かんだことです。それが共有できたことだったんですよね。わかってもらえるかな。
音楽をやる人間にとって、いやその一部の人間にとって、やっぱりヤマトというのは映像と音楽が一体のものです。音もそう。音響、といいますかね。とにかく絵と脚本だけのものではなく、音や音楽があの世界と空間を生み出したんだなと。だから、それを、多くの人が知っていてくれて、今でも記憶として持っていてくれて、うれしかった。
おそらく彼らのほとんどは、「2199」は観てないんだろうと思いますけどね、それでもね、嬉しいよね。
たま~に言われるよ。「こないだ、新しいのやってたよね」とかね。なんか嬉しいですよね。