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2020_03
11
(Wed)19:22

コンサートや舞台の中止が相次いでいる。

 野田秀樹は現在、東京芸術劇場の芸術監督だが、彼が「劇場を閉鎖することは文化の終わりである」と言い、
今日から3月10日の政府指針を受けて、初日を1週間遅らせてスタートしようとしてた某芝居(有名なプロダクションです)の関係者が、
仕方がないとはいえ何か月も何年もかけて作り上げて来て、最後の舞台稽古と仕上げで凄いところまで行った、と思える作品を
一瞬で消してしまうことへの無念を書いていましたけれども。

感染防止は必要ですが、指針はどこかズレていると思わざるを得ません。
広い空間、話をすることもない聴衆が静かに座っている場所よりも、詰め込まれた満員電車や企業活動の方が安全とは思えないからです。

 確かにリスクは高いかもしれないですが、別の話。億単位の負債を抱えることになるポップス系とか、どうなるんでしょうね。

 笑っちゃいました、なのが 「フリーランス」への無理解と、社会のどれだけをそういう人たちが支えているか、どのぐらいの人口がいるかは確定申告の数字を見れば明らかだと思うのですが、皆、自嘲気味に笑うしかありませんでしたね私の周り。
 実際、2か月も演奏しない音楽家は、オーケストラに所属していてすら生活の保障はわずかで、ましてや、どんなに売れている人でも3週間も仕事をしなければ、生活に困窮します。日銭稼ぎで【ない】演奏家がどれだけいるってんだよ!
 近い過去2回の【自粛】で、多くのアーティストが仕事を失い、職替えを与儀なくされましたが、文化芸術は、どうでもいい、というのがこの国の「文化政策」のようです。コンテンツを作り、稼働させている人たちへの無理解無関心、そしてリスペクトもなにもありはしない。それが何より情けないですな。まぁ笑うしかない。

 井上道義さん(指揮者)のブログが面白いです。
 全面的に賛成するかどうかは別として、数字を挙げてらっしゃるのが興味深い。

 この事態は収束【しない】でしょう。潜伏期間の倍、発症せず数字が減っていったら収束、というような規定があります(WHOだったかな)。だから、共存とはいわないまでも、最適な態度をとりながら日常生活と経済生活その他を守っていく方策を考える必要があると思うのですが。

・・・

 ということで、ステージ関係のオシゴトが3月に入ってすでに10本以上もキャンセル。先の見えない状況になってきたため、オタ方面インナーへ向かうのは必然。
 なぜか数年ぶりにTUSTAYAのカードを復活。DVDを借り出してきました。
 改めて観てみると、『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』てめちゃくちゃ面白いやんけ。
DVDは家に一式あるはずなのですが、ぐちゃぐちゃになっており、5と7が見当たらん! なぜか1と6は2つずつある(誰か買いませんか?(笑))。5は借りてきたけど、7は借り出され中。
う~ん、、、家の中を捜索するのと、返ってくるのを待つのとどっちが早いやろ?

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